FAMLog
XMLPasteのバージョン確認方法
April 12, 2019
XMLPasteのバージョンを確認するには、xmlpasteコマンドで-vオプションもしくは--versionオプションを使用します。
現時点(2019年4月時点)におけるXMLPasteの最新版はバージョン1.0.0であり、macOSではXMLPasteのバージョン情報は次のように表示されます。なお、Windowsの場合にはxmlpaste.exeを利用します。
[実行例]
$ xmlpaste --version
XMLPaste 1.0.0
XMLPasteは、FileMaker Pro Advancedのテーブルやフィールド、スクリプト、スクリプトステップ、レイアウトオブジェクト、カスタム関数、テーマなどに関する情報をUTF-8のXMLテキストとしてペーストできるコマンドラインツールです。XMLテキストを編集した上でFileMaker Pro Advancedに戻ってペーストする機能は備えていません。
[関連]XMLPaste 1.0.0を公開(FAMLog)
FileMaker Road Show 2019の事前登録受付が開始
April 11, 2019
2019年6月に大阪と東京で開催される「FileMaker Road Show 2019」の詳細プログラムが公開され、同時に事前登録の受付が開始されています。
次期バージョンのFileMakerプラットフォームに搭載される新機能の紹介を中心に、最新の製品情報や開発手法、新しいテクノロジーとの連携など、FileMakerプラットフォームに関するさまざまな最新情報を得ることができます。
入場料は無料です。事前登録制で、事前登録の申し込み受付はファイルメーカー社公式サイト内の特設ページから行うことができます。
2019年4月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料
April 08, 2019
2019年4月6日に行われた「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング(FM-Tokyo)」で発表した資料を公開しました。
・ダウンロード:「XMLPasteの紹介」(PDF形式/ファイルサイズ:約270KB)
「Introducing_XMLPaste.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
984bedfbdba574e48c250a5d9c7ef1aad665f6581fc088925c5fbe834e36b812
■関連リンク
・FileMaker Proのクリップボードデータを出力できるコマンドラインツール「XMLPaste」を公開(株式会社エミック)
・XMLPaste – CLIでFileMaker Pro Advancedのクリップボードデータをペースト(株式会社エミック)
(2022年4月24日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)
XMLPaste 1.0.0を公開
April 05, 2019
FileMaker Pro Advancedのテーブルやフィールド、スクリプト、スクリプトステップ、レイアウトオブジェクト、カスタム関数、テーマなどに関する情報をUTF-8のXMLテキストとしてペーストできるコマンドラインツール「XMLPaste」を公開しました。
使い方は、FileMaker Pro AdvancedもしくはFileMaker Proで対応するデータ形式のオブジェクトをコピーした後、Windowsの場合にはコマンドプロンプトやPowerShell、macOSの場合にはターミナルアプリケーションでXMLPasteを実行するだけです。macOSをご利用の場合には「xmlpaste-1.0.0-macos.zip」を、64bit版のWindowsをご利用の場合には「xmlpaste-1.0.0-windows-x64.zip」を、32bit版のWindowsをご利用の場合には「xmlpaste-1.0.0-windows-x32.zip」をダウンロードしてください。
XMLPasteは、オープンソースソフトウェアとしてGitHubで公開しており、無料でご利用いただくことが可能です。Go言語で実装されており、ライセンスはMITライセンスです。
[関連]FileMaker Proのクリップボードデータを出力できるコマンドラインツール「XMLPaste」を公開(株式会社エミック)
FileMaker CloudとGet(システムバージョン)関数
March 22, 2019
FileMaker Pro Advancedの「Get(システムバージョン)関数」は、現在利用しているオペレーティングシステムのバージョン情報を示す文字列を返します。
この関数の戻り値は下記のようになります。
・「6.1」:Windows 7の場合
・「6.3」:Windows 8.1の場合
・「10.0」:Windows 10の場合
・「10.14.3」:macOS Sierra 10.14.3の場合
・「7.4.1708」:FileMaker Cloud 1.17.0.77の場合
FileMaker Cloud 1.17.0.77でGet(システムバージョン)関数を実行すると、この関数の戻り値は「7.4.1708」となります。この戻り値はCentOS Linuxのバージョン情報に相当するものです。
[関連]Get(システムバージョン)関数(FAMLog)、FileMaker WebDirectとGet(システムバージョン)関数(FAMLog)
FileMaker CloudとGet(アプリケーションアーキテクチャ)関数
March 18, 2019
FileMaker Pro Advancedの「Get(アプリケーションアーキテクチャ)関数」は、現在のアプリケーションアーキテクチャを示す文字列を返します。
この関数が返す値は次の通りです。
・「i386」:32ビットバージョンのFileMaker Pro Advancedの場合
・「x86_64」:64ビットバージョンのFileMaker Pro Advanced、FileMaker Server、FileMaker Cloud、FileMaker WebDirect、FileMaker Data APIおよびカスタムWeb公開の場合
・「arm7」:ARMv7ベースのデバイスで実行されているFileMaker Goの場合
・「arm7s」:ARMv7sベースのデバイスで実行されているFileMaker Goの場合
・「arm64」:64ビットのARMベースのデバイスで実行されているFileMaker Goの場合
FileMaker CloudでGet(アプリケーションアーキテクチャ)関数を実行すると、この関数の戻り値は「x86_64」となります。
[関連]Get(アプリケーションアーキテクチャ)関数(FAMLog)
FileMaker CloudとGet(ホストアプリケーションバージョン)関数
March 13, 2019
FileMaker Pro Advancedの「Get(ホストアプリケーションバージョン)関数」は、ホストコンピュータの製品名とバージョン情報を示す文字列を返します。
この関数の戻り値は下記のようになります。
・「Pro 16.0.5」:FileMaker Pro 16.0.5の場合
・「ProAdvanced 17.0.4」:FileMaker Pro 17.0.4 Advancedの場合
・「Server 17.0.2」:FileMaker Server 17.0.2の場合
・「Cloud Server 1.17.0.77」:FileMaker Cloud 1.17.0.77の場合
FileMaker Cloud 1.17.0.77で共有されているデータベースでGet(ホストアプリケーションバージョン)関数を実行すると、この関数の戻り値は「Cloud Server 1.17.0.77」となります。なお、現在のデータベースが共有されていないかホストされていない場合、Get(ホストアプリケーションバージョン)関数は空の文字列を返します。
[関連]Get(ホストアプリケーションバージョン)関数(FAMLog)
Get(レイアウト表示状態)関数
March 12, 2019
FileMaker Pro Advancedの「Get(レイアウト表示状態)関数」は、現在アクティブなファイルの表示形式を示す数値を返します。
この関数の戻り値は次のようになります。
・「0」:データベースファイルの表示形式が「フォーム形式」の場合
・「1」:データベースファイルの表示形式が「リスト形式」の場合
・「2」:データベースファイルの表示形式が「表形式」の場合
なお、現在のファイルで複数のウインドウが開いている場合は、一番手前にあるウインドウの結果のみが返されるようになっています。
Get(ウインドウ表示)関数
March 11, 2019
FileMaker Pro Advancedの「Get(ウインドウ表示)関数」は、ウインドウの表示状態を示す数値を返します。
この関数の戻り値は次のようになります。
・「1」:現在のウインドウが表示される場合
・「0」:[ウインドウを隠す]を使用して現在のウインドウが非表示になっている場合
なお、ウインドウが表示可能な画面領域の外に配置されている場合、Get(ウインドウ表示)関数は「1」を返します。
FileMaker Pro 17 Advancedの新機能:アドオンテーブル
March 07, 2019
FileMaker Pro 17 Advancedでは、[ポータル設定]ダイアログボックスでアドオンテーブルを追加できるようになり、さまざまなタイプの一般的な関連情報を記録・表示する機能を手軽に拡張できます。
アドオンテーブルを利用することで、あらかじめ定義されたフィールドのセットを含むテーブルをデータベースに追加でき、追加した新規テーブルと現在のテーブルの間にリレーションシップが自動的に作成されるほか、レイアウト上で使用されるスクリプトが追加されます。
アドオンテーブルを追加するには、レイアウトモードでポータルオブジェクトを作成した後、[ポータル設定]ダイアログボックスの[レコードを表示:]で[新規アドオンテーブル...]を選択します。なお、レイアウトは主キーフィールドのあるテーブルを元にしている必要があります。
[関連]FileMaker Pro Advanced の使いやすさの強化(FAMLog)