FAMLog
FMDataAPI Ver.32が公開
October 13, 2024
Claris FileMaker Data APIをPHPで利用するためのクラスであるFMDataAPIのバージョン32が2024年10月上旬に公開されています。
新居雅行氏が開発したFMDataAPIは、MITライセンスで提供されているオープンソースソフトウェアです。FMDataAPI Ver.32では、WindowsにおいてオペレーティングシステムのCA証明書ストアを証明書の検証に用いる実験的なオプションが内部で有効化されています。
なお、FMDataAPI Ver.32では、PHP 8.0およびそれ以前がサポート対象外となっており、動作環境としてPHP 8.1以降が要求されるようになっているのでご注意ください。
fmcsadmin 2.2.0の動作環境
September 29, 2024
公開鍵認証およびリモート管理機能を備えたClaris FileMaker Server管理者向けコマンドラインツールであるfmcsadminは、Linux、macOSおよびWindowsプラットフォームで利用できます。
FileMaker Server 2024に対応したfmcsadmin 2.2.0の動作環境は、Ubuntu Server 20.04 LTS(AMD64)、Ubuntu 20.04 Desktop(AMD64)、Ubuntu Server 22.04 LTS(AMD64およびARM64)、Ubuntu 22.04 Desktop(AMD64およびARM64)、macOS Monterey 12以降(macOS Sonoma 14で動作確認済み)、Windows Server 2019、Windows Server 2022およびWindows 10 Version 22H2以降(Windows 11で動作確認済み)であり、FileMaker Server 19.6以降に対応しています。FileMaker Server 19.6は2024年12月にサポートが終了する予定となっているため、2025年以降はFileMaker Server 2023以降の対応となります。
なお、fmcsadmin 2.2.0では、Ubuntu 18.04 LTS、CentOS Linux 7、macOS Big Sur 11およびWindows 10 Version 21H1を動作保証対象外としました。同時に、バージョン19.5およびそれ以前のFileMaker Serverもサポート対象外にしました。
[関連]fmcsadmin 2.2.0を公開(FAMLog)
fmcsadmin 2.2.0を公開
September 08, 2024
Claris FileMaker Server 2024やUbuntu 22.04 LTS for ARM等に対応したfmcsadmin 2.2.0を2024年8月下旬に公開しました。
fmcsadminは、Claris FileMaker Admin APIを用いて実装されたFileMaker Server管理者向けコマンドラインツールであり、FileMaker Serverに付属する純正のfmsadminコマンドにはない公開鍵認証やリモート管理機能を備えています。fmcsadmin 2.2.0では、新規ユーザーのブロックならびに持続的なキャッシュ設定の表示および変更に対応しました。
fmcsadminはオープンソースソフトウェアとしてGitHubで公開しています。fmcsadmin 2.0系統のライセンスはApache License, Version 2.0であり、無料でご利用いただくことが可能です。
XMLPaste 1.1.0の動作環境
August 25, 2024
Claris FileMaker Proのテーブルやフィールド、スクリプト、スクリプトステップ、レイアウトオブジェクト、カスタム関数、テーマなどに関する情報をXMLテキストとして出力できるコマンドラインツールであるXMLPasteは、macOSとWindowsの両プラットフォームで利用できます。
FileMaker Pro 2024に対応したXMLPaste 1.1.0の動作環境は、macOS Monterey 12、macOS Ventura 13、macOS Sonoma 14、 Windows 10 Version 22H2およびWindows 11であり、FileMaker Pro 19.6以降に対応しています。
なお、XMLPaste 1.1.0では、macOS Catalina 10.15およびそれ以前、Windows 7やWindows 10 Version 21H2およびそれ以前、および32bit版Windowsを動作保証対象外としました。同時に、バージョン19.5およびそれ以前のFileMaker Proもサポート対象外にしました。今後、AppleおよびClarisによるサポートが終了したバージョンについては動作保証対象外とする予定です。
[関連]XMLPaste 1.1.0を公開(FAMLog)
XMLPaste 1.1.0を公開
August 11, 2024
Claris FileMaker Pro 2024に対応したXMLPaste 1.1.0を公開しました。
XMLPasteは、Claris FileMaker Proのテーブルやフィールド、スクリプト、スクリプトステップ、レイアウトオブジェクト、カスタム関数、テーマなどに関する情報をUTF-8のXMLテキストとしてペーストできるコマンドラインツールです。バージョン1.1.0では、FileMaker Pro 2024のテーマに対応し、Windows版FileMaker Pro 2024でコピーしたテーマをペーストできるようになりました。また、macOS版がIntel プロセッサとApple シリコン両対応のユニバーサルバイナリとしてビルドされるようになり、Apple Silicon搭載Macに正式対応しました。
XMLPasteはオープンソースソフトウェアとしてGitHubで公開しています。XMLPaste 1.1.0のライセンスはMITライセンスであり、無料でご利用いただくことが可能です。
2024年7月「Go Connect #1」発表資料
July 14, 2024
2024年7月12日に行われた「Go Connect #1」で発表したライトニングトークの資料を公開しました。
・ダウンロード:Claris FileMakerのクリップボードデータを出力するCLIツール(PDF形式/ファイルサイズ:約150KB)
「Introducing_XMLPaste_2024.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
ea81f8a8700c258c8b9dd3db7acf23123130db7e80090077972a59ce7e25d154
■関連リンク
・XMLPaste
Claris FileMaker Server 2024のサポート終了予定月
June 16, 2024
Claris FileMaker Server 2024は2026年6月にサポートが終了する予定となっています。
2024年6月現在、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverの最新バージョンはそれぞれClaris FileMaker 2024です。2024年6月時点においてサポートされるFileMaker製品はFileMaker 19.5、FileMaker 19.6、FileMaker 2023もしくはFileMaker 2024となっています。FileMaker 19.5は2024年6月に、FileMaker 19.6は2024年12月に、FileMaker 2023は2025年5月にサポートが終了する予定となっています。
なお、FileMaker製品のサポートポリシーは2019年末頃から変更されており、提供開始日から2年経過すると当該バージョンのサポートを終了するようになっています。
[関連]Claris のサポートポリシー(Claris ナレッジベース)、Claris FileMaker Server 2023のサポート終了予定月(FAMLog)
Claris FileMaker Cloud 2.20.1.5の提供が開始
March 25, 2024
Claris FileMaker Cloud 2.20.1.5の提供が開始されています。
FileMaker Cloudは、Claris FileMakerで個別のビジネス課題を解決するツールセットを構築・運用できる、Claris純正クラウドサービスです。FileMaker Cloud 2.20.1.5では、Admin Consoleの[バックアップ]でバックアップをダウンロードできるようになっています。Admin Consoleの [バックアップ]>[削除されたファイル]で、削除されたファイルの暗号化パスワードを復元して表示することもできます。
FileMaker Cloud 2.20は、Claris FileMaker 19.4.2、19.5、19.6.3および20のクライアントと互換性(相互運用性)があります。
[関連]FileMaker Cloud リリースノート(Claris)、Claris FileMaker 2023 動作環境(Claris ナレッジベース)
Claris FileMaker 2023(バージョン20.3.1)の新機能:HTTPS トンネリング
March 22, 2024
Claris FileMaker 2023(バージョン20.3.1)では、HTTPS トンネリングを使用してClaris FileMaker ProとClaris FileMaker Server間の通信ができるようになっています。
5003番ポートではなく標準の443番ポートを経由した通信になるため、既存のファイアウォールルールとの互換性を維持でき、別途ポートを開ける必要がなくなります。
HTTPS トンネリングはプレビュー機能として搭載されています。この機能を利用するには、Ubuntu 22.04 LTS上にインストールされたFileMaker Serverが必要です。さらに、有効なSSLサーバー証明書がFileMaker Serverにインストールされている場合にのみ機能するようになっています。
[関連]Claris FileMaker 2023(バージョン20.3)の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker 2023 (バージョン 20.3) の新機能をご覧ください。(Claris ナレッジベース)、FileMaker Pro と FileMaker Server 間で HTTPS トンネリングを使用する(Claris ナレッジベース)
Claris Road Show 2024 Osakaが7月に大阪で開催
March 05, 2024
Clarisが、2024年7月9日(火)および10日(水)に、グランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)でClaris Road Show 2024 Osakaを開催すると発表しています。
Claris Road Show 2024 Osakaは、ローコード開発ツールであるClaris FileMakerを提供するClarisが主催するカンファレンスです。ユーザー企業が導入成功事例を紹介するビジネスセッション、現場の課題を解決するカスタム Appの作成法を解説するテクニカルセッション、医療業界にフォーカスするメディカルセッション、関連会社が出展するショウケースエリアなどが予定されています。
5年ぶりにリアルの会場で開催されることにいなるClaris Road Show 2024 Osakaは、参加費無料および事前登録制のイベントであり、事前登録の申し込み受付は2024年4月上旬より開始される予定です。
[関連]FileMaker Road Show 2019が6月に大阪、福岡、東京で開催(FAMLog)