FAMLog
FMウェブもくもく会 Vol.1開催のお知らせ
June 23, 2020
2020年6月28日(日)午前10時より「FMウェブもくもく会 Vol.1」を開催します。
カスタムWeb勉強会は今回からFMウェブもくもく会としてリニューアルします。FMウェブもくもく会は、Claris FileMakerとWebに関してもくもくがやがや一緒に勉強していく会です。隔月でFileMakerもくもく会が開催される日の午前中に開催し、当面はオンラインで開催予定です。
詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。
https://fmweb-mokumokukai.connpass.com/event/179038/
Claris FileMaker Pro 19とClaris FileMaker Go 19はClaris FileMaker Server 17以前に接続不可
June 22, 2020
Claris FileMaker Pro 19およびClaris FileMaker Go 19は、Claris FileMaker ServerでホストされているFileMakerデータベースに接続する際、Claris FileMaker Server 17およびバージョン16以前のClaris FileMaker Serverには接続できません。
ホストされているFileMakerデータベースにClaris FileMaker 19の各ソフトウェアが接続する際、ホスト側のClaris FileMaker Serverのバージョンは18以降である必要があります。
なお、FileMaker 17 プラットフォームとFileMaker 16 プラットフォームのテクニカルサポートは2020年9月18日をもって終了する予定となっています。
[関連]Claris FileMaker Pro 19の動作環境(FAMLog)、提供中の製品と互換性(Claris ナレッジベース)
Linux版Claris FileMaker Server 19が今夏登場予定
June 18, 2020
Claris FileMaker 19が先月発表されましたが、今後追加される機能の1つとしてLinux版のClaris FileMaker Serverが用意される予定となっています。
Linux版のFileMaker Serverが復活するのはバージョン5.5以来です。現在のところ開発者プレビュー版がユーザー向けに用意されている状況であり、正式に提供されているものではありません。正式版は2020年夏の終わり頃に発表される予定となっています。
Claris社のナレッジベースではLinux版の対応OSは「CentOS Linux 7.7」と記載されており、Red Hat Enterprise Linux 7.7に対応するバージョンであるCentOS Linux 7 (1908)がサポート対象となっています。2020年6月18日現在におけるCentOS Linuxの最新版はCentOS Linux 8 (2004)ですが、開発者プレビュー版で検証を行う場合にはCentOS Linux 8ではなくCentOS Linux 7を利用すると良いでしょう。
[関連]FileMaker Server for Linux 開発者プレビューについて(Claris ナレッジベース)、Claris FileMaker 19 動作環境(Claris ナレッジベース)、新しいFileMakerプラットフォームは開発者やユーザーにとってこれまでで最も身近な存在になる - クラリスCEOらに聞く(マイナビニュース)
2020年6月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料
June 16, 2020
2020年6月13日に行われた「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング(FM-Tokyo)」で発表したライトニングトークの資料を公開しました。
・ダウンロード:macOS版VirtualBoxにCentOS Linux 7をインストール(PDF形式/ファイルサイズ:約4.5MB)
「VirtualBox_for_macOS_and_CentOS_Linux_7.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
3903ef7248cd9cf752efbbfa4276119c8adde16acb7a7ee9033022350a5db0f7
■関連リンク
・クラリス・ジャパン、FileMaker 19 を発売(クラリス・ジャパン株式会社)
・CentOS Project
・Oracle VM VirtualBox
(2022年4月24日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)
Claris FileMaker Pro 19の動作環境
June 15, 2020
macOS版Claris FileMaker Pro 19の動作環境は、macOS Mojave 10.14もしくはmacOS Catalina 10.15となっており、macOS High Sierra 10.13が動作環境の対象から外されています。
Windows版Claris FileMaker Pro 19の動作環境は、64ビットバージョンのWindows 8.1(Standard EditionおよびPro Edition)もしくは64ビットバージョンのWindows 10(Pro EditionおよびEnterprise Edition)となっており、Windows 7が動作環境の対象から外されています。バージョン19のWindows版では32ビットバージョンが動作環境の対象から外されているので、その点にも注意する必要があります。
なお、Windows版のClaris FileMaker Pro 19ではMicrosoft .NET Frameworkのバージョン4.8以上が必要です。
[関連]Claris FileMaker Pro 19 リリースノート(Claris ナレッジベース)、FileMaker 19 - 廃止予定の機能およびオペレーティングシステム(Claris ナレッジベース)、FileMaker Pro 18 Advancedの動作環境(FAMLog)
Claris FileMaker Pro 19はFileMaker Pro 12のファイル形式を踏襲
June 12, 2020
Claris FileMaker Pro 19のデータファイル形式は、バージョン12のファイル形式を踏襲しています。
同じファイル形式であり、ファイル拡張子は「fmp12」のままであるため、Claris FileMaker Pro 19およびClaris FileMaker Go 19はFileMaker 12のデータベースファイルを変換することなくそのまま開くことが可能です。
ただし、Claris FileMaker 19では新しい機能や関数が追加されています。Claris FileMaker 19の新機能を利用して作成されたデータベースファイルを旧バージョン(バージョン12、13、14、15、16、17および18)で開いた場合には、適切に動作しない部分が出てくる場合があるので注意が必要です。
[関連]FileMaker Pro ファイルを「.fmp12」ファイル形式に変換(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker Pro AdvancedからClaris FileMaker Proに名称変更
June 11, 2020
Claris FileMaker 19ではFileMaker Pro Advancedというアプリケーション名がClaris FileMaker Proに変更されています。
これに伴い、アプリケーション名に依存する外部スクリプトまたはGet(アプリケーションバージョン)関数を含む式を使用している場合などでは、バージョンアップ後にカスタム Appの調整や更新をする必要があります。
なお、Claris FileMaker Pro 19に含まれる高度なツール(Developer ユーティリティ、スクリプトデバッガ、データビューア、カスタムメニュー機能、カスタム関数ユーティリティ、名前を付けて XML として保存する機能およびデータベースデザインレポート機能等)を使用するには、[環境設定]ダイアログボックスの[一般]タブで[高度なツールを使用する]を選択した後にClaris FileMaker Pro 19を再起動する必要があります。
[関連]FileMaker DeveloperからFileMaker Pro Advancedに名称変更(FAMLog)、FileMaker ProはFileMaker Pro Advancedに一本化(FAMLog)、Claris FileMaker 19が発売(FAMLog)
Claris Engage Japan 2020がオンライン開催に変更
June 09, 2020
東京・大阪で開催が予定されていたClaris Engage Japan 2020がオンライン開催に変更された旨が案内されています。
ファイルメーカー株式会社からクラリス・ジャパン株式会社への社名変更に伴い、FileMaker カンファレンスは今年からClaris Engageに名称が変更されています。オンライン開催になったClaris Engageでは、基調講演や各種セッションなどが予定されているようですが、開催日程を含めて詳細は現在検討中とのことです。
Claris Engage Japan 2020は、東京では2020年11月11日(水)から13日(金)までの3日間、大阪では2021年1月28日(木)および29日(金)に開催される予定でしたが、開催日程は現在のところ未定となっているようです。
Claris FileMaker Cloudが東京リージョンで利用可能に
May 25, 2020
東京リージョンでClaris FileMaker Cloudを利用できるようになったとクラリス・ジャパン社が発表しています。
2019年に刷新されたFileMaker Cloudは、Claris FileMaker 19の発売と同時に、今回バージョン2.19に更新されています。Claris FileMaker Cloud 2.19.0は、Claris FileMaker 18およびClaris FileMaker 19のクライアントと互換性があります。
価格は年単位の支払いですが、Essentialsプランの価格は1ユーザ1か月あたり1,950円(税別)、Standardプランの価格は1ユーザ1か月あたり4,000円(税別)となっています。Essentialsプランの制限としては、カスタム Appの数は3つまで、ユーザ数は5ユーザ以上10ユーザ以下、および1ユーザあたりのストレージは2GBとなっています。
[関連]Claris FileMaker 19が発売(FAMLog)、FileMaker Cloud 2ではカスタムWeb公開機能は非サポート(FAMLog)
Claris FileMaker 19が発売
May 22, 2020
クラリス・ジャパン社(旧ファイルメーカー社)が、Claris FileMaker 19を2020年5月21日から販売を開始すると発表しています。
ボリュームライセンスおよびパッケージ製品の個人向けシングルライセンスが日本国内では下記の価格にて販売され、Claris FileMaker Go 19についてはApp Storeから無料で入手可能です。
・FileMaker ユーザライセンス:96,000円/年(税別/5ユーザ、年間ライセンスの場合)
・FileMaker 同時接続ライセンス:294,000円/年(税別/5同時接続、年間ライセンスの場合)
・FileMaker サイトライセンス:240,000円/年(税別/25シート、年間ライセンスの場合)
・Claris FileMaker Pro 19 フルバージョン(シングルライセンス):57,600円(税別)
・Claris FileMaker Pro 19 アップグレード(シングルライセンス):22,800円(税別)
・Claris FileMaker Pro 19 アカデミック(シングルライセンス):34,560円(税別/学生・教職員、NPO法人限定)
オンプレミス向けボリュームライセンスおよびシングルライセンスのライセンス体系や価格はFileMaker 18と同様です。なお、Claris FileMaker Pro 19では、Windows 7およびmacOS High Sierra 10.13はサポート対象外となっています。