FAMLog
iOS 15.6.1およびiPadOS 15.6.1の提供が開始
August 18, 2022
iPhoneおよび第7世代iPod touch向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 15.6.1と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 15.6.1の提供が開始されています。
iOS 15.6.1およびiPadOS 15.6.1では脆弱性の修正も行われていて、すでに悪用されている可能性のある脆弱性が修正されていることから、すべての対象ユーザーにアップデートを適用することが推奨されています。
なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 19.5.2はiOS 14以降もしくはiPadOS 14以降で動作します。
Claris FileMaker Pro 19.5.1の新機能:ライセンス証明書ファイルの置き換え
August 17, 2022
Claris FileMaker Pro 19.5.1では、FileMaker Proを終了せずにいつでも既存のライセンス証明書ファイルを置き換えられるようになっています。
FileMaker Proをアンイストールすることなくライセンス証明書ファイルを置き換えるには、FileMaker Proを起動した後に、[ヘルプ]メニューの[FileMaker ライセンスの置き換え...]を選択してから[ライセンスを入力...]をクリックします。その後、[参照...]をクリックして新しいライセンス証明書ファイルを選択します。
なお、バージョン19.0以降のmacOS版FileMaker Proでは、FileMaker Proを終了している状態でFileMaker Proのアプリケーションアイコンに新しいライセンス証明書ファイルをドラッグすることで、ライセンス証明書ファイルを置き換えることもできます。
[関連]Claris FileMaker Pro 19.5.1の提供が開始(FAMLog)
エミックオンラインセミナーを2022年8月26日に開催
August 16, 2022
2022年8月26日(金)正午から、迅速なシステム更新やデータ復旧作業に役立つClaris FileMaker Data Migration Toolの使い方について紹介するオンラインセミナーを開催します。
無料でダウンロードできるようになったFileMaker Data Migration Toolの使い方だけでなく、Claris FileMaker Cloudで使用できる共有カスタム App更新用のUpdate APIについても紹介する予定です。
エミックオンラインセミナー
「Claris FileMaker における迅速なシステム更新とデータ復旧のコツ」
開催日時:2022年8月26日(金)12:00(正午)~12:45
参加費:無料
主催:株式会社エミック
本セミナーはZoomのウェビナー機能を用いて実施します。視聴は無料ですが事前のお申し込みが必要です。
詳細については次のページをご覧ください。
https://emiconlineseminar202208.peatix.com/
Contact Form 7 5.6.2が公開
August 15, 2022
Contact Form 7 5.6.2が公開されています。
Contact Form 7はWordPress用のフォームプラグインです。バージョン5.6.2では、npm上の@takayukister/form-data-treeからFormDataTreeをインポートするようになっています。また、minlengthバリデーションのフロントエンドロジックが修正され、メールアドレスがサイトドメインに属するかの検証をhome_url()でテストするようになっています。
なお、FMPress Formsを使用すると、Contact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをサーバー上で共有されているFileMakerデータベースに登録できるようになります。無料で利用可能なFMPress Formsは、WordPressの公式プラグインディレクトリからインストールおよびダウンロードできます。
[関連]FMPress Forms 1.2.0を公開(FAMLog)
fmctoken 1.0.0の動作環境
August 12, 2022
fmctokenは、Claris ID 更新トークンおよびClaris ID トークンを取得・表示できるコマンドラインツールです。エミックラーニングの講座「Claris FileMaker Cloudと連動したWebフォームの作成」にご登録いただくと無料でfmctokenをダウンロードできます。
fmctoken 1.0.0の動作環境は、Ubuntu Server 18.04 LTS、Ubuntu 18.04 Desktop、Ubuntu Server 20.04 LTS、Ubuntu 20.04 Desktop、macOS Big Sur 11以降(macOS Monterey 12で動作確認済み)およびWindows 10 Version 21H1以降(Windows 11で動作確認済み)です。fmctokenは、Claris FileMaker Proを実行する環境で使用することが想定されているツールですが、macOS版とWindows版だけでなくLinux版も用意されています。
使用にあたっては事前にClaris ID アカウントを取得する必要があり、fmctokenを使用する前にWebブラウザーでhttps://my.claris.com/にアクセスしてサインインしてください。Claris IDにサインインした同じ環境でfmctokenを実行することを推奨します。
[関連]fmctokenの提供を開始(FAMLog)
FMPress CloudAuth 1.0.0の動作環境
August 10, 2022
FMPress CloudAuthは、FMPress FormsおよびFMPress ProをClaris FileMaker Cloudに接続できるようにするWordPressプラグインです。
2022年8月現在、FMPress CloudAuthのご利用には、バージョン7.4以降のPHPとバージョン5.7以降のWordPressが稼働するWebサーバー、バージョン1.2.0以降のFMPress FormsもしくはFMPress Pro、バージョン5.5以降のContact Form 7(FMPress Forms使用時)そしてClaris FileMaker Cloudが必要です。FMPress CloudAuthが有効化されていると、WordPressの管理画面でFMPressデータソースを編集する際に、ドライバーとしてFileMaker ServerだけでなくFileMaker Cloudも指定できるようになります。
FMPress CloudAuthのライセンスはGPLv3であり、エミックラーニングの講座「Claris FileMaker Cloudと連動したWebフォームの作成」にご登録いただくと無料でダウンロードできます。
[関連]FMPress CloudAuthの提供を開始(FAMLog)
PHP 8.0.22とPHP 8.1.9が公開
August 09, 2022
PHP 8.0.22とPHP 8.1.9が公開されています。
PHP 8.0.22とPHP 8.1.9では不具合の修正が行われています。PHP 7.3系統の公式セキュリティサポートは2021年11月に終了しており、PHP 7.4は2022年11月28日まで、PHP 8.0は2023年11月26日まで、PHP 8.1は2024年11月25日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。
なお、PHPはバージョン8.2系統の開発も進められており、現在バージョン8.2.0 Beta 2が公開されている状況です。
Form data to kintone 2.26.0が公開
August 08, 2022
Form data to kintone 2.26.0が公開されています。
Form data to kintoneは、WordPress用のフォームプラグインであるContact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをkintoneに保存できるWordPressプラグインです。Form data to kintone 2.26.0では、Contact Form 7の[その他の設定]で指定できるdo_not_storeおよびdemo_modeオプションに対応し、「do_not_store: true」もしくは「demo_mode: on」が設定されている場合にkintoneにデータを保存しないように挙動が調整されています。
Form data to kintoneのライセンスはWordPressと同じくGPLv2 or laterであり、WordPressの公式プラグインディレクトリからインストールおよびダウンロードできます。
FMDataAPI Ver.28が公開
August 05, 2022
Claris FileMaker Data APIをPHPで利用するためのクラスであるFMDataAPIのバージョン28が公開されています。
新居雅行氏が開発したFMDataAPIは、MITライセンスで提供されているオープンソースソフトウェアです。FMDataAPI Ver.28では、FMDataAPIクラスにgetContainerDataメソッドが追加されています。また、FileMakerRelationクラスに用意されているtoArrayメソッドの不具合が修正されています。
FileMaker Server 17以降で正式版として利用できるようになったFileMaker Data APIは、FileMaker Server 18以降では各種メタデータやレコード数に関する詳細情報を取得できるようになっています。なお、FMDataAPIは現在のところClaris FileMaker Cloud 2には対応していません。
Eclipse Temurin 8u342およびEclipse Temurin 11.0.16が公開
August 04, 2022
Eclipse Temurin 8u342およびEclipse Temurin 11.0.16が公開されています。
Eclipse Temurinは、主要なマルチプラットフォームに対応しているOpenJDKディストリビューションの1つです。昨年AdoptOpenJDKがEclipse Temurinとして刷新されましたが、Eclipse Temurin 8u342およびEclipse Temurin 11.0.16では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、Claris FileMaker Serverのバージョンや使用しているオペレーティングシステムによってOpenJDKのインストール手順が異なります。インストール方法の詳細についてはClaris ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。
[関連]FileMaker Server と Java - 概要(Claris ナレッジベース)、macOS および Windows 上で Web 公開を使用する場合の、JAVA_HOME 環境変数の活用について(Claris ナレッジベース)