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Rubyist Magazine 0026号が公開
July 01, 2009
日本Rubyの会の有志が発行しているWeb雑誌「Rubyist Magazine」(通称「るびま」)の0026号が公開されています。
「るびま」は、プログラミング言語Rubyに関する技術記事や活用事例、インタビュー、エッセイなどが掲載されるWeb雑誌です。
Rubyist Magazine 0026号は地域 Ruby 会議特集号となっていて、各地のRegionalRubyKaigiのレポートが掲載されています。
Ruby 1.8.6-p369 & Ruby 1.8.7-p174
June 19, 2009
Ruby 1.8.6-p369およびRuby 1.8.7-p174が公開されています。
Ruby 1.8.6-p369およびRuby 1.8.7-p174では、Ruby標準ライブラリの1つであるBigDecimalのDoS脆弱性が修正されています。
なお、当初公開されていたRuby 1.8.7-p173には問題が見つかったため、問題が修正されたRuby 1.8.7-p174が公開されていますが、Ruby 1.8.6-p369にはこの問題はないとのことです。
Ruby 1.9.1-p129
May 12, 2009
「Ruby 1.9.1-p129」が公開されています。
Ruby 1.9.1-p129は、最新安定版と位置づけられているRuby 1.9.1の保守リリースです。2点の脆弱性修正が含まれているため、Ruby 1.9.1をすでに利用している場合にはアップグレードが推奨されています。
なお、Ruby 1.8で動いていたプログラムやライブラリがRuby 1.9.1でそのままでは動かない場合があるので、現在Ruby 1.8系統を利用している場合には互換性を検証してから移行する必要があります。
Ruby 1.8.7-p160
April 17, 2009
「Ruby 1.8.7-p160」が公開されています。
Ruby 1.8.7-p160は、安定版であるRuby 1.8.7の保守リリースです。Ruby 1.8.6-p368のRuby 1.8.7系列版に相当するもので、多数の不具合が修正されています。
変更点の履歴によると、Ruby 1.8.6-p368と同様、CVE-2007-1558およびCVE-2008-1447に対する問題回避修正も盛り込まれているようです。
Ruby 1.8.6-p368
April 06, 2009
「Ruby 1.8.6-p368」が公開されています。
Ruby 1.8.6-p368は、安定版であるRuby 1.8.6の保守リリースです。バージョン1.8.6-p368ではセグメンテーション違反を含む多数の不具合の修正が行われています。CVE-2007-1558およびCVE-2008-1447に対する問題回避修正も盛り込まれています。
なお、今回はバージョン1.8.7系列については同時に配布が行われていませんが、近日中にRuby 1.8.7の保守リリースが公開される予定であるようです。
Ruby on Rails 2.3
March 18, 2009
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 2.3」が公開されています。
バージョン2.3では、新たにRackに対応し、Railsアプリケーションの雛形を作成するテンプレート機能やエンジン部分が見直された他、複雑なフォームを簡単に扱う機能が導入されるなどといった機能追加が行われています。
なお、Passengerを利用してRuby on Rails 2.3を運用する場合には、Passenger 2.1.2にアップグレードする必要があるとのことです。
Rubyist Magazine 0025号が公開
February 09, 2009
日本Rubyの会の有志が発行しているWeb雑誌「Rubyist Magazine」(通称「るびま」)の0025号が公開されています。
Rubyist Magazine 0025号には、Ruby 1.9.1の歩き方、Ruby 1.9から導入されたRuby M17N(Multilingualization)やRegionalRubyKaigiのレポートなどが掲載されています。
なお、Ruby M17Nでは、多くの言語・システムで採用されているUnicode正規化方式でなく、CSI方式が採用され、独自のエンコーディング変換エンジンが搭載されています。Ruby M17Nに関する記事は、Ruby 1.9系列へ移行する前に必ず読んでおきたい記事と言えます。
Ruby 1.9.1
February 02, 2009
Ruby 1.9系統初の安定版である「Ruby 1.9.1」が公開されています。
Ruby 1.9はRubyの新しい系統です。2003年以来利用されているRuby 1.8系統から数多くの改良が加えられていますが、Ruby 1.8で動いていたプログラムやライブラリが1.9で動かない場合があります。その場合には、Ruby 1.9へ対応させるように各プログラムを修正したり、各ライブラリのRuby 1.9対応を待つ必要があるので、互換性を重視する場合には現時点ではRuby 1.8.7を利用するのが無難でしょう。
なお、Ruby 1.8系統の保守もしばらくは継続される予定となっています。
Ruby on Rails 2.2
November 26, 2008
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 2.2」が公開されています。
バージョン2.2では、標準で国際化対応の機構が用意され、Ruby 1.9およびJRubyとの互換性が向上しています。さらに、Railsがスレッドセーフで動作するようになり、HTTPヘッダーのETagおよびLast-Modifiedヘッダーがサポートされるなど、数多くの機能の追加や改良が行われています。
なお、Ruby on Railsは、先月バージョン2.0.5とバージョン2.1.2が公開されていて、共にセキュリティ脆弱性の修正が行われています。
Rubyist Magazine 0024号が公開
October 03, 2008
日本Rubyの会の有志が発行しているWeb雑誌「Rubyist Magazine」(通称「るびま」)の0024号が公開されています。
「るびま」は、プログラミング言語Rubyに関する技術記事や活用事例、インタビュー、エッセイなどが掲載されるWeb雑誌です。
4周年を迎えたRubyist Magazine 0024号には、東京 Ruby 会議 01のレポートやテンプレートシステムに関する記事などが掲載されています。