FAMLog
PHP 7.4.33、PHP 8.0.25およびPHP 8.1.12が公開
November 08, 2022
PHP 7.4.33、PHP 8.0.25およびPHP 8.1.12が公開されています。
PHP 7.4.33、PHP 8.0.25およびPHP 8.1.12ではそれぞれセキュリティ脆弱性の修正が行われています。PHPはバージョン8.2系統の開発も進められており、現在バージョン8.2.0 RC5が公開されている状況です。
なお、PHP 7.3系統の公式セキュリティサポートは2021年11月に終了しており、PHP 7.4は2022年11月28日まで、PHP 8.0は2023年11月26日まで、PHP 8.1は2024年11月25日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。
WordPress 6.1が公開
November 07, 2022
WordPress 6.1が公開されています。
WordPressはブログから高機能なサイトまで作ることができるオープンソースソフトウェアです。バージョン6.1では、新しいデフォルトテーマであるTwenty Twenty-Three(トゥエンティ・トゥエンティスリー)が導入されています。パフォーマンスの改善やアクセシビリティの改良も行われており、サイトエディターには数多くの新機能が追加されています。
なお、FMPress Formsを使用すると、Contact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをサーバー上で共有されているFileMakerデータベースに登録できるようになります。無料で利用可能なFMPress Formsは、WordPressの公式プラグインディレクトリからダウンロードできます。
OpenSSL 1.1.1sとOpenSSL 3.0.7が公開
November 04, 2022
OpenSSL 1.1.1sとOpenSSL 3.0.7が公開されています。
OpenSSLは通信暗号化ライブラリとして広く利用されているオープンソースソフトウェアです。OpenSSL 3.0.7では、X.509証明書の検証を行う際にバッファオーバーフローが発生する可能性がある問題(CVE-2022-3602およびCVE-2022-3786)が修正されています。
なお、OpenSSL 1.1.1系列については当該脆弱性の影響を受けないとのことです。
[関連]JVNVU#92673251: OpenSSLに複数の脆弱性(Japan Vulnerability Notes)
iOS 15.7.1およびiPadOS 15.7.1の提供が開始
November 02, 2022
iPhoneおよび第7世代iPod touch向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 15.7.1と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 15.7.1の提供が2022年10月下旬に開始されています。
iOS 15.7.1およびiPadOS 15.7.1ではセキュリティ脆弱性の修正も行われていて、すでに悪用されている可能性のある脆弱性が修正されていることから、iOS 15およびiPadOS 15を使用している場合にはアップデートを適用することが推奨されています。
なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 19.5.2はiOS 14以降もしくはiPadOS 14以降で動作します。
Safari 16.1の提供が開始
November 01, 2022
セキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 16.1の提供が2022年10月下旬に開始されています。
複数の脆弱性が修正されたSafari 16.1は、macOS Big SurおよびmacOS Montereyで利用できます。また、同時に公開されたmacOS VenturaにもSafari 16.1が含まれています。
macOS Catalina用のSafari 16は提供されておらず、実質的にmacOS Big Sur以降にアップグレードすることが推奨される状況になっていると言えます。
FMPress Forms 1.3.1を公開
October 31, 2022
FMPress Forms 1.3.1を公開しました。
FMPress Formsは、サーバー上で共有されているFileMakerデータベースにフォームデータを登録できるWordPressプラグインです。FMPress Forms 1.3.1では、日付タイプのフォームタグを利用した際に日付データが保存されない不具合を修正しました。
FMPress Formsは、オープンソースソフトウェアとしてGitHubで公開しており、無料でご利用いただくことが可能です。なお、バージョン1.2.0以降のFMPress FormsはFMPress CloudAuthと互換性があり、FMPress CloudAuthを使用することでFMPress FormsからClaris FileMaker Cloudに接続できるようになっています。
[関連]FMPress Forms 1.3.0を公開(FAMLog)、FMPress CloudAuthの提供を開始(FAMLog)
curl 7.86.0が公開
October 28, 2022
curl 7.86.0が公開されています。
curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送ソフトウェアであり、Claris FileMakerでも利用されています。curl 7.86.0では4点のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、バージョン16以降のClaris FileMakerでは[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURLオプションを指定できるようになっています。Claris FileMaker 19の[URL から挿入]スクリプトステップでは、--cert-type、--cert(-E)、--key-type、--key、--passおよび--version(-V)オプションが新たに利用できるようになっています。
macOS Monterey 12.6.1およびmacOS Big Sur 11.7.1の提供が開始
October 27, 2022
AppleがmacOS Monterey 12.6.1およびmacOS Big Sur 11.7.1の提供を開始しています。
macOS Monterey 12.6.1およびmacOS Big Sur 11.7.1ではそれぞれ複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverはバージョン19.4.1以降で正式にmacOS Montereyに対応するようになっています。FileMaker Serverは、バージョン19.1.2以降であればmacOS Big Surと互換性があり、バージョン19.3.1以降でユニバーサルバイナリとしてAppleシリコン搭載Macに対応しています。
macOS Venturaの提供が開始
October 26, 2022
AppleがmacOS Venturaの提供を開始しています。
macOS Venturaには多数のセキュリティに関わる修正が含まれています。macOS Venturaに対応しているMacは、iMac(2017以降)、iMac Pro(2017)、MacBook Air(2018以降)、MacBook Pro(2017以降)、Mac Pro(2019以降)、Mac Studio(2022)、Mac mini(2018以降)およびMacBook(2017)です。
なお、Claris ナレッジベースによると、macOS Ventura上でのClaris FileMaker 19の動作については現在のところ既知の問題点はないとのことです。
[関連]Claris FileMaker 製品と macOS Ventura の互換性(Claris ナレッジベース)
iOS 16.1およびiPadOS 16の提供が開始
October 25, 2022
iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 16.1と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 16の提供が開始されています。
iOS 16.1およびiPadOS 16では脆弱性の修正も行われています。iPadOS 16に対応している機種は、iPad Pro、第5世代以降のiPad、第3世代以降のiPad Airおよび第5世代以降のiPad miniであり、iPad Air 2およびiPad mini 4ではiPadOS 16を利用できません。
なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 19.5.2はiOS 14以降もしくはiPadOS 14以降で動作します。