FAMLog
macOS Monterey 12.5の提供が開始
July 26, 2022
macOS Monterey 12.5の提供が開始されています。
macOS Monterey 12.5では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。macOS Montereyに対応しているMacは、MacBook(Early 2016以降)、MacBook Air(Early 2015以降)、MacBook Pro(Early 2015以降)、Mac mini(Late 2014以降)、iMac(Late 2015以降)、iMac Pro(2017以降)およびMac Pro(Late 2013以降)です。
Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverはバージョン19.4.1以降で正式にmacOS Montereyに対応するようになっています。なお、macOS版のFileMaker Server 19.4.1以降では新規インストール時にPHPがインストールされなくなっている点に留意する必要があります。
FMPress Forms 1.2.0を公開
July 25, 2022
FMPress Forms 1.2.0を公開しました。
FMPress Formsは、サーバー上で共有されているFileMakerデータベースにフォームデータを登録できるWordPressプラグインです。Contact Form 7 5.6との互換性が改善されているFMPress Forms 1.2.0では、新たにFileMakerスクリプトの実行に対応しました。例えば、Webフォームの入力があった後に、サーバー上でPDFファイルを生成して担当者に送信したり、クラウドストレージにファイルをアップロードするといったような処理を実行することも可能になります。
また、バージョン1.2.0では、Contact Form 7の特別なメールタグのうち[_remote_ip]と[_user_agent]をサポートしました。フィールドを割り当てることで、フォームにデータを入力した送信者のIPアドレスおよびユーザーエージェント(Webブラウザー)情報をデータベースに保存できるようになっています。
[関連]エミックオンラインセミナーを2022年7月28日に開催(FAMLog)
iOS 15.6およびiPadOS 15.6の提供が開始
July 22, 2022
iPhoneおよび第7世代iPod touch向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 15.6と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 15.6の提供が開始されています。
iOS 15.6およびiPadOS 15.6では脆弱性の修正も行われています。
なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 19.5.2はiOS 14以降もしくはiPadOS 14以降で動作します。
Contact Form 7 5.6.1が公開
July 21, 2022
Contact Form 7 5.6.1が公開されています。
Contact Form 7はWordPress用のフォームプラグインです。バージョン5.6.1では、#[ReturnTypeWillChange]を使用してPHP 8.1での廃止予定通知が抑制されるようになっています。また、フォームタグ名でのコロンの使用に関する検証ルールが追加され、フォームタグ作成ツールでID属性およびクラス属性の値に含まれるコロン(:)が自動的に削除されるようになっています。
なお、FMPress Formsを使用すると、Contact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをFileMakerデータベースに登録できるようになります。無料で利用可能なFMPress Formsは、WordPressの公式プラグインディレクトリからインストールおよびダウンロードできます。
Claris FileMaker Cloud 2.19.5.1の提供が開始
July 20, 2022
Claris FileMaker Cloud 2.19.5.1の提供が開始されています。
FileMaker Cloudは、Claris FileMakerで個別のビジネス課題を解決するツールセットを構築・運用できる、Claris純正クラウドサービスです。FileMaker Cloud 2.19.5.1では、共有カスタム Appの集計フィールドをFileMakerクライアントではなくFileMaker Cloudで処理できるようになっています。他にも変更点や修正された問題もあるので、詳細についてはClaris FileMaker Cloud 2.19.5.1 リリースノートを参照するようにしてください。
なお、FileMaker Cloud 2.19.5.1は、Claris FileMaker 19および18のクライアントと互換性があります。
[関連]Claris FileMaker Cloud 2.19 リリースノート(Claris)
Claris FileMaker Server 19.5.2の提供が開始
July 19, 2022
Claris FileMaker Server 19.5.2の提供が開始されています。
バージョン19.5.2では、特定の状況で計算式を使用してオブジェクトデータにアクセスするとFileMaker Serverのスクリプトエンジンが応答しなくなる問題や、Ubuntu 20.04においてFileMaker ServerがSMTPによるメール送信時に応答を停止する問題などが修正されています。
なお、バージョン19.5.1のFileMaker Server for LinuxではUbuntu 20.04 LTSとUbuntu 18.04 LTSがサポートされていますが、将来のバージョンではUbuntu 18.04 LTSはサポート対象外になる予定であるとのことです。
[関連]Claris FileMaker Pro 19.5.2の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker Go 19.5.2の提供が開始(FAMLog)
Claris FileMaker Go 19.5.2の提供が開始
July 15, 2022
Claris FileMaker Go 19.5.2の提供が開始されています。
FileMaker GoはiPadおよびiPhone向けに設計された単一のユニバーサルなアプリケーションで、App Storeからダウンロードできます。
バージョン19.5.2では、バージョン19.5.1で[フィールド内容の全置換]スクリプトステップが非常に遅くなっていた問題や、空の繰り返しフィールドまたは変更されていないフィールドに入力値制限の警告メッセージが誤って表示される場合がある問題、非表示のバックグラウンドファイルで生成されるPDFファイルがオブジェクトの表示を正しく計算しない問題などが修正されています。
[関連]Claris FileMaker Pro 19.5.2の提供が開始(FAMLog)
Claris FileMaker Pro 19.5.2の提供が開始
July 14, 2022
Claris FileMaker Pro 19.5.2の提供が開始されています。
バージョン19.5.2では、FileMaker Pro 19.5.1で[フィールド内容の全置換]スクリプトステップが非常に遅くなっていた問題や、空の繰り返しフィールドまたは変更されていないフィールドに入力値制限の警告メッセージが誤って表示される場合がある問題、別のファイルからインポートしたカスタム関数がコメントアウトされてしまう問題などが修正されています。
Claris FileMaker 19.5.2のリリースに伴い、Claris FileMaker Data Migration ToolおよびiOS App SDKも同時に更新されています。なお、FileMaker Pro 19.5.1以降ではWindows 8.1がサポートされなくなっています。
WordPress 6.0.1が公開
July 13, 2022
WordPress 6.0.1が公開されています。
WordPressはブログから高機能なサイトまで作ることができるオープンソースソフトウェアです。バージョン6.0.1では、コアに関する13件の不具合修正とブロックエディターに関する18件の不具合修正が行われています。WordPressはバージョン6.1系統の開発も進められており、現在のところWordPress 6.1は2022年後半に公開される予定となっています。
なお、FMPress FormsはWordPress 6.0.1と互換性があることを検証済みです。FMPress Formsを使用すれば、Contact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをFileMakerデータベースに登録できるようになります。
[関連]FMPress Forms 1.1.0を公開(FAMLog)
(2022/09/26追記:セキュリティ関連の修正を含むWordPress 6.0.2が2022年8月末に公開されていました。)
Node.js v14.20.0とNode.js v16.16.0が公開
July 12, 2022
Node.js v14.20.0 (LTS)およびNode.js v16.16.0 (LTS)が2022年7月上旬に公開されています。
Node.js v14.20.0およびNode.js v16.16.0では、それぞれ複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。Node.js v14は2023年4月末に、Node.js v16は2023年9月にサポートが終了する予定となっています。
なお、Claris FileMaker ServerやClaris FileMaker CloudのClaris FileMaker Data API エンジンではNode.jsが使われていて、FileMaker Server 19.5.1ではNode.js v16.14.0が使用されています。