FAMLog
iOS 16.5.1 (c)およびiPadOS 16.5.1 (c)の提供が開始
July 18, 2023
iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 16.5.1 (c)と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 16.5.1 (c)の提供が開始されています。
緊急セキュリティ対応となるiOS 16.5.1 (c)およびiPadOS 16.5.1 (c)には重要なセキュリティに関わる修正が含まれています。すでに悪用された可能性のある脆弱性(CVE-2023-37450)が修正されていることから、iOS 16を使用している場合にはiOS 16.5.1 (c)に、iPadOS 16を使用している場合にはiPadOS 16.5.1 (c)にアップデートすることが推奨されます。
なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 2023はiOS 16以降もしくはiPadOS 16以降で動作します。
[関連]macOS Ventura 13.4.1 (c)の提供が開始(FAMLog)
macOS Ventura 13.4.1 (c)の提供が開始
July 14, 2023
macOS Ventura 13.4.1 (c)の提供が開始されています。
緊急セキュリティ対応となるmacOS Ventura 13.4.1 (c)には重要なセキュリティに関わる修正が含まれています。すでに悪用された可能性のある脆弱性(CVE-2023-37450)が修正されていることから、macOS Venturaを使用している場合にはmacOS Ventura 13.4.1 (c)にアップデートすることが推奨されます。
なお、macOS Ventura 13.4.1 (c)の前にmacOS Ventura 13.4.1 (a)が公開されていましたが、macOS Ventura 13.4.1 (a)では一部のWebサイトが正しく表示されない問題が発生していました。macOS Ventura 13.4.1 (a)の当該問題に対応するために急遽macOS Ventura 13.4.1 (c)が公開された次第です。
Claris FileMaker Server 2023のFileMaker WebDirectで利用できるWebブラウザー
July 13, 2023
Claris FileMaker Server 2023(20.1)では、FileMaker WebDirectでサポートされているWebブラウザーが一部変更されています。
FileMaker Server 2023のFileMaker WebDirectでサポートされているWebブラウザーは次の通りです。
・デスクトップの場合:Safari 16以上、Google Chrome 108以上、Microsoft Edge 108
・モバイルの場合:iOS 16以上でのMobile Safari、Google Chrome 108
なお、Claris ナレッジベースで明記されているFileMaker WebDirect モバイルハードウェアの必要条件を満たさないデバイスでもFileMaker WebDirectが動作する可能性はありますが、当該デバイスは検証されていないためサポートはされないとのことです。
[関連]Claris FileMaker Server 19のClaris FileMaker WebDirectで利用できるWebブラウザー(FAMLog)、Claris FileMaker 2023 動作環境(Claris ナレッジベース)
「Claris Engage Japan 2023」のご案内
July 12, 2023
2023年11月8日(水)から11月10日(金)までの3日間、虎ノ門ヒルズフォーラム(東京都港区)で開催される「Claris Engage Japan 2023」において1つセッションを担当します。
3日目の11月10日(金)14時40分から開始予定であるテクニカルセッション「Claris FileMaker Admin API の使い方と最新情報」ではスピーカーとしてFileMaker Admin APIが備える機能について紹介する講演を行います。また、当該APIで昨年から利用できるようになった公開鍵認証機能を使用するための具体的な手順についても詳しく解説する予定です。
Claris Engage Japan 2023の開催期間は次の通りです。是非お早めに事前登録のうえ当日ご来場ください。
Claris Engage Japan 2023
会期:2023年11月8日(水)〜11月10日(金)
会場:虎ノ門ヒルズフォーラム(東京都港区)
入場料:無料(事前登録制)
主催: Claris International Inc.
詳細:https://www.claris.com/ja/engage/
[関連]Claris Engage Japan 2023の事前登録受付が開始(FAMLog)
Claris Engage Japan 2023の事前登録受付が開始
July 11, 2023
2023年11月8日(水)から11月10日(金)までの3日間、虎ノ門ヒルズフォーラム(東京都港区)で開催される「Claris Engage Japan 2023」の詳細プログラムが発表され、同時に事前登録の受付が開始されています。
4年ぶりのオンサイト開催となるClaris Enagage Japan(旧称:FileMaker カンファレンス)は、Clarisが日本で開催する最大の年次カンファレンスです。ユーザー企業の最新事例や開発者による技術情報、医療分野に特化したメディカルトラック、若きエンジニアによる各種セッションなど、50以上の多彩なセッションが用意されており、一部のセッションについてはライブ配信される予定となっています。
なお、Claris Engage Japan 2023の最終日である2023年11月10日(金)にテクニカルセッション(Claris FileMaker Admin API の使い方と最新情報)のスピーカーを担当します。参加無料および事前登録制ですので、是非ご登録の上ご参加ください。
Linux版Claris FileMaker Server 2023の動作環境
July 10, 2023
Linux版のClaris FileMaker Server 2023はUbuntu Server 20.04 LTS(AMD64)とUbuntu 20.04 LTS Desktop(AMD64)、Ubuntu Server 22.04 LTS(AMD64およびARM64)、Ubuntu 22.04 LTS Desktop(AMD64およびARM64)をサポートしています。
Claris FileMaker Server 2023(20.1)ではUbuntu 22.04 LTSのARM64アーキテクチャーへのインストールがサポートされるになり、FileMaker ServerをAppleシリコン搭載Mac上のLinux仮想マシンおよびコンテナーで実行できるようになっています。なお、Ubuntu DesktopはClaris FileMaker Server 2023と互換性がありますが、完全には検証はされていないとのことです。
RAMの最低要件はmacOS版やWindows版と同様に8GBです。ストレージについては、ソリッドステートドライブ(SSD)の使用が推奨されており、ファイルサイズに依存しますが512GB以上必要、そしてストレージの空き容量は20%以上必要という条件となっています。
[関連]macOS版Claris FileMaker Server 2023の動作環境(FAMLog)、Windows版Claris FileMaker Server 2023の動作環境(FAMLog)
PHP 8.1.21とPHP 8.2.8が公開
July 07, 2023
PHP 8.1.21とPHP 8.2.8が公開されています。
PHP 8.1.21とPHP 8.2.8では不具合の修正が行われています。PHP 8.0系列のアクティブサポートは2022年11月にすでに終了しており、重大なセキュリティに関わる修正が行われるセキュリティサポートは2023年11月26日までの予定となっています。PHPはバージョン8.3系統の開発も進められており、現在バージョン8.3.0 Alpha 3が公開されている状況です。
なお、PHP 8.1は2024年11月25日まで、PHP 8.2は2025年12月8日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。
Windows版Claris FileMaker Server 2023の動作環境
July 06, 2023
Windows版のClaris FileMaker Server 2023はWindows Server 2019 Standard EditionとWindows Server 2019 Datacenter Edition、Windows Server 2022 Standard Edition、Windows Server 2022 Datacenter Editionをサポートしています。
Windows ServerにClaris FileMaker Server 2023(20.1)をインストールする場合、デスクトップエクスペリエンスを搭載している環境が必要です。なお、Windows Server Datacenter EditionはClaris FileMaker Server 2023と互換性がありますが、完全には検証はされていないとのことです。
RAMの最低要件はバージョン19と同様に8GBです。ストレージについては、ソリッドステートドライブ(SSD)の使用が推奨されており、ファイルサイズに依存しますが512GB以上必要、そしてストレージの空き容量は20%以上必要という条件となっています。
[関連]Windows版Claris FileMaker Server 19の動作環境(FAMLog)、macOS版Claris FileMaker Server 2023の動作環境(FAMLog)
Claris FileMaker Server 2023でサポートされるクライアントアプリケーション
July 05, 2023
Claris FileMaker Server 2023(20.1)でサポートされているクライアントアプリケーションには、以下のものがあります。
・FileMaker Pro 20.1、19.6、19.5、19.4.2
・FileMaker Go 20.1、19.6、19.5、19.4.2
・iOS App SDK 20.1、19.6、19.5、19.4.2を使用して作成されたiOSアプリケーション
・FileMaker WebDirect、カスタムWeb公開 with PHP、およびカスタムWeb公開 with XMLを使用するFileMaker Server Web 公開エンジンでデータにアクセスするWebユーザー
・FileMaker Data APIおよびOData APIを使用してデータにアクセスするWebサービスやアプリケーション
・FileMaker クライアントドライバを使用するODBCおよびJDBCクライアントアプリケーション
FileMaker Server 2023に接続するには、バージョン19.4.2以降のFileMaker ProやFileMaker Goが必要になっています。
なお、FileMaker 17 プラットフォーム発売時にFileMaker ユーザライセンスプログラムが導入されています。FileMaker ボリュームライセンスプログラムは2018年5月にFileMaker ユーザライセンスプログラムに移行されているので、FileMaker 16以前からClaris FileMaker 2023にバージョンアップする際には注意が必要です。
[関連]Claris FileMaker 2023 動作環境(Claris ナレッジベース)、サポートされるクライアントアプリケーション(Claris Server および FileMaker Server インストールおよび構成ガイド)、Claris FileMaker Server 19でサポートされるクライアントアプリケーション(FAMLog)
Rubyのuri gem 0.12.2および0.10.3ではセキュリティ脆弱性が修正済み
July 04, 2023
RubyのURIコンポーネントにReDoS脆弱性(CVE-2023-36617)が見つかり、2023年6月下旬に公開されたuri gem 0.12.2および0.10.3で当該脆弱性が修正されています。
特定の文字を含む無効なURLをURIパーサーが誤って取り扱っており、rfc2396_parser.rbとrfc3986_parser.rbを用いて文字列をURIオブジェクトにパースする際に実行時間が増加していましたが、CVE-2023-28755に対する不完全な修正がこの問題の原因となっていたとのことです。
uri gemを更新することが推奨されており、更新するにはgem update uriを実行します。なお、Bundlerを使用している場合はGemfileにgem "uri", ">= 0.12.2"を追加します(Ruby 3.1および3.2の場合)。
[関連]Ruby 3.2.2、Ruby 3.1.4、Ruby 3.0.6およびRuby 2.7.8が公開(FAMLog)