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スクリプトに引数を渡すクエリー引数を使用する際の注意点 (4)

May 25, 2006

FileMaker Server 8 AdvancedのカスタムWeb公開では、FileMakerのスクリプトに引数を渡すことができるクエリー引数が追加されましたが、基本機能では複数の引数を渡すことができないという制限があります。

複数の引数を渡したい場合は、区切りとなる文字をあらかじめ決めておき、その区切り文字で値を連結して、引数を受け取るスクリプト側でそれぞれの値を取得するようにします。区切りとなる文字を改行コードにして、スクリプト側ではGetValue関数を使用すれば、より手軽に任意の値を取得できます。

具体的には、URLエンコードされた改行コード(%0aや%0d)を使って値を連結した場合の、FileMakerクエリー文字列の例は次のようになります。

(例)-script=SCRIPTNAME&-script.param=PARAMETER1%0aPARAMETER2%0aPARAMETER3

上記例の場合、引数を受け取るスクリプトにおいて、次のように関数を使用することで文字列「PARAMETER2」を取得できます。

(使用例)
GetValue(Get(スクリプト引数); 2)

Tag: FileMaker

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