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Claris FileMaker Pro 2023の新機能:バージョン20.1.1で追加された関数

June 16, 2023

Claris FileMaker Pro 2023では新しい関数が追加され、キャッシュファイルの名前およびパスを返す関数や、基本テーブル名の一覧を返す関数等が新設されています。

バージョン20.1.1で追加された関数一覧は次の通りです。

・GetBaseTableName
・Get(キャッシュファイルパス)
・Get(キャッシュファイル名)
・BaseTableNames
・BaseTableIDs

GetBaseTableName関数を使用すると、引数として指定したフィールドの基本テーブル名を取得できます。

[関連]Claris FileMaker 2023の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Pro 2023の新機能:バージョン20.1.1で追加されたスクリプトステップ

June 15, 2023

Claris FileMaker Pro 2023では、次のスクリプトステップが新しく追加されています。

・コールバックを使用してサーバー上のスクリプト実行
・Claris Connect フローをトリガ

Claris FileMaker 2023の販売開始と同時にClaris Connectの無料利用枠が新たに用意されるようになっており、[Claris Connect フローをトリガ]スクリプトステップを使用することでより容易にClaris Connectと連携できるようになります。

また、[コールバックを使用してサーバー上のスクリプト実行]スクリプトステップを使用すると、サーバー上で指定されたスクリプトの実行が完了した後に、別の指定されたスクリプトをローカルで実行させることができます。

[関連]Claris FileMaker 2023の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Pro 2023の動作環境

June 13, 2023

macOS版Claris FileMaker Pro 2023の動作環境は、macOS Monterey 12もしくはmacOS Ventura 13となっており、macOS Catalina 10.15およびmacOS Big Sur 11が動作環境の対象から外されています。

Windows版Claris FileMaker Pro 2023の動作環境は、バージョン19.6のFileMaker Proと同様、バージョン22H2のWindows 10(Pro EditionおよびEnterprise Edition)もしくはバージョン22H2のWindows 11(Pro EditionおよびEnterprise Edition)となっています。バージョン19と同様、32ビットバージョンは動作環境の対象外です。

なお、Windows版のFileMaker Pro 2023ではMicrosoft .NET Frameworkのバージョン4.8以上が必要です。

[関連]FileMaker Pro リリースノート(Claris)、Claris FileMaker Pro 2023 - 廃止予定の機能およびオペレーティングシステム(Claris ナレッジベース)、Claris FileMaker Pro 19の動作環境(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Pro 2023はFileMaker Pro 12のファイル形式を踏襲

June 12, 2023

Claris FileMaker Pro 2023のデータファイル形式は、バージョン12のファイル形式を踏襲しています。

同じファイル形式であり、ファイル拡張子は「fmp12」のままであるため、Claris FileMaker Pro 2023およびClaris FileMaker Go 2023はFileMaker 12のデータベースファイルを変換することなくそのまま開くことが可能です。

ただし、Claris FileMaker 2023では新しい機能や関数が追加されています。FileMaker 2023の新機能を利用して作成されたデータベースファイルを旧バージョン(バージョン12、13、14、15、16、17、18および19)で開いた場合には、適切に動作しない部分が出てくる場合があるので注意が必要です。

[関連]FileMaker ファイルを「.fmp12」ファイル形式に変換(Claris ナレッジベース)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker 2023(20.1.2)の提供が開始

June 07, 2023

Claris FileMaker 2023(20.1.2)の提供が開始されています。

FileMaker 2023(20.1.2)では、Claris FileMaker Pro 2023でOnWindowTransactionスクリプトトリガをトリガする際の問題や、ESSテーブルで集計フィールドが空で表示される不具合、Claris FileMaker Server 2023に搭載されているWeb公開エンジンのメモリリークなどが修正されています。

FileMaker 2023(20.1.2)のリリースに伴い、Claris FileMaker Data Migration ToolおよびiOS App SDKも同時に更新されています。なお、FileMaker Pro 2023ではmacOS Catalina 10.15およびmacOS Big Sur 11がサポートされなくなっています。

[関連]Claris FileMaker 2023の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker 2023の提供が開始

May 25, 2023

Claris International Inc.が2023年5月23日にClaris FileMaker 2023の日本国内での提供を開始しています。

公開されたバージョン番号は年(Claris FileMaker 2023)で示されていますが、カスタマサポート用には数字バージョンが引き続き使用されます。数字バージョン(20.1)は[FileMaker Pro について]ダイアログボックス、およびFileMaker ServerやFileMaker CloudのAdmin Console等で確認できるようになっています。

[Claris Connect フローをトリガ]スクリプトステップが新たに追加されているFileMaker 2023ではClaris Connectとの連携がより容易になっており、Claris Connectの無料利用枠が新たに用意されるようになっています。なお、FileMaker Cloud 2.20.1については後日利用できるようになる予定となっています。

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Pro 19.6.1の新機能:キャッシュされたテンポラリファイルの削除

May 23, 2023

Claris FileMaker Pro 19.6.1では、キャッシュされたテンポラリファイルを削除できるボタンが新たに追加されています。

[キャッシュされたテンポラリファイルを削除]ボタンは、[環境設定]の[一般]タブに用意されています。このボタンは、共有されているFileMaker Proファイルのキャッシュされたテンポラリファイルを削除するために用意されている機能ですが、通常時は本機能を利用する必要は特にありません。

キャッシュされたファイルはパフォーマンスの向上に役立ち、FileMaker Proによって必要に応じて削除されるようになっているとのことです。

[関連]Claris FileMaker Pro 19.6.1の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Go 19.6.1の新機能:Apple IDによるサインイン

May 22, 2023

Claris FileMaker Go 19.6.1では、ファイルを開く際の認証オプションとしてApple IDでサインインすることが可能になっています。

実際にApple IDでサインインするには設定済みのFileMaker Serverが必要になってきますが、FileMaker Server 19.6でサポートされている定義済みのOAuth アイデンティティプロバイダは次の通りです。

・Amazon
・Google
・Microsoft
・Apple
・AD FS

なお、Appleでサインインできるように設定するには、FileMaker Server Admin Consoleの[構成]>[通知]において[電子メール通知の送信]を有効にしておく必要があります。

[関連]Claris FileMaker Server 19.6.1の新機能:Apple IDによるサインイン(FAMLog)、Claris FileMaker Pro 19.6.1の新機能:Apple IDによるサインイン(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Pro 19.6.1の新機能:Apple IDによるサインイン

May 19, 2023

Claris FileMaker Pro 19.6.1では、ファイルを開く際の認証オプションとしてApple IDでサインインすることが可能になっています。

実際にApple IDでサインインするには設定済みのFileMaker Serverが必要になってきますが、バージョン19.6.1以降のFileMaker Proでは[セキュリティの管理]ダイアログボックスの[認証方法:]で「Apple ID」を選択できるようになっています。

なお、FileMaker Server 19.6でサポートされている定義済みのOAuth アイデンティティプロバイダは次の通りです。

・Amazon
・Google
・Microsoft
・Apple
・AD FS

[関連]Claris FileMaker Server 19.6.1の新機能:Apple IDによるサインイン(FAMLog)、Claris FileMaker Pro 19.4.1の新機能:カスタム OAuth アイデンティティプロバイダのサポート(FAMLog)

Tag: FileMaker

fmcsadmin 2.1.0の動作環境

May 18, 2023

リモート管理機能を備えたClaris FileMaker Server管理者向けコマンドラインツールであるfmcsadminは、Linux、macOSおよびWindowsプラットフォームで利用できます。

FileMaker Server 19.6に対応したfmcsadmin 2.1.0の動作環境は、Ubuntu Server 18.04 LTS、Ubuntu 18.04 Desktop、Ubuntu Server 20.04 LTS、Ubuntu 20.04 Desktop、CentOS Linux 7、macOS Big Sur 11以降(macOS Ventura 13で動作確認済み)およびWindows 10 Version 21H2以降(Windows 11で動作確認済み)であり、FIleMaker Server 19.3以降に対応しています。

なお、fmcsadmin 2.1.0では、macOS Catalina 10.15.7とWindows 10 Version 21H1を動作保証対象外としました。同時に、バージョン19.1およびバージョン19.2のFileMaker Serverもサポート対象外にしました。

[関連]fmcsadmin 2.1.0を公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

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