FAMLog


Claris FileMaker Pro 19.6.1の新機能:Apple IDによるサインイン

May 19, 2023

Claris FileMaker Pro 19.6.1では、ファイルを開く際の認証オプションとしてApple IDでサインインすることが可能になっています。

実際にApple IDでサインインするには設定済みのFileMaker Serverが必要になってきますが、バージョン19.6.1以降のFileMaker Proでは[セキュリティの管理]ダイアログボックスの[認証方法:]で「Apple ID」を選択できるようになっています。

なお、FileMaker Server 19.6でサポートされている定義済みのOAuth アイデンティティプロバイダは次の通りです。

・Amazon
・Google
・Microsoft
・Apple
・AD FS

[関連]Claris FileMaker Server 19.6.1の新機能:Apple IDによるサインイン(FAMLog)、Claris FileMaker Pro 19.4.1の新機能:カスタム OAuth アイデンティティプロバイダのサポート(FAMLog)

Tag: FileMaker

fmcsadmin 2.1.0の動作環境

May 18, 2023

リモート管理機能を備えたClaris FileMaker Server管理者向けコマンドラインツールであるfmcsadminは、Linux、macOSおよびWindowsプラットフォームで利用できます。

FileMaker Server 19.6に対応したfmcsadmin 2.1.0の動作環境は、Ubuntu Server 18.04 LTS、Ubuntu 18.04 Desktop、Ubuntu Server 20.04 LTS、Ubuntu 20.04 Desktop、CentOS Linux 7、macOS Big Sur 11以降(macOS Ventura 13で動作確認済み)およびWindows 10 Version 21H2以降(Windows 11で動作確認済み)であり、FIleMaker Server 19.3以降に対応しています。

なお、fmcsadmin 2.1.0では、macOS Catalina 10.15.7とWindows 10 Version 21H1を動作保証対象外としました。同時に、バージョン19.1およびバージョン19.2のFileMaker Serverもサポート対象外にしました。

[関連]fmcsadmin 2.1.0を公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

fmcsadmin 2.1.0を公開

May 17, 2023

Claris FileMaker Server 19.6およびmacOS Ventura 13に対応したfmcsadmin 2.1.0を公開しました。

fmcsadminは、Claris FileMaker Admin APIを用いて実装されたサーバー管理者向けコマンドラインツールであり、FileMaker Serverに付属する純正のfmsadminコマンドにはないリモート管理機能を備えています。fmcsadmin 2.1.0では、PKI(パブリックキーインフラストラクチャ)での認証をサポートするための-iオプションを新たに追加しました。

fmcsadminはオープンソースソフトウェアとしてGitHubで公開しています。fmcsadmin 2.1.0のライセンスはApache License, Version 2.0であり、無料でご利用いただくことが可能です。

[関連]Claris FileMaker Server 19.6.1の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris アカデミーに新カリキュラムが登場

May 15, 2023

Claris アカデミーに新しいカリキュラムが追加されています。

Claris アカデミーは、Clarisが日本で提供する無料のEラーニングサービスです。先週、「Claris FileMaker ガイドブック - ① 基礎編」に対応した新カリキュラム「動画で学ぶ Claris FileMaker - 基礎編」がClaris アカデミーに追加され、当該カリキュラムではテキスト中の演習手順をClaris FileMaker 19で逐一再現しています。

なお、「Claris FileMaker ガイドブック - ② 実践編」に対応したカリキュラム「動画で学ぶ Claris FileMaker - 実践編」については2023年秋に公開される予定であるとのことです。

[関連]Claris アカデミーが公開(FAMLog)、Claris FileMaker ガイドブック(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Server 19.4のサポート終了予定月

May 11, 2023

Claris FileMaker Server 19.4は2023年12月にサポートが終了する予定となっています。

2023年5月11日現在、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverの最新バージョンはそれぞれバージョン19.6.3ですが、2023年5月23日に日本国内でClaris FileMaker 2023の販売が開始される予定となっています。FileMaker 19.4は2023年12月にサポートが終了する予定となっているため、2024年1月以降においてサポートされるFileMaker製品はバージョン19.5以降となります。

なお、FileMaker製品のサポートポリシーは2019年末頃から変更されており、提供開始日から2年経過すると当該バージョンのサポートを終了するようになっています。

[関連]Claris の新しいサポートポリシー(Claris ナレッジベース)、Claris FileMaker Server 19.3のサポート終了予定月(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris Engage Japan 2023が2023年11月上旬に開催

May 10, 2023

Clarisが、2023年11月8日(水)から10日(金)までの3日間、虎ノ門ヒルズフォーラム(東京都港区)でClaris Engage Japan 2023を開催すると発表しています。

Claris Enagage Japan(旧称:FileMaker カンファレンス)は、Clarisが主催する日本最大の年次カンファレンスです。参加費無料および事前登録制のイベントであり、事前登録の申し込み受付は2023年7月上旬より開始される予定です。

Claris Enagage Japanは2020年より3年連続でオンラインで開催されてきましたが、今年は4年ぶりにリアルの会場で開催されます。なお、一部のセッションについてはライブ配信も予定されているとのことです。

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Server 19.6.1の新機能:Claris FileMaker Data APIのdateformats引数

May 08, 2023

Claris FileMaker Server 19.6.1のClaris FileMaker Data APIでは、APIによって返される日付およびタイムスタンプフィールド値の形式を制御するオプションが追加されています。

IDによる単一レコードの取得、レコード範囲の取得およびレコード検索のエンドポイント利用時に、クエリー文字列においてdateformats引数を指定することで、FileMaker Data APIによって返される日付およびタイムスタンプフィールド値の形式を制御できるようになっています。

dateformats引数の値が0の場合はUS形式、値が1の場合はファイルロケール、値が2の場合はISO 8601形式となり、値が指定されていない場合には0が指定されたものとして扱われます。

[出力例]
・dateformats引数の値が0の場合:03/31/2003
・dateformats引数の値が1の場合:2003/03/31
・dateformats引数の値が2の場合:2003-03-31

・dateformats引数の値が0の場合:12/01/2009 15:23:00
・dateformats引数の値が1の場合:2009/12/01 15:23:00
・dateformats引数の値が2の場合:2009-12-01T15:23:00

[関連]Claris FileMaker Server 19.6.1の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Pro 19.6.1の新機能:[アドオンを作成...]コマンド

April 28, 2023

Claris FileMaker Pro 19.6.1では、[ツール]メニューに新たに[アドオンを作成...]コマンドが追加されており、[名前を付けてアドオンパッケージとして保存]スクリプトステップを使用せずにアドオンを作成できるようになっています。

[アドオンを作成...]コマンドを利用するには、レイアウトモードでレイアウトに「__FMAddOnTemplateDirectives_en」という名前を付ける必要があります。当該レイアウト上にある複数のオブジェクトを選択してから、[配置]メニュー>[グループ化]を選択し、グループを選択することで当該コマンドを使用できます。

なお、[アドオンを作成...]コマンドは未完成であり、プレビュー機能として使用できます。そのため当該機能はテスト目的でのみ使用するように案内されています。

[関連]Claris FileMaker Pro 19.6.1の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker Pro 19の新機能:アドオン(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Pro 19.6.1の新機能:インタラクティブオブジェクトフィールドのコンテキストメニューを無効化

April 27, 2023

Claris FileMaker Pro 19.6.1では、インタラクティブオブジェクトフィールドのコンテキストメニューを無効にできるようになっています。

バージョン19.6.1のFileMaker Proでは、インスペクタの[データ]タブ内の[データの書式設定]領域に[コンテキストメニューを無効にする]が新たに追加されています。

インタラクティブオブジェクトフィールドのコンテキストメニューを無効化するには、レイアウトモードにおいて1つまたは複数のオブジェクトフィールドを選択し、インスペクタで[インタラクティブコンテンツ (PDF、MP3 など)]と[コンテキストメニューを無効にする]を選択します。

[関連]Claris FileMaker Pro 19.6.1の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Server 19.6.1の新機能:管理者の役割

April 26, 2023

Claris FileMaker Server 19.6.1では、FileMaker Server Admin Consoleの[管理]タブに[管理者の役割]が含まれるようになり、バージョン16以前のFileMaker Serverに存在していた管理者グループ機能に相当する機能を利用できるようになっています。

管理者の役割で設定できるアクセス権は下記の通りです。

・データベースで操作を実行
・スケジュールで操作を実行(データベースをバックアップ、データベースを検証、スクリプトを実行)
・ログを表示

一部のアクセス権が割り当てられた、Admin Consoleに接続できる管理用ユーザーを別途作成できるため、管理者の役割を使用することで特定の管理業務を別のユーザーに委任できるようになります。

[関連]Claris FileMaker Server 19.6.1の提供が開始(FAMLog)、FileMaker Server 17の新機能:刷新されたAdmin Console(FAMLog)

Tag: FileMaker

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