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-lay.responseクエリー引数

June 22, 2006

-lay.responseクエリー引数は、FileMaker Server AdvancedのカスタムWeb公開において、リクエストの処理に使用するレイアウトとは異なるレイアウトを利用して応答データを出力させる場合に使用します。

(使用例)
-db=employees&-lay=Budget&Salary=100000&Salary.op=gt&-find&-lay.response=ExecList

例えば、ある特定のフィールド(上記例では「Salary」フィールド)を検索対象にしたいが、そのフィールドのデータを出力する必要がない場合などに使用できます。ソーステーブルが違うレイアウトでも指定することは一応可能ですが、-lay.responseクエリー引数による処理が発生するまでにどこかでエラーが発生すると、途中で処理が中断され、-lay.responseクエリー引数の指定が無効になってしまいます。通常は、ソーステーブルが同じレイアウトを指定するとよいでしょう。

-lay.response引数が含まれていない場合は、リクエストの処理時も、応答の処理時も、-layクエリー引数で指定されているレイアウトが使用されます。ただし、意図しないレイアウトが指定されることを防止するために、常に-lay.responseクエリー引数の値を指定するようにしておくことが大事です。

Tag: FileMaker

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