FAMLog
FileMaker Server 12 セキュリティ更新が公開
April 22, 2015
「FileMaker Server 12 セキュリティ更新」が公開されています。
FileMaker Server 12 セキュリティ更新は、FileMaker Server 12.0v5およびOS X Mavericks用のFileMaker Server 12.0v6向けに用意されているもので、FileMakerネットワーク共有のSSL/TLS暗号化通信に関するセキュリティ脆弱性が修正されています。FileMaker Serverのバージョン12.0v1、12.0v2、12.0v3または12.0v4を使用している場合は、この更新を適用する前にまずバージョン12.0v5以上に更新する必要があります。
FileMaker Server 12でSSLを有効化している場合には、FileMaker Pro 13.0v9およびFileMaker Go 13.0.9にアップデートする前にFileMaker Server 12 セキュリティ更新を事前に適用する必要があるので、FileMaker ナレッジベースの記事を更新の適用前に必ず読むようにしてください。
[関連]FileMaker Pro 13.0v9 アップデータが公開(FAMLog)、FileMaker Go 13.0.9が公開(株式会社エミック)
PHP 5.6.8、PHP 5.5.24およびPHP 5.4.40が公開
April 21, 2015
「PHP 5.6.8」、「PHP 5.5.24」および「PHP 5.4.40」が公開されています。
PHP 5.6.8、PHP 5.5.24およびPHP 5.4.40ではそれぞれ複数のセキュリティ脆弱性が修正されていて、Apache 2.4のapache2handlerでリモートの攻撃者によって任意のコードが実行される可能性がある問題等に対処されています。
なお、PHP 5.4系統は今後積極的な不具合の修正は行われない予定となっているため、今後はバージョン5.6系統もしくはバージョン5.5系統へのアップグレードが推奨されている状況です。
2015年4月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料
April 20, 2015
2015年4月18日に行われた「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング(FM-Tokyo)」で発表したライトニングトークの資料を公開しました。
・ダウンロード:FileMaker 13.0v9の修正点に関する考察(PDF形式/ファイルサイズ:約1MB)
「FileMaker13v9SecurityFix.pdf」のSHA-1ダイジェスト:
80dbb8c8a915043bd953d37b7d2634a18f937938
■関連リンク
・ソフトウェア アップデート: FileMaker Pro 13.0v9 および FileMaker Pro 13.0v9 Advanced(FileMaker ナレッジベース)
・セキュリティ更新 - FileMaker 13v9/FileMaker 12(FileMaker ナレッジベース)
・FileMaker 製品でサポートされる SSL サーバ証明書の販売元と種類の一覧(FileMaker ナレッジベース)
・FileMaker Server 13 でのその他の動作変更(FileMaker ナレッジベース)
・「FileMaker カンファレンス 2014」iPad & iPhoneトラック講演資料(FAMLog)
・「FileMaker UG 全国合同オフラインミーティング 2014」発表資料(FAMLog)
(2022年5月11日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)
Apache Tomcat 7.0.61が公開
April 17, 2015
Apache Tomcat 7.0.61が2015年4月上旬に公開されています。
Apache Tomcat 7.0.61では、Java 8を使用した際にTLSでサーバー側の暗号スイートを優先できるようになっています。現時点でのApache Tomcatの最新バージョンはバージョン8.0系統で、先月公開されたバージョン8.0.21でも同様にサーバー側の暗号スイートを優先できるオプションが追加されています。
FileMaker Server 13のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 7.0系列が使われていて、バージョン13.0v9ではApache Tomcat 7.0.55が使用されています。なお、Javaのバージョン8とFileMaker Serverの互換性に関する情報は現時点でもファイルメーカー社からの案内は特にない状況です。
Java SE 7 Update 79およびJDK 7 Update 79が公開
April 16, 2015
Java SE 7 Update 79およびJDK 7 Update 79が公開されています。
バージョン7 Update 79では複数の脆弱性が修正されており、できる限り早く更新することが強く推奨されています。バージョン7 Update 80も公開されていますが、バージョン7 Update 79で特に問題に直面していない場合にはバージョン7 Update 80に更新する必要はありません。なお、Java 7は今回で公式アップデートが終了し、2015年5月以降はJava 7が公式ダウンロード・サイトでアップデートされることはないとのことです。
同時にJava SE 8 Update 45およびJDK 8 Update 45も公開されていますが、Javaのバージョン8についてはFileMaker Server Admin Consoleとの互換性に関する情報は現時点ではファイルメーカー社からの案内は特にない状況です。
Ruby 2.2.2、Ruby 2.1.6およびRuby 2.0.0-p645が公開
April 15, 2015
「Ruby 2.2.2」、「Ruby 2.1.6」および「Ruby 2.0.0-p645」が公開されています。
Ruby 2.2.2、Ruby 2.1.6およびRuby 2.0.0-p645では、RubyのOpenSSL拡張ライブラリでホスト名検証時に本来マッチすべきでない名前がマッチしてしまう場合がある脆弱性(CVE-2015-1855)が修正されています。
なお、Ruby 2.0.0の保守は2016年2月24日で終了する予定となっているため、今後はRuby 2.2系統もしくはRuby 2.1系統に移行することが推奨されます。
APPLE-SA-2015-04-08-3 iOS 8.3
April 14, 2015
iOS 8.3の提供が2015年4月上旬に開始されています。
iOS 8.3では、Googleの2段階認証プロセスに対応し、デザインが一新された絵文字キーボードが含まれています。また、このアップデートにはセキュリティに関わる修正も含まれています。
iOS 8.3に更新できる対象機種は、iPhone 4s、iPhone 5、iPhone 5c、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus、第5世代のiPod touch、iPad 2、第3世代および第4世代のiPad、iPad Air、iPad Air 2、iPad mini、iPad mini 2(iPad mini Retinaディスプレイモデル)およびiPad mini 3です。
(2015/07/01追記:「含まれていています」を「含まれています」に変更・修正しました。)
APPLE-SA-2015-04-08-1 Safari 8.0.5, Safari 7.1.5, and Safari 6.2.5
April 13, 2015
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 8.0.5、Safari 7.1.5およびSafari 6.2.5が配布されています。
Safari 8.0.5、Safari 7.1.5およびSafari 6.2.5ではSafariおよびWebKitの脆弱性が修正されています。Safari 6.2.5はOS X Mountain Lion v10.8.5向け、Safari 7.1.5はOS X Mavericks v10.9.5向けのものです。
現在OS X Lion向けにSafariの更新は行われておらず、OS X Mountain Lion以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。また、Windows用のSafariについてはバージョン6の登場以降更新版が公開されていないため、Safari for Windowsの使用を停止して他のWebブラウザーに移行する必要があります。
APPLE-SA-2015-04-08-2 OS X 10.10.3 and Security Update 2015-004
April 10, 2015
AppleからOS X Yosemite v10.10.3およびSecurity Update 2015-004が公開されています。
Security Update 2015-004は、OS X Mountain Lion v10.8.5およびOS X Mavericks v10.9.5用のものがそれぞれ用意されており、多数のセキュリティに関わる修正が含まれています。
このアップデートにより、OpenSSLはバージョン0.9.8zdに、OS X YosemiteのApache HTTP Serverはバージョン2.4.10に、OS X MavericksとOS X Mountain LionのApache HTTP Serverはバージョン2.2.29に更新されます。また、OS X YosemiteのPHPはバージョン5.5.20に、OS X MavericksのPHPはバージョン5.4.38に、OS X Mountain LionのPHPはバージョン5.3.29に更新されます。
CakePHP 3.0.1が公開
April 09, 2015
PHP用のWebアプリケーションフレームワーク「CakePHP 3.0.1」が公開されています。
CakePHPは、MITライセンスで提供されるオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。CakePHP 3.0.1はCakePHP 3.0系統の保守リリースであり、不具合の修正や機能の改善が行われています。
CakePHP 2からバージョンアップを行う際には、移行ガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。なお、FMCakeMix(CakePHP用のFileMakerデータソースドライバー)は現時点ではCakePHP 3に対応していません。