FAMLog
APPLE-SA-2017-03-27-3 macOS Sierra 10.12.4 and Security Update 2017-001
March 28, 2017
macOS Sierra 10.12.4、OS X El Capitan v10.11.6用およびOS X Yosemite v10.10.5用のSecurity Update 2017-001が公開されています。
上記の各アップデートにはセキュリティに関わる修正が含まれています。macOS Sierra 10.12.4では、Apache HTTP Serverがバージョン2.4.25に、PHPがバージョン5.6.30に、OpenSSHがバージョン7.4に更新されています。
FileMaker Serverはバージョン15.0.2以降でmacOS Sierraに対応していますが、バージョン14およびそれ以前のFileMaker ServerについてはmacOS Sierraに正式に対応する予定はない模様です。
Rubyist Magazine 0055 号が公開
March 27, 2017
日本Rubyの会の有志が発行しているWeb雑誌「Rubyist Magazine」(通称「るびま」)の0055 号が公開されています。
「るびま」は、プログラミング言語Rubyに関する技術記事や活用事例、インタビュー、エッセイなどが掲載されるWeb雑誌です。
Rubyist Magazine 0055 号には、PyCallと呼ばれるRuby-Pythonブリッジライブラリについての解説記事や、RubyKaigi 2016 託児室運営記録の紹介記事、RubyConf 2016 参加レポートなどが掲載されています。
Apache Tomcat 8.5.12、Apache Tomcat 8.0.42およびApache Tomcat 7.0.76が公開
March 24, 2017
Apache Tomcat 8.5.12、Apache Tomcat 8.0.42およびApache Tomcat 7.0.76が2017年3月中旬に公開されています。
Apache Tomcat 8.5.12、8.0.42および7.0.76では、Java 9においてアノテーションスキャンがサポートされた他、Tomcat Nativeがバージョン1.2.12に更新されています。
現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン8.5系統です。なお、FileMaker Server 13、FileMaker Server 14およびFileMaker Server 15のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 7.0系列が使用されています。
[関連]Apache Tomcat 6.0.51が公開(FAMLog)
OpenSSH 7.5が公開
March 23, 2017
SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 7.5」が公開されています。
OpenSSH 7.5では、OpenSSH 7.3で修正された攻撃の亜種が有効だったCBCパディングオラクル対抗策の弱点が修正された他、移植版OpenSSHにおいてバージョン1.0.1より前のOpenSSLがサポート対象外となっています。なお、OpenSSHクライアントはCBC暗号モードを用いる暗号をデフォルトで無効にしており、sshdはCBC暗号モードを用いる暗号を最低の優先順位で提供していて次のリリースでデフォルトでは完全に取り除かれる予定となっています。
将来廃止される機能の告知も行われており、2017年6月から8月頃にかけてSSH v.1プロトコルのサポートを全面的に廃止する計画や、BlowfishとRC4暗号、RIPE-MD160 HMACのサポートを削除する予定などが案内されています。
[参考]OpenSSH 7.5登場(マイナビニュース)、OpenSSH 7.5 がリリースされました(春山征吾のBlog)
Apache Tomcat 6.0.51が公開
March 22, 2017
Apache Tomcat 6.0.51が2017年3月中旬に公開されています。
Apache Tomcat 6.0.51では、Apache Tomcat 8.5.9で修正されたセキュリティ脆弱性(CVE-2016-8745)が修正されています。当該脆弱性は、公表当初、Apache Tomcat 8.5より前のバージョンは影響を受けないとされていましたが、バージョン8.0系列以前も影響を受けることが後から判明した次第です。
Apache Tomcat 6.0系列は2016年12月31日にサポートが終了し、2017年3月末にはApache Tomcat 6.0のダウンロードページが削除される予定となっています。なお、FileMaker Server 12およびFileMaker Server 12 AdvancedのWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 6.0系列が使用されていました。
[関連]JVNVU#97321122: Apache Tomcat に情報漏えいの脆弱性(Japan Vulnerability Notes)、Apache Tomcat 8.5.9が公開(FAMLog)、Apache Tomcat 8.0.41とApache Tomcat 7.0.75が公開(FAMLog)
FileMaker Go 15.0.4が公開
March 21, 2017
FileMaker Go 15.0.4の提供が開始されています。
FileMaker Go 15.0.4では、いくつかの問題とiOS 10.3に関連する互換性の問題が修正されています。FileMaker Go 15.0.4が公開された段階ではiOS 10.3の提供はまだ開始されていませんが、iOS 10.3でFileMaker Goがある特定のUnicode文字を含むファイルを開くことができない問題があり、バージョン15.0.4ではその問題が修正されているとのことです。
なお、FileMaker Go 13は2016年9月にApp Storeから削除されましたが、FileMaker Go 14は2017年7月31日にApp Storeから削除される予定となっています。
(2017/07/13追記:FileMaker Go 14がApp Storeから削除される日は2017年7月31日から2017年9月22日に変更されています。)
PHP 7.0.17とPHP 7.1.3が公開
March 17, 2017
PHP 7.0.17とPHP 7.1.3が公開されています。
PHP 7.0.17とPHP 7.1.3では不具合の修正が行われており、今回のリリースには特にセキュリティ上の修正は含まれていない模様です。下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 7.1に移行する場合には事前に移行ガイドを参照してからアップグレードを行う必要があります。
なお、PHP 5.6およびPHP 7.0は2018年12月まで、PHP 7.1は2019年12月までセキュリティ修正が継続される予定となっています。
Bashのバージョン確認方法
March 16, 2017
GNU Bashのバージョンを確認するには、bashコマンドで--versionオプションを使用します。
macOS Sierra 10.12.3では、Bashのバージョン情報は次のように表示されます。
[実行例]
$ bash --version
GNU bash, version 3.2.57(1)-release (x86_64-apple-darwin16)
Copyright (C) 2007 Free Software Foundation, Inc.
なお、現時点におけるBashの最新版はバージョン4.4です。
macOSで省エネルギーのスケジュール設定を確認する
March 15, 2017
macOSにおいて、省エネルギーのスケジュール設定を確認する方法の1つにpmsetコマンドを使用する方法があります。
コマンドラインインターフェースでスケジュール設定を確認するには、ターミナルで次のように入力します。
[使用例]
$ pmset -g sched
Repeating power events:
wakepoweron at 6:00AM every day
pmsetコマンドはmacOSで電源管理関連設定の変更と読み込みを行うツールであり、設定を変更する場合には管理者権限を持つユーザーで実行する必要があります。
[関連]pmset(FAMLog)、Mac OS Xで省エネルギーのスケジュール設定を変更する(FAMLog)
FileMaker カンファレンス 2017が2017年10月下旬に開催
March 14, 2017
ファイルメーカー社が、2017年10月23日(月)から10月25日(水)までの3日間、パシフィコ横浜の会議センター(神奈川県横浜市)で「FileMaker カンファレンス 2017」を開催すると発表しています。
入場無料および事前登録制のカンファレンスで、3日間の会期で30以上のセッション/ランチョンセミナー、参加型のワークショップおよび展示エリアでパートナー企業のブース出展が予定されています。また、すでに北米と欧州で提供が開始されているFileMakerのクラウドサービスである「FileMaker Cloud」をテーマとしたトラックが新設され、日本での利用を検討しているユーザーに向けて最新動向の情報が提供されるとのことです。
事前登録の申し込み受付は、ファイルメーカー社公式サイト内のカンファレンス特設ページにて2017年7月上旬より開始される予定です。