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-delete.relatedクエリー引数

January 08, 2010

FileMaker ServerのXMLおよびXSLTを使用したカスタムWeb公開において、ポータル内の関連レコードを削除するには「-delete.related」クエリー引数を使用します。

-delete.relatedクエリー引数は、-editクエリーコマンドのオプションで、FileMaker Server 9で新たに追加されたクエリー引数です。

削除対象のポータルレコードが含まれる親レコードをレコードIDで指定し、さらに関連テーブル名とそのテーブルにおけるレコードをIDを用いて削除対象のポータルレコードを指定します。

[使用例]
-db=employees&-lay=family&-recid=1001&-delete.related=dependents.3&-edit

なお、実際のシステムでこのクエリー引数を使用することは少ないものと思われますが、実際に利用する場合には、意図しないレコードの削除を防ぐために、-delete.relatedクエリー引数で指定するポータルレコードのレコードIDは慎重に指定するよう注意する必要があります。

[関連]FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版「3.3.27 ポータル内のレコードを削除する」(171ページ)

Tag: FileMaker

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