FAMLog


iOS 15.7.6およびiPadOS 15.7.6の提供が開始

May 30, 2023

iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 15.7.6と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 15.7.6の提供が2023年5月中旬に開始されています。

iOS 15.7.6およびiPadOS 15.7.6では複数のセキュリティ脆弱性が修正されていて、すでに悪用されている可能性のある脆弱性も修正されていることから、iOS 16およびiPadOS 16に未対応の機種でiOS 15およびiPadOS 15を使用している場合にはアップデートを適用することが推奨されています。

なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 2023はiOS 16以降もしくはiPadOS 16以降で動作するため、iOS 15およびiPadOS 15を使用している場合には現時点ではFileMaker Go 19.6.3を使う必要があります。

[関連]iOS 16.5およびiPadOS 16.5の提供が開始(FAMLog)

Tag: Security

iOS 16.5およびiPadOS 16.5の提供が開始

May 29, 2023

iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 16.5と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 16.5の提供が2023年5月中旬に開始されています。

iOS 16.5およびiPadOS 16.5では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。iPadOS 16に対応している機種は、iPad Pro、第5世代以降のiPad、第3世代以降のiPad Airおよび第5世代以降のiPad miniであり、iPad Air 2およびiPad mini 4ではiPadOS 16を利用できません。

なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 2023はiOS 16以降もしくはiPadOS 16以降で動作します。

Tag: Security

curl 8.1.1が公開

May 26, 2023

curl 8.1.0およびcurl 8.1.1が公開されています。

curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送ソフトウェアであり、Claris FileMakerでも利用されています。2023年5月中旬に公開されたcurl 8.1.0では4点のセキュリティ脆弱性が修正されています。バージョン8.1.0が公開された直後に問題が発覚したため、curl 8.1.0が公開された6日後にcurl 8.1.1が公開されていました。

なお、Claris FileMaker Pro 2023(20.1.1)において、[URL から挿入]スクリプトステップのcURL オプションで-Vもしくは--versionオプションを使用して取得できるlibcurlのバージョン情報は下記の通りです。

[出力例]
libcurl/7.83.0-DEV OpenSSL/3.0.8 zlib/1.2.11 libssh2/1.9.0_DEV
Features: AsynchDNS IPv6 Largefile NTLM NTLM_WB SSL libz TLS-SRP UnixSockets HTTPS-proxy alt-svc HSTS

Tag: Apache

Claris FileMaker 2023の提供が開始

May 25, 2023

Claris International Inc.が2023年5月23日にClaris FileMaker 2023の日本国内での提供を開始しています。

公開されたバージョン番号は年(Claris FileMaker 2023)で示されていますが、カスタマサポート用には数字バージョンが引き続き使用されます。数字バージョン(20.1)は[FileMaker Pro について]ダイアログボックス、およびFileMaker ServerやFileMaker CloudのAdmin Console等で確認できるようになっています。

[Claris Connect フローをトリガ]スクリプトステップが新たに追加されているFileMaker 2023ではClaris Connectとの連携がより容易になっており、Claris Connectの無料利用枠が新たに用意されるようになっています。なお、FileMaker Cloud 2.20.1については後日利用できるようになる予定となっています。

Tag: FileMaker

WordPress 6.2.2が公開

May 24, 2023

WordPress 6.2.1およびWordPress 6.2.2が公開されています。

WordPressはブログから高機能なサイトまで作ることができるオープンソースソフトウェアです。バージョン6.2.1では複数のセキュリティ脆弱性が修正されていて、WordPress 4.1以降の各バージョンも同時に更新および修正が行われていました。

また、バージョン6.2.2でもセキュリティ脆弱性が修正されており、今月中旬に公開されたWordPress 6.2.1が公開された4日後にWordPress 6.2.2が公開されていました。

Tag: WordPress

Claris FileMaker Pro 19.6.1の新機能:キャッシュされたテンポラリファイルの削除

May 23, 2023

Claris FileMaker Pro 19.6.1では、キャッシュされたテンポラリファイルを削除できるボタンが新たに追加されています。

[キャッシュされたテンポラリファイルを削除]ボタンは、[環境設定]の[一般]タブに用意されています。このボタンは、共有されているFileMaker Proファイルのキャッシュされたテンポラリファイルを削除するために用意されている機能ですが、通常時は本機能を利用する必要は特にありません。

キャッシュされたファイルはパフォーマンスの向上に役立ち、FileMaker Proによって必要に応じて削除されるようになっているとのことです。

[関連]Claris FileMaker Pro 19.6.1の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Go 19.6.1の新機能:Apple IDによるサインイン

May 22, 2023

Claris FileMaker Go 19.6.1では、ファイルを開く際の認証オプションとしてApple IDでサインインすることが可能になっています。

実際にApple IDでサインインするには設定済みのFileMaker Serverが必要になってきますが、FileMaker Server 19.6でサポートされている定義済みのOAuth アイデンティティプロバイダは次の通りです。

・Amazon
・Google
・Microsoft
・Apple
・AD FS

なお、Appleでサインインできるように設定するには、FileMaker Server Admin Consoleの[構成]>[通知]において[電子メール通知の送信]を有効にしておく必要があります。

[関連]Claris FileMaker Server 19.6.1の新機能:Apple IDによるサインイン(FAMLog)、Claris FileMaker Pro 19.6.1の新機能:Apple IDによるサインイン(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Pro 19.6.1の新機能:Apple IDによるサインイン

May 19, 2023

Claris FileMaker Pro 19.6.1では、ファイルを開く際の認証オプションとしてApple IDでサインインすることが可能になっています。

実際にApple IDでサインインするには設定済みのFileMaker Serverが必要になってきますが、バージョン19.6.1以降のFileMaker Proでは[セキュリティの管理]ダイアログボックスの[認証方法:]で「Apple ID」を選択できるようになっています。

なお、FileMaker Server 19.6でサポートされている定義済みのOAuth アイデンティティプロバイダは次の通りです。

・Amazon
・Google
・Microsoft
・Apple
・AD FS

[関連]Claris FileMaker Server 19.6.1の新機能:Apple IDによるサインイン(FAMLog)、Claris FileMaker Pro 19.4.1の新機能:カスタム OAuth アイデンティティプロバイダのサポート(FAMLog)

Tag: FileMaker

fmcsadmin 2.1.0の動作環境

May 18, 2023

リモート管理機能を備えたClaris FileMaker Server管理者向けコマンドラインツールであるfmcsadminは、Linux、macOSおよびWindowsプラットフォームで利用できます。

FileMaker Server 19.6に対応したfmcsadmin 2.1.0の動作環境は、Ubuntu Server 18.04 LTS、Ubuntu 18.04 Desktop、Ubuntu Server 20.04 LTS、Ubuntu 20.04 Desktop、CentOS Linux 7、macOS Big Sur 11以降(macOS Ventura 13で動作確認済み)およびWindows 10 Version 21H2以降(Windows 11で動作確認済み)であり、FIleMaker Server 19.3以降に対応しています。

なお、fmcsadmin 2.1.0では、macOS Catalina 10.15.7とWindows 10 Version 21H1を動作保証対象外としました。同時に、バージョン19.1およびバージョン19.2のFileMaker Serverもサポート対象外にしました。

[関連]fmcsadmin 2.1.0を公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

fmcsadmin 2.1.0を公開

May 17, 2023

Claris FileMaker Server 19.6およびmacOS Ventura 13に対応したfmcsadmin 2.1.0を公開しました。

fmcsadminは、Claris FileMaker Admin APIを用いて実装されたサーバー管理者向けコマンドラインツールであり、FileMaker Serverに付属する純正のfmsadminコマンドにはないリモート管理機能を備えています。fmcsadmin 2.1.0では、PKI(パブリックキーインフラストラクチャ)での認証をサポートするための-iオプションを新たに追加しました。

fmcsadminはオープンソースソフトウェアとしてGitHubで公開しています。fmcsadmin 2.1.0のライセンスはApache License, Version 2.0であり、無料でご利用いただくことが可能です。

[関連]Claris FileMaker Server 19.6.1の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

このページの上へ