FAMLog


Mac OS Xにおいてコマンドラインでパッケージをインストールする

December 29, 2008

Mac OS XおよびMac OS X Serverでコマンドラインを使用してパッケージをインストールするには、installerコマンドを使用します。

installerコマンドでは、-pkgもしくは-packageオプションでインストールパッケージ名を、-targetもしくは-tgtオプションで対象ボリュームを指定します。

[実行例]
$ sudo installer -pkg DeveloperTools.mpkg -target /
$ sudo installer -pkg QuickTime755_Leopard.pkg -target "/Volumes/Macintosh HD"

installerコマンドの詳細はmanページに記載されていて、下記のコマンドで参照できます。

$ man installer

Tag: Mac

FileMaker Server 9におけるスクリプト実行時の注意点 (3)

December 26, 2008

FileMaker Server 9では、FileMakerのScriptMakerスクリプトを、スケジュール経由でサーバーサイドで実行できます。

スケジュール経由で実行されるサーバーサイドScriptMakerスクリプトでGet(アカウント名)関数を使用した場合、その関数の戻り値は最初にスクリプトが実行されたときのアカウント名、すなわちスケジュールアシスタントで指定したアカウント名になります。

その他、Get(システム IP アドレス)など、ハードウェア関連の機能についてはデータベースサーバーから情報が返されます。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 9におけるスクリプト実行時の注意点 (2)

December 25, 2008

FileMaker Server 9では、Web互換のスクリプトステップで構成されたScriptMakerスクリプトを、スケジュール機能を使用してサーバーサイドで実行できます。

スケジュール経由で実行されるサーバーサイドScriptMakerスクリプトでGet(ユーザ名)関数を使用した場合、その関数の戻り値はスケジュール名になります。

スケジュール名は、FileMaker Server Admin Consoleのスケジュールアシスタントで指定可能です。スケジュール名に使用できる文字数は最大31文字となっています。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 9におけるスクリプト実行時の注意点 (1)

December 24, 2008

FileMaker Server 9では、FileMakerのScriptMakerスクリプトを、スケジュール経由でサーバーサイドで実行する機能が新たにサポートされました。

スケジュール経由で実行されるサーバーサイドScriptMakerスクリプトにおける計算機能は、基本的にカスタムWeb公開でスクリプトが実行された場合と同じ値を返しますが、いくつか例外が存在します。

例えば、Get(アプリケーションバージョン)関数では、FileMaker Serverのバージョン情報を示す文字列が返されます(例:Server 9.0v3)。

[関連]FileMaker Server 9の新機能:ScriptMakerスクリプトの実行(FAMLog)

Tag: FileMaker

Mac OS X Leopardでファイアウォールを有効にする

December 22, 2008

Mac OS X Leopardで導入されたアプリケーション・ファイアウォールは、[システム環境設定]の[セキュリティ]パネルで動作を調整できますが、CLI(コマンドラインインターフェース)でも設定の変更が可能です。

Mac OS X Leopardにおいてコマンドラインインターフェースでアプリケーション・ファイアウォールを有効にするには、ターミナルで次のように入力します。

sudo defaults write /Library/Preferences/com.apple.alf globalstate -int 1
(実際には1行で入力します)

上記設定値が1の場合は「特定のサービスおよびアプリケーションにアクセスを設定」、2の場合には「必須サービスのみ許可」の設定になります。設定値を0にすると、アプリケーション・ファイアウォールは無効になります。

なお、従来と同様、パケットフィルタリング機能を持つipfwを利用することも可能であり、アプリケーション・ファイアウォールはipfwで設定したルールを優先します。

[関連]Mac OS X Leopardはアプリケーション・ファイアウォールを搭載(FAMLog)

Tag: Mac

Windows版FileMaker Server 9とJava 6 Update 10は非互換

December 19, 2008

Windows版FileMaker Server 9はJava 6 Update 10と非互換であり、2008年12月現在下記のような問題があります。

・FileMaker Server 9をインストールする前にJava 6 Update 10がインストールされていると展開アシスタントが起動しない

・Java 6 Update 10がインストールされている環境でFileMaker Server Admin Consoleを正常に利用できない

一時的な次善策として、Java 6 Update 10ではなくJava 6 Update 7を利用すると回避できる旨がFileMaker Knowledge Baseで案内されています。

[関連]FileMaker Server 9 and Java 6 Update 10 on Windows(FileMaker Knowledge Base)

Tag: FileMaker

Mac OS X Leopardではファイルシステムの拡張属性を積極利用

December 18, 2008

Mac OS X Leopardではファイルシステムの拡張属性(EA:Extended Attributes)を積極的に利用するようになっています。

拡張属性は、任意のファイルに対して、ファイル名やパーミッション、作成日以外の属性を自在に付与する仕組みであり、Mac OS X v10.4 Tigerからサポートされていました。Mac OS Xで利用されるHFS+以外のファイルシステムにファイルを移動させると、拡張属性は原則として失われるので若干注意が必要です。

Mac OS X Leopardでは、lsコマンドの-@オプションで拡張属性を表示できるようになっていたり、拡張属性を扱うxattrコマンドが用意されています。

[参考]【コラム】OS X ハッキング! (253) Leopard解体新書(4) 〜拡張された拡張属性〜(マイコミジャーナル)

Tag: Mac

Mac OS X v10.5.6 and Security Update 2008-008

December 17, 2008

Appleが、セキュリティ脆弱性の修正を含む「Mac OS X 10.5.6 Update」および「Mac OS X Server 10.5.6 Update」を公開しています。

バージョン10.4.11向けの「Security Update 2008-008」も同時に公開されており、下記のソフトウェアに関する脆弱性が修正されています

・BOM、CoreGraphics、CoreServices、Flash Player Plug-in、Libsystem、network_cmds、UDF(Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11、Mac OS X v10.5〜v10.5.5、Mac OS X Server v10.5〜v10.5.5)
・ATS、CoreTypes、Kernel、Managed Client(Mac OS X v10.5〜v10.5.5、Mac OS X Server v10.5〜v10.5.5)
・Podcast Producer(Mac OS X Server v10.5〜v10.5.5)

なお、このアップデートにより、Flash Player プラグインはバージョン9.0.151.0に更新されます。

Tag: Security

Apache HTTP Server 2.2.11

December 16, 2008

Apache HTTP Server 2.2.11」が公開されています。

不具合の修正や機能追加が行われたApache 2.2.11には、セキュリティに関わる修正は特に含まれていません。

2008年12月現在、Apache HTTP Serverは3種類の安定バージョンが提供されています。バージョン2.2.11は、最新安定版のApache 2.2系列の最新バージョンとなっています。

Tag: Apache

FileMaker Web News:第37回 2008年12月号

December 15, 2008

「FileMaker Web News」第37回目をお届けします。

■PHP 5.2.8が公開

PHP 5.2.8が2008年12月上旬に公開されました。複数のセキュリティ脆弱性と不具合が修正されたPHP 5.2.7はセキュリティ上の問題が原因で配布が中止され、その問題を修正するためにPHP 5.2.8が公開された、という経緯があります。

[関連]PHP 5.2.8(FAMLog)

■Ruby on Rails 2.2

Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワークであるRuby on Rails 2.2が2008年11月下旬に公開されました。バージョン2.2では、標準で国際化対応の機構が用意され、Ruby 1.9およびJRubyとの互換性が向上した他、数多くの機能の追加や改良が行われています。

[関連]Ruby on Rails 2.2(FAMLog)

Tag: News

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