FAMLog
PHP 8.0.22とPHP 8.1.9が公開
August 09, 2022
PHP 8.0.22とPHP 8.1.9が公開されています。
PHP 8.0.22とPHP 8.1.9では不具合の修正が行われています。PHP 7.3系統の公式セキュリティサポートは2021年11月に終了しており、PHP 7.4は2022年11月28日まで、PHP 8.0は2023年11月26日まで、PHP 8.1は2024年11月25日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。
なお、PHPはバージョン8.2系統の開発も進められており、現在バージョン8.2.0 Beta 2が公開されている状況です。
Form data to kintone 2.26.0が公開
August 08, 2022
Form data to kintone 2.26.0が公開されています。
Form data to kintoneは、WordPress用のフォームプラグインであるContact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをkintoneに保存できるWordPressプラグインです。Form data to kintone 2.26.0では、Contact Form 7の[その他の設定]で指定できるdo_not_storeおよびdemo_modeオプションに対応し、「do_not_store: true」もしくは「demo_mode: on」が設定されている場合にkintoneにデータを保存しないように挙動が調整されています。
Form data to kintoneのライセンスはWordPressと同じくGPLv2 or laterであり、WordPressの公式プラグインディレクトリからインストールおよびダウンロードできます。
FMDataAPI Ver.28が公開
August 05, 2022
Claris FileMaker Data APIをPHPで利用するためのクラスであるFMDataAPIのバージョン28が公開されています。
新居雅行氏が開発したFMDataAPIは、MITライセンスで提供されているオープンソースソフトウェアです。FMDataAPI Ver.28では、FMDataAPIクラスにgetContainerDataメソッドが追加されています。また、FileMakerRelationクラスに用意されているtoArrayメソッドの不具合が修正されています。
FileMaker Server 17以降で正式版として利用できるようになったFileMaker Data APIは、FileMaker Server 18以降では各種メタデータやレコード数に関する詳細情報を取得できるようになっています。なお、FMDataAPIは現在のところClaris FileMaker Cloud 2には対応していません。
Eclipse Temurin 8u342およびEclipse Temurin 11.0.16が公開
August 04, 2022
Eclipse Temurin 8u342およびEclipse Temurin 11.0.16が公開されています。
Eclipse Temurinは、主要なマルチプラットフォームに対応しているOpenJDKディストリビューションの1つです。昨年AdoptOpenJDKがEclipse Temurinとして刷新されましたが、Eclipse Temurin 8u342およびEclipse Temurin 11.0.16では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、Claris FileMaker Serverのバージョンや使用しているオペレーティングシステムによってOpenJDKのインストール手順が異なります。インストール方法の詳細についてはClaris ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。
[関連]FileMaker Server と Java - 概要(Claris ナレッジベース)、macOS および Windows 上で Web 公開を使用する場合の、JAVA_HOME 環境変数の活用について(Claris ナレッジベース)
Claris FileMaker Pro 19.5.1の新機能:バージョン19.5.1で追加された関数
August 03, 2022
Claris FileMaker Pro 19.5.1では新しい関数が追加され、オブジェクト名、配列索引またはパスで指定された要素のJSONデータタイプを検証して返す関数や、オブジェクトフィールドの画像内にあるテキストもしくはオブジェクトフィールド内のQRコードの値を返す関数が新設されています。
バージョン19.5.1で追加された関数一覧は次の通りです。
・GetLiveText
・JSONGetElementType
・ReadQRCode
なお、GetLiveText関数およびReadQRCode関数を使用するには、iOS 15.0、iPadOS 15.0もしくはmacOS Monterey 12.0以降が必要です。
[関連]Claris FileMaker Pro 19.5.1の提供が開始(FAMLog)
FMPress Forms 1.2.2を公開
August 02, 2022
FMPress Forms 1.2.2を公開しました。
FMPress Formsは、サーバー上で共有されているFileMakerデータベースにフォームデータを登録できるWordPressプラグインです。バージョン1.2.2では、PHP 7かつWordPress 5.8およびそれ以前でFMPress Forms 1.2.0を使用した場合に発生していた不具合を修正しました。WordPress 5.8やWordPress 5.7をご利用の場合には、FMPress Forms 1.2.0ではなくFMPress Forms 1.2.2をご使用ください。
なお、バージョン1.2.0以降のFMPress FormsはFMPress CloudAuthと互換性があり、FMPress CloudAuthを使用することでFMPress FormsからClaris FileMaker Cloudに接続できるようになっています。
[関連]FMPress Forms 1.2.0を公開(FAMLog)、FMPress CloudAuthの提供を開始(FAMLog)
fmctokenの提供を開始
August 01, 2022
Claris ID 更新トークンおよびClaris ID トークンを取得・表示できるコマンドラインツールであるfmctokenの提供を開始しました。
fmctokenは、Claris FileMaker Proを実行する環境で使用することが想定されているツールですが、macOS版とWindows版だけでなくLinux版も用意されています。使用にあたっては事前にClaris ID アカウントを取得する必要があり、fmctokenを使用する前にWebブラウザーでhttps://my.claris.com/にアクセスしてサインインしてください。Claris IDにサインインした同じ環境でfmctokenを実行することを推奨します。
エミックラーニングの講座「Claris FileMaker Cloudと連動したWebフォームの作成」にご登録いただくと無料でfmctokenをダウンロードできます。FMPress FormsでFileMaker Cloudへの接続を可能にするWordPressプラグインであるFMPress CloudAuthとバージョン1.2.0以降のFMPress Formsを併用することでFileMaker Cloudと連動したWebフォームを作成することが可能になり、fmctokenを使用することでFMPress CloudAuthの設定で必要となるClaris ID 更新トークンを取得できます。
[使用例]
$ fmctoken get refreshtoken -u CLARISID -p CLARISIDPASSWORD
[関連]FMPress CloudAuthの提供を開始(FAMLog)
FMPress CloudAuthの提供を開始
July 29, 2022
FMPress CloudAuthの提供を開始しました。
FMPress CloudAuthは、FMPress FormsからClaris FileMaker Cloudへの接続を可能にするWordPressプラグインです。FMPress CloudAuthのライセンスはGPLv3であり、エミックラーニングの講座「Claris FileMaker Cloudと連動したWebフォームの作成」にご登録いただくと無料でダウンロードできます。
FMPress Formsは、サーバー上で共有されているFileMakerデータベースにフォームデータを登録できるWordPressプラグインです。Contact Form 7、バージョン1.2.0以降のFMPress Forms、およびFMPress CloudAuthを併用することで、FileMaker Cloudにデータを登録できるWebフォームを作成できます。
[関連]FMPress Forms 1.2.0を公開(FAMLog)
Safari 15.6の提供が開始
July 28, 2022
セキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 15.6の提供が開始されています。
Safari 15.6では、悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると任意のコードを実行される可能性がある問題や、悪意を持って作成されたWebサイトにアクセスすると重要なデータが漏洩する可能性がある問題が修正されています。Safari 15.6はmacOS Big SurおよびmacOS Catalinaで利用できますが、同時に公開されたmacOS Monterey 12.5にもSafari 15.6が含まれています。
なお、macOS Mojave 10.14用のSafari 15は提供されておらず、macOS Catalina以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。
[関連]macOS Monterey 12.5の提供が開始(FAMLog)
macOS Big Sur 11.6.8とSecurity Update 2022-005 Catalinaの提供が開始
July 27, 2022
macOS Catalina 10.15.7用のSecurity Update 2022-005とmacOS Big Sur 11.6.8の提供が開始されています。
macOS Catalina 10.15.7用のSecurity Update 2022-005およびmacOS Big Sur 11.6.8ではそれぞれ複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、Claris FileMaker Serverはバージョン19.1.2以降であればmacOS Big Surと互換性があり、バージョン19.3.1以降でユニバーサルバイナリとしてAppleシリコン搭載Macに対応するようになっています。
[関連]macOS Monterey 12.5の提供が開始(FAMLog)