FAMLog
INTER-Mediator Ver.11が公開
August 01, 2023
INTER-Mediator Ver.11が2023年7月下旬に公開されています。
INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。INTER-Mediator Ver.11では、YAML形式の定義ファイルをオプションで利用できるようになっています。
INTER-Mediator Ver.5系統とINTER-Mediator Ver.6以降は内部的な構造が大幅に異なります。旧バージョンからバージョンアップする際には、必ず事前にバージョン移行ガイドやINTER-Mediatorの方向性に関するページを参照するようにしてください。
iOS 15.7.8およびiPadOS 15.7.8の提供が開始
July 31, 2023
iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 15.7.8と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 15.7.8の提供が2023年7月下旬に開始されています。
iOS 15.7.8およびiPadOS 15.7.8では複数のセキュリティ脆弱性が修正されていて、すでに悪用されている可能性のある脆弱性も修正されていることから、iOS 16およびiPadOS 16に未対応の機種でiOS 15およびiPadOS 15を使用している場合にはアップデートを適用することが推奨されています。
なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 2023はiOS 16以降もしくはiPadOS 16以降で動作するため、iOS 15およびiPadOS 15を使用している場合にはFileMaker Go 19.6.3を使う必要があります。
[関連]iOS 16.6およびiPadOS 16.6の提供が開始(FAMLog)
Safari 16.6の提供が開始
July 28, 2023
セキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 16.6の提供が開始されています。
Appleが開発および提供しているWebブラウザーであるSafariのバージョン16.6では複数の脆弱性が修正されています。macOS用のSafari 16.6はmacOS Big SurおよびmacOS Montereyで利用でき、同時に公開されたmacOS Ventura 13.5にもSafari 16.6が含まれています。
なお、macOS Catalina用のSafari 16は提供されていないため、macOS Big Sur以降にアップグレードすることが推奨される状況になっていると言えます。
[関連]macOS Ventura 13.5の提供が開始(FAMLog)、macOS Monterey 12.6.8およびmacOS Big Sur 11.7.9の提供が開始(FAMLog)
macOS Monterey 12.6.8およびmacOS Big Sur 11.7.9の提供が開始
July 27, 2023
macOS Monterey 12.6.8およびmacOS Big Sur 11.7.9の提供が開始されています。
macOS Monterey 12.6.8およびmacOS Big Sur 11.7.9ではそれぞれ複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性も修正されているため、macOS Montereyを使用している場合にはmacOS Monterey 12.6.8に、macOS Big Surを使用している場合にはmacOS Big Sur 11.7.9に更新することが推奨されます。
なお、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverはバージョン19.4.1以降で正式にmacOS Montereyに対応するようになっています。
[関連]macOS Ventura 13.5の提供が開始(FAMLog)
macOS Ventura 13.5の提供が開始
July 26, 2023
macOS Ventura 13.5の提供が開始されています。
macOS Ventura 13.5には多数のセキュリティに関わる修正が含まれています。macOS Venturaに対応しているMacは、iMac(2017以降)、iMac Pro(2017)、MacBook Air(2018以降)、MacBook Pro(2017以降)、Mac Pro(2019以降)、Mac Studio(2022)、Mac mini(2018以降)およびMacBook(2017)です。
なお、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverはバージョン19.6.1以降でmacOS Venturaでのインストールが正式にサポートされるようになっています。
[関連]iOS 16.6およびiPadOS 16.6の提供が開始(FAMLog)
iOS 16.6およびiPadOS 16.6の提供が開始
July 25, 2023
iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 16.6と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 16.6の提供が開始されています。
iOS 16.6およびiPadOS 16.6では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。iPadOS 16に対応している機種は、iPad Pro、第5世代以降のiPad、第3世代以降のiPad Airおよび第5世代以降のiPad miniであり、iPad Air 2およびiPad mini 4ではiPadOS 16を利用できません。
なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 2023はiOS 16以降もしくはiPadOS 16以降で動作します。
Claris FileMaker Server 2023の新機能:Ubuntu 22.04のサポート
July 24, 2023
Linux版のClaris FileMaker Server 2023ではUbuntu 22.04がサポートされるようになっています。
Linux版のFileMaker Server 2023(20.1)ではUbuntu 20.04 LTSとUbuntu 22.04 LTSがサポートされており、Ubuntu 22.04を使用している場合にはamd64だけでなく新たにarm64のアーキテクチャーもサポートされるようになっています。
Ubuntu Desktopは、FileMaker Server 2023と互換性がありますが、完全には検証されていないとのことです。実際に運用する場合にはUbuntu Server 20.04 LTSもしくはUbuntu Server 22.04 LTSの利用が推奨されます。
[関連]Claris FileMaker Server 19.5.1の新機能:Ubuntu 20.04のサポート(FAMLog)、Linux版Claris FileMaker Server 2023の動作環境(FAMLog)
OpenSSH 9.3p2が公開
July 21, 2023
SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョンであるOpenSSH 9.3p2が公開されています。
OpenSSH 9.3p2では、特定の条件下において転送されたエージェントのソケットを介してリモートでのコード実行に悪用される可能性があるセキュリティ脆弱性(CVE-2023-38408)が修正されています。
なお、当該脆弱性はQualys Security Advisory teamによって発見され、悪用可能であることが示されたとのことです。
[参考]OpenSSH 9.3p2 がリリースされました(春山征吾のBlog)
curl 8.2.0が公開
July 20, 2023
curl 8.2.0が公開されています。
curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送ソフトウェアであり、Claris FileMakerでも利用されています。curl 8.2.0では1点のセキュリティ脆弱性(CVE-2023-32001)が修正されています。
なお、Claris FileMaker Pro 2023(20.1.2)において、[URL から挿入]スクリプトステップのcURL オプションで-Vもしくは--versionオプションを使用して取得できるlibcurlのバージョン情報は次の通りです。
[出力例]
libcurl/7.83.0-DEV OpenSSL/3.0.8 zlib/1.2.11 libssh2/1.9.0_DEV
Features: AsynchDNS IPv6 Largefile NTLM NTLM_WB SSL libz TLS-SRP UnixSockets HTTPS-proxy alt-svc HSTS
Safari 16.5.2の提供が開始
July 19, 2023
セキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 16.5.2の提供が開始されています。
WebKitの脆弱性(CVE-2023-37450)が修正されたSafari 16.5.2はmacOS MontereyおよびmacOS Big Surで利用でき、同時期に公開されたmacOS Ventura 13.4.1 (c)にもSafari 16.5.2が含まれています。すでに悪用された可能性のある脆弱性が修正されていることから、Safari 16.5.2にアップデートすることが推奨されます。
なお、macOS Catalina用のSafari 16は提供されていないため、macOS Big Sur以降にアップグレードすることが推奨される状況になっていると言えます。
[関連]macOS Ventura 13.4.1 (c)の提供が開始(FAMLog)、iOS 16.5.1 (c)およびiPadOS 16.5.1 (c)の提供が開始(FAMLog)