FAMLog
FileMaker Serverの運用環境としてOS X El Capitan v10.11がサポート対象外に
February 13, 2018
FileMaker Server 16、15または14でWeb公開機能を使用している場合、OS X El Capitan v10.11.6との非互換性が原因でWeb展開に失敗する場合があるとFileMaker ナレッジベースで案内されています。
上記内容が記載されているFileMaker ナレッジベースの記事において、FileMaker Serverの運用環境としてOS X El Capitan v10.11がサポート対象外となったことが明記されています。これにより、macOSでFileMaker Server 16およびFileMaker Server 15を運用する場合には、macOS Sierra 10.12またはmacOS High Sierra 10.13を利用する必要があるように変更されています。
FileMaker Server 14についてはOS X Yosemite v10.10でインストールすることが推奨されています。しかしながら、OS X Yosemite用のセキュリティアップデートが現在Appleから提供されていないことから、macOSでFileMaker Serverを運用する場合には、実質的にmacOS Sierra以降で運用できるFileMaker Server 15以降にアップグレードすることが推奨される状況になっていると言えます。
[関連]FileMaker Server 16、15、または 14 での OS X El Capitan 10.11 のサポート終了のお知らせ(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker Server 16.0.4 アップデータが公開
February 09, 2018
ファイルメーカー社が「FileMaker Server 16.0.4 アップデータ」を公開しています。
FileMaker Server 16.0.4では、週の特定の期間に特定のロケールでChromeまたはEdgeを使用した場合にFileMaker WebDirectでデータベースを開くことができずにCookieが無効になっているというメッセージが誤って表示される問題や、Windows Server上でJavaを更新するとFileMaker WebDirectで共有データベースが開かなくなる問題が修正されています。OS X El Capitan v10.11がサポートされなくなっており、JavaについてはJava 8 Update 161に更新されています。
このアップデータを適用する前に、あらかじめWeb公開エンジンとデータベースサーバー、FileMaker Server Admin Console等を終了させておく必要があります。アップデート方法の詳細については、FileMaker ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。
[関連]FileMaker Go 16.0.4が公開(FAMLog)、FileMaker Pro 16.0.4 アップデータが公開(FAMLog)
FileMaker Pro 16.0.4 アップデータが公開
February 08, 2018
ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 16.0.4 および FileMaker Pro 16.0.4 Advanced アップデータ」を公開しています。
バージョン16.0.4にアップデートするには、FileMaker Pro 16またはFileMaker Pro 16 Advancedで[ヘルプ]メニューの[更新の確認(ソフトウェア更新の確認)...]を選びます。
バージョン16.0.4では、プラグインがインストールされている場合に更新の確認をするとFileMaker Proが予期せず終了する不具合や、アカウントのアクセス権セットで利用できるメニューコマンドが最小に設定されている場合に[ファイルを挿入]スクリプトステップが正しく動作しない問題などが修正されています。
[関連]FileMaker Go 16.0.4が公開(FAMLog)
FileMaker Go 16.0.4が公開
February 07, 2018
FileMaker Go 16.0.4の提供が開始され、同時にFileMakerデータベースからiOSアプリを作成できるソフトウェア開発キット「iOS App SDK」も更新されています。
FileMaker Go 16.0.4では、IPv6のみを使用したネットワークでホストへの接続が失敗する問題を修正し、iPhone XとiOS 11に関連する互換性の問題が解決されています。また、iOS App SDKを使用して iOSアプリを作成するにはXcode 9.2を使用する必要があるように変更されています。
なお、iOS App SDKは、FileMaker Developer Subscriptionを購入すると利用できます。FileMaker Developer Subscriptionの価格は年間9,000円(税別)です。
Apache Tomcat 7.0.84、8.0.48、8.5.24および9.0.2における修正点
February 06, 2018
Apache Tomcat 7.0.84、Apache Tomcat 8.0.48、Apache Tomcat 8.5.24およびApache Tomcat 9.0.2では、ドキュメントにおける記述ミスにより、意図しないプログラムがCGIプログラムとして実行される可能性を招く恐れがあったことが公表されています。
Apache Tomcat 7.0.84、8.0.48、8.5.24および9.0.2が公開されたのは先月下旬ですが、上記に関する情報は先月末に公開されました。実際の挙動は特に変更されておらず、ドキュメントにおける記述内容が間違っていたため訂正されており、影響度はLow(低)と位置付けられています。
なお、FileMaker Server 13、FileMaker Server 14、FileMaker Server 15およびFileMaker Server 16のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 7.0系列が使用されています。
FMDataAPI Ver.5が公開
February 05, 2018
新居雅行氏がFileMaker Data APIをPHPで利用するためのクラスであるFMDataAPIのバージョン5を公開しています。
FMDataAPI Ver.5では、queryメソッドでソート条件を指定した際の不具合が修正されています。
FileMaker Data APIは、FileMaker Server 16およびFileMaker Cloud 1.16では試用版として利用できる機能であり、2018年9月27日が試用期限となっています。FileMaker Data APIのライセンスモデルが将来導入される計画となっており、FileMaker Data APIを引き続き使用するには試用期間が終了する前にFileMakerプラットフォームの最新バージョンにアップグレードする必要があるとのことなので注意が必要です。
[関連]FileMaker Server 16の新機能:FileMaker Data API (Trial)(FAMLog)、FileMaker Data APIを使えるようにする(Blog by msyk)
PHP 7.1.14とPHP 7.2.2が公開
February 02, 2018
PHP 7.1.14とPHP 7.2.2が公開されています。
PHP 7.1.14とPHP 7.2.2では不具合の修正が行われており、今回のリリースには特にセキュリティ上の修正は含まれていない模様です。下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 7.2に移行する場合には事前に移行ガイドを参照してからアップグレードを行う必要があります。
なお、PHP 5.6は2018年12月31日まで、PHP 7.0は2018年12月3日まで、PHP 7.1は2019年12月1日まで、PHP 7.2は2020年11月30日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。
macOS Serverで今後廃止される予定のサービス一覧
February 01, 2018
Appleが、「Prepare for changes to macOS Server」と題したサポートページを2018年1月下旬に公開し、macOS Serverで今後廃止されるサービスの一覧を案内しています。
macOS Serverで廃止される予定のサービスは次の通りです。
・Calendar(カレンダー)
・Contacts(連絡先)
・DHCP
・DNS
・Mail(メール)
・Messages(メッセージ)
・NetInstall
・VPN
・Websites(Web サイト)
・Wiki
これらのサービスは、2018年春の段階ではアップデート後も利用可能ですが、新規にインストールした場合には非表示となる予定であるとのことです。さらに、macOS Serverの将来のバージョンでは上記のサービスは廃止される見込みであることが案内されています。
ファイルメーカー社が「FileMaker カスタム App 利用状況調査 2018」を発表
January 31, 2018
ファイルメーカー社が、今年で3年目を迎える年次調査報告書である「FileMaker カスタム App 利用状況調査 2018」を発表しています。
この調査報告書に示されている結果は、2017年10月に、北米、日本および欧州のFileMaker社の顧客370名から収集した回答に基づいています。今回の調査報告書では、全体的な傾向をまとめるとともに、カスタム Appのさまざまな活用方法について調べ、そうしたツールが企業・組織の成功にどうつながるのかが分析されています。
調査結果によると、企業・組織の73%が6ヶ月未満でカスタム Appを作成して運用を開始し、93%の回答者が非効率的な作業の削減を実感、76%の回答者が投資利益を得られたと実感しているとのことです。
[関連]ファイルメーカー社が「FileMaker カスタム App 利用状況調査 2017」を発表(FAMLog)
Apache Tomcat 8.5.27、Apache Tomcat 8.0.49およびApache Tomcat 7.0.84が公開
January 30, 2018
Apache Tomcat 8.5.27、Apache Tomcat 8.0.49およびApache Tomcat 7.0.84が2018年1月下旬に公開されています。
Apache Tomcat 8.5.27、8.0.49および7.0.84では、Jasperによって使われるバッファーサイズを制御するための新しいシステムプロパティ(org.apache.jasper.runtime.BodyContentImpl.BUFFER_SIZE)が追加されている他、Apache Tomcat 7.0.84ではJava 9をサポートするようになっています。
現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン9.0系統ですが、FileMaker Server 13とFileMaker Server 14、FileMaker Server 15、FileMaker Server 16のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 7.0系列が使用されています。