FAMLog
Claris Connectが発売
March 04, 2020
Claris International Inc.がClaris Connectを正式に販売開始したことを発表しています。
Claris Connectは、ワークフロー自動化プラットフォームとして利用できるクラウドサービスです。ビジネスプロセスの合理化に役立つコネクタが50種類近く用意されており、FileMaker Server 18.0.3やFileMaker Cloudと接続できるコネクタも利用できます。また、条件付きロジックや承認、コードブロック、カスタムコネクタなどの機能も備えています。
Claris Connectの価格は、Essentials(ライトプラン)の場合は1ヶ月あたり10,160円(税別)で支払いは年単位となっています。Standard(スタンダードプラン)の場合は1ヶ月あたり25,550円(税別)です。
[関連]Claris Connect コネクタについて(FileMaker ナレッジベース)
2020年2月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料
February 18, 2020
2020年2月15日に行われた「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング(FM-Tokyo)」で発表した資料を公開しました。
・ダウンロード:「SSL暗号化通信を利用したネットワークセキュリティの向上(2020年版)」(PDF形式/ファイルサイズ:約7.6MB)
「SSLforFMNetwork2020.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
f8102ef9b123daa196574fec35fd471e346d5fd2ac0271cdeb00fc675c4920c2
■関連リンク
・FileMaker ネットワークセキュリティとSSL - 概要(FileMaker ナレッジベース)
・FileMaker Server 17 および 18 でのセキュリティ設定(FileMaker ナレッジベース)
・CERTIFICATE IMPORTコマンドで読み込み可能なファイル形式(FAMLog)
・FileMaker Pro 15の改善点:セキュリティ事前警告(FAMLog)
・FileMaker Go 15の改善点:セキュリティ事前警告(FAMLog)
・FileMaker Server 15の改善点:中間CA証明書のインポート(FAMLog)
・FileMaker Server 15の新機能:CERTIFICATE IMPORTコマンドの--intermediateCAオプション(FAMLog)
・FileMaker 15の新機能:SSL接続でワイルドカードSSLサーバー証明書とサブジェクトの別名に対応(FAMLog)
・FileMaker Pro エラーコード番号1634(FAMLog)
(2022年4月24日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)
OpenSSH 8.2が公開
February 17, 2020
SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 8.2」が公開されています。
OpenSSH 8.2では、新たにFIDO U2Fデバイスによる2要素認証がサポートされ、sshd_configにおいて他の設定ファイルを読み込めるIncludeディレクティブが追加されています。他にも多数の機能追加や不具合修正が行われています。
なお、SHA-1アルゴリズムの危殆化により、近い将来のリリースで「ssh-rsa」公開鍵署名アルゴリズムがデフォルトでは無効化される予定であるとのことです。
[参考]OpenSSH 8.2 がリリースされました(春山征吾のBlog)
FileMaker Pro 18 Advancedの新機能:設定支援インストールで起動時に開くカスタム Appを指定可能に
December 27, 2019
FileMaker Pro 18 Advancedでは、設定支援インストールを使用することでFileMaker Pro Advancedの起動時に開くカスタム Appを指定できるようになっています。
設定支援インストールを設定するには、作成したインストーラフォルダ内にある「Assisted Install.txt」ファイルを編集し、変更内容を標準テキストファイルとして保存します。登録ファイル「Assisted Install.txt」内の「AI_LAUNCH_CUSTOMAPP=」の後にファイルのパスを入力することで、FileMaker Pro 18 Advancedの起動時に開くファイルを指定できます。
パスはFileMaker固有の形式でローカルファイルまたは共有ファイルへの完全パスを指定する必要があります。また、file接頭語も完全パスでサポートされます。
[指定例]
filewin:/C:/Users/username/Documents/Launcher.fmp12
filemac:/Macintosh HD/Users/username/Documents/Launcher.fmp12
fmnet:/example.com/Launcher.fmp12
[関連]FileMaker Pro 18 Advanced ネットワークインストールセットアップガイド
CakePHP 4.0.0が公開
December 18, 2019
PHP用のWebアプリケーションフレームワーク「CakePHP 4.0.0」が公開されています。
CakePHP 4.0.0は、動作にPHP 7.2.0以上が必須となり、mbstring、intlおよびsimplexml拡張モジュールが必要です。旧バージョンからバージョンアップを行う際には、移行ガイドで各種変更点を確認して移行作業を行わなければならず注意が必要です。
なお、FMCakeMix(CakePHP用のFileMakerデータソースドライバー)はCakePHP 4やCakePHP 3には対応していません。
FAMLog News Archive:第87回 2019年冬号
November 25, 2019
■FileMaker Server 18.0.3 アップデータが公開(2019年10月)
FileMaker Server 18.0.3 アップデータが2019年10月に公開されました。これにより、FileMaker Server 18がmacOS Catalina 10.15上での動作をサポートするようになっています。
[関連]FileMaker Server 18.0.3 アップデータが公開(FAMLog)
■INTER-Mediator 5.11が公開(2019年11月)
PDOおよびFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワークであるINTER-Mediator 5.11が2019年11月に公開されました。INTER-Mediator 5.11では、FileMaker Server 18およびFileMaker Cloud for AWS 1.18のFileMaker Data APIに対応しています。
[関連]INTER-Mediator 5.11を公開(FAMLog)
INTER-Mediator 5.11を公開
November 18, 2019
INTER-Mediator 5.11を公開しました。同時に、バージョン5.11をベースにしたINTER-Mediator-Server VMもリリースしました。
INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。INTER-Mediator 5.11では、FileMaker Server 18およびFileMaker Cloud for AWS 1.18のFileMaker Data APIに対応しました。
旧バージョンからバージョンアップする際には、必ず事前に「バージョン移行ガイド」を参照するようにしてください。なお、INTER-Mediatorは現在バージョン6系統の開発も別途進められている状況です。
[関連]FileMaker Server 18の改善点:FileMaker Data API(FAMLog)
OpenSSH 8.1が公開
October 11, 2019
SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 8.1」が公開されています。
OpenSSH 8.1では、RAMに存在する秘密鍵に対して、SpectreやMeltdown、Rambleedのようなサイドチャネル攻撃に対する保護機構が追加されています。
また、XMSS鍵タイプの秘密鍵を分析するコードに悪用可能な整数オーバフローの脆弱性が存在していて修正されましたが、この鍵タイプはコンパイル時にデフォルトでサポートされていない上、移植版OpenSSHでは有効にするオプションが用意されていませんでした。
[参考]OpenSSH 8.1 がリリースされました(春山征吾のBlog)
Ruby on Rails 6.0が公開
September 02, 2019
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 6.0」が2019年8月下旬に公開されています。
バージョン6.0では、リッチテキストコンテンツと編集機能をRailsで使えるようにするAction Textや、メールをRailsアプリケーションで受信して処理できるようにするAction Mailboxが新たに導入されるなど、数多くの新機能が追加されています。
なお、バージョン6.0系統にバージョンアップを行う際には、アップグレードガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。
FileMaker Master Book 中級編(バージョン18対応)
August 09, 2019
FileMaker 18に対応したトレーニング教材「FileMaker Master Book 中級編」が無料でダウンロードできるようになり、冊子版の販売も開始されています。
本書は、FileMaker Pro Advancedでカスタム Appを作成したことがある方が「ネットワーク上で共有されて、複数人が利用するカスタム Appの作成について学ぶこと」を目的としています。FileMaker Master Bookは、中級編だけでなく、6月に発売済みの初級編および今後発売予定の上級編からなる全3部構成となっています。
FileMaker Master Book 中級編の冊子版はFileMaker Storeでは2,800円(税別)で販売されていますが、PDF版であれば無料でPDFファイルをダウンロードできます。
[関連]FileMaker Master Book 初級編(バージョン18対応)(FAMLog)