FAMLog


FileMaker Pro 16の新機能:値一覧のコピー&ペースト

January 15, 2018

FileMaker Pro 16では、[値一覧の管理]ダイアログボックスにおいて、FileMaker Proの値一覧をコピーして貼り付ける(ペーストする)ことができるようになっています。

値一覧は、データ入力の簡易化、入力値の制限、またはソート順のために使用できる、あらかじめ定義されたデータの集まりです。コピーした値一覧は、現在のファイルに限らず、他のFileMaker Proファイルにもペーストが可能で、再利用が容易になっています。

なお、[値一覧の管理]ダイアログボックスを表示するには、[ファイル]メニューの[管理]>[値一覧...]を選択します。

Tag: FileMaker

Apache HTTP Server 2.2系列の公式サポートが終了

January 12, 2018

Apache HTTP Serverのバージョン2.2系列は2017年12月に公式サポートが終了しました。

バージョン2.2系統のメンテナンスリリースが提供されるのは2017年6月まで、セキュリティ修正の提供は2017年12月までとなっていました。Apache HTTP Server 2.2系列に対するセキュリティ修正は公式には提供されなくなるため、今後はApache HTTP Server 2.4系統へのアップグレードが推奨されます。

なお、現時点におけるApache HTTP Serverの最新安定版は、2017年10月に公開されたApache HTTP Server 2.4.29です。

[関連]Apache HTTP Server 2.4.27とApache HTTP Server 2.2.34が公開(FAMLog)、Apache HTTP Server 2.4.29が公開(FAMLog)

Tag: Apache

APPLE-SA-2018-1-8-3 Safari 11.0.2

January 11, 2018

AppleからSpectre脆弱性(CVE-2017-5753およびCVE-2017-5715)の影響緩和策が含まれているmacOS SierraおよびOS X El Capitan用のSafari 11.0.2が配布されています。

Spectre脆弱性の影響緩和策が含まれているSafariに更新すると、macOS Sierra 10.12.6用のSafariはバージョン11.0.2 (12604.4.7.1.6)に、OS X El Capitan 10.11.6用のSafariはバージョン11.0.2 (11604.4.7.1.6)に更新されます。

なお、SpectreだけでなくMeltdownという名称の脆弱性(CVE-2017-5754)も今月上旬に公表されましたが、2018年1月11日現在、macOSではmacOS High Sierra 10.13.2にMeltdownの影響緩和策が含まれていますが、macOS Sierra以前向けのmacOSにはMeltdownの影響緩和策はリリースされていない状況です。

[関連]About speculative execution vulnerabilities in ARM-based and Intel CPUs(Apple)、APPLE-SA-2017-12-13-5 Safari 11.0.2(FAMLog)、APPLE-SA-2018-1-8-2 macOS High Sierra 10.13.2 Supplemental Update(FAMLog)

Tag: Security

APPLE-SA-2018-1-8-2 macOS High Sierra 10.13.2 Supplemental Update

January 10, 2018

AppleからmacOS High Sierra 10.13.2 追加アップデートが公開されています。

macOS High Sierra 10.13.2 追加アップデートにはセキュリティアップデートが含まれ、SafariとWebKitにおけるSpectre脆弱性(CVE-2017-5753およびCVE-2017-5715)の影響緩和策が含まれています。

なお、SpectreだけでなくMeltdownという名称の脆弱性(CVE-2017-5754)も最近公表されましたが、AppleはiOS 11.2、macOS 10.13.2およびtvOS 11.2にMeltdownの影響緩和策を含めていたと発表しており、Apple WatchについてはMeltdownとSpectreのどちらの影響も受けないとのことです。

[関連]ARM ベースおよび Intel CPU の投機的実行の脆弱性について(Apple)、APPLE-SA-2017-12-6-1 macOS High Sierra 10.13.2(FAMLog)、APPLE-SA-2018-1-8-1 iOS 11.2.2(FAMLog)

Tag: Security

APPLE-SA-2018-1-8-1 iOS 11.2.2

January 09, 2018

iOSデバイス向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 11.2.2の提供が開始されています。

iOS 11.2.2にはセキュリティアップデートが含まれ、SafariとWebKitにおけるSpectre脆弱性(CVE-2017-5753およびCVE-2017-5715)の影響緩和策が含まれています。

なお、SpectreだけでなくMeltdownという名称の脆弱性(CVE-2017-5754)も最近公表されましたが、AppleはiOS 11.2、macOS 10.13.2およびtvOS 11.2にMeltdownの影響緩和策を含めていたと発表しており、Apple WatchについてはMeltdownとSpectreのどちらの影響も受けないとのことです。

[関連]ARM ベースおよび Intel CPU の投機的実行の脆弱性について(Apple)、APPLE-SA-2017-12-6-1 macOS High Sierra 10.13.2(FAMLog)、APPLE-SA-2017-12-6-2 iOS 11.2(FAMLog)

Tag: Security

PHP 5.6.33、PHP 7.0.27、PHP 7.1.13およびPHP 7.2.1が公開

January 05, 2018

PHP 5.6.33PHP 7.0.27PHP 7.1.13およびPHP 7.2.1が公開されています。

PHP 5.6.33、PHP 7.0.27、PHP 7.1.13およびPHP 7.2.1ではそれぞれセキュリティ脆弱性が修正されています。下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 7.2に移行する場合には事前に移行ガイドを参照してからアップグレードを行う必要があります。

なお、PHP 5.6は2018年12月31日まで、PHP 7.0は2018年12月3日まで、PHP 7.1は2019年12月1日まで、PHP 7.2は2020年11月30日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。

Tag: Apache

FileMaker Cloud 1.16.0の新機能:OAuth 2.0のサポート

January 04, 2018

2017年10月に発表されたFileMaker Cloud 1.16ではOAuth 2.0が新たにサポートされています。

FileMaker Cloud 1.16では、FileMaker Server 16と同様に、AmazonやGoogle、Microsoft Azureのアカウント認証情報を使用してFileMakerベースのカスタムAppにログインできるようになっています。

なお、Amazonをアイデンティティプロバイダとして使用する場合、[Client Authentication]のページでAmazon認証を無効にすると、管理者のAmazon認証も無効になり、FileMaker Cloudのサインインページに[Login with Amazon]ボタンが表示されなくなるので注意が必要です。

[関連]FileMaker Server 16の新機能:OAuth 2.0のサポート(FAMLog)

Tag: FileMaker

第38回カスタムWeb勉強会開催のお知らせ

December 30, 2017

2018年2月17日(土)午前10時より「第38回カスタムWeb勉強会」を開催します。

カスタムWeb勉強会は、参加者によるライトニングトークや質問、そして発表・質問内容に関するディスカッションの構成で進めている出席者全員参加型の勉強会です。

FileMaker ServerのカスタムWeb公開、FileMaker API for PHP、FileMaker Data API、FX.php、INTER-Mediator、FMCakeMix、JavaScriptやCSS等に興味・関心のある方のご参加をお待ちしています。詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。

http://www.famlog.jp/cwpstudy/38

Tag: FileMaker

FileMaker Go 16の新機能:署名キャプチャの機能強化

December 29, 2017

FileMaker Go 16では、署名キャプチャの機能が強化され、フルスクリーンに加え、署名キャプチャ画面をオーバーレイまたはレイアウトに埋め込む形で表示できます。これにより、ユーザーは何に署名しているかを同じ画面上で確認できます。

バージョン16では[デバイスから挿入]スクリプトステップが強化され、署名オプションとして「フルスクリーン」、「オーバーレイ」および「埋め込み」という3つの表示オプションを指定できるようになっています。[フルスクリーン]オプションはFileMaker Go 15以前と同じで、[フルスクリーン]を選択すると署名キャプチャ画面がフルスクリーンで表示されます。

[オーバーレイ]を選択するとモーダルな署名キャプチャ画面がドキュメントの前面に表示されます。[埋め込み]を選択すると、フィールドが小さ過ぎない場合はモーダルな署名キャプチャ画面がオブジェクトフィールドに表示され、フィールドが小さ過ぎる場合は[オーバーレイ]に置き換わります。

[関連]FileMaker Go 16 - インライン署名キャプチャ(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Go 14の新機能:署名キャプチャの機能強化(FAMLog)

Tag: FileMaker

LibreSSL 2.6.4が公開

December 28, 2017

LibreSSL 2.6.4が2017年12月中旬に公開されています。

LibreSSL 2.6.4では不具合の修正が行われています。LibreSSLは、OpenSSLからフォークしたものであり、OpenBSDの標準TLSライブラリとして採用されています。

現時点でのLibreSSLの最新安定バージョンはバージョン2.6.4であり、LibreSSLはバージョン2.7系統の開発が今後進められる予定となっています。

Tag: Security

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