FAMLog
Ruby 2.1.0が公開
December 30, 2013
Ruby 2.1系列の安定版である「Ruby 2.1.0」が公開されています。
Ruby 2.1.0では、Ruby 2.0系列との深刻な非互換もなく、速度の向上を含めた多くの改善が行われています。言語面での変更としては、デフォルト値を指定せずにキーワード引数を利用できるようになっています。Ruby 1.8.7やRuby 1.9.2、Ruby 1.9.3からRuby 2.1.0へ移行する場合には、非互換がいくつか存在するので注意が必要です。
なお、Ruby 1.8.7とRuby 1.9.2に対するセキュリティパッチのサポートが2014年6月まで行なわれることになったことが2013年12月中旬に発表されています。
Rubyist Magazine 0045 号が公開
December 27, 2013
日本Rubyの会の有志が発行しているWeb雑誌「Rubyist Magazine」(通称「るびま」)の0045 号が公開されています。
「るびま」は、プログラミング言語Rubyに関する技術記事や活用事例、インタビュー、エッセイなどが掲載されるWeb雑誌です。
Rubyist Magazine 0045 号には、Vagrantとchef-soloを使った開発環境の構築に関する解説記事やインタビュー記事、RubyWorld Conference 2013や各所で開催された地域Ruby会議のレポートなどが掲載されています。
Ruby on Rails 3.2.16とRuby on Rails 4.0.2が公開
December 06, 2013
Ruby on Rails 3.2.16とRuby on Rails 4.0.2が公開されています。
Rails 3.2.16およびRails 4.0.2では、下記のセキュリティ脆弱性が修正されています。
・CVE-2013-6417
・CVE-2013-4491
・CVE-2013-6415
・CVE-2013-6414
・CVE-2013-6416(Rails 4.0系統のみに影響)
現在Ruby on Railsはバージョン3.2系統とバージョン4.0系統のみが保守されていることから、それ以前のバージョンを利用している場合にはバージョン3.2系統もしくはバージョン4.0系統へのアップグレードが推奨されている状況です。
Ruby 2.0.0-p353とRuby 1.9.3-p484が公開
November 26, 2013
「Ruby 2.0.0-p353」と「Ruby 1.9.3-p484」が公開されています。
Ruby 2.0.0-p353とRuby 1.9.3-p484では、浮動小数点数パースにおけるヒープオーバーフローの脆弱性(CVE-2013-4164)が修正されています。
なお、Ruby 1.8系列は既にメンテナンスが終了しており、上記の脆弱性を修正したバージョンがリリースされる予定はないとのことです。
Rubyist Magazine 0044 号が公開
October 08, 2013
日本Rubyの会の有志が発行しているWeb雑誌「Rubyist Magazine」(通称「るびま」)の0044 号が2013年9月下旬に公開されています。
「るびま」は、プログラミング言語Rubyに関する技術記事や活用事例、インタビュー、エッセイなどが掲載されるWeb雑誌です。
Rubyist Magazine 0044 号には、インタビュー記事やFluentd v11の紹介記事、各所で開催された地域Ruby会議のレポートなどが掲載されています。
Rubyist Magazine 0043 号が公開
August 01, 2013
日本Rubyの会の有志が発行しているWeb雑誌「Rubyist Magazine」(通称「るびま」)の0043 号が公開されています。
「るびま」は、プログラミング言語Rubyに関する技術記事や活用事例、インタビュー、エッセイなどが掲載されるWeb雑誌です。
Rubyist Magazine 0043 号には、Code Puzzleの紹介記事や、Rubyを用いたプログラミングコンテストであるTRICK 2013の概要と入賞作品に関する紹介記事、RubyKaigi 2013を始めとするさまざまなRuby関連イベントのレポートなどが掲載されています。
Ruby on Rails 3.2.14が公開
July 30, 2013
「Ruby on Rails 3.2.14」が公開されています。
Ruby on RailsはRubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。Rails 3.2.14では、多数の不具合修正が行われており、今回のリリースには特にセキュリティ上の修正は含まれていない模様です。
なお、現時点におけるRailsの最新バージョンは4.0です。Rails 3.2系統は次のバージョン3.2.15で不具合の修正は最後となり、その後はセキュリティに関わる修正のみ行われる予定であるとのことです。
Ruby on Rails 4.0が公開
July 08, 2013
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 4.0」が2013年6月下旬に公開されています。
バージョン4.0では、Turbolinksと呼ばれる新機能によるクライアントサイド処理の高速化や、キャッシュ機構の改良など、数多くの新機能が追加されています。Rails 4.0を実行するにはRuby 1.9.3以上が必要であり、Ruby 1.8はサポート対象外となっています。
なお、バージョン4.0系統にバージョンアップを行う際には、アップグレードガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。
Ruby 2.0.0-p247、Ruby 1.9.3-p448およびRuby 1.8.7-p374が公開
July 02, 2013
「Ruby 2.0.0-p247」、「Ruby 1.9.3-p448」および「Ruby 1.8.7-p374」が公開されています。
Ruby 2.0.0-p247、Ruby 1.9.3-p448およびRuby 1.8.7-p374では、OpenSSLクライアントにおけるホスト名検証バイパス脆弱性が修正されています。
なお、予定通りRuby 1.8.7は今後メンテナンスされなくなるため、今回公開されたRuby 1.8.7-p374がRuby 1.8系統における最後のバージョンとなります。今後はRuby 1.9.3系統もしくはRuby 2.0系統に移行することが強く推奨されます。
[関連]Ruby 1.8.7のサポート終了時期(FAMLog)
Rubyist Magazine 0042 号が公開
May 31, 2013
日本Rubyの会の有志が発行しているWeb雑誌「Rubyist Magazine」(通称「るびま」)の0042 号が公開されています。
「るびま」は、プログラミング言語Rubyに関する技術記事や活用事例、インタビュー、エッセイなどが掲載されるWeb雑誌です。
Rubyist Magazine 0042 号には、インタビュー記事やエンドツーエンドテスト自動化を進める際に便利なツールであるTurnipに関する紹介記事、Ruby 2.0.0への移行作業について紹介した記事、各所で開催された地域Ruby会議のレポートなどが掲載されています。