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FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版:第2章の変更点

November 20, 2008

書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版」は、2005年11月に発行された「FileMaker Server カスタムWebテクニック」に大幅に加筆修正を加え、構成を変更した改訂版です。

第2章の「FileMaker Server 9のセットアップ」では、前著の付録で解説していたFileMaker Server 7 Advancedのセットアップ手順を、FileMaker Server 9に基づいた内容に一新しました。バージョン8.0v4以前とバージョン9では、インストール手順や管理ツールが異なっているため、バージョン9を利用する前提の内容となっています。

さらに、数多くのスクリーンショットとファイアウォールの設定に関する記述を新たに追加し、Mac版についてはMac OS X LeopardおよびMac OS X Server Leopardに基づいた内容に更新しました。

Tag: Book

FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版:第1章の変更点

November 19, 2008

書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版」は、2005年11月に発行された「FileMaker Server カスタムWebテクニック」に大幅に加筆修正を加え、構成を変更した改訂版です。

第1章の「イントロダクション」では、全体的に内容の見直しを行い、加筆修正を加えました。

前著の「1.1 FileMakerの特色」は、「1.1 FileMakerの特長」として内容を刷新し、簡潔にFileMakerの特長について解説しました。また、「1.2 FileMakerによるWeb公開の手法とその種類」は新たに加筆した節となっています。

「1.4 FileMakerのWeb公開機能の歴史」と「1.6 バージョン7以降におけるカスタムWeb公開の新機能と改善点」では、バージョン8、8.0v4および9の新機能や改善点、変更点についての内容を加えました。新機能や変更点のまとめを確認したい場合にご参照ください。

上記以外でも、バージョン8以降の情報を加えたり、PHPがサポートされた現状にあうように内容の見直しを全体的に行いました。

[関連]FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版:内容の立ち読み(FAMLog)

(2008/11/22追記:「加筆を加えた節」を「加筆した節」に修正しました。)

Tag: Book

FileMaker Proの取得関数とFileVault

November 18, 2008

FileMaker Proの取得関数は、FileMaker Proデータベース内の要素や現在の状態についての情報を取得するために使用します。

取得関数では、Mac OS Xで利用できるFileVault機能の利用の有無により返ってくる値が異なる関数がありますが、その関数の一覧は下記の通りです。

・Get(デスクトップパス)
・Get(テンポラリパス)
・Get(ドキュメントパス)
・Get(ファイルパス)
・Get(環境設定)

これらの関数をMac OS Xで使用する場合には、FileVaultを有効にしている環境も考慮する必要があります。

[関連]Get(デスクトップパス)関数とFileVault(FAMLog)

Tag: FileMaker

APPLE-SA-2008-11-13 Safari 3.2

November 17, 2008

アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「Safari 3.2」が配布されています。

Safari 3.2では、SafariとWebKitの脆弱性が修正されており、計11件の脆弱性が修正されています。

EV SSL(Extended Validation SSL)証明書にも新たに対応し、EV SSL対応サイトにアクセスすると、ウインドウのタイトルバー右側にWebサイトを運営する組織の名称が緑色で表示されるようになっています。

Tag: Security

FileMaker Web News:第36回 2008年11月号

November 14, 2008

「FileMaker Web News」第36回目をお届けします。

■FileMaker 9.0 SSL 証明書アップデータ

「FileMaker 9.0 SSL 証明書アップデータ」と「FileMaker Server 9.0 SSL 証明書アップデータ」が2008年10月に公開されました。これらのアップデータは、特定の条件下でFileMaker Serverに接続できない問題を解消するためのものです。

[関連]FileMaker 9.0 SSL 証明書アップデータ(FAMLog)

■FileMaker フォーラムが開設

FileMaker フォーラムが2008年10月中旬に開設されました。このフォーラムは、FileMaker, Inc.が運営するディスカッション・フォーラムの日本語版です。フォーラムへの参加には登録が必要ですが、トピックの検索や閲覧は登録をしなくても利用可能です。

[関連]FileMaker フォーラム(FAMLog)

Tag: News

バージョン8以降でWeb公開エンジンにJavaライブラリを追加する方法

November 13, 2008

FileMaker ServerのXSLTを使用したカスタムWeb公開では、Javaのライブラリファイルを追加することで、追加したライブラリに含まれるメソッドをXSLTスタイルシートで利用できます。

Javaのライブラリファイルを下記のフォルダに配置した後、Web公開エンジンを再起動することで、ライブラリを利用できるようになります。

(Mac)
/Library/FileMaker Server/Web Publishing/publishing-engine/cwpe/WEB-INF/lib

(Windows)
C:¥Program Files¥FileMaker¥FileMaker Server¥Web Publishing¥publishing-engine¥cwpe¥WEB-INF¥lib

FileMaker Server 7 Advancedのときと異なり、FileMaker Server 9およびバージョン8以降のFileMaker Server Advancedでは、フォルダのパスが若干変わっていて、FileMaker Serverのバージョン番号が含まれなくなっています。

[関連]Web公開エンジンにJavaのライブラリを追加する(FAMLog)

Tag: FileMaker

Fusion Reactor v2.06

November 12, 2008

FileMakerのWebビューア機能を使って、Ajaxを利用したインターフェースやOS標準のボタン表示などをFileMakerで実現できる有償のプラグイン「Fusion Reactor v2.06」が公開されています。

FileMaker Excellence Award for Solution of the Yearを今年受賞したFusion Reactor v2は、ニュージーランドのDigital Fusion社が開発したFileMaker Pro用のプラグインです。バージョン2.06では日本語に翻訳されたデモファイルも用意されています。

Fusion Reactorを使用すれば、WebビューアとFileMaker Proデータベースをシームレスに連携させることができます。FileMaker ProデータベースのデータをWebビューアで表示させつつ、Webビューア内のJavaScriptからFileMakerのScriptMakerスクリプトを実行したり、データベースの値を直接変更することも可能です。

Tag: FileMaker

Get(デスクトップパス)関数とFileVault

November 11, 2008

FileMaker Proの「Get(デスクトップパス)関数」は、現在のユーザーのデスクトップフォルダへのパスを返します。

この関数の戻り値の例は、Mac版では通常「/Macintosh HD/Users/foo/Desktop/」ですが、Mac OS Xにおいてホームフォルダの内容を保護する機能であるFileVaultを有効にしている場合には「/foo/Desktop/」となります。

Get(デスクトップパス)関数以外にも、FileVault機能の利用の有無により返ってくる値が異なる関数があるので注意が必要です。

[関連]Get(デスクトップパス)関数(FAMLog)

Tag: FileMaker

Get(デスクトップパス)関数

November 10, 2008

FileMaker Proの「Get(デスクトップパス)関数」は、現在のユーザーのデスクトップフォルダへのパスを返します。

この関数の戻り値は次の例のようになります。

・「/Macintosh HD/Users/foo/Desktop/」:Mac版の場合
・「/C:/Documents and Settings/foo/Desktop/」:Windows XPの場合
・「/C:/Users/foo/Desktop/」:Windows Vistaの場合

Mac版におけるパス形式は通常「/ドライブ名/Users/ユーザー名/Desktop/」、Windows XPにおけるパス形式は「/ドライブ名:/Documents and Settings/ユーザー名/Desktop/」、そしてWindows Vistaにおけるパス形式は「/ドライブ名:/Users/ユーザー名/Desktop/」となっています。

なお、Get(デスクトップパス)関数は、バージョン8で追加された関数です。

Tag: FileMaker


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