FAMLog


完全修飾フィールド名の各要素について (3)

January 04, 2007

FileMaker Server AdvancedのカスタムWeb公開において、完全修飾フィールド名の構文は次のようになっています。

[構文]
テーブル名::フィールド名(繰り返し数).レコードID

「レコードID」は、FileMakerクエリー文字列を使用して、ポータルに関連レコードを追加したり、ポータル内の関連レコードを編集する場合にのみ必要です。

レコードIDを指定する場合には、「フィールド名」(もしくは「(繰り返し数)」)と「レコードID」の間に「.」を付け加えます。

Tag: FileMaker

完全修飾フィールド名の各要素について (2)

December 29, 2006

FileMaker Server AdvancedのカスタムWeb公開において、完全修飾フィールド名の構文は次のようになっています。

[構文]
テーブル名::フィールド名(繰り返し数).レコードID

「(繰り返し数)」は、繰り返しフィールドを利用する場合のみ必要であり、それ以外の場合では省略可能です。繰り返し数は数字の1から始まり、例えば、フィールド名(2)と指定した場合は、繰り返しフィールドの2番目の値を参照します。

なお、繰り返しフィールドに対して繰り返し数を指定しなかった場合は、繰り返しフィールドの最初の値が使用されます。

Tag: FileMaker

完全修飾フィールド名の各要素について (1)

December 28, 2006

FileMaker Server AdvancedのカスタムWeb公開では、完全修飾フィールド名を用いると、処理の対象となるフィールドが正確に識別されますが、その構文は次のようになっています。

[構文]
テーブル名::フィールド名(繰り返し数).レコードID

「テーブル名」には、フィールドが含まれるテーブルの名前を指定します。-layクエリー引数で指定されたレイアウトの基本テーブルにフィールドがない場合にのみ必要であり、それ以外の場合ではテーブル名は省略可能です。

テーブル名を指定する場合には、テーブル名とフィールド名の間に「::」を付け加えます。

Tag: FileMaker

完全修飾フィールド名の構文

December 27, 2006

FileMaker Server AdvancedのカスタムWeb公開では、FileMakerクエリー文字列においてフィールド名を指定する場合に、完全修飾フィールド名を使用しなければならない場合があります。

具体的には、-layクエリー引数で指定されたレイアウトの基本テーブルとは異なるテーブルにあるフィールドを処理対象とする場合に、完全修飾フィールド名で対象フィールドを指定する必要があります。

完全修飾フィールド名を用いると、処理の対象となるフィールドが正確に識別されますが、その構文は次のようになっています。

[構文]
テーブル名::フィールド名(繰り返し数).レコードID

[例]
tablename::fieldname(2).3

Tag: FileMaker

クエリーコマンドを使用する際の注意点 (6)

December 26, 2006

FileMaker Server Advancedにおいて、XMLリクエストまたはXSLTリクエストで任意のフィールドを指定する際、フィールド名クエリー引数に「.(ピリオド)」が含まれるフィールド名(「text.field」など)を使用することができません。

「.(ピリオド)」は、完全修飾フィールド名でレコードIDを指定する場合に使用される予約済みの文字であるためです。ピリオドが含まれるフィールドを指定した場合、XMLリクエストまたはXSLTリクエストではそのフィールドにアクセスできないため、通常エラー番号102(フィールドが見つかりません)のエラーが返ります。

また、上記と関連して、「::」は完全修飾フィールド名でテーブル名を指定する場合に使用される予約語であるため、フィールド名クエリー引数に「::」が含まれるフィールド名(「text::field」など)も同様に使用することができません。

Tag: FileMaker

Evaluate関数

December 25, 2006

Evaluate関数は、FileMaker 7で追加された関数です。引数で指定した式を計算式とみなして評価します。

[構文]
Evaluate(式)
Evaluate(式; [フィールド1; フィールド2; フィールド3; ...])

引数には式(テキスト式またはテキストフィールド)だけでなく、オプションでフィールドの一覧を指定することもできます。この場合、引数で指定したフィールドのいずれかの値が変更されると、式が再評価されて結果が更新されます。

[例]
Evaluate("Get(タイムスタンプ)"; [フィールドB; フィールドC])

Evaluate関数は、応用次第でさまざまな活用が可能であり、使いこなすことができればかなり役立つ関数です。

[関連]第15回 FileMaker Fun Night! イベントレポート(Knockin' on Seven's Door)

(2021/03/07追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker Server カスタムWebテクニック:第2章補足情報

December 22, 2006

FileMaker Server カスタムWebテクニック」第2章補足情報

『2.1.1 Web公開エンジンの製品情報を表示する』で解説している、-processクエリーコマンドを使用して取得できるXMLデータについて、FileMaker Server 8.0v4 Advancedの場合には33ページにある出力結果と異なる部分があります。

このため、『2.1.2 Web公開エンジンのバージョンを表示する』で解説しているサンプル2のXSLTスタイルシートを使用して、バージョン情報を出力させることができなくなっています。これは、バージョン8.0v4の場合に、Web公開エンジンが出力するXMLデータの中に、以前のバージョンには含まれていたデータが含まれていないためです。なお、サンプル2のXSLTスタイルシートは、バージョン8.0v3以前であれば正常に動作します。

Tag: Book

APPLE-SA-2006-12-19 Security Update 2006-008

December 21, 2006

Appleから「Security Update 2006-008」が公開されています。

Security Update 2006-008は、Mac OS X v10.4.8およびMac OS X Server v10.4.8向けのもので、下記のソフトウェアが主な更新対象となっています。

・QuickTime for Java、Quartz Composer

このセキュリティアップデートでは、悪意のあるWebサイトを表示すると、情報が開示される可能性がある問題が修正されていますが、この問題はMac OS X v10.4以前のシステムおよびWindowsプラットフォームには影響しないとのことです。

Tag: Security

第18回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開

December 20, 2006

セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。

2006年12月16日に行われた第18回のイベントレポートが追加されており、FileMaker API for PHP Public Betaや[関連レコードへ移動]スクリプトステップの活用法、およびカスタム関数などに関する情報が紹介されています。

次回は、「データモデリングを考える」というテーマで、2007年1月13日(土)18:00-19:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。

[関連]第18回「FileMaker Fun Night!」発表資料(FAMLog)、第4回FM-Hokkaido Annex Report(FM-Hokkaido)

(2021/01/21追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)

Tag: FileMaker

StopFold 0.3

December 19, 2006

Mac OS X v10.4に搭載されているApple純正メールソフトMail 2の行自動折り返しを無効にするプラグイン「StopFold 0.3」が公開されています。

バージョン0.3では、AppleScriptで作成したメッセージがquoted-printable形式として送信される不具合が修正されています。また、AppleScriptによるメッセージ作成の場合だけでなく、FileMaker Proの[メールを送信]スクリプトステップを使用して、Mailのメッセージを作成・送信した場合の動作も同様に修正されています。

なお、StopFold 0.3は、Universal BinaryとしてPowerPCベースMacとIntelベースMacの両方にネイティブ対応しています。

Tag: Mac

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