FAMLog
FileMaker WebDirectとGet(システムプラットフォーム)関数
January 06, 2015
FileMaker Proの「Get(システムプラットフォーム)関数」は、現在のプラットフォームを示す数値を返します。
この関数の戻り値は下記のようになります。
・「1」:プラットフォームがOS Xの場合
・「-2」:プラットフォームがWindowsの場合
・「3」:プラットフォームがiOSの場合
・「4」:プラットフォームがFileMaker WebDirectの場合
FileMaker WebDirectでGet(システムプラットフォーム)関数を実行すると、この関数の戻り値は「4」となります。
[関連]FileMaker GoとGet(システムプラットフォーム)関数(FAMLog)
ClamXav 2.7が公開
January 05, 2015
OS Xで動作するフリーのウィルスチェッカーである「ClamXav 2.7」が2014年12月下旬に公開されています。
バージョン2.7では、同梱されているClamAVがアップデートされ、ClamAVの最新安定版であるバージョン0.98.5が搭載されるようになっています。また、ClamXav Sentryがバージョン3.0として一新されており、さまざまな機能追加や改善が行われています。
ClamXavのWebサイトで配布されているバージョン2.7は、Mac OS X v10.6以降で動作し、OS X Yosemiteにも対応しています。
Ruby 2.2.0が公開
December 30, 2014
Ruby 2.2系列の安定版である「Ruby 2.2.0」が公開されています。
Ruby 2.2.0では、Symbolオブジェクトのガーベージコレクトができるようになっています。Rails 5.0ではこのRuby 2.2以降でのみサポートされるSymbol GCが必須とされる予定です。その他にも数多くの機能追加や改善が行われていますが、Ruby 1.8.7やRuby 1.9.2、Ruby 1.9.3からRuby 2.2.0へ移行する場合には、非互換がいくつか存在するので注意が必要です。
なお、2015年2月に保守が終了する予定であるRuby 1.9.3は、現在セキュリティメンテナンスフェーズにあり、原則として何らかのセキュリティ上の問題が発見された場合のみリリースが行われる状態であり、より新しいバージョンへ移行することが推奨されている状況です。
APPLE-SA-2014-12-18-1 Xcode 6.2 beta 3
December 29, 2014
Appleから「Xcode 6.2 beta 3」が2014年12月中旬に公開されています。
バージョン6.2 beta3ではセキュリティ上の問題が1点修正されており、Gitがバージョン1.9.4に更新されます。なお、更新されたGitを利用するには環境設定でXcode 6.2 (6C101)用のCommand Line Toolsを使うように設定する必要があるので注意が必要です。
Xcode 6.2 beta 3はhttps://developer.apple.com/xcode/downloads/から入手可能で、動作条件としてOS X Mavericks v10.9.4以降が必要です。
CakePHP 2.6.0とCakePHP 2.5.8が公開
December 26, 2014
CakePHP 2.6.0とCakePHP 2.5.8が公開されています。
CakePHP 2.6では、PostgreSQLデータベースドライバーでsslmodeがサポートされ、MySQLデータベースドライバーでRLIKE演算子がサポートされるようになっています。その他にも数多くの機能追加や改善が行われており、バージョン2.5系統からバージョンアップを行う際には移行ガイドで変更点を確認しておくことが推奨されます。
なお、CakePHP 2.6.0と同時に公開されたCakePHP 2.5.8でバージョン2.5系統における不具合の修正は最後となります。今後CakePHP 2.5系統はセキュリティ関連の修正がなければ更新される予定はないため、バージョン2.6系統への移行が推奨されます。
PHP 5.6.4、PHP 5.5.20およびPHP 5.4.36が公開
December 25, 2014
「PHP 5.6.4」、「PHP 5.5.20」および「PHP 5.4.36」が公開されています。
PHP 5.6.4、PHP 5.5.20およびPHP 5.4.36ではunserialize()における任意のコードを実行される脆弱性(CVE-2014-8142)が修正されています。PHP 5.4系統は今後積極的な不具合の修正は行われない予定となっているため、今後はバージョン5.6系統もしくはバージョン5.5系統へのアップグレードが推奨されています。
なお、FileMaker Server 13では、FileMaker Server 13.0v5に更新することで、Windows版ではPHPのバージョンは5.5.16に、OS X YosemiteではPHPのバージョンは5.5.14に更新されます。
[関連]JVNDB-2014-007356: PHP の ext/standard/var_unserializer.re の process_nested_data 関数における任意のコードを実行される脆弱性(JVN iPedia - 脆弱性対策情報データベース)
APPLE-SA-2014-12-22-1 OS X NTP Security Update
December 24, 2014
ntpdの脆弱性(CVE-2014-9295)を修正する「OS X NTP Security Update」が公開されています。
OS X NTP Security Updateは、OS X Yosemite v10.10.1、OS X Mavericks v10.9.5およびOS X Mountain Lion v10.8.5向けのもので、早急に適用することが強く推奨されます。
ターミナルで「what /usr/sbin/ntpd」を実行するとntpdのバージョンを確認することができ、OS X NTP Security Updateを適用している環境では下記のバージョン情報が出力されます。
・OS X Yosemite: ntp-92.5.1
・OS X Mavericks: ntp-88.1.1
・OS X Mountain Lion: ntp-77.1.1
[関連]JVNVU#96605606: Network Time Protocol daemon (ntpd) に複数の脆弱性(Japan Vulnerability Notes)
「FileMaker カンファレンス 2014」ジェネラルトラック講演資料
December 22, 2014
2014年11月27日に行われたFileMaker カンファレンス 2014のジェネラルトラック(G-16)講演資料を公開しました。
・ダウンロード:「FileMaker Serverのバックアップ機能の徹底活用法」(PDF形式/ファイルサイズ:約4.5MB)
「FMSBackup.pdf」のSHA-1ダイジェスト:
4dacdeb6f962f501d3834999ffd2fcc693888a76
■関連リンク
・プログレッシブバックアップに関する FAQ(FileMaker ナレッジベース)
・ファイル管理のベストプラクティス(FileMaker ナレッジベース)
・FileMaker カンファレンス 2014 関連リンク集(FAMLog)
(2022年5月12日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)
「FileMaker カンファレンス 2014」iPad & iPhoneトラック講演資料
December 19, 2014
2014年11月27日に行われたFileMaker カンファレンス 2014のiPad & iPhoneトラック(i-9)講演資料を公開しました。
・ダウンロード:「iPad & iPhoneからのリモートアクセスをより安全にするネットワーク構築術」(PDF形式/ファイルサイズ:約11.6MB)
「FMSecureNetwork.pdf」のSHA-1ダイジェスト:
56a00bf4a3920ff06a9c0acb1c10e049b50e22b5
■関連リンク
・FileMaker 製品でサポートされる SSL サーバ証明書の販売元と種類の一覧(FileMaker ナレッジベース)
・FileMaker カンファレンス 2014 関連リンク集(FAMLog)
・Apple ソフトウェア製品で使われる一般的な TCP および UDP ポート(Apple)
(2022年5月12日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)
Rubyist Magazine 0049 号が公開
December 18, 2014
日本Rubyの会の有志が発行しているWeb雑誌「Rubyist Magazine」(通称「るびま」)の0049 号が公開されています。
「るびま」は、プログラミング言語Rubyに関する技術記事や活用事例、インタビュー、エッセイなどが掲載されるWeb雑誌です。
Rubyist Magazine 0049 号には、大江戸 Ruby 会議 04のイベントレポート、インタビュー記事や書籍紹介記事などが掲載されています。巻頭言では、RubyKaigi 2014の講演で発表されたRuby 3.0の構想について触れられています。