FAMLog


macOS Venturaが2022年秋に登場予定

June 07, 2022

Appleが、macOS Montereyの後継バージョンとなるmacOS Venturaを今秋提供する予定であると発表しています。

macOS Venturaは今秋、無料のソフトウェアアップデートとして提供されます。macOS Venturaのデベロッパ向けベータ版は、本日よりdeveloper.apple.com/jpを通じてApple Developer Programのメンバーに提供されます。Macユーザーに対しては来月中にパブリックベータ版がbeta.apple.comで提供されます。

なお、macOS Venturaと同時にiOS 16iPadOS 16watchOS 9等も発表されており、それぞれ今秋正式に提供が開始される予定となっています。

Tag: Mac

FMDataAPI Ver.27が公開

June 06, 2022

Claris FileMaker Data APIをPHPで利用するためのクラスであるFMDataAPIのバージョン27が公開されています。

新居雅行氏が開発したFMDataAPIは、MITライセンスで提供されているオープンソースソフトウェアです。FMDataAPI Ver.27では、PHP 5およびPHP 7.0がサポート対象外となっています。

FileMaker Server 17以降で正式版として利用できるようになったFileMaker Data APIは、FileMaker Server 18以降では各種メタデータやレコード数に関する詳細情報を取得できるようになっています。なお、FMDataAPIは現在のところClaris FileMaker Cloud 2には対応していません。

(2022/08/05追記:「FMDataAPI Ver.26では、PHP 5およびPHP 7.0がサポート対象外となっています」を「FMDataAPI Ver.27では、PHP 5およびPHP 7.0がサポート対象外となっています」に修正しました。)

Tag: FileMaker

Claris ID トークンとClaris ID 更新トークンの有効期間

June 03, 2022

Claris FileMaker CloudでClaris FileMaker Data API、Claris FileMaker Admin APIまたはOData APIを使用するには、外部IdPアカウントではなくClaris ID アカウントを使用して認証する必要があります。

Claris IDのユーザー管理にはAmazon Cognitoが使用されていて、Amazon Cognito Identity SDK for JavaScriptやAWS SDK for Python等を使用してClaris ID トークンやClaris ID 更新トークン、APIの呼び出しに必要なセッショントークンの値を取得します。なお、JavaScriptやPython以外の言語でも各トークンを取得することは可能です。

Claris ID トークンとセッショントークンはそれぞれ1時間有効です。Claris Customer Console ヘルプによると、Claris ID 更新トークンは1年間有効です。Claris ID 更新トークンを使用するとClaris ID トークンの期限が切れた後もスクリプトを継続して動作させることができます。

[関連]外部認証での Claris ID の使用(Claris Customer Console ヘルプ)、Claris ID を認証し、FileMaker Admin API および Data API へのアクセスを許可する(Claris ナレッジベース)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Server 19.4で動作が確認されているOAuth アイデンティティプロバイダ

June 02, 2022

Claris FileMaker Serverでは外部クラウドサービスの資格情報を使用してFileMakerベースのカスタムAppにサインインできるように設定することができます。

Claris FileMaker Server 19.4でサポートされている定義済みのOAuth アイデンティティプロバイダは次の通りです。

・Amazon
・Google
・Microsoft
・AD FS

さらに、Claris FileMaker Server 19.4.1ではカスタム OAuth アイデンティティプロバイダを外部認証用に追加できるようになっていますが、Clarisによって動作が確認されているカスタム OAuth アイデンティティプロバイダは下記の通りです(2022年6月2日現在)。

・Okta
・Ping
・OneLogin
・Auth0
・LinkedIn

[関連]Claris FileMaker Server 19.4.1の新機能:カスタム OAuth アイデンティティプロバイダのサポート(FAMLog)、FileMaker Server の外部認証に対応したカスタマイズ可能な OAuth アイデンティティプロバイダ(Claris ナレッジベース)

Tag: FileMaker

Windows Server 2012のサポート終了予定日

June 01, 2022

Windows Server 2012および2012 R2のサポートは2023年10月に終了する予定となっています。

サポートが終了すると、定期的なセキュリティ更新プログラムの提供が停止します。有償の拡張セキュリティ更新プログラムの利用者やAzureへ移行する場合などを除き、今後はセキュリティ更新プログラムが原則として提供されなくなります。

現在Windows Server 2012および2012 R2を使用していて、拡張セキュリティ更新プログラムの提供対象でない場合には、Windows Server 2016やWindows Server 2019等に移行することを検討する必要があります。

[関連]SQL Server 2012 および Windows Server 2012 のサポート終了に応じた新しいオプション(Microsoft)

Tag: Windows

Form data to kintone 2.24.5が公開

May 31, 2022

Form data to kintone 2.24.5が公開されています。

Form data to kintoneは、WordPress用のフォームプラグインであるContact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをkintoneに保存できるWordPressプラグインです。Form data to kintone 2.24.5では、Contact Form 7が無効になっているときにForm data to kintoneを有効化した際にバージョン2.22.0以降で警告メッセージが表示されていた点が修正されています。

Form data to kintoneのライセンスはWordPressと同じくGPLv2 or laterであり、WordPressの公式プラグインディレクトリからインストールおよびダウンロードできます。

Tag: WordPress

FMPress Forms 1.1.0の動作環境

May 30, 2022

FMPress Formsは、WordPressで著名なフォームプラグインであるContact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをFileMakerデータベースに登録できるWordPressプラグインです。

2022年5月30日現在、FMPress Formsの最新バージョンはバージョン1.1.0です。FMPress Forms 1.1.0のご利用には、バージョン7.4以降のPHPとバージョン5.7以降のWordPressが稼働するWebサーバー、バージョン5.5以降のContact Form 7、そしてSSLサーバー証明書がインストールされているClaris FileMaker Server 19.1以降が必要です。2022年5月にFileMaker Server 19.0.1のサポートが終了する予定となっていることから、サポート対象となるFileMaker Serverのバージョンをバージョン19.1以降に変更した次第です。

WebサーバーとFileMaker Serverは別々のサーバーでも構いませんし、1台のサーバーだけで運用することも可能です。なお、1台で動作させる場合にはFileMaker Serverに加えてPHPやWordPress等を別途インストールする必要が出てきます。

[関連]Claris FileMaker Server 19.0.1のサポート終了予定月(FAMLog)、FMPress Forms 1.1.0を公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 17以降でプログレッシブバックアップの保存間隔を変更する

May 27, 2022

バージョン17以降のFileMaker Serverでは、FileMaker Server Admin Console上でプログレッシブバックアップの保存間隔を変更できなくなっていますが、fmsadminコマンドを使用すればプログレッシブバックアップの保存間隔を変更することが可能です。

[使用例]
$ fmsadmin set serverprefs IncrementalBackupInterval=99

プログレッシブバックアップの保存間隔は通常5分です。保存間隔を15分に変更するには「fmsadmin set serverprefs IncrementalBackupInterval=15」を実行します。

なお、Claris FileMaker Server 19.4では、Admin Consoleの[構成]>[フォルダ]タブでプログレッシブバックアップを有効化できます。

[関連]FileMaker Server 12の新機能:プログレッシブバックアップ(FAMLog)、FileMaker Server 17の新機能:刷新されたAdmin Console(FAMLog)

Tag: FileMaker

FMPress Forms 1.1.0を公開

May 26, 2022

FMPress Forms 1.1.0を公開しました。

FMPress Formsは、WordPress用のフォームプラグインであるContact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをFileMakerデータベースに登録できるWordPressプラグインです。WordPress 6.0との互換性が確認されているFMPress Forms 1.1.0では、オブジェクトフィールドへのファイルのアップロードに新たに対応しました。Contact Form 7のファイルアップロード機能を使用して、Webフォーム経由でファイルをアップロードすると、指定したオブジェクトフィールドにファイルを保存できるようになっています。

FMPress Formsは、オープンソースソフトウェアとしてGitHubで公開しており、無料でご利用いただくことが可能です。ライセンスはWordPressと同じくGPLv2 or laterであり、WordPressの公式プラグインディレクトリからインストールおよびダウンロードできます。

[関連]WordPress 6.0が公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

WordPress 6.0が公開

May 25, 2022

フルサイト編集機能においてさまざまな改善が図られているWordPress 6.0が公開されています。

WordPressはブログから高機能なサイトまで作ることができるオープンソースソフトウェアです。バージョン6.0では、デザインツールの追加やリストビューの改良、ブロックのロック制御以外に、複数のスタイルバリエーションが用意されているブロックテーマを利用している場合に1つのテーマ内でサイトのあらゆる外観を簡単に切り替えられるようになっています。パフォーマンスの改善やアクセシビリティの改良も行われており、数多くの新機能が追加されています。

なお、FMPress Forms 1.0.2はWordPress 6.0と互換性があることを検証済みです。FMPress Formsを使用すれば、Contact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをFileMakerデータベースに登録できるようになります。

Tag: WordPress

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