FAMLog


OpenSSL 1.1.1wが公開

September 14, 2023

OpenSSL 1.1.1wが公開されています。

OpenSSLは通信暗号化ライブラリとして広く利用されているオープンソースソフトウェアです。OpenSSL 1.1.1wでは深刻度が低であるセキュリティ脆弱性(CVE-2023-4807)が修正されていますが、 OpenSSL 1.1.1系列は2023年9月11日にサポートが終了したことから今後はバージョン3.0系列以降を利用することが強く推奨されます。

なお、現時点でのOpenSSLの最新安定バージョンはバージョン3.1.2ですが、バージョン3.0系統は長期サポート版(LTS)として位置付けられており、OpenSSL 3.0系統はOpenSSL 3.1系統のサポートが終了した後も約1年半引き続きサポートされる予定となっています。

[関連]JVNVU#96140980: OpenSSLのPOLY1305 MAC実装におけるWindows上のXMMレジスタが破損する問題(Security Advisory [8th September 2023])(Japan Vulnerability Notes)、OpenSSL 1.1.1系列のサポート終了予定日(FAMLog)、OpenSSL 3.0系列のサポート終了予定日(FAMLog)

Tag: Security

macOS Monterey 12.6.9およびmacOS Big Sur 11.7.10の提供が開始

September 13, 2023

macOS Monterey 12.6.9およびmacOS Big Sur 11.7.10の提供が開始されています。

macOS Monterey 12.6.9およびmacOS Big Sur 11.7.10では、悪意のある画像を処理させることで任意のコードが実行される可能性のあるセキュリティ脆弱性(CVE-2023-41064)が修正されています。当該脆弱性がすでに攻撃に利用されている状況になっていることから、macOS Montereyを使用している場合にはmacOS Monterey 12.6.9に、macOS Big Surを使用している場合にはmacOS Big Sur 11.7.10に更新することが推奨されます。

なお、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverはバージョン19.4.1以降で正式にmacOS Montereyに対応するようになっています。

[関連]macOS Ventura 13.5.2の提供が開始(FAMLog)

Tag: Security

iOS 15.7.9およびiPadOS 15.7.9の提供が開始

September 12, 2023

iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 15.7.9と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 15.7.9の提供が開始されています。

iOS 15.7.9およびiPadOS 15.7.9では悪意のある画像を処理させることで任意のコードが実行される可能性のあるセキュリティ脆弱性(CVE-2023-41064)が修正されています。当該脆弱性がすでに攻撃に利用されている状況になっていることから、iOS 16およびiPadOS 16に未対応の機種でiOS 15およびiPadOS 15を使用している場合にはアップデートを適用することが推奨されています。

なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 2023はiOS 16以降もしくはiPadOS 16以降で動作するため、iOS 15およびiPadOS 15を使用している場合にはFileMaker Go 19.6.3を使う必要があります。

[関連]iOS 16.6.1およびiPadOS 16.6.1の提供が開始(FAMLog)

Tag: Security

iOS 16.6.1およびiPadOS 16.6.1の提供が開始

September 11, 2023

iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 16.6.1と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 16.6.1の提供が開始されています。

iOS 16.6.1およびiPadOS 16.6.1では2点のセキュリティ脆弱性が修正されています。すでに攻撃に利用されている状況になっている脆弱性(CVE-2023-41061およびCVE-2023-41064)が修正されていることから、すべての対象ユーザーにアップデートを適用することが推奨されています。

なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 2023はiOS 16以降もしくはiPadOS 16以降で動作します。

[関連]macOS Ventura 13.5.2の提供が開始(FAMLog)

Tag: Security

macOS Ventura 13.5.2の提供が開始

September 08, 2023

macOS Ventura 13.5.2の提供が開始されています。

macOS Ventura 13.5.2では、悪意のある画像を処理させることで任意のコードが実行される可能性のあるセキュリティ脆弱性(CVE-2023-41064)が修正されています。当該脆弱性がすでに攻撃に利用されている状況になっていることから、macOS Venturaを使用している場合にはmacOS Ventura 13.5.2にアップデートすることが推奨されます。

なお、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverはバージョン19.6.1以降でmacOS Venturaでのインストールが正式にサポートされるようになっています。

Tag: Security

PHP 8.1系列の公式セキュリティサポート終了予定日

September 07, 2023

PHP 8.1系列は2024年11月に公式のセキュリティサポートが終了する予定となっています。

PHP 8.1系列のアクティブサポートは2023年11月に終了する予定であり、重大なセキュリティに関わる修正が行われるセキュリティサポートは2024年11月25日までの予定となっています。PHPはバージョン8.3系統の開発も進められており、現在バージョン8.3.0 RC1が公開されている状況です。

PHP 8.0系統の保守は2023年11月26日に終了する予定であり、現時点でのPHPの最新安定バージョンはバージョン8.2.10です。なお、下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 8.2に移行する場合にはあらかじめ移行ガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。

[関連]PHP 8.0系列の公式セキュリティサポート終了予定日(FAMLog)

Tag: Apache

バージョン19.3.2以前のClaris FileMaker ProとClaris FileMaker GoはClaris FileMaker Server 2023に接続不可

September 06, 2023

FileMaker Pro 18 Advanced、FileMaker Go 18、バージョン19.3.2およびそれ以前のClaris FileMaker ProならびにClaris FileMaker Goは、Claris FileMaker ServerでホストされているFileMakerデータベースに接続する際、Claris FileMaker Server 2023には接続できません。

Claris FileMaker Server 2023に接続するクライアントアプリケーションとしてサポートされているFileMaker ProおよびFileMaker Goのバージョンはバージョン19.4.2以降となっています。FileMaker Pro 2023のデータファイル形式は、バージョン12のファイル形式を踏襲していますが、バージョン19.3.2以前のClaris FileMakerからFileMaker Server 2023に接続することはできないので要注意です。

なお、バージョン19.3およびそれ以前のClaris FileMakerのサポートはすでに終了しており、Claris FileMaker 19.4のサポートは2023年12月をもって終了する予定となっています。

[関連]Claris FileMaker Server 2023でサポートされるクライアントアプリケーション(FAMLog)、バージョン19.3.2以前のClaris FileMaker ProとClaris FileMaker GoはClaris FileMaker Cloud 2023に接続不可(FAMLog)、Claris のサポートポリシー(Claris ナレッジベース)

Tag: FileMaker

Eclipse Temurin 11.0.20.1およびEclipse Temurin 17.0.8.1が公開

September 05, 2023

Eclipse Temurin 11.0.20.1およびEclipse Temurin 17.0.8.1が公開されています。

Eclipse Temurinは、主要なマルチプラットフォームに対応しているOpenJDKディストリビューションの1つです。一昨年にAdoptOpenJDKがEclipse Temurinとして刷新されましたが、Eclipse Temurin 11.0.20.1およびEclipse Temurin 17.0.8.1ではhttps://bugs.openjdk.org/browse/JDK-8313765で登録されている内容に関する不具合が修正されています。

なお、Claris FileMaker Serverのバージョンや使用しているオペレーティングシステムによってOpenJDKのインストール手順が異なります。インストール方法の詳細についてはClaris ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。

[関連]FileMaker Server と Java - 概要(Claris ナレッジベース)、macOS および Windows 上で Web 公開を使用する場合の、JAVA_HOME 環境変数の活用について(Claris ナレッジベース)

Tag: Java

Ubuntu 22.04 LTSの標準サポート終了予定日

September 04, 2023

Ubuntu 22.04 LTSは2027年6月に標準サポートが終了する予定となっています。

UbuntuはDebianベースのLinuxディストリビューションであり、2023年9月4日時点におけるUbuntu LTS版の最新バージョンはUbuntu 22.04 LTS(Ubuntu 22.04.2 LTS)です。Ubuntu 18.04 LTSは2023年6月に標準サポートが終了しており、Ubuntu 20.04 LTSは2025年4月に標準サポートが終了する予定となっています。

なお、Claris FileMaker Server 2023ではUbuntu 20.04 LTSに加えてUbuntu 22.04 LTSもサポートされるようになっています。

[関連]Ubuntu 20.04 LTSの標準サポート終了予定日(FAMLog)、Claris FileMaker Server 2023の新機能:Ubuntu 22.04のサポート(FAMLog)

(2025-01-13追記:「Ubuntu 22.04 LTSは2027年4月に標準サポートが終了する予定」を「Ubuntu 22.04 LTSは2027年6月に標準サポートが終了する予定」に、「Ubuntu 18.04 LTSは2023年4月に標準サポートが終了」を「Ubuntu 18.04 LTSは2023年6月に標準サポートが終了」に変更しました。)

Tag: Linux

PHP 8.1.23とPHP 8.2.10が公開

September 01, 2023

PHP 8.1.23PHP 8.2.10が公開されています。

PHP 8.1.23とPHP 8.2.10では不具合の修正が行われています。PHP 8.0系列のアクティブサポートは2022年11月にすでに終了しており、重大なセキュリティに関わる修正が行われるセキュリティサポートは2023年11月26日までの予定となっています。PHPはバージョン8.3系統の開発も進められており、現在バージョン8.3.0 RC 1が公開されている状況です。

なお、PHP 8.1は2024年11月25日まで、PHP 8.2は2025年12月8日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。

Tag: Apache

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