FAMLog


Get(デバイス)関数

February 23, 2017

FileMaker ProのGet(デバイス)関数は、FileMaker ProまたはFileMaker WebDirectを実行しているコンピューターもしくはモバイルデバイスの種類、または現在FileMaker Goを実行しているiOSデバイスの種類を示す数値を返します。

この関数が返す値は次の通りです。

・「0」:不明なデバイスの場合
・「1」:Macの場合
・「2」:Windowsコンピューターの場合
・「3」:iPadの場合
・「4」:iPhoneまたはiPod touchの場合
・「5」:Androidの場合

なお、Get(デバイス)関数はバージョン13以降で使用できる関数です。

[関連]FileMaker Pro 13の新機能:バージョン13で追加された関数一覧(FAMLog)

Tag: FileMaker

Get(アプリケーションアーキテクチャ)関数

February 21, 2017

FileMaker ProのGet(アプリケーションアーキテクチャ)関数は、現在のアプリケーションアーキテクチャを示す文字列を返します。

この関数が返す値は次の通りです。

・「i386」:32ビットバージョンのFileMaker Proの場合
・「x86_64」:64ビットバージョンのFileMaker Pro、FileMaker Server、FileMaker WebDirectおよびカスタムWeb公開の場合
・「arm7」:ARMv7ベースのデバイスで実行されているFileMaker Goの場合
・「arm7s」:ARMv7sベースのデバイスで実行されているFileMaker Goの場合
・「arm64」:64ビットのARMベースのデバイスで実行されているFileMaker Goの場合

なお、Get(アプリケーションアーキテクチャ)関数はバージョン14以降で使用できる関数です。

[関連]FileMaker Pro 14の新機能:バージョン14で追加された関数一覧(FAMLog)

Tag: FileMaker

Get(暗号化状態)関数

February 20, 2017

FileMaker ProのGet(暗号化状態)関数は、ファイルの暗号化状態を表す値を返します。

この関数を使用した場合、戻り値の1行目は下記のようになります。

・「0」:データベースが暗号化されていない場合
・「1」:データベースが暗号化されている場合

データベースが暗号化されている場合、戻り値の1行目は「1」を、2行目はFileMaker Pro Advancedでデータベース暗号化を有効にする際に設定した「共有 ID」を返します。なお、Get(暗号化状態)関数はバージョン13以降で使用できる関数です。

[関連]FileMaker Pro 13の新機能:バージョン13で追加された関数一覧(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 15の新機能:起動センターにおけるホストの検索

February 15, 2017

FileMaker Pro 15では、起動センターの[ホスト]タブ内でホストの一覧の上にある検索ボックスを使用してホストを検索できるようになっています。

起動センターは、FileMakerソリューションを操作するための統合されたクロスプラットフォームのインターフェースで、FileMaker Pro 14でクイックスタート画面の代わりに導入されたものです。

なお、バージョン15では、お気に入りファイルのみを表示する、起動センター上部にあった☆マークのボタンは取り除かれています。

[関連]FileMaker Pro 14の新機能:起動センター(FAMLog)

Tag: FileMaker

ファイルメーカープロ それはどうやるの?

February 14, 2017

サンタクロース・プレス合同会社からFileMaker製品に関する解説書「ファイルメーカープロ それはどうやるの?」が2017年1月下旬に発売されています。

この書籍では、現場で使われている実践的なスクリプト、顧客管理・経費管理・納品請求書管理の実践的データベースのポイントなどが解説されています。

Microsoft Excelの操作がある程度できる水準を対象として解説が始められており、著者によるとExcelに限界を感じている方に手に取っていただきたいとのことです。

定価:3,000円(税別)
ページ数: 288
著者:蝦名 信英
監修:西門 泰洋
出版社:サンタクロース・プレスLLC
ISBN:978-4-9908804-1-5[Amazon.co.jpで購入...

Tag: FileMaker

FileMaker Server 15の新機能:パスワードで保護されたデータベースのみをホスト

February 13, 2017

FileMaker Server 15では、[パスワードで保護されたデータベースのみをホスト]設定が新たに設けられ、ファイルをアップロードする前にファイルのアカウントとパスワードなどのセキュリティ設定が必要になっています。

[パスワードで保護されたデータベースのみをホスト]設定は最初から有効となっているため、FileMaker Server 15で完全アクセス権のパスワードの入力をユーザーに求めないデータベースを開こうとすると、エラーメッセージがEvent.logに書き込まれ、データベースは開かないようになっているので注意が必要です。

上記の設定が有効である場合、FileMaker Pro 15では、完全アクセス権セットを使用するゲストアカウント、パスワードが空白である完全アクセスアカウント、または[ファイルオプション]ダイアログボックスの[次のアカウントを使用してログイン]オプションを使用してパスワードがデータベースに保存された完全アクセスアカウントを含むデータベースのアップロードは許可されません。

[関連]FileMaker Server 15 にファイルをアップロードする前に必要な設定(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 15とFileMaker Server 15の新機能:ESS アダプタ

February 09, 2017

FileMaker 15では、ESS アダプタを使用することで接続できる外部SQLデータソースがさらに増え、PostgreSQLおよびIBM DB2にも接続できるようになっています。

バージョン15では以下のSQLデータベースへの接続がサポートされています。

・Microsoft SQL Server 2008 R2
・Microsoft SQL Server 2012
・Microsoft SQL Server 2012 SP1
・MySQL 5.6 Community Edition
・Oracle 11g R2
・Oracle 12c R1
・PostgreSQL 9.4.4(Actual Technologies製アダプタ経由)
・IBM i 7.1 (AS/400)(Actual Technologies製アダプタ経由)
・IBM DB2 10.5(Actual Technologies製アダプタ経由)

ESSでPostgreSQLおよびIBM DB2に接続する際には、有料のActual ESS Adapterが必要になります。

[関連]外部 SQL データソースに対してサポートされている ODBC ドライバ(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 15の新機能:スクリプトワークスペースのマルチアンドゥ・リドゥ機能

February 08, 2017

FileMaker Pro 15では、スクリプトワークスペースにおいて元に戻す/やり直す機能がサポートされるようになっています。この機能により、スクリプトを保存または実行した後でも変更を元に戻したり、やり直すことができます。

スクリプトワークスペースはFileMaker 14で導入されたものですが、スクリプトワークスペースにおける元に戻す/やり直す機能はスクリプトワークスペースのスクリプト編集エリアとスクリプト編集ダイアログでサポートされています。左側のスクリプト名エリアで行われた操作やタブの順序変更、スクリプトステップパネルで行われた操作については、元に戻す操作はサポートされません。

なお、バージョン15では、スクリプトワークスペースだけでなく[計算式の指定]ダイアログボックスでも操作を元に戻すことができるようになっています。

[関連]スクリプトワークスペースでの元に戻す/やり直すのサポート(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Pro 14の新機能:スクリプトワークスペース(FAMLog)

Tag: FileMaker

ファイルメーカー社が「FileMaker カスタム App 利用状況調査 2017」を発表

February 06, 2017

ファイルメーカー社が、FileMakerプラットフォームを導入しているユーザー企業に対して行った実態調査の報告書「FileMaker カスタム App 利用状況調査 2017」を2017年1月下旬に発表しています。

この報告書は、カスタム Appを作成することで直面しているビジネス課題を解決し、仕事に対する満足感を高めているシチズンデベロッパー(一般人開発者)の実態を調査した結果をまとめたものです。北米、日本、および欧州において、FileMakerユーザーのシチズンデベロッパー数百名を対象とした調査に基づいています。

調査結果によると、82%のユーザーがカスタム Appの活用で非効率的なタスクの軽減を実感しているとのことです。

[関連]ファイルメーカー社が「カスタム App 利用状況調査 2016」を発表(FAMLog)

Tag: FileMaker

fmsadminコマンドで最長呼び出しの使用状況ログに関する設定を変更する

February 03, 2017

FileMaker Server 15では、最長呼び出しの使用状況を記録できるオプション設定が新たに用意されましたが、その設定はAdmin Consoleだけでなくfmsadminコマンドでも変更できます。

[使用例]
fmsadmin enable topcallstats
fmsadmin disable topcallstats

fmsadminコマンドで最長呼び出しの使用状況ログを有効化する場合は「fmsadmin enable topcallstats」、最長呼び出しの使用状況ログを無効化する場合は「fmsadmin disable topcallstats」です。

最長呼び出しの使用状況ログは、「FileMaker Server/Logs/」フォルダのTopCallStats.logファイルに記録されます。TopCallStats.logファイルのサイズが、[データベースサーバー]>[ログ]タブで指定したログサイズに達すると、このファイルの名前がTopCallStats-old.logに変更され、新しいTopCallStats.logファイルが作成されるようになっています。

[関連]FileMaker Server 15の新機能:最長呼び出しの使用状況ログ(FAMLog)

Tag: FileMaker

このページの上へ