FAMLog
FileMaker Go 11の販売終了予定日
April 04, 2013
ファイルメーカー社が、2013年9月30日をもってFileMaker Go 11 for iPadとFileMaker Go 11 for iPhoneの販売を終了すると発表しています。
FileMaker Go 11(旧名称:FileMaker Go 1.2)は、iTunes App Storeで販売されており、現在iPad版の価格は3,450円、iPhone版の価格は1,700円となっています。FileMaker Go 11を2013年9月30日までに購入していればiTunes App Storeからダウンロードすることは可能ですが、それ以降はFileMaker Go 11を新しいデバイスのために購入できなくなるとのことです。
FileMaker Go 11は、ファイルの拡張子が「.fp7」であるFileMakerデータベースファイルしか開くことができず、FileMaker Pro 12で作成されたデータベースファイルと互換性がありません。FileMaker Go 12については引き続きiTunes App Storeから無料でダウンロードできるので、今後はバージョン12へのバージョンアップを検討しなければならないケースも出てくることでしょう。
[関連]FileMaker 12 製品ラインではファイル形式が変更(FAMLog)
FileMaker Server 12.0v4で管理サーバーとWeb公開エンジンがJava 7に対応
April 03, 2013
ファイルメーカー社が「FileMaker Server 12.0v4」のインストーラを公開しています。
このソフトウェアは、FileMaker Server 12またはFileMaker Server 12 Advancedのバージョン12.0v4(12.0.4.405)をインストールするものです。バージョン12.0v4では、Java 7がインストールされ、管理サーバー(Admin Consoleサーバー)とカスタムWeb公開エンジンで使用するTomcatがJava 7に対応しています。アップデータは用意されておらず、バージョン12.0v3以前からのアップデートにあたりFileMaker Serverのアンインストールが必要になるのでその点は要注意です。
なお、Java 7はMac OS X Snow Leopardでサポートされていないため、FileMaker Server 12.0v4をMac OS X Snow Leopardにインストールすることができません。さらに、Mac OS X Snow Leopardの環境からAdmin Consoleを使用して日本語ファイル名のデータベースをアップロードできなくなる問題があるとのことです。
[関連]FileMaker Server 12の動作環境として今後推奨されないOSの一覧(FAMLog)、Java 7 for Mac OS X: [データベースアップロードアシスタント]で、全角文字を含むファイルを選択できない(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker Server 12の新機能:64ビット対応
April 02, 2013
FileMaker Server 12では、データベースサーバーとWeb公開エンジンが64ビットに対応し、活用できるメモリーが増加しています。
Admin Consoleにおいて[データベースサーバー]ペインの[データベース]タブで、より大きなデータベースキャッシュサイズを指定して、64ビットシステムのパフォーマンスを改善することが可能です。
特に、大容量のファイルや多数のクライアント接続がある場合に、データベースキャッシュ用に予約するRAMを増やすと、適切に設計されたデータベースの全体的なパフォーマンスを向上させることができます。
[関連]FileMaker Server 12の動作環境として今後推奨されないOSの一覧(FAMLog)
FileMaker Server 12によって使用されるポート
April 01, 2013
FileMaker Server 12およびFileMaker Server 12 Advancedでは、データ通信のために次に挙げるポートを使用します。
・ポート番号5003:FileMakerネットワーク共有
・ポート番号80:Webサーバー(HTTP)
・ポート番号443:Webサーバー(HTTPS)
・ポート番号16000:FileMaker Server Admin Console 開始ページおよびオブジェクトフィールドのプログレッシブダウンロード
・ポート番号16001:FileMaker Server Admin Console
・ポート番号2399:ODBC/JDBCデータソース
上記以外にWeb公開エンジンやFileMaker Server Helper等が内部的に使用するポートが存在します。なお、ポート番号16000についてはFileMaker Server Admin Consoleだけでなく、オブジェクトフィールドのプログレッシブダウンロードでも使用されるので注意が必要です。
[関連]第86回「FileMaker Fun Night!」発表資料(FAMLog)
FileMaker Serverで今後廃止されるAPI、技術または機能
March 29, 2013
ファイルメーカー社が、2013年2月にFileMaker Serverで今後廃止されるAPI、技術または機能についてFileMaker ナレッジベースで案内しており、その内容を更新しています。
FileMaker Serverで今後廃止されるAPI、技術または機能の一覧は下記の通りです。
・Excel 2007より前の形式のエクスポートとインポート(Mac OS X Lion以降では、FileMaker ServerはExcel 2003のエクスポートとインポートをサポートしていません。)
・カスタムWeb公開 with XSLT
上記の内容はFileMaker Server 11.0v4が登場したときに今後廃止予定である旨が言及されていましたが、今回は今後廃止されるという表現に変更されています。なお、XSLTによるカスタムWeb公開機能は、FileMaker Server 12ですでに廃止されています。
[関連]OS X LionでサポートされないFileMaker Pro 11の機能(FAMLog)、FileMaker Server 12ではXSLTによるカスタムWeb公開機能は利用不可(FAMLog)
OpenSSH 6.2が公開
March 28, 2013
SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 6.2」が公開されています。
OpenSSH 6.2では、AES-GCM、encrypt-then-mac (EtM) MACモード、UMAC-128 MAC、複数の認証を要求する機能などが追加されています。
機能追加だけでなく不具合の修正も行われていますが、セキュリティに関連する修正は特に含まれていない模様です。
[参考]OpenSSH 6.2 リリース(OpenSSH情報)
Ruby on Rails 3.2.13、Ruby on Rails 3.1.12およびRuby on Rails 2.3.18が公開
March 27, 2013
Ruby on Rails 3.2.13、Ruby on Rails 3.1.12およびRuby on Rails 2.3.18が2013年3月中旬に公開されています。
Rails 3.2.13、Rails 3.1.12およびRails 2.3.18では、下記4点のセキュリティ脆弱性が修正されています。
・CVE-2013-1854 Symbol DoS vulnerability in Active Record
・CVE-2013-1855 XSS vulnerability in sanitize_css in Action Pack
・CVE-2013-1856 XML Parsing Vulnerability affecting JRuby users
・CVE-2013-1857 XSS Vulnerability in the sanitize helper of Ruby on Rails
すべてのバージョンに影響のあるものですが、メンテナンスポリシーにより上記3系統のバージョンのみリリースされています。
(2013/12/16追記:「Ruby on Rails 3.1.12およびがRuby on Rails 2.3.18」を「Ruby on Rails 3.1.12およびRuby on Rails 2.3.18」に修正しました。)
FileMaker関連ソリューションを紹介する「Made for FileMaker」が刷新
March 26, 2013
ファイルメーカー社が、FileMakerデータベースのソリューションやリソースをオンライン上で公開している「Made for FileMaker」のサイトをリニューアルしたと2013年3月21日に発表しています。
Made for FileMakerでは、FileMaker Business Allianceのメンバーによって提供された、iPadやiPhone向けのソリューションを含むあらゆる業界向けのソリューションを見つけることができます。
その他にも、プラグインや開発ツール、バーコードリーダーやスキャナー、関連書籍およびビデオに関するページも掲載されています。
APPLE-SA-2013-03-19-1 iOS 6.1.3
March 25, 2013
iOS 6.1.3 ソフトウェア・アップデートの提供が開始されています。
iOS 6.1.3では日本のマップが改善されています。このアップデートにはセキュリティに関わる修正も含まれており、パスコードロックを迂回できる問題やWebKitの脆弱性などが修正されています。
iOS 6.1.3 ソフトウェア・アップデートを適用できる対象機種は、iPhone 3GS以降のiPhone、第2世代以降のiPad、第4世代以降のiPod touchおよびiPad miniです。
APPLE-SA-2013-03-14-2 Safari 6.0.3
March 22, 2013
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「Safari 6.0.3」が配布されています。
Safari 6.0.3では多数の脆弱性が修正されています。Safari 6.0.3は、OS X Mountain Lion v10.8.3に同梱されている他、OS X Mountain Lion v10.8.2、OS X Lion v10.7.5およびOS X Lion Server v10.7.5でも利用可能です。
なお、Mac OS X Snow Leopard用のSecurity Update 2013-001にはSafari 5.1.8が同梱されており、Mac OS X Snow Leopardでは10ヶ月ぶりにSafariが更新されていますが、修正内容の詳細については不明のままとなっています。
[関連]Apple、Snow Leopard向けのSafari更新版を10カ月ぶりに提供(ITmedia エンタープライズ)