FAMLog
コレは使える.com
November 21, 2006
ファイルメーカー社が、朝日新聞社のasahi.comとのタイアップ企画「コレは使える.com」の第2弾を、2006年11月20日から2006年12月10日まで限定公開すると案内しています。
「コレは使える.com」では、プロの開発者や編集者、ライター、医師、学生たちが、ノウハウを駆使して手作りした、全27種類の“そのまま使える、いますぐ役立つ”各種ツールが、無料で配布されています。
各ツールは、さまざまな場面・状況にあわせてそのまま使用することができますが、FileMaker Pro 8.5を使って自分の用途にあわせて変更することも可能です。ツールについて解説した雑誌記事のPDFファイルも配布されており、この機会に是非ダウンロードしておきたいものが数多く掲載されています。
なお、期間限定で公開されている広告企画サイトであるため、ツールのダウンロード可能期間も2006年12月10日までとなっています。
インスタントWeb公開とWebビューアに関する考慮事項 (1)
November 17, 2006
Webビューアを含むFileMakerデータベースを、インスタントWeb公開機能で利用する場合には、いくつか考慮しなければならない点があります。
FileMaker Pro 8.5の新機能であるWebビューアは、インスタントWeb公開でも利用できますが、FileMaker Proをクライアントとして使用した場合と比べて、その動作が異なる場合があります。また、クライアントとして使用するWebブラウザーによっても異なる動作をする可能性があります。
例えば、インスタントWeb公開機能では、インスタントWeb公開で公開されたWebビューアの内容はサポートされません。WebビューアのURLのパスが「/fmi/iwp」である場合や「/fmi/iwp/」で始まる場合には、WebページはWebビューアで表示されません。
Get(システムプラットフォーム)関数
November 16, 2006
FileMaker Proの「Get(システムプラットフォーム)関数」は、現在のプラットフォームを示す数値を返します。
バージョン7および8では、この関数の戻り値は下記のようになります。
・「-1」:現在のプラットフォームがMac OS Xの場合
・「-2」:現在のプラットフォームがWindows 2000またはWindows XPの場合
UniversalアプリケーションとなったMac版のFileMaker Pro 8.5では、IntelベースMacで動作させた場合の戻り値は通常「1」に、PowerPCベースMacで動作させた場合は戻り値が「-1」になるように変更されています。
ただし、IntelベースMacのRosetta上でFileMaker Pro 8.5を動作させた場合には、PowerPCベースMacの場合と同様に戻り値は「-1」になります。
[関連]Get(システムプラットフォーム)関数とWindows Vista(FAMLog)
(2007/07/28追記:関連記事へのリンクを追加しました。)
インスタントWeb公開とゲストアカウントによる自動ログイン
November 14, 2006
FileMaker 8およびFileMaker 8.5のインスタントWeb公開機能において、ゲストアカウントがインスタントWeb公開拡張アクセス権を持つ唯一のアカウントである場合を除き、Webユーザーがゲストアカウントで自動的にログインすることはありません。
逆に言えば、インスタントWeb公開において、ゲストアカウントを使って自動ログインできるようにするためには、ゲストアカウントのみインスタントWeb公開拡張アクセス権が有効となるようにデータベース側で設定しておけばよい、ということになります。このように設定すると、ログインページは表示されません。
バージョン8でインスタントWeb公開機能の認証方法がフォームベース認証に変更されましたが、それだけでなく上記についてもFileMaker 7と動作が異なっているので、バージョン7からバージョンアップする際には注意が必要です。
[関連]Login-in with FM8 - FileMaker Forums
(2007/03/08追記:関連記事へのリンクを追加しました。)
第17回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
November 08, 2006
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2006年11月4日に行われた第17回のイベントレポートが追加されており、バージョン7以降のリレーションシップの特徴、および「Get(スクリプト引数)」や「Get(スクリプトの結果)」関数の活用法などについて紹介されています。
次回は、「FileMaker 8.5 Web公開活用最新情報」というテーマで、2006年12月16日(土)18:00-19:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。
(2021/01/21追記:リンク先のページがなくなっていたので、一部リンクを削除しました。)
FileMaker Pro 8.5 基礎講座 for Win/Mac
November 07, 2006
FileMaker Pro 8.5の基本操作や新機能を解説した書籍「FileMaker Pro 8.5 基礎講座 for Win/Mac」が発売されています。
この書籍は、「FileMaker Pro 8 基礎講座 for Win/Mac」のバージョン8.5対応版であり、新たにWebビューアに関する章が追加されています。
FileMaker Proの操作を通してリレーショナルデータベースの概念やデータベースの基礎を理解できるように構成され、初級者から中級者を対象とした内容となっています。
定価:2,310円(税込)
サイズ:B5変型
ページ数: 352
著者:小山 香織
出版社:オーム社
ISBN:4-274-06669-X[Amazon.co.jpで購入...]
FileMaker Pro すいすい
November 06, 2006
秀潤社からFileMaker Pro 8の初級者および中級者向け解説書「FileMaker Pro すいすい」が発売されています。
この書籍は、オールカラーで目的別にFileMaker Proによるデータベース作成のヒントと実例が解説されていて、付属CD-ROMには「サンプルファイル」および「紹介状作成システム」のデータベースが含まれています。さらに、補足としてバージョン8.5の新機能についても紹介されています。
定価:4,620円(税込)
サイズ:B5変型
ページ数: 412
著者:河上 聡
出版社:秀潤社
ISBN:4-87962-344-X[Amazon.co.jpで購入...]
FileMaker 8.5 インスタントWeb公開の新機能と改善点
November 02, 2006
FileMaker Pro 8.5、FileMaker Pro 8.5 AdvancedおよびFileMaker Server 8.0v4 AdvancedのインスタントWeb公開機能では、FileMaker Pro 8.5で追加された新機能の一部を利用できます。
FileMaker Pro 8.5の新機能の1つに「Webビューア」がありますが、バージョン8.5(FileMaker Server Advancedの場合はバージョン8.0v4)のインスタントWeb公開でもこの新機能を使用できます。
バージョン8.5で新たに追加された[Web ビューアの設定]スクリプトステップもインスタントWeb公開で利用可能となっています。ただし、このスクリプトステップオプションで使用できる[進む]処理と[戻る]処理はWeb互換ではありません。
なお、[オブジェクトへ移動]スクリプトステップもWeb互換ですが、インスタントWeb公開で利用する場合に一部動作が異なる部分があります。
[関連]FileMaker Pro 8.5の新機能:バージョン8.5で追加されたスクリプトステップ一覧(FAMLog)
FileMaker 8.5 インスタントWeb公開で利用できるWebブラウザー
October 31, 2006
FileMaker Pro 8.5、FileMaker Pro 8.5 AdvancedおよびFileMaker Server 8.0v4 AdvancedのインスタントWeb公開機能で公開されているデータベースにアクセスできるWebブラウザーとして、以下のWebブラウザーがサポートされています。
・Windowsの場合:Microsoft Internet Explorer 6.0、Firefox 1.0および1.5
・Macの場合:Safari 1.1(Mac OS X v10.2)、Safari 1.2、1.3(Mac OS X v10.3)、Safari 2.0(Mac OS X v10.4)、Firefox 1.0および1.5
バージョン8のインスタントWeb公開機能と比較すると、Firefox 1.5が新たにサポート対象に加わっています。
[関連]FileMaker 8 インスタントWeb公開で利用できるWebブラウザー(FAMLog)
FileMaker Pro 8.5の改善点:RelationInfo関数
October 30, 2006
FileMaker Pro 8.5では、RelationInfo関数が一部機能追加および改善されています。
この関数は、定義済みのリレーションシップに関する情報を取得する関数ですが、バージョン8.5では取得できる情報が増えると共に、戻り値の各行の先頭に「Source:」「Table:」「Options:」といった文字列が追加されるようになり、取得できる値の種類が分かりやすいように戻り値の書式が整理されています。
バージョン8.5でRelationInfo関数を使用すると、次のような結果が返されます。
(戻り値の書式)
Source:[データベースファイル名]
Table:[リレーションシップグラフ上のテーブル名]
Options:[設定されたリレーションシップのオプション]
[定義済みのリレーションシップの一覧(1行あたり1つ)]
(戻り値の例)
Source:人事
Table:所属
Options:Delete Create
所属::ID = 従業員::所属ID