FAMLog
FileMaker Server 15.0.3 アップデータが公開
November 17, 2016
ファイルメーカー社が「FileMaker Server 15.0.3 アップデータ」を公開しています。
このアップデータは、バージョン15.0.1もしくはバージョン15.0.2のFileMaker Server 15をバージョン15.0.3に更新するものです。FileMaker Server 15.0.3には、セキュリティ更新、サードパーティ製コンポーネントの更新および不具合の修正が含まれています。セキュリティ修正の内容としては、FileMaker Server マシンの「Documents」フォルダおよびテンポラリフォルダの外部にあるファイルに対するユーザーアクセスの問題に対応したという説明となっています。
JavaについてはJava 8 Update 111に、OpenSSLについてはOpenSSL 1.0.2jに更新されます。バージョン15.0.3ではPHP 5.6がインストールされますが、OS X/macOSでPHP 5.6(5.6.24)を利用できるのはmacOS Sierraのみとなっており、OS X YosemiteもしくはOS X El Capitanを利用してPHP Web公開機能を使用している場合にはmacOS Sierraへのバージョンアップが推奨されます。なお、macOS Sierra 10.12にFileMaker Server 15.0.1をインストールしている場合は、FileMaker Serverをアンインストールしてから、アップデータソフトウェアではなくFileMaker Server 15.0.3 インストーラを使用する必要があります。
[関連]ソフトウェア アップデート: FileMaker Server 15.0.3(FileMaker ナレッジベース)、Java 8 Update 111およびJava 8 Update 112が公開(FAMLog)
(2016/11/18追記:macOS Sierra 10.12上でFileMaker Server 15.0.2からFileMaker Server 15.0.3にアップデートした場合、FileMaker Server 15.0.3に同梱のPHP 5.6を使用するには、アップデート後に展開アシスタントを使用して再設定する必要があるのでご注意ください。)