FAMLog
OpenSSL 0.9.8nが公開
March 25, 2010
通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 0.9.8n」が公開されています。
バージョン0.9.8nでは、クラッシュを引き起こす恐れのある脆弱性2点(CVE-2010-0433およびCVE-2010-0740)が修正されています。
今回の修正により、OpenSSL 0.9.8nへのアップグレードが推奨されています。
署名付きJARファイルの署名を検証する
March 24, 2010
署名付きJava ARchive (JAR) ファイルの署名を検証するにはjarsignerコマンドを使用します。
jarsignerコマンドで-verifyオプションが指定されている場合には、指定されたJARファイルが検証されます。検証が成功すると、「jar verified.」もしくは「jar が検証されました。」 というメッセージが表示されます。
[実行例]
$ jarsigner -verify foo.jar
jar が検証されました。
署名されていないJARファイル、またはサポートされていないアルゴリズムを使って署名されたJARファイルを検証しようとすると、「jar is unsigned.(signatures missing or not parsable)」もしくは「jar は署名されていません。(署名が見つからないか、構文解析できません)」というメッセージが表示されます。
FileMaker Pro 11はFileMaker Pro 7のファイルフォーマットを踏襲
March 23, 2010
海外ではすでに販売が開始されているFileMaker Pro 11のデータファイルフォーマットは、バージョン7以降のファイルフォーマットを踏襲しています。
同じファイルフォーマットであるため、FileMaker Pro 11では、FileMaker Pro 7、FileMaker Pro 8.x、FileMaker Pro 9、およびFileMaker Pro 10のデータベースファイルを変換することなくそのまま開くことが可能です。
ただし、FileMaker Pro 11では新しい機能や関数が追加されている他、一部の関数の名称が変更されています。FileMaker Pro 11の新機能を利用して作成されたデータベースファイルを旧バージョンで開いた場合には、該当部分が表示されなかったり適切に動作しない可能性があるので注意が必要です。
CodeZineでESSに関する記事が掲載
March 19, 2010
開発者のための実装系Webマガジン「CodeZine(コードジン)」において、FileMaker製品のESS機能に関する記事が掲載されています。
連載「ITエンジニアのためのFileMaker講座」第10回目の記事「Webアプリケーションのデータ管理・帳票ツールとしてのFileMaker」では、外部SQLデータソース(ESS)を使って、ECサイトに管理機能や印刷帳票を追加する手順について紹介されています。
次回の記事では、基幹データベースのサブシステムとしてFileMakerを活用する例が紹介される予定であるとのことです。
[関連]基幹データベースのサブシステムとしてのFileMaker(CodeZine)
(2010/03/23追記:2010年3月23日に公開された後編の記事「基幹データベースのサブシステムとしてのFileMaker」へのリンクを追加しました。)
Rubyist Magazine 0029号が公開
March 18, 2010
日本Rubyの会の有志が発行しているWeb雑誌「Rubyist Magazine」(通称「るびま」)の0029号が公開されています。
「るびま」は、プログラミング言語Rubyに関する技術記事や活用事例、インタビュー、エッセイなどが掲載されるWeb雑誌です。
Rubyist Magazine 0029号には、Ruby 1.9.2で提供される予定の新機能や変更点の紹介、jpmobileとRails 2.3.5による携帯サイト構築入門記事の後編やRegionalRubyKaigiのレポートなどが掲載されています。
Mac版FileMaker Server 11の動作環境
March 17, 2010
Mac版のFileMaker Server 11およびFileMaker Server 11 Advancedは、Mac OS XとMac OS X Serverのv10.5.8およびv10.6以降をサポートしています。
FileMaker Server 11では、CPUの最低要件は1.67GHzのインテル Core Duo プロセッサーとなっており、PowerPCがサポート対象外となっています。
また、バージョン10.5.8で動作させる場合には2GB以上、バージョン10.6で動作させる場合には4GB以上のRAMが必要です。
[関連]Mac版FileMaker Server 10の動作環境(FAMLog)
FileMaker Pro 11の動作環境
March 16, 2010
Mac版FileMaker Pro 11およびFileMaker Pro 11 Advancedの動作環境は、Mac OS X v10.5.7以降となっています。
バージョン11ではMac OS X v10.4.11が動作環境の対象から外され、Mac OS X Leopardで動作させる場合には512MB以上、Mac OS X Snow Leopardで動作させる場合には1GB以上のRAMが必要です。
Windows版FileMaker Pro 11およびFileMaker Pro 11 Advancedの動作環境は、Windows XP(Service Pack 3)、Windows Vista(Service Pack 2)およびWindows 7となっています。Windows VistaおよびWindows 7で動作させる場合には512MB以上ではなく1GB以上のRAMと1GHz以上のプロセッサーが要求されます。
また、FileMaker Pro 11の製品パッケージに含まれるメディアは、CD-ROMではなくDVD-ROMで供給されるように変更されている点が注意点と言えます。
[関連]FileMaker Pro 10の動作環境(FAMLog)
APPLE-SA-2010-03-11-1 Safari 4.0.5
March 15, 2010
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「Safari 4.0.5」が配布されています。
Safari 4.0.5では16件の脆弱性が修正されています。機密情報が漏洩する可能性、および任意のコードが実行される恐れのある脆弱性などが修正されています。
対象となるOSは、Mac OS X v10.4.11、Mac OS X v10.5.8、Mac OS X v10.6.1以降、Windows XP、Windows VistaおよびWindows 7です。
FileMaker 11 アップグレード・ウィンドウ・オファー
March 12, 2010
ファイルメーカー社が、2010年3月10日以降に日本国内でFileMaker 10 製品ラインのソフトウェアをパッケージ製品で購入した方を対象に、無償でバージョン11にアップグレードできる「FileMaker 11 アップグレード・ウィンドウ・オファー」を提供すると発表しています。
このオファーの申し込み方法や申し込み条件の詳細は、FileMaker 11 製品ラインが国内で発売された時にファイルメーカー社のWebサイトで案内される予定です。なお、申し込みには対象期間中(2010年3月10日から2010年4月24日まで)の購入を証明する領収書のコピーが必要になります。
日本国内におけるFileMaker 11 製品ラインの発売日や価格については、4月上旬に発表される予定とのことです。