FAMLog
FileMaker Pro 12の新機能:バージョン12で追加されたスクリプトステップ一覧
June 01, 2012
FileMaker Pro 12では、下記のスクリプトステップが新しく追加されています。
・一致するレコードを検索
・オーディオ/ビデオを挿入
・URL から挿入
・PDF を挿入
・プラグインファイルのインストール
・オブジェクトの管理を開く
・レコードをフィールド順でソート
ヘルプおよび[スクリプトの編集]ダイアログボックスで確認できる互換性セクションも表示方法が改善されています。これにより、各スクリプトステップが、FileMaker Pro(デスクトップ)、FileMaker Server スクリプトスケジュール(サーバー)、FileMaker Go(iOS)、カスタムWeb公開およびインスタントWeb公開でサポートされているかどうか確認できるようになっています。
なお、ヘルプでは、スクリプトステップがランタイムソリューションでサポートされているかどうかも記載されています。
FileMaker 12のインスタントWeb公開ではクラシックテーマのみサポート
May 31, 2012
FileMaker Pro 12ではレイアウトの外観を変更できるテーマ機能が追加されましたが、バージョン12のインスタントWeb公開では[クラシック]テーマのみサポートされています。
そのため、インスタントWeb公開で使用するレイアウトには、レイアウトモードで[レイアウト]メニューの[テーマの変更...]を選択して、[クラシック]テーマを選択する必要があります。
[クラシック]以外のテーマを使用したレイアウトはインスタントWeb公開ではサポートされないので注意が必要です。
[関連]FileMaker Pro 12の新機能:FileMaker Pro テーマ(FAMLog)
FMClipboardBroker 1.2.0が公開
May 30, 2012
株式会社キー・プランニングが、FileMaker Proのクリップボード・データを編集可能にするツール「FMClipboardBroker 1.2.0」を2012年5月下旬に公開しています。
FMClipboardBrokerを使うと、FileMaker Proのクリップボード・データをXMLファイルとして出力したり、XMLファイルからクリップボードのデータに変換できます。
FMClipboardBrokerはMac OS X上で動作するフリーウェアとして公開されており、バージョン1.2.0ではFileMaker 12のレイアウトオブジェクト形式に対応しています。
(2019/01/15追記:「クリッポボードのデータに変換」を「クリップボードのデータに変換」に修正しました。)
FileMaker Pro 12の新機能:FileMaker Pro テーマ
May 29, 2012
FileMaker Pro 12では、FileMaker Proのアーキテクチャが再設計され、リッチで美しいレイアウトテーマがサポートされるようになっています。
テーマは、レイアウトモードで[レイアウト]メニューの[テーマの変更...]を選択して簡単に変更できます。テーマを使用することによってレイアウトオブジェクトの境界線や背景色、フィールド内外のテキストの特性などを調整できます。
従来のFileMaker Proファイルを変換して開くと「クラシック」と呼ばれるテーマが適用され、バージョン12で新規にファイルおよびレイアウトを作成すると「クールグレー」と呼ばれるテーマが適用されます。
[関連]FileMaker Pro テーマの概要(FileMaker ナレッジベース)
INTER-Mediator 2.3が公開
May 28, 2012
新居雅行氏がFileMaker ServerおよびPDO対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 2.3」を公開しています。
INTER-Mediatorは、「簡単」と「拡張性」を兼ね備えたWebアプリケーションフレームワークであり、HTMLページの要素として情報を加えるだけでデータベース連動ページを作成できます。
バージョン2.3ではサーバーサイドのプログラム拡張方法が変更されています。
CakePHP 2.1.3が公開
May 25, 2012
PHP用のWebアプリケーションフレームワーク「CakePHP 2.1.3」が公開されています。
CakePHPは、MITライセンスで提供されるオープンソースソフトウェアであり、バージョン2.1.3では不具合の修正が行われています。
CakePHP 2.2の開発も進められており、バージョン2.1.3と同時にリリース候補版となるCakePHP 2.2.0-RC1も公開されています。
Rubyist Magazine 0038 号が公開
May 24, 2012
日本Rubyの会の有志が発行しているWeb雑誌「Rubyist Magazine」(通称「るびま」)の0038 号が公開されています。
「るびま」は、プログラミング言語Rubyに関する技術記事や活用事例、インタビュー、エッセイなどが掲載されるWeb雑誌です。
Rubyist Magazine 0038 号には、mrubyの紹介記事、インタビュー記事、書籍『―Ruby on Rails 3 で作る― jpmobile によるモバイルサイト構築』の紹介記事、および関西 Ruby 会議 04のレポートなどが掲載されています。
FileMaker Pro 12の動作環境
May 23, 2012
Mac版FileMaker Pro 12およびFileMaker Pro 12 Advancedの動作環境は、Mac OS X Snow LeopardもしくはOS X Lionとなっています。
バージョン12ではMac OS X Leopardが動作環境の対象から外され、PowerPCベースのMacでは動作しなくなっています。Mac OS X Snow Leopardで動作させる場合には1GB以上、OS X Lionで動作させる場合には2GB以上のRAMが必要です。
Windows版FileMaker Pro 12およびFileMaker Pro 12 Advancedの動作環境は、Windows XP(Service Pack 3)、Windows Vista(Service Pack 2)およびWindows 7となっています。Windows VistaおよびWindows 7で動作させる場合には1GB以上のRAMと1GHz以上のプロセッサーが要求されます。
また、Mac版およびWindows版共に、1024×768以上の解像度のビデオアダプターとディスプレイもシステム条件として明記されています。
[関連]FileMaker Pro 11の動作環境(FAMLog)
APPLE-SA-2012-05-15-1 QuickTime 7.7.2
May 22, 2012
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「QuickTime 7.7.2」が配布されています。
Windows版のQuickTime 7.7.2では、17件の脆弱性が修正されており、細工されたファイルを開くことで任意のコードが実行されたり、アプリケーションが異常終了する恐れのある脆弱性が修正されています。対象となるOSは、Windows 7、Windows VistaおよびWindows XP SP2以降です。
QuickTime 7.7.2で修正された脆弱性は、Mac OS X Snow LeopardについてはSecurity Update 2012-001で、OS X LionについてはOS X Lion v10.7.3で修正されています。
FM Talkers Apr. 2012のレポートが公開
May 21, 2012
2012年4月14日に開催されたFM-Kyushu(ファイルメーカーPro 九州ユーザーズミーティング)の勉強会レポートが公開されています。
FM-Kyushuは、FileMaker Proに関する情報交換やユーザー交流、スキルアップ等を目的とした九州地区のユーザーグループです。FM-Kyushuの勉強会は隔月で定期的に開催されており、次回は2012年6月9日(土)に開催される予定になっています。
今回公開されたレポートでは、変数や条件付き書式、およびFileMaker 12における重要な変更点や新機能に関する情報などが紹介されています。