FAMLog


Windows版FileMaker Server 9とJava 6 Update 10は非互換

December 19, 2008

Windows版FileMaker Server 9はJava 6 Update 10と非互換であり、2008年12月現在下記のような問題があります。

・FileMaker Server 9をインストールする前にJava 6 Update 10がインストールされていると展開アシスタントが起動しない

・Java 6 Update 10がインストールされている環境でFileMaker Server Admin Consoleを正常に利用できない

一時的な次善策として、Java 6 Update 10ではなくJava 6 Update 7を利用すると回避できる旨がFileMaker Knowledge Baseで案内されています。

[関連]FileMaker Server 9 and Java 6 Update 10 on Windows(FileMaker Knowledge Base)

Tag: FileMaker

Mac OS X Leopardではファイルシステムの拡張属性を積極利用

December 18, 2008

Mac OS X Leopardではファイルシステムの拡張属性(EA:Extended Attributes)を積極的に利用するようになっています。

拡張属性は、任意のファイルに対して、ファイル名やパーミッション、作成日以外の属性を自在に付与する仕組みであり、Mac OS X v10.4 Tigerからサポートされていました。Mac OS Xで利用されるHFS+以外のファイルシステムにファイルを移動させると、拡張属性は原則として失われるので若干注意が必要です。

Mac OS X Leopardでは、lsコマンドの-@オプションで拡張属性を表示できるようになっていたり、拡張属性を扱うxattrコマンドが用意されています。

[参考]【コラム】OS X ハッキング! (253) Leopard解体新書(4) 〜拡張された拡張属性〜(マイコミジャーナル)

Tag: Mac

Mac OS X v10.5.6 and Security Update 2008-008

December 17, 2008

Appleが、セキュリティ脆弱性の修正を含む「Mac OS X 10.5.6 Update」および「Mac OS X Server 10.5.6 Update」を公開しています。

バージョン10.4.11向けの「Security Update 2008-008」も同時に公開されており、下記のソフトウェアに関する脆弱性が修正されています

・BOM、CoreGraphics、CoreServices、Flash Player Plug-in、Libsystem、network_cmds、UDF(Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11、Mac OS X v10.5〜v10.5.5、Mac OS X Server v10.5〜v10.5.5)
・ATS、CoreTypes、Kernel、Managed Client(Mac OS X v10.5〜v10.5.5、Mac OS X Server v10.5〜v10.5.5)
・Podcast Producer(Mac OS X Server v10.5〜v10.5.5)

なお、このアップデートにより、Flash Player プラグインはバージョン9.0.151.0に更新されます。

Tag: Security

Apache HTTP Server 2.2.11

December 16, 2008

Apache HTTP Server 2.2.11」が公開されています。

不具合の修正や機能追加が行われたApache 2.2.11には、セキュリティに関わる修正は特に含まれていません。

2008年12月現在、Apache HTTP Serverは3種類の安定バージョンが提供されています。バージョン2.2.11は、最新安定版のApache 2.2系列の最新バージョンとなっています。

Tag: Apache

FileMaker Web News:第37回 2008年12月号

December 15, 2008

「FileMaker Web News」第37回目をお届けします。

■PHP 5.2.8が公開

PHP 5.2.8が2008年12月上旬に公開されました。複数のセキュリティ脆弱性と不具合が修正されたPHP 5.2.7はセキュリティ上の問題が原因で配布が中止され、その問題を修正するためにPHP 5.2.8が公開された、という経緯があります。

[関連]PHP 5.2.8(FAMLog)

■Ruby on Rails 2.2

Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワークであるRuby on Rails 2.2が2008年11月下旬に公開されました。バージョン2.2では、標準で国際化対応の機構が用意され、Ruby 1.9およびJRubyとの互換性が向上した他、数多くの機能の追加や改良が行われています。

[関連]Ruby on Rails 2.2(FAMLog)

Tag: News

FileMaker Server Admin ConsoleとSite Assistantの動作条件

December 12, 2008

FileMaker Server 9で利用する、FileMaker Server Admin ConsoleとPHP Site Assistant、およびXSLT Site Assistantがサポートされているオペレーティングシステムは下記のようになっています。

・Mac OS XおよびMac OS X Serverのバージョン10.4.9以降
・Windows Server 2003 Standard Edition SP2
・Windows 2000 Server SP4
・Windows XP Professional SP2
・Windows Vista

利用にあたっての必要条件として下記も挙げられます。

・Java Runtime Environment バージョン5または6
・TCP/IP経由でのFileMaker Serverとのネットワーク接続

なお、Windows VistaではJava Runtime Environmentはバージョン6が必要です。

Tag: FileMaker

FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版:付録の変更点

December 11, 2008

書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版」は、2005年11月に発行された「FileMaker Server カスタムWebテクニック」に大幅に加筆修正を加え、構成を変更した改訂版です。

前著の付録ではFileMaker Server 7 Advancedのセットアップ手順を解説していましたが、FileMaker Server 9のセットアップ手順を付録ではなく第2章で解説するように構成を変更しました。

改訂版では、FileMakerデータベースのエラーコード番号とFileMaker XSLT拡張関数のエラーコード番号の一覧を、付録として新たに追加しています。

Tag: Book

FileMaker Server Admin Consoleでクライアントのバージョンを確認

December 10, 2008

FileMaker Server 9で導入された新しい管理ツールであるFileMaker Server Admin Consoleでは、FileMaker Serverに接続しているクライアントのバージョン情報を確認できます。

Admin Consoleの[クライアント]ペインにおいて、FileMaker Serverでホストされているデータベースに接続しているすべてのクライアントが一覧表示されます。[接続されたクライアント]リストの[クライアントバージョン]を参照することで、各クライアントが使用しているFileMaker ProもしくはFileMaker Pro Advancedのバージョンを確認できます。

[表示例]
Pro Advanced 9.0v3

なお、インスタントWeb公開の場合にはクライアントが使用しているWebブラウザーの名称が表示され、XSLTを使用したカスタムWeb公開の場合には「XSLT」、PHPを使用したカスタムWeb公開の場合には「PHP」と表示されます。

Tag: FileMaker

PHP 5.2.8

December 09, 2008

PHP 5.2.8」が公開されています。

PHP 5.2.7では複数のセキュリティ脆弱性と170件を超える不具合が修正されていましたが、magic_quotes_gpcの設定が有効にならないというセキュリティ上の問題が発生していました。これにより、PHP 5.2.7の配布が中止され、今回その問題を修正したPHP 5.2.8が新たに登場しています。

なお、PHPのmagic_quotes機能は現在非推奨であり、PHP 6.0.0で削除される予定になっています。

Tag: Apache

FileMakerデータベースエラーコード番号959

December 08, 2008

FileMaker Server 9のカスタムWeb公開において、FileMakerデータベースのエラーコード番号として959が返されることがあります。

FileMakerデータベースエラーコード番号959は、Web公開コアの設定で必要なWeb公開テクノロジが無効になっていることを示します。この場合は、FileMaker Server Admin Consoleの[構成]>[Web 公開]において対象のWeb公開機能を有効にするチェックボックスにチェックがついているかなどを確認します。

なお、Admin Consoleの[FileMaker Server の概要]ウインドウでは、Web公開コアにおいてどのWeb公開テクノロジが有効になっているか全体的な状況が表示されます。

Tag: FileMaker

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