FAMLog


FileMaker Pro 13はFileMaker Pro 12のファイル形式を踏襲

December 09, 2013

FileMaker Pro 13のデータファイル形式は、バージョン12のファイル形式を踏襲しています。

同じファイル形式であり、ファイル拡張子は「fmp12」のままであるため、FileMaker Pro 13およびFileMaker Go 13はFileMaker 12のデータベースファイルを変換することなくそのまま開くことが可能です。

ただし、FileMaker Pro 13では新しい機能や関数が追加されています。FileMaker Pro 13の新機能を利用して作成されたデータベースファイルを旧バージョン(バージョン12)で開いた場合には、該当部分が表示されなかったり適切に動作しない可能性があるので注意が必要です。

[関連]FileMaker Pro 13 へのファイルの変換 (.fmp12)(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

Ruby on Rails 3.2.16とRuby on Rails 4.0.2が公開

December 06, 2013

Ruby on Rails 3.2.16とRuby on Rails 4.0.2が公開されています。

Rails 3.2.16およびRails 4.0.2では、下記のセキュリティ脆弱性が修正されています。

CVE-2013-6417
CVE-2013-4491
CVE-2013-6415
CVE-2013-6414
CVE-2013-6416(Rails 4.0系統のみに影響)

現在Ruby on Railsはバージョン3.2系統とバージョン4.0系統のみが保守されていることから、それ以前のバージョンを利用している場合にはバージョン3.2系統もしくはバージョン4.0系統へのアップグレードが推奨されている状況です。

Tag: Ruby

INTER-Mediator 4.0が公開

December 05, 2013

新居雅行氏がPDOおよびFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 4.0」を公開しています。

INTER-Mediatorは、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークであり、HTMLページの要素として情報を加えるだけでデータベース連動ページを作成できます。

バージョン4.0では、FileMaker Server 13に対応しています。また、配布ファイルのディレクトリ構成が一部変更されています。

[関連]2013年11月「INTER-Mediator勉強会2013-#2」発表資料(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker 13 製品ラインが登場

December 04, 2013

ファイルメーカー社が、FileMaker 13 製品ラインを2013年12月4日から販売を開始すると発表しています。

本日より「FileMaker Pro 13」、「FileMaker Pro 13 Advanced」および「FileMaker Server 13」の販売が開始されています。「FileMaker Go 13」についてはiTunes App Storeから無料で入手可能です。

FileMaker 13 製品ラインの各製品は、日本国内では以下の価格にて販売されます。なお、FileMaker GoもしくはFileMaker WebDirectからFileMaker Server 13にアクセスするには、有償の“同時接続”が必要となっています。

・FileMaker Pro 13:38,000円(税別)
・FileMaker Pro 13 Advanced:63,000円(税別)
・FileMaker Server 13:99,000円(税別、ボリュームライセンスのみ)
・5同時接続:104,400円(税別)

なお、FileMaker Pro 13では、Windows XPおよびVista、Mac OS X v10.6(Snow Leopard)はサポート対象外となっています。

(2015/03/18追記:リンク先のURLを変更しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 12の改善点:FileMaker Proデータベースからのデータのインポート

December 03, 2013

FileMaker Pro 12では、FileMaker Proデータベースからデータをインポートする際、フィールドデータのインポート順序に関する取り扱いが改善されています。

フィールド割り当て後にフィールドの追加または削除を行っても、インポート先ファイルのソート順に影響しなくなり、インポート元のフィールドとインポート先のフィールドがずれてしまう現象が発生しないようになっています。

以前は、[フィールドデータのソート順]ダイアログボックスで配置順を「照合名順」にしたり、フィールドの割り当て作業を再実行する必要などがありましたが、それらの点について気をつける必要がなくなっています。

Tag: FileMaker

INTER-Mediator 3.11が公開

December 02, 2013

新居雅行氏がPDOおよびFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 3.11」を公開しています。

INTER-Mediator 3.11では、1点のセキュリティ脆弱性が修正されており、PDO利用時にSQLインジェクションにつながる問題が1点修正されています。また、バージョン3.11では、「records」以外に「maxrecords」キーを定義ファイル内に記述した場合に、JavaScript側でINTERMediator.pagedSizeの値を調整することで1ページ内の表示レコード数を調整できるようになっています。

なお、特に問題がなければ、バージョン3.11がINTER-Mediator 4.0として近々公開される予定となっています。

[関連]2013年11月「INTER-Mediator勉強会2013-#2」発表資料(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 12の改善点:外部SQLソース(ESS)との統合強化

November 29, 2013

FileMaker Pro 12では、外部SQLソース(ESS)にライブ接続できる機能に関する機能追加・改善も行われており、ODBCデータソースで1つまたは複数のテーブル名が変更された場合、FileMaker Proファイルとソースの間のリンクを更新できるようになっています。

また、バージョン12では、[レコード/検索条件確定]スクリプトステップに新しいオプション[ESS ロックのコンフリクトを上書き]が追加されています。このオプションを有効にすると、ESS利用時にオプティミスティックロックによって確定処理を実行できない場合でも、変更を強制的に確定できるようになっています。

FileMaker Proの外部SQLソースでサポートされているOS X用のODBCドライバは、Actual Technologiesから提供・販売されています。OS X Mavericksで利用する場合には、2013年10月24日以降に更新されたActual ODBC Driverを使用しなければならないので注意が必要です。

[関連]FileMaker Pro 9の新機能:外部SQLデータソースとの接続(FAMLog)、FileMakerのESSでサポートされているMac OS X用ODBCドライバ(FAMLog)

Tag: FileMaker

CakePHP 2.4.3が公開

November 28, 2013

CakePHP 2.4.3」が公開されています。

CakePHPは、MITライセンスで提供されるオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。CakePHP 2.4.3はCakePHP 2.4系統の保守リリースであり、不具合の修正や機能の改善が行われています。

なお、オリジナルのFMCakeMixは2013年11月現在CakePHP 2.4に対応していませんが、https://github.com/matsuo/FMCakeMixにあるFMCakeMixはCakePHP 2.4.3で動作可能な状態になっています。

Tag: Apache

Apache HTTP Server 2.4.7が公開

November 27, 2013

Apache HTTP Server 2.4.7」が公開されています。

Apache HTTP Server 2.4.7は、今年2月に安定版に達したApache HTTP Server 2.4系統の最新版です。バージョン2.4.7では、mod_proxy_fcgiが大幅に更新され、event MPMのパフォーマンスが改善されています。セキュリティ脆弱性に関する修正は特に含まれていない模様です。

なお、2013年11月現在、Apache HTTP Serverは3種類の安定バージョンが提供されていますが、Apache 2.0系統は今年の7月以降保守が行われなくなりました。そのため、今後はApache 2.2系統もしくはApache 2.4系統の利用が推奨されます。

Tag: Apache

Ruby 2.0.0-p353とRuby 1.9.3-p484が公開

November 26, 2013

Ruby 2.0.0-p353」と「Ruby 1.9.3-p484」が公開されています。

Ruby 2.0.0-p353とRuby 1.9.3-p484では、浮動小数点数パースにおけるヒープオーバーフローの脆弱性(CVE-2013-4164)が修正されています。

なお、Ruby 1.8系列は既にメンテナンスが終了しており、上記の脆弱性を修正したバージョンがリリースされる予定はないとのことです。

Tag: Ruby

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