FAMLog
Macに搭載されているCPUのアーキテクチャを確認する方法
February 08, 2021
Macに搭載されているCPUのアーキテクチャに関する情報をコマンドラインインターフェース(CLI)で確認する方法の1つにunameコマンドを使用する方法があります。
unameコマンドの-mオプションを使用することで、Appleシリコンが搭載されているかどうかを確認できます。例えば、2020年に発売されたApple M1チップ搭載MacBook Airでは、unameコマンドの実行結果は次のように表示されます。
% uname -m
arm64
なお、Appleシリコンを搭載したMacではClaris FileMaker Pro 19.2.1はRosetta 2上で動作し、Get(アプリケーションアーキテクチャ)関数は「arm64」ではなく「x86_64」を返します。
(2023/08/08追記:「Apple M1チップ」を「Appleシリコン」に変更・更新しました。)
Cyberduck 7.8.2が公開
January 29, 2021
各種クラウドストレージやファイルサーバーに接続できるクライアントソフトウェアであるCyberduck 7.8.2が公開されています。
CyberduckはSFTPクライアントソフトウェアとしても利用することができますが、Cyberduck 7.8.2ではmacOS Big Surで起動するとmacOS Big Sur向けに最適化されたアプリケーションアイコンが表示されるようになっています。
CyberduckのライセンスはGPLであり、macOS版についてはOS X Mavericks v10.9以降、Windows版についてはWindows 7以降で動作します。
Cyberduck 7.6が公開
September 14, 2020
各種クラウドストレージやファイルサーバーに接続できるクライアントソフトウェアであるCyberduck 7.6が公開されています。
CyberduckはSFTPクライアントソフトウェアとしても利用することができますが、Cyberduck 7.6ではSFTPにおいてAES-GCM(aes128-gcm@openssh.com、aes256-gcm@openssh.com)がサポートされています。また、クラウドストレージの接続先としてFiles.comが新たにサポートされるようになっています。
CyberduckのライセンスはGPLであり、macOS版についてはOS X Mountain Lion v10.8以降、Windows版についてはWindows 7以降で動作します。
Cyberduck 7.5が公開
August 17, 2020
オープンソースのファイルサーバーおよびクラウドストレージ接続クライアントソフトウェアであるCyberduck 7.5が2020年8月中旬に公開されています。
CyberduckはFTPSクライアントソフトウェアとしても利用することができますが、Cyberduck 7.5ではFTPSにおいてSNI(Server Name Indication)がサポートされています。また、macOS版ではmacOS Big Surとの互換性が改善されています。
CyberduckのライセンスはGPLであり、macOS版についてはOS X Mountain Lion v10.8以降、Windows版についてはWindows 7以降で動作します。
Cyberduck 7.3が公開
April 15, 2020
オープンソースのファイルサーバーおよびクラウドストレージ接続クライアントソフトウェアであるCyberduck 7.3が2020年3月下旬に公開されています。
CyberduckはSFTPクライアントソフトウェアとしても利用することができますが、Cyberduck 7.3ではTLS 1.3およびCryptomatorにおいてVault format 7がサポートされています。また、macOS版ではブックマークでラベル機能が導入されています。
CyberduckのライセンスはGPLであり、macOS版についてはOS X Mountain Lion v10.8以降、Windows版についてはWindows 7以降で動作します。
macOS Catalinaでは32ビットアプリケーションは動作不可
October 29, 2019
macOS Catalinaでは、32ビット版のアプリケーションはmacOSとの互換性がなくなっています。
macOS Catalina 10.15では32ビット版のアプリケーションは動作せず、macOS Mojave 10.14が32ビット版のアプリケーションに対応する最後のバージョンのmacOSとなります。FileMaker ProおよびFileMaker Pro Advancedはバージョン14で64ビットに対応し、バージョン13以前のFileMaker ProおよびFileMaker Pro Advancedは32ビットアプリケーションとなっています。
なお、FileMaker 17以前のバージョンはmacOS Catalina 10.15との互換性はありません。macOS CatalinaでFileMaker製品を利用する際には、FileMaker 18 プラットフォームに移行する必要が出てきます。
[関連]32 ビット App と macOS High Sierra 10.13.4 以降の互換性(Apple)、FileMaker 製品と macOS Catalina 10.15 との互換性(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Pro / FileMaker Pro Advanced と 64 ビットオペレーティングシステム(FileMaker ナレッジベース)
Cyberduck 7が公開
June 12, 2019
オープンソースのファイルサーバーおよびクラウドストレージ接続クライアントソフトウェア「Cyberduck 7」が2019年6月上旬に公開されています。
CyberduckはSFTPクライアントソフトウェアとしても利用することができますが、Cyberduck 7ではマルチセグメントダウンロード機能が導入されており、ダウンロード速度の高速化が図られています。
CyberduckのライセンスはGPLであり、macOS版についてはOS X Lion v10.7以降、Windows版についてはWindows 7以降で動作します。
macOS Catalinaが2019年秋に登場予定
June 05, 2019
Appleが、macOS Mojaveの後継バージョンとなるmacOS Catalinaを今秋提供する予定であると発表しています。
macOS Catalinaでは、iTunesが3つのアプリケーション、Apple Music、Apple Podcasts、Apple TVアプリケーションに置き換わることになります。新機能の「Sidecar(サイドカー)」により、ユーザーはiPadを2台目のディスプレイまたは高精度の入力デバイスとして使用し、Macのデスクトップを拡張することもできます。また、アクセシビリティやセキュリティの改善を含む、数多くの機能追加や改良も予定されています。
macOS Catalinaは今秋、各Macモデル(Mid 2012以降)とMac Pro(2013以降)に対して、無料のソフトウェアアップデートとして提供される予定です。なお、macOS Catalinaと同時にiOS 13、iPadOS、watchOS 6およびtvOS 13も発表されており、それぞれ今秋正式に提供が開始される予定となっています。
macOS Server 5.7.1の変更点
October 10, 2018
macOS Server 5.7.1を使うにはmacOS Mojave 10.14が必要であり、macOS Mojave 10.14にアップデートした後でApp StoreからmacOS Server 5.7.1を購入および入手できます。
macOS Server 5.7.1では、カレンダーサーバー、連絡先サーバー、メールサーバー、DNS、DHCP、VPNサーバー、Web サイトなど、オープンソースサービスのmacOS Serverでの提供が停止されています。
Open Directory、プロファイルマネージャおよびXsanはmacOS Server 5.7.1に組み込まれていて、今後も開発とサポートが続けられていく予定であるとのことです。なお、キャッシュサーバーとファイル共有サーバー、Time Machineサーバーのサービスは、macOS High Sierra以降で利用できるようになっています。
[関連]macOS Serverで今後廃止される予定のサービス一覧(FAMLog)、macOS Server 5.6の変更点(FAMLog)、macOS Server 5.7.1 の変更点に備える(Apple サポート)
Cyberduck 6.8が公開
October 02, 2018
オープンソースのファイルサーバーおよびクラウドストレージ接続クライアントソフトウェア「Cyberduck 6.8」が2018年9月下旬に公開されています。
CyberduckはSFTPクライアントソフトウェアとしても利用することができますが、Cyberduck 6.8では先月提供が開始されたmacOS Mojave 10.14の新機能であるダークモードに対応しています。
CyberduckのライセンスはGPLであり、Mac版についてはOS X Lion v10.7以降、Windows版についてはWindows Vista以降で動作します。