FAMLog


iOS 15.7.7およびiPadOS 15.7.7の提供が開始

June 27, 2023

iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 15.7.7と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 15.7.7の提供が開始されています。

iOS 15.7.7およびiPadOS 15.7.7では複数のセキュリティ脆弱性が修正されていて、すでに悪用されている可能性のある脆弱性も修正されていることから、iOS 16およびiPadOS 16に未対応の機種でiOS 15およびiPadOS 15を使用している場合にはアップデートを適用することが推奨されています。

なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 2023はiOS 16以降もしくはiPadOS 16以降で動作するため、iOS 15およびiPadOS 15を使用している場合にはFileMaker Go 19.6.3を使う必要があります。

[関連]iOS 16.5.1およびiPadOS 16.5.1の提供が開始(FAMLog)

Tag: Security

iOS 16.5.1およびiPadOS 16.5.1の提供が開始

June 26, 2023

iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 16.5.1と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 16.5.1の提供が開始されています。

iOS 16.5.1およびiPadOS 16.5.1では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性が修正されていることから、すべての対象ユーザーにアップデートを適用することが推奨されています。

なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 2023はiOS 16以降もしくはiPadOS 16以降で動作します。

Tag: Security

Safari 16.5.1の提供が開始

June 23, 2023

セキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 16.5.1の提供が開始されています。

WebKitの脆弱性が修正されたSafari 16.5.1はmacOS MontereyおよびmacOS Big Surで利用でき、同時に公開されたmacOS Ventura 13.4.1にもSafari 16.5.1が含まれています。すでに悪用された可能性のある脆弱性が修正されていることから、Safari 16.5.1にアップデートすることが推奨されます。

なお、macOS Catalina用のSafari 16は提供されていないため、macOS Big Sur以降にアップグレードすることが推奨される状況になっていると言えます。

Tag: Security

Apache Tomcat 8.5.89、9.0.75および10.1.9ではセキュリティ脆弱性が修正済み

June 22, 2023

2023年5月に公開されたApache Tomcat 8.5.89Apache Tomcat 9.0.75およびApache Tomcat 10.1.9ではセキュリティ脆弱性が修正されています。

レスポンスにHTTPヘッダーが設定されていない場合にレスポンスヘッダーに関する情報が漏洩する可能性がある脆弱性(CVE-2023-34981)が修正されたApache Tomcat 8.5.89、Apache Tomcat 9.0.75およびApache Tomcat 10.1.9が公開されたのは2023年5月ですが、CVE-2023-34981に関する情報は2023年6月下旬に公開された次第です。

なお、現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン10.1.10ですが、Claris FileMaker Server 2023(FileMaker Server 20.1.2)ではJava Web公開エンジンにApache Tomcat 9.0.69が使用されています。

[関連]JVNVU#92908681: Apache Tomcatにおける情報漏えいの脆弱性(Japan Vulnerability Notes)、Apache Tomcat 8.5.88、9.0.74および10.1.8ではセキュリティ脆弱性が修正済み(FAMLog)

(2023/08/28追記:「JJVNVU#92908681」を「JVNVU#92908681」に修正しました。)

Tag: Apache

Node.js v18.16.1とNode.js v16.20.1が公開

June 21, 2023

Node.js v18.16.1 (LTS)およびNode.js v16.20.1 (LTS)が公開されています。

Node.js v18.16.1およびNode.js v16.20.1では、それぞれ複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。Node.js v18は2025年4月に、Node.js v16は2023年9月にサポートが終了する予定となっています。

なお、Claris FileMaker ServerやClaris FileMaker CloudのClaris FileMaker Data API エンジンではNode.jsが使われていて、FileMaker Server 20.1.2ではNode.js v18.13.0が使用されています。

[関連]Node.js v18のサポート終了予定日(FAMLog)、Node.js v16のサポート終了予定日(FAMLog)


Node.js v18のサポート終了予定日

June 20, 2023

Node.js v18は2025年4月30日にサポートが終了する予定となっています。

Node.js v14のサポートは2023年4月30日に終了しており、Node.js v16は2023年9月11日にサポートが終了する予定となっています。これから更新作業を行う場合には長期サポート対象であるNode.js v18への更新を検討することになります。

なお、Claris FileMaker ServerやClaris FileMaker CloudのClaris FileMaker Data API エンジンではNode.jsが使われていて、FileMaker Server 20.1.2ではNode.js v18.13.0が使用されています。

[関連]Node.js v16のサポート終了予定日(FAMLog)


macOS版Claris FileMaker Server 2023の動作環境

June 19, 2023

macOS版のClaris FileMaker Server 2023はmacOS Monterey 12とmacOS Ventura 13をサポートしています。

macOS Big Sur 11やmacOS Catalina 10.15、macOS Mojave 10.14はサポートされておらず、RAMの最低要件はバージョン19と同様に8GBです。ストレージについては、ソリッドステートドライブ(SSD)の使用が推奨されており、ファイルサイズに依存しますが512GB以上必要、そしてストレージの空き容量は20%以上必要という条件となっています。

RAMが8GBである場合にはClaris FileMaker WebDirectの許容量は50ユーザーと明記されており、100ユーザーでFileMaker WebDirectを利用したい場合には32GB以上のRAMを搭載したMac Studioを使用することが推奨されています。なお、FileMaker WebDirectのクライアント数が101以上の場合にサーバーを複数台構成にすることが推奨されていますが、接続数の上限は、ハードウェアの構成やカスタム Appのデザイン、ライセンス、サブスクリプションなどによって制限される可能性があります。

[関連]macOS版Claris FileMaker Server 19の動作環境(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Pro 2023の新機能:バージョン20.1.1で追加された関数

June 16, 2023

Claris FileMaker Pro 2023では新しい関数が追加され、キャッシュファイルの名前およびパスを返す関数や、基本テーブル名の一覧を返す関数等が新設されています。

バージョン20.1.1で追加された関数一覧は次の通りです。

・GetBaseTableName
・Get(キャッシュファイルパス)
・Get(キャッシュファイル名)
・BaseTableNames
・BaseTableIDs

GetBaseTableName関数を使用すると、引数として指定したフィールドの基本テーブル名を取得できます。

[関連]Claris FileMaker 2023の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Pro 2023の新機能:バージョン20.1.1で追加されたスクリプトステップ

June 15, 2023

Claris FileMaker Pro 2023では、次のスクリプトステップが新しく追加されています。

・コールバックを使用してサーバー上のスクリプト実行
・Claris Connect フローをトリガ

Claris FileMaker 2023の販売開始と同時にClaris Connectの無料利用枠が新たに用意されるようになっており、[Claris Connect フローをトリガ]スクリプトステップを使用することでより容易にClaris Connectと連携できるようになります。

また、[コールバックを使用してサーバー上のスクリプト実行]スクリプトステップを使用すると、サーバー上で指定されたスクリプトの実行が完了した後に、別の指定されたスクリプトをローカルで実行させることができます。

[関連]Claris FileMaker 2023の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

FMプランがClaris FileMaker 2023に対応

June 14, 2023

エミックが提供しているClaris FileMaker Server対応ホスティングサービスであるFMプランで2023年5月下旬よりClaris FileMaker 2023に対応しました。

Claris FileMaker Server 2023の運用環境を利用できるFMプランネクストシリーズは、FMプランネクストプラス[月額29,800円(税別)]およびFMプランネクストプロ[月額45,000円(税別)]の2つのプランから構成されます。各プランではClaris FileMaker Server for Linuxを利用してデータベースサーバーを運用しますが、同サービスのサーバー上で稼働させるFileMaker Serverのライセンスが別途必要になります。

なお、Claris FileMaker 19.4は2023年12月にサポートが終了する予定となっているため、2024年1月以降においてサポートされるFileMaker製品はバージョン19.5以降となります。FileMaker製品のサポートポリシーでは提供開始日から2年経過すると当該バージョンのサポートを終了するようになっているため、この機会にFileMaker製品のバージョンアップやFileMaker 2023に対応したFMプランへの変更をご検討およびご計画ください。

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