FAMLog


iOS 16.6およびiPadOS 16.6の提供が開始

July 25, 2023

iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 16.6と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 16.6の提供が開始されています。

iOS 16.6およびiPadOS 16.6では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。iPadOS 16に対応している機種は、iPad Pro、第5世代以降のiPad、第3世代以降のiPad Airおよび第5世代以降のiPad miniであり、iPad Air 2およびiPad mini 4ではiPadOS 16を利用できません。

なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 2023はiOS 16以降もしくはiPadOS 16以降で動作します。

Tag: Security

Claris FileMaker Server 2023の新機能:Ubuntu 22.04のサポート

July 24, 2023

Linux版のClaris FileMaker Server 2023ではUbuntu 22.04がサポートされるようになっています。

Linux版のFileMaker Server 2023(20.1)ではUbuntu 20.04 LTSとUbuntu 22.04 LTSがサポートされており、Ubuntu 22.04を使用している場合にはamd64だけでなく新たにarm64のアーキテクチャーもサポートされるようになっています。

Ubuntu Desktopは、FileMaker Server 2023と互換性がありますが、完全には検証されていないとのことです。実際に運用する場合にはUbuntu Server 20.04 LTSもしくはUbuntu Server 22.04 LTSの利用が推奨されます。

[関連]Claris FileMaker Server 19.5.1の新機能:Ubuntu 20.04のサポート(FAMLog)、Linux版Claris FileMaker Server 2023の動作環境(FAMLog)

Tag: FileMaker

OpenSSH 9.3p2が公開

July 21, 2023

SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョンであるOpenSSH 9.3p2が公開されています。

OpenSSH 9.3p2では、特定の条件下において転送されたエージェントのソケットを介してリモートでのコード実行に悪用される可能性があるセキュリティ脆弱性(CVE-2023-38408)が修正されています。

なお、当該脆弱性はQualys Security Advisory teamによって発見され、悪用可能であることが示されたとのことです。

[参考]OpenSSH 9.3p2 がリリースされました(春山征吾のBlog)

Tag: Security

curl 8.2.0が公開

July 20, 2023

curl 8.2.0が公開されています。

curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送ソフトウェアであり、Claris FileMakerでも利用されています。curl 8.2.0では1点のセキュリティ脆弱性(CVE-2023-32001)が修正されています。

なお、Claris FileMaker Pro 2023(20.1.2)において、[URL から挿入]スクリプトステップのcURL オプションで-Vもしくは--versionオプションを使用して取得できるlibcurlのバージョン情報は次の通りです。

[出力例]
libcurl/7.83.0-DEV OpenSSL/3.0.8 zlib/1.2.11 libssh2/1.9.0_DEV
Features: AsynchDNS IPv6 Largefile NTLM NTLM_WB SSL libz TLS-SRP UnixSockets HTTPS-proxy alt-svc HSTS

Tag: Apache

Safari 16.5.2の提供が開始

July 19, 2023

セキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 16.5.2の提供が開始されています。

WebKitの脆弱性(CVE-2023-37450)が修正されたSafari 16.5.2はmacOS MontereyおよびmacOS Big Surで利用でき、同時期に公開されたmacOS Ventura 13.4.1 (c)にもSafari 16.5.2が含まれています。すでに悪用された可能性のある脆弱性が修正されていることから、Safari 16.5.2にアップデートすることが推奨されます。

なお、macOS Catalina用のSafari 16は提供されていないため、macOS Big Sur以降にアップグレードすることが推奨される状況になっていると言えます。

[関連]macOS Ventura 13.4.1 (c)の提供が開始(FAMLog)、iOS 16.5.1 (c)およびiPadOS 16.5.1 (c)の提供が開始(FAMLog)

Tag: Security

iOS 16.5.1 (c)およびiPadOS 16.5.1 (c)の提供が開始

July 18, 2023

iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 16.5.1 (c)と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 16.5.1 (c)の提供が開始されています。

緊急セキュリティ対応となるiOS 16.5.1 (c)およびiPadOS 16.5.1 (c)には重要なセキュリティに関わる修正が含まれています。すでに悪用された可能性のある脆弱性(CVE-2023-37450)が修正されていることから、iOS 16を使用している場合にはiOS 16.5.1 (c)に、iPadOS 16を使用している場合にはiPadOS 16.5.1 (c)にアップデートすることが推奨されます。

なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 2023はiOS 16以降もしくはiPadOS 16以降で動作します。

[関連]macOS Ventura 13.4.1 (c)の提供が開始(FAMLog)

Tag: Security

macOS Ventura 13.4.1 (c)の提供が開始

July 14, 2023

macOS Ventura 13.4.1 (c)の提供が開始されています。

緊急セキュリティ対応となるmacOS Ventura 13.4.1 (c)には重要なセキュリティに関わる修正が含まれています。すでに悪用された可能性のある脆弱性(CVE-2023-37450)が修正されていることから、macOS Venturaを使用している場合にはmacOS Ventura 13.4.1 (c)にアップデートすることが推奨されます。

なお、macOS Ventura 13.4.1 (c)の前にmacOS Ventura 13.4.1 (a)が公開されていましたが、macOS Ventura 13.4.1 (a)では一部のWebサイトが正しく表示されない問題が発生していました。macOS Ventura 13.4.1 (a)の当該問題に対応するために急遽macOS Ventura 13.4.1 (c)が公開された次第です。

Tag: Security

Claris FileMaker Server 2023のFileMaker WebDirectで利用できるWebブラウザー

July 13, 2023

Claris FileMaker Server 2023(20.1)では、FileMaker WebDirectでサポートされているWebブラウザーが一部変更されています。

FileMaker Server 2023のFileMaker WebDirectでサポートされているWebブラウザーは次の通りです。

・デスクトップの場合:Safari 16以上、Google Chrome 108以上、Microsoft Edge 108
・モバイルの場合:iOS 16以上でのMobile Safari、Google Chrome 108

なお、Claris ナレッジベースで明記されているFileMaker WebDirect モバイルハードウェアの必要条件を満たさないデバイスでもFileMaker WebDirectが動作する可能性はありますが、当該デバイスは検証されていないためサポートはされないとのことです。

[関連]Claris FileMaker Server 19のClaris FileMaker WebDirectで利用できるWebブラウザー(FAMLog)、Claris FileMaker 2023 動作環境(Claris ナレッジベース)

Tag: FileMaker

「Claris Engage Japan 2023」のご案内

July 12, 2023

2023年11月8日(水)から11月10日(金)までの3日間、虎ノ門ヒルズフォーラム(東京都港区)で開催される「Claris Engage Japan 2023」において1つセッションを担当します。

3日目の11月10日(金)14時40分から開始予定であるテクニカルセッション「Claris FileMaker Admin API の使い方と最新情報」ではスピーカーとしてFileMaker Admin APIが備える機能について紹介する講演を行います。また、当該APIで昨年から利用できるようになった公開鍵認証機能を使用するための具体的な手順についても詳しく解説する予定です。

Claris Engage Japan 2023の開催期間は次の通りです。是非お早めに事前登録のうえ当日ご来場ください。

Claris Engage Japan 2023
会期:2023年11月8日(水)〜11月10日(金)
会場:虎ノ門ヒルズフォーラム(東京都港区)
入場料:無料(事前登録制)
主催: Claris International Inc.
詳細:https://www.claris.com/ja/engage/

[関連]Claris Engage Japan 2023の事前登録受付が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris Engage Japan 2023の事前登録受付が開始

July 11, 2023

2023年11月8日(水)から11月10日(金)までの3日間、虎ノ門ヒルズフォーラム(東京都港区)で開催される「Claris Engage Japan 2023」の詳細プログラムが発表され、同時に事前登録の受付が開始されています。

4年ぶりのオンサイト開催となるClaris Enagage Japan(旧称:FileMaker カンファレンス)は、Clarisが日本で開催する最大の年次カンファレンスです。ユーザー企業の最新事例や開発者による技術情報、医療分野に特化したメディカルトラック、若きエンジニアによる各種セッションなど、50以上の多彩なセッションが用意されており、一部のセッションについてはライブ配信される予定となっています。

なお、Claris Engage Japan 2023の最終日である2023年11月10日(金)にテクニカルセッション(Claris FileMaker Admin API の使い方と最新情報)のスピーカーを担当します。参加無料および事前登録制ですので、是非ご登録の上ご参加ください。

Tag: FileMaker

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