FAMLog


OS X版FileMaker Serverに組み込まれているOpenSSLのバージョン一覧

April 16, 2014

OS Xにおいて、defaultsコマンドを使用することでFileMaker Serverに同梱されているOpenSSLのバージョンを確認できます。

OS X版のFileMaker Serverに組み込まれているOpenSSLのバージョン一覧は下記の通りです。

・バージョン17.0.2:OpenSSL version 1.0.2o
・バージョン17.0.1:OpenSSL version 1.0.2l
・バージョン16.0.4:OpenSSL version 1.0.2l
・バージョン16.0.1:OpenSSL version 1.0.2j
・バージョン15.0.3:OpenSSL version 1.0.2j
・バージョン15.0.2:OpenSSL version 1.0.2h
・バージョン15.0.1:OpenSSL version 1.0.2d
・バージョン14.0.4a:OpenSSL version 1.0.2d
・バージョン14.0.4:OpenSSL version 1.0.1i
・バージョン14.0v1:OpenSSL version 1.0.1i
・バージョン13.0v9:OpenSSL version 1.0.1i
・バージョン13.0v5:OpenSSL version 1.0.1i
・バージョン13.0v1a:OpenSSL version 1.0.1g
・バージョン13.0v1:OpenSSL version 1.0.1e
・バージョン12.0v5:OpenSSL version 1.0.0
・バージョン11.0v5:OpenSSL version 0.9.8i
・バージョン10.0v2:OpenSSL version 0.9.7e
・バージョン9.0v3:OpenSSL version 0.9.7e
・バージョン8.0v4:OpenSSL version 0.9.7e

OpenSSL 1.0.1が公開された時期は2012年3月であり、FileMaker Server 12およびそれ以前のバージョンにHeartbleed問題に起因する脆弱性が存在しないのは、OpenSSLのバージョン1.0.1系統や1.0.2系統が使用されていないためです。

[関連]OS X版FileMaker Server 13に含まれるOpenSSLのバージョンを確認する(FAMLog)

(2014年4月24日追記:Heartbleed脆弱性が修正されたバージョン13.0v1aに関する記述を追加しました。)

(2015年4月7日追記:バージョン13.0v5とバージョン13.0v9に関する記述を追加しました。)

(2015年6月9日追記:バージョン14.0v1に関する記述を追加しました。)

(2015年12月4日追記:バージョン14.0.4とバージョン14.0.4aに関する記述を追加しました。)

(2016年11月14日追記:バージョン15.0.1とバージョン15.0.2に関する記述を追加しました。)

(2016年11月17日追記:バージョン15.0.3に関する記述を追加しました。)

(2017年5月17日追記:バージョン16.0.1に関する記述を追加しました。なお、defaultsコマンドでOpenSSLのバージョンを調べられるのはFileMaker Server 15までです。)

(2018年6月22日追記:バージョン16.0.4とバージョン17.0.1、バージョン17.0.2に関する記述を追加しました。)

Tag: FileMaker

OS X版FileMaker Server 13に含まれるOpenSSLのバージョンを確認する

April 15, 2014

OS X版のFileMaker Server 13に同梱されているOpenSSLのバージョンを確認する方法の1つにdefaultsコマンドを使用する方法があります。

FileMaker Server 13.0v1がインストールされているOS X Mavericks v10.9.2ではバージョン情報は次のように表示されます。

[実行例]
$ defaults read "/Library/FileMaker Server/Database Server/Frameworks/OpenSSL.framework/Versions/A/Resources/Info" CFBundleVersion
(実際には1行で入力します)

[実行結果]
1.0.1e

FileMaker Server 13.0v1ではOpenSSL 1.0.1eが使用されていますが、OpenSSL Hotfix for FileMaker Server 13.0v1を適用するとバージョン1.0.1gに更新されます。OpenSSL 1.0.1eにはHeartbleed問題に起因する脆弱性が存在するため、OpenSSL Hotfix for FileMaker Server 13.0v1の適用が強く推奨されます。

[関連]OpenSSL Hotfix for FileMaker Server 13.0v1が公開(FAMLog)

(2014年4月16日追記:バージョン7およびバージョン8ではOpenSSL.frameworkディレクトリのパスは上記と異なります。)

(2017年5月17日追記:上記の方法でOpenSSLのバージョンを調べられるのはFileMaker Server 15までです。)

Tag: FileMaker

OpenSSL Hotfix for FileMaker Server 13.0v1が公開

April 14, 2014

ファイルメーカー社が「OpenSSL Hotfix for FileMaker Server 13.0v1」を公開しています。

FileMaker Server 13.0v1には、Heartbleed問題による情報漏洩の危険性があるOpenSSL 1.0.1eが組み込まれています。OpenSSL Hotfix for FileMaker Server 13.0v1では、特定のバージョンに存在するOpenSSL(バージョン1.0.1から1.0.1fまで)の脆弱性が修正され、FileMaker Server 13に組み込まれているOpenSSLがバージョン1.0.1gに更新されます。現時点ではFileMaker Server 13に関してこの脆弱性を悪用できるようなツールは確認されていませんが、できる限り早くこのHotfixを適用することが強く推奨されます。

なお、FileMaker Server 12およびそれ以前のバージョンには、Heartbleed問題に起因する脆弱性は存在しません。

[関連]FileMaker Server と Heartbleed 問題(FileMaker ナレッジベース)

(2014/04/21追記:当初OpenSSL Hotfix for FileMaker Server 13.0v1として公開されていましたが、その後Hotfixを置き換える形でFileMaker Server 13.0v1a アップデータが公開されています。)

Tag: FileMaker

CakePHP 2.4.7が公開

April 11, 2014

CakePHP 2.4.7」が公開されています。

CakePHPは、MITライセンスで提供されるオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。CakePHP 2.4.7では、不具合の修正や機能の改善が行われていて、MySQLのビューを使用している場合にModel::deleteAll()が正しく動作するようになっています。

CakePHPはバージョン3.0系統の開発も進められており、現在開発版としてバージョン3.0.0 dev preview 2が公開されている状況です。また、バージョン2.5系統の開発も進められていて、現在バージョン2.5.0-betaが公開されている状況です。

Tag: Apache

Rubyist Magazine 0046 号が公開

April 10, 2014

日本Rubyの会の有志が発行しているWeb雑誌「Rubyist Magazine」(通称「るびま」)の0046 号が公開されています。

「るびま」は、プログラミング言語Rubyに関する技術記事や活用事例、インタビュー、エッセイなどが掲載されるWeb雑誌です。

Rubyist Magazine 0046 号には、Backbone.jsとRailsに関する紹介記事、gemパッケージの作成・公開手順に関する解説記事やインタビュー記事などが掲載されています。

Tag: Ruby

OpenSSL 1.0.1gが公開

April 09, 2014

通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 1.0.1g」が公開されています。

OpenSSL 1.0.1gでは情報漏洩の危険性があるセキュリティ脆弱性が修正されています。

なお、上記の脆弱性はバージョン0.9.8系統およびバージョン1.0.0系統のOpenSSLには存在しません。「-DOPENSSL_NO_HEARTBEATS」オプションを有効にしてOpenSSLを再コンパイルした場合も同様です。

[関連]OpenSSL の脆弱性に関する注意喚起(JPCERT コーディネーションセンター)

Tag: Security

PHP 5.4.27とPHP 5.5.11が公開

April 08, 2014

PHP 5.4.27」と「PHP 5.5.11」が公開されています。

PHP 5.4.27とPHP 5.5.11では、Fileinfo拡張モジュールにおけるDoS脆弱性(CVE-2013-7345)が修正されています。PHPはバージョン5.6系統の開発も進められており、現在「PHP 5.6.0alpha3」が公開されている状況です。

なお、FileMaker Server 13では、Windows版の場合はPHP 5.3.27、OS X Mountain Lionの場合はPHP 5.3.15、OS X Mavericksの場合はPHP 5.4.17がインストールされ、PHP 5.2系統はサポートされていません。

[関連]FileMaker Server 13 の動作環境(FileMaker ナレッジベース)

Tag: Apache

INTER-Mediator 4.3が公開

April 07, 2014

新居雅行氏がPDOおよびFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 4.3」を公開しています。

INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。

バージョン4.3では、CSP(Content Security Policy)への対応が図られ、ローカルコンテキストと呼ばれる機能が新たに追加されています。

Tag: FileMaker

FileMaker Go 13.0.3が公開

April 04, 2014

FileMaker Go 13がバージョン13.0.3にアップデートされています。

FileMaker Go 13.0.3では、他のiOSデバイス上のアプリへファイルを移動する際にAirDropを使えるようになっています。また、同じiOSデバイス上でファイルを他のiOSアプリに移すことも可能です。

FileMaker Go 13.0.3は、iTunes App Storeから無料で入手可能です。利用にはiOS 6.0以降が必要で、ファイルサイズが100MB以上あるのでダウンロードの際にはWi-Fiでインターネットに接続する必要があります。

[関連]AirDropに対応したFileMaker Go 13.0.3が公開(FMGo情報局)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 13v2 アップデータが公開

April 03, 2014

ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 13 および FileMaker Pro 13 Advanced v2 アップデータ」を公開しています。

このアップデータは、FileMaker Pro 13またはFileMaker Pro 13 Advancedをバージョン13.0v2に更新するものです。バージョン13.0v2では、FileMaker Proで利用できるFMPプロトコルの機能が拡張され、ユーザーのドキュメントフォルダにあるデータベースファイルを開いて任意のスクリプトを実行したり、すでに開いているファイルに対して任意のスクリプトを実行するよう指定できるようになっています。

また、FileMakerデータベース間のレコードのインポート時に、外部に格納された既存のオブジェクトを再利用して再インポートをスキップする[外部に格納されたオブジェクトを維持]オプションも追加されている他、不具合の修正も行われています。

Tag: FileMaker

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