FAMLog
Contact Form 7 5.8が公開
August 08, 2023
Contact Form 7 5.8が公開されています。
Contact Form 7はWordPress用のフォームプラグインです。今回から古いバージョンのWordPressとPHPに関する新しいサポート方針が導入されていて、Contact Form 7 5.8の動作にはPHP 7.4以降の環境が必要になっています。
なお、FMPress Formsを使用すると、Contact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをFileMakerデータベースに登録できるようになります。無料で利用可能なFMPress Formsは、WordPressの公式プラグインディレクトリからインストールおよびダウンロードできます。
[関連]WordPress と PHP のサポート方針について(Contact Form 7)
Eclipse Temurin 8u382、Eclipse Temurin 11.0.20およびEclipse Temurin 17.0.8が公開
August 07, 2023
Eclipse Temurin 8u382、Eclipse Temurin 11.0.20およびEclipse Temurin 17.0.8が公開されています。
Eclipse Temurinは、主要なマルチプラットフォームに対応しているOpenJDKディストリビューションの1つです。一昨年にAdoptOpenJDKがEclipse Temurinとして刷新されましたが、Eclipse Temurin 8u382、11.0.20および17.0.8では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、Claris FileMaker Serverのバージョンや使用しているオペレーティングシステムによってOpenJDKのインストール手順が異なります。インストール方法の詳細についてはClaris ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。
[関連]FileMaker Server と Java - 概要(Claris ナレッジベース)、macOS および Windows 上で Web 公開を使用する場合の、JAVA_HOME 環境変数の活用について(Claris ナレッジベース)
OpenSSL 1.1.1v、OpenSSL 3.0.10およびOpenSSL 3.1.2が公開
August 04, 2023
OpenSSL 1.1.1v、OpenSSL 3.0.10およびOpenSSL 3.1.2が公開されています。
OpenSSLは通信暗号化ライブラリとして広く利用されているオープンソースソフトウェアです。OpenSSL 1.1.1v、OpenSSL 3.0.10およびOpenSSL 3.1.2では影響度低と位置付けられているセキュリティ脆弱性が複数修正されています。
なお、OpenSSLはバージョン3.0.0でライセンスが変更されており、OpenSSL 3.0.0以降ではApache License, Version 2.0に変更されています。
[関連]JVNVU#92583151: OpenSSLのAES-SIV実装における関連データエントリが正しく認証されない問題(Security Advisory [14th July 2023])(Japan Vulnerability Notes)、JVNVU#95617114: OpenSSLのDH_check()関数におけるDHキーとパラメータのチェックに過剰な時間がかかる問題(OpenSSL Security Advisory [19th July 2023])(Japan Vulnerability Notes)、JVNVU#98291788: OpenSSLのDH_check()関数におけるDHキーとパラメータのチェックに過剰な時間がかかる問題(Security Advisory [31st July 2023])(Japan Vulnerability Notes)
INTER-Mediator Ver.5のサポート終了予定月
August 03, 2023
INTER-Mediator Ver.5は2023年12月にサポートを終了する予定となっています。
Ver.5系統は2024年以降はセキュリティ修正が行われなくなるため、今後はINTER-Mediator Ver.5を使用し続けることは推奨されなくなります。現時点でのINTER-Mediatorの最新バージョンは先月公開されたINTER-Mediator Ver.11ですが、旧バージョンから更新する際には必ず事前にバージョン移行ガイドやINTER-Mediatorの方向性に関するページを参照するようにしてください。
なお、INTER-Mediator Ver.6以降ではFileMaker Server向け機能の一部が実装されていないため、FileMaker ServerのESS機能を利用しつつMySQLやMariaDBへの移行、もしくはFileMaker Data APIへの切り替え等を検討していただく必要が出てくる見通しです。
[関連]INTER-Mediator Ver.11が公開(FAMLog)、今後のINTER-MediatorにおけるClaris FileMaker Server対応について(FAMLog)
今後のINTER-MediatorにおけるClaris FileMaker Server対応について
August 02, 2023
INTER-Mediator Directive Committeeとして、今後のINTER-MediatorにおけるClaris FileMaker Server対応に関する案内を行いました。
INTER-MediatorのFileMaker Server対応については今後は「ベストエフォート」、すなわち可能な限りの対応を行いますが、INTER-Mediatorが備えている機能をFileMaker Server向けに全面的にサポートすることはしない予定です。また、INTER-Mediator Ver.5の保守およびサポートを2023年中に終了することにしました。INTER-Mediator Ver.6以降ではFileMaker Server向け機能の一部が実装されていないため、FileMaker ServerのESS機能を利用しつつMySQLやMariaDBへの移行、もしくはFileMaker Data APIへの切り替え等を検討していただく必要が出てくる見通しです。
詳しい経緯や内容については、GitHub上に掲載している文書「INTER‐MediatorのFileMaker対応について」をご参照ください。
INTER-Mediator Ver.11が公開
August 01, 2023
INTER-Mediator Ver.11が2023年7月下旬に公開されています。
INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。INTER-Mediator Ver.11では、YAML形式の定義ファイルをオプションで利用できるようになっています。
INTER-Mediator Ver.5系統とINTER-Mediator Ver.6以降は内部的な構造が大幅に異なります。旧バージョンからバージョンアップする際には、必ず事前にバージョン移行ガイドやINTER-Mediatorの方向性に関するページを参照するようにしてください。
iOS 15.7.8およびiPadOS 15.7.8の提供が開始
July 31, 2023
iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 15.7.8と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 15.7.8の提供が2023年7月下旬に開始されています。
iOS 15.7.8およびiPadOS 15.7.8では複数のセキュリティ脆弱性が修正されていて、すでに悪用されている可能性のある脆弱性も修正されていることから、iOS 16およびiPadOS 16に未対応の機種でiOS 15およびiPadOS 15を使用している場合にはアップデートを適用することが推奨されています。
なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 2023はiOS 16以降もしくはiPadOS 16以降で動作するため、iOS 15およびiPadOS 15を使用している場合にはFileMaker Go 19.6.3を使う必要があります。
[関連]iOS 16.6およびiPadOS 16.6の提供が開始(FAMLog)
Safari 16.6の提供が開始
July 28, 2023
セキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 16.6の提供が開始されています。
Appleが開発および提供しているWebブラウザーであるSafariのバージョン16.6では複数の脆弱性が修正されています。macOS用のSafari 16.6はmacOS Big SurおよびmacOS Montereyで利用でき、同時に公開されたmacOS Ventura 13.5にもSafari 16.6が含まれています。
なお、macOS Catalina用のSafari 16は提供されていないため、macOS Big Sur以降にアップグレードすることが推奨される状況になっていると言えます。
[関連]macOS Ventura 13.5の提供が開始(FAMLog)、macOS Monterey 12.6.8およびmacOS Big Sur 11.7.9の提供が開始(FAMLog)
macOS Monterey 12.6.8およびmacOS Big Sur 11.7.9の提供が開始
July 27, 2023
macOS Monterey 12.6.8およびmacOS Big Sur 11.7.9の提供が開始されています。
macOS Monterey 12.6.8およびmacOS Big Sur 11.7.9ではそれぞれ複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性も修正されているため、macOS Montereyを使用している場合にはmacOS Monterey 12.6.8に、macOS Big Surを使用している場合にはmacOS Big Sur 11.7.9に更新することが推奨されます。
なお、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverはバージョン19.4.1以降で正式にmacOS Montereyに対応するようになっています。
[関連]macOS Ventura 13.5の提供が開始(FAMLog)
macOS Ventura 13.5の提供が開始
July 26, 2023
macOS Ventura 13.5の提供が開始されています。
macOS Ventura 13.5には多数のセキュリティに関わる修正が含まれています。macOS Venturaに対応しているMacは、iMac(2017以降)、iMac Pro(2017)、MacBook Air(2018以降)、MacBook Pro(2017以降)、Mac Pro(2019以降)、Mac Studio(2022)、Mac mini(2018以降)およびMacBook(2017)です。
なお、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverはバージョン19.6.1以降でmacOS Venturaでのインストールが正式にサポートされるようになっています。
[関連]iOS 16.6およびiPadOS 16.6の提供が開始(FAMLog)