FAMLog
ClamXav 1.1.1 with ClamAV 0.94.2 backend
December 05, 2008
Mac OS Xで動作するフリーのウィルスチェッカーである「ClamXav 1.1.1 with ClamAV 0.94.2 backend」が公開されています。
同梱されているClamAVがアップデートされ、ClamAVの最新安定版であるバージョン0.94.2が搭載されるようになっています。
ClamXav 1.1.1は、UniversalアプリケーションとしてIntelベースのMacにも対応しており、Mac OS X v10.4およびv10.5で利用できます。ただし、Mac OS X Server v10.5 Leopardではテストされていないので、その環境での利用には注意が必要です。
Apache Tomcat 4.1.39
December 04, 2008
「Apache Tomcat 4.1.39」が公開されています。
Tomcat 4.1.39では、ディレクトリトラバーサルやクロスサイトスクリプティングなど4点の脆弱性が修正されています。context.xmlまたはserver.xmlにおいてallowLinkingがtrueかつURIEncodingがUTF-8に設定されている場合に発生するディレクトリトラバーサルの脆弱性については、バージョン6.0系列ではApache Tomcat 6.0.18で、バージョン5.5系列ではApache Tomcat 5.5.27ですでに修正されていました。
なお、FileMaker Server 7 AdvancedおよびFileMaker Server 8 AdvancedではTomcat 4.1系列が利用されていて、バージョン8.0v4ではTomcat 4.1.31が使用されています。
[関連]Apache Tomcat 5.5.27(FAMLog)
FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版:第7章の変更点
December 03, 2008
書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版」は、2005年11月に発行された「FileMaker Server カスタムWebテクニック」に大幅に加筆修正を加え、構成を変更した改訂版です。
第7章の「XSLT機能の拡張」では、下記の節を新たに追加しました。
・7.2.2 Rubyで独自の拡張関数を作成する
前著の「6.2.1 JavaScript用拡張ライブラリを追加する」は、JavaScriptを使用して独自のXSLT用拡張関数を作成することがバージョン8で標準でできるようになったため、「7.2.1 JavaScriptで独自の拡張関数を作成する」として解説内容を更新しました。
前著にあった「6.1.7 送信メールのSubjectで発生する文字化けを防止する」は、バージョン8でfmxslt:send_email関数の挙動が若干改善されたことと、javax.mail.internet.MimeUtilityクラスのencodeTextメソッドがバージョン9で標準で使用できなくなったため、削除しました。
ただし、短いSubjectの場合では挙動が若干改善されたものの、Subjectが長いと文字化けが発生する点は相変わらずであるため、fmxslt:send_email関数を使用してメールを送信する場合にはその点に留意する必要があります。
[関連]FileMaker 8 カスタムWeb公開の新機能と改善点 (2)(FAMLog)、FileMaker XSLTスタイルシート用拡張関数はRubyでも開発可能(FAMLog)、FileMaker Server カスタムWebテクニック:第6章補足情報(FAMLog)
第41回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
December 02, 2008
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2008年10月29日に行われた特別編のイベントレポートと、2008年11月16日に行われた第41回のイベントレポートが追加されています。特別編ではFusion Reactorについて、第41回ではFileMakerのテーブル設計やシリアルキーに関する考察、およびレイアウト構築法に関する情報などが紹介されています。
次回は、「索引」について掘り下げる、というテーマで2008年12月20日(土)18:00-19:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。
Factory's FileMaker a go-go! vol.27
December 01, 2008
有限会社ファクトリーが毎月Apple Store, Shibuyaで行っているセミナーイベント「Factory's FileMaker a go-go! vol.27」を開催すると案内しています。
第27回目は2008年12月17日(水)に開催され、11月に発売されたBento 2の新機能、およびFileMaker Proでフィールド入力を制御する方法について解説される予定となっています。なお、当日のイベントにて、参加者の中から抽選で1名様に、書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版」をプレゼントいたします。この機会にどうぞご参加ください。
開催日時:2008年12月17日(水)19:00-20:00
開催場所:Apple Store, Shibuya
http://www.apple.com/jp/retail/shibuya/map/
同イベントは参加費および事前参加登録は共に不要です。
FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版:第6章の変更点
November 28, 2008
書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版」は、2005年11月に発行された「FileMaker Server カスタムWebテクニック」に大幅に加筆修正を加え、構成を変更した改訂版です。
第6章の「セキュリティ」では、FileMaker Server 9に基づいた内容に一新し、全体的に細かい内容の見直しを行いました。
特に、前著の「5.1.2 使用しないWeb公開機能を無効化する」は「6.1.2 使用しないWeb公開テクノロジを無効にする」として、前著の「5.2.2 ユーザー入力値を無害化する」は「6.2.1 データ出力時に適切なエスケープ処理を行う」として解説内容を一新しました。
「6.2.6 リクエストが偽造されていないか検証する」については、記述すべき内容に不足があったため、追記された点があります。
FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版:第5章の変更点
November 27, 2008
書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版」は、2005年11月に発行された「FileMaker Server カスタムWebテクニック」に大幅に加筆修正を加え、構成を変更した改訂版です。
第5章の「Web公開エンジンが備える機能の活用」では、下記の節を新たに追加しました。
・5.2.3 設定したCookieを削除する
「5.6.3 フィードから取得した情報を表示する」では、RSS 1.0だけではなく、RSS 2.0およびAtom 1.0形式のフィードを変換するサンプルを追加しました。
また、前著の「4.3.6 グローバルフィールドを使用する」は、「5.3.6 グローバルフィールドとグローバル変数の値を保持する」として内容を一新し、カスタムWeb公開におけるグローバルフィールドとスクリプト変数の有効範囲や、グローバルフィールドとスクリプト変数の違いについての解説を新たに追加しました。
[関連]カスタムWeb公開におけるスクリプト変数の有効範囲(FAMLog)
Ruby on Rails 2.2
November 26, 2008
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 2.2」が公開されています。
バージョン2.2では、標準で国際化対応の機構が用意され、Ruby 1.9およびJRubyとの互換性が向上しています。さらに、Railsがスレッドセーフで動作するようになり、HTTPヘッダーのETagおよびLast-Modifiedヘッダーがサポートされるなど、数多くの機能の追加や改良が行われています。
なお、Ruby on Railsは、先月バージョン2.0.5とバージョン2.1.2が公開されていて、共にセキュリティ脆弱性の修正が行われています。
FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版:第4章の変更点
November 25, 2008
書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版」は、2005年11月に発行された「FileMaker Server カスタムWebテクニック」に大幅に加筆修正を加え、構成を変更した改訂版です。
第4章の「出力結果の調整」では、主に細かい内容の見直しと構成の変更を行いました。
「4.1.2 出力結果の文字エンコーディングを指定する」では、管理コンソールではなくバージョン9のAdmin Consoleを使用して設定を変更する手順に内容を更新しました。
「4.2.6 改行して表示する」では、単にfmxslt:break_encode関数の使い方を解説するだけではなく、disable-output-escaping属性とHTMLエスケープに関する説明も追加しました。
「4.4.6 チェックボックスで値一覧の特定の値が保存されているか確認する」では、カレントノードに関する解説や、labelタグのfor属性およびinputタグのtabindex属性への言及を追加しました。
また、前著の「3.1.5 文字参照を出力する」はタイトルと解説が一致していなかったため、「4.2.7 HTMLで特別な意味を持つ文字をそのまま出力する」として解説内容を一新しました。
上記以外にも、最近の事情にあった内容に変更したり、細かい注記や解説を追加して、内容の見直しを全体的に行いました。
FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版:第3章の変更点
November 21, 2008
書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版」は、2005年11月に発行された「FileMaker Server カスタムWebテクニック」に大幅に加筆修正を加え、構成を変更した改訂版です。
第3章の「データの取得と処理」では、主にバージョン8および9の新機能についての内容もカバーし、下記の節を新たに追加しました。
・3.2.4 FileMakerデータベースのエラーコード番号を取得する
・3.3.21 スクリプトに引数を渡す
・3.3.22 FileMakerクエリー文字列で複雑な検索条件を指定して検索を行う(複合検索)
・3.3.24 ポータルレコードの取得にポータル設定オプションを利用する
・3.3.27 ポータル内のレコードを削除する
上記以外も全体的に文章の見直しを行い、細かい注意点や解説を追加、更新しました。また、各クエリーコマンドおよび引数が、FileMaker API for PHPにおけるどのメソッドに対応しているかという記述も参考までに追加しました。
[関連]FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版:内容の立ち読み(FAMLog)