FAMLog
Java SE 7 Update 75およびJDK 7 Update 75が公開
January 21, 2015
Java SE 7 Update 75およびJDK 7 Update 75が公開されています。
バージョン7 Update 75では複数の脆弱性が修正されており、できる限り早く更新することが強く推奨されています。バージョン7 Update 76も公開されていますが、バージョン7 Update 75で特に問題に直面していない場合にはバージョン7 Update 76に更新する必要はありません。
同時にJava SE 8 Update 31およびJDK 8 Update 31も公開されていますが、Javaのバージョン8についてはFileMaker Server Admin Consoleとの互換性に関する情報は現時点ではファイルメーカー社からの案内は特にない状況です。なお、Java 7は2015年4月でサポート終了予定となっています。
Serverspec
January 20, 2015
サーバーの状態をコードにより自動的にテストするためのツールであるServerspecに関する解説書「Serverspec」が刊行されています。
Serverspecの開発者自身により執筆された本書籍では、Serverspec v2の機能詳細、動作仕様や内部設計、ソースコードレベルで拡張する方法、開発に至る経緯や開発に関する哲学などが日本語で紹介されています。
リソースタイプリファレンスやServerspec/Specinfra v2での変更点、SpecinfraのServerspec以外の利用例、Windowsのテストなどが付録として収録されています。
定価:2,800円(税別)
ページ数: 248
著者:宮下 剛輔
出版社:株式会社オライリー・ジャパン(発売元:オーム社)
ISBN:978-4-87311-709-6[Amazon.co.jpで購入...]
[関連]2013年6月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料(FAMLog)
CakePHP 2.6.1が公開
January 19, 2015
CakePHP 2.6.1が公開されています。
CakePHPは、MITライセンスで提供されるオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。CakePHP 2.6.1はCakePHP 2.6系統の保守リリースであり、不具合の修正や機能の改善が行われています。バージョン2.5系統からバージョンアップを行う際には移行ガイドで変更点を確認しておくことが推奨されます。
CakePHPはバージョン3.0系統の開発も進められており、現在開発版としてバージョン3.0.0-RC1が公開されている状況です。
OpenSSL 1.0.1l、OpenSSL 1.0.0qおよびOpenSSL 0.9.8zeが公開
January 16, 2015
通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 1.0.1l」、「OpenSSL 1.0.0q」および「OpenSSL 0.9.8ze」が公開されています。
これらのバージョンでは、不具合の修正のみが行われており、WindowsおよびOpenVMSでのコンパイル時の問題が修正されています。
OpenSSLはバージョン1.0.2系統の開発も進められており、現在開発版としてバージョン1.0.2 beta3が公開されている状況です。OpenSSL 1.0.2は今月下旬に公開される予定となっています。
[関連][openssl-announce] Forthcoming OpenSSL releases and reformat
ScriptMaster 4.32が公開
January 15, 2015
360WorksがFileMakerプラグインであるScriptMasterの新バージョン「ScriptMaster 4.32」を2014年12月中旬に公開しています。
ScriptMasterは、Javaプラットフォーム用のスクリプト言語であるGroovyを使用してScriptMasterのモジュールを記述することにより、FileMaker Proでさまざまな機能拡張を行うことができるプラグインです。
バージョン4.32では、FileMaker Server 13で利用可能な[サーバー上のスクリプト実行]スクリプトステップおよび64bit環境での運用に全面的に対応し、Windows Server 2012がサポートされるようになっています。
OS X版FileMaker Server 13に含まれるTomcatのバージョンを確認する
January 14, 2015
Apache Tomcatに含まれるversion.shスクリプトを使用することで、OS X版のFileMaker Server 13に同梱されているTomcatのバージョンを確認できます。
FileMaker Server 13.0v5がインストールされているOS X Yosemite v10.10.1ではバージョン情報は次のように表示されます。
[実行例]
$ sudo sh "/Library/FileMaker Server/Common/Tomcat/bin/version.sh"
(実際には1行で入力します)
[実行結果]
java version "1.7.0_71" Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.7.0_71-b14) Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 24.71-b01, mixed mode)
Using CATALINA_BASE: /Library/FileMaker Server/Common/Tomcat
Using CATALINA_HOME: /Library/FileMaker Server/Common/Tomcat
Using CATALINA_TMPDIR: /Library/FileMaker Server/Common/Tomcat/temp
Using JRE_HOME: /Library/Internet Plug-Ins/JavaAppletPlugin.plugin/Contents/Home
Using CLASSPATH: /Library/FileMaker Server/Common/Tomcat/bin/bootstrap.jar:/Library/FileMaker Server/Common/Tomcat/bin/tomcat-juli.jar
Server version: Apache Tomcat/7.0.55
Server built: Jul 18 2014 05:34:04
Server number: 7.0.55.0
OS Name: Mac OS X
OS Version: 10.10.1
Architecture: x86_64
JVM Version: 1.7.0_71-b14
JVM Vendor: Oracle Corporation
現時点におけるFileMaker Serverの最新バージョンはバージョン13.0v5です。FileMaker Server 12ではTomcat 6.0系列が使用されていましたが、FileMaker Server 13.0v5にはTomcat 7.0.55が同梱されています。
[関連]Mac版FileMaker Server 12に含まれるTomcatのバージョンを確認する(FAMLog)
OS X Server v4.0.3 Updateの配布を開始
January 13, 2015
Appleが、Mac App StoreにおいてOS X Yosemiteにサーバー機能を追加する「OS X Server v4.0.3 Update」の配布を開始しています。
OS X Server 4は、Mac App Storeで購入してOS X Yosemiteに追加できます。価格は2,000円で、OS X Server v4.0からのアップデートは無料です。なお、OS X Server v4.0.3の利用にはOS X Yosemite v10.10.1が必要です。
旧バージョンのOS X Serverからアップグレードする場合は、まずOS X Yosemiteにアップグレードした後、OS X Server 4を購入してインストールする必要があります。
OpenSSL 1.0.1k、OpenSSL 1.0.0pおよびOpenSSL 0.9.8zdが公開
January 09, 2015
通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 1.0.1k」、「OpenSSL 1.0.0p」および「OpenSSL 0.9.8zd」が公開されています。
これらのバージョンでは複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。
OpenSSLはバージョン1.0.2系統の開発も進められており、現在開発版としてバージョン1.0.2 beta3が公開されている状況です。なお、2015年12月31日をもってバージョン0.9.8系統のサポートが終了する予定になっていますが、バージョン1.0.0系統も2015年12月31日に終了することが先月下旬に発表されています。
[関連]OpenSSL Release Strategy
Ruby on Rails 4.2が公開
January 08, 2015
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 4.2」が2014年12月中旬に公開されています。
バージョン4.2では、バックグラウンドでジョブを実行するActive Job、Active Recordを高速化するAdequate RecordやデバッグツールのWeb Consoleなどが導入され、数多くの新機能が追加されています。バージョン4.2系統にバージョンアップを行う際には、アップグレードガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。
なお、2015年1月上旬にRuby on Rails 4.1.9とRuby on Rails 4.0.13が公開されており、Rails 4.0系統はバージョン4.0.13で最後となる予定です。
Cyberduck 4.6.1が公開
January 07, 2015
オープンソースのファイルサーバーおよびクラウドストレージ接続クライアントソフトウェア「Cyberduck 4.6.1」が2014年12月中旬に公開されています。
2014年11月下旬に公開されたCyberduck 4.6では、不具合が修正されている他、OS XでProxyの自動設定に使うPACファイルがサポートされるようになっています。なお、Cyberduck 4.6の公開後にCyberduck 4.6.1が公開されており、現在の最新バージョンは4.6.1となっています。
Cyberduck 4.6.1のライセンスはGPLであり、OS X版についてはMac OS X v10.6以降、Windows版についてはWindows XP以降で動作します。