FAMLog
Claris FileMaker Pro 19.1.2の新機能:新しいアドオン
October 15, 2020
Claris FileMaker Pro 19.1.2では、9つのJavaScriptアドオンが新たに組み込まれるようになっています。
バージョン19.1.2で追加されたアドオンは次の通りです。
・カレンダー
・カレンダーヒートマップ
・カンバン
・アクティビティタイムライン
・簡易グラフ
・写真ギャラリー
・バーコードジェネレータ
・リッチテキストエディタ
・タイマー
アドオン機能はバージョン19で追加されました。レイアウトモードに切り替えた後、オブジェクトパネルの[アドオン]タブにある[+]ボタンをクリックし、アドオンを選択した後に[選択]をクリックすることで、アドオンをインストールすることができます。
[関連]Claris FileMaker Pro 19の新機能:アドオン(FAMLog)、FileMaker Pro 19.1.2 アップデータが公開(FAMLog)
curl 7.73.0が公開
October 14, 2020
curl 7.73.0が公開されています。
curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送ソフトウェアであり、Claris FileMakerでも利用されています。バージョン7.73.0では不具合の修正や機能追加が行われており、セキュリティ修正は含まれていません。
なお、バージョン16以降のClaris FileMakerでは[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURLオプションを指定できるようになっています。Claris FileMaker 19の[URL から挿入]スクリプトステップでは、--cert-type、--cert(-E)、--key-type、--key、--passおよび--version(-V)オプションが新たに利用できるようになっています。
Apache Tomcat 8.5.58およびApache Tomcat 9.0.38ではセキュリティ脆弱性が修正済み
October 13, 2020
Apache Tomcat 8.5.58およびApache Tomcat 9.0.38ではHTTP/2使用時のセキュリティ脆弱性(CVE-2020-13943)が修正されています。
Apache Tomcat 8.5.58およびApache Tomcat 9.0.38が公開されたのは先月中旬ですが、上述の修正に関する情報は今月中旬になって公開されました。
現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン9.0.39です。なお、Claris FileMaker Server 19.0.1やFileMaker Server 18.0.4ではJava Web公開エンジンにApache Tomcat 8.5.46が使用されています。
[関連]Apache Tomcat 7.0.106、Apache Tomcat 8.5.58およびApache Tomcat 9.0.38が公開(FAMLog)
FileMaker オンライン学習 中級編が公開
October 12, 2020
Claris FileMakerによるアプリ開発を無料で学習できる動画コンテンツであるFileMaker オンライン学習の中級編がClaris ジャパンの公式YouTubeチャンネルで公開されています。
今回公開された「FileMaker オンライン学習 中級編」は、独習用公式テキスト「FileMaker Master Book 中級編」に沿った集合研修「FileMaker Master Training」の中級コースをカバーしています。
人気トレーナーである河村将博さんによる分かりやすい解説で、1つ1つの動画は10分前後の内容となっています。これから16回に分けて、週に2回順次動画が公開される予定になっています。
[関連]FileMaker Master Book 初級編の公式解説動画が公開(FAMLog)
(2021/06/23追記:Claris ジャパンのサブチャンネル開設に伴いURLが変更されていたので、「FileMaker オンライン学習の中級編」のリンク先URLを変更しました。)
「Claris Engage Japan 2020」のご案内
October 09, 2020
Clarisが主催する日本最大のカンファレンスである「Claris Engage Japan 2020」のオンデマンド配信で1つセッションを担当します。
ソフトウェア開発で役立つ手法や習慣などをシステムの運用管理に応用する考え方であるInfrastructure as Code(IaC)について紹介します。Claris FileMaker Serverを管理するシステム運用担当者がIaCを実践するためのツールや、Claris FileMaker Server for Linuxを使用してサーバーの構成管理やテストを行う方法について実例を交えながら詳しく解説します。参加無料および事前登録制ですので、是非ご登録の上ご視聴ください。
オンラインで開催されるClaris Engage Japan 2020では50以上のセッションが動画で配信されます。開催期間およびセッション配信方法は次の通りです。
Claris Engage Japan 2020
スケジュール配信:2020年11月11日(水)〜11月13日(金)
オンデマンド配信:2020年11月16日(月)〜12月15日(火)
参加費:無料(事前登録制)
詳細:Claris Engage Japan 2020 特設サイト(Claris)
[関連]Claris Engage Japan 2020の事前登録受付が開始(FAMLog)
Claris FileMaker Pro 19の新機能:アドオン
October 08, 2020
Claris FileMaker Pro 19ではアドオン機能が新たに追加されています。
バージョン19で追加されたアドオン機能は、バージョン17から利用できるようになっていたアドオンテーブル含め、カスタム Appのあらゆるコンポーネント(レイアウト、スクリプト、レイアウトオブジェクト、テーブルなど)をカスタム Appに追加して、その機能を拡張できるようにするものです。
なお、アドオン作成の際に利用する[名前を付けてアドオンパッケージとして保存]スクリプトステップは、バージョン19が登場した時点では詳細な仕様が記載されたドキュメントが用意されていなかったため、プレビュー機能として提供されています。
[関連]FileMaker Pro 17 Advancedの新機能:アドオンテーブル(FAMLog)、FileMaker Pro 19 のアドオン機能と [名前を付けてアドオンパッケージとして保存] スクリプトステップについて(Claris ナレッジベース)
Claris FileMaker Pro 19.1.2はFileMaker Cloud for AWS 1.18に接続不可
October 07, 2020
Claris FileMaker Pro 19.1.2は、FileMaker Cloud for AWSでホストされているFileMakerデータベースに接続する際、バージョン1.18のFileMaker Cloud for AWSに接続できない場合があることがClaris ナレッジベースで案内されています。
FileMaker Pro 19.1.2を用いて、FileMaker Cloud for AWS 1.18に接続しようとすると、 「<ホスト名>.fmi.filemaker-cloud.com 上の共有ファイルを表示する権限がありません。」というエラーメッセージが表示されます。なお、filemaker-cloud.comドメインを使わずに、カスタムSSLサーバー証明書を利用している場合には問題なく接続することが可能です。
上述の問題はFileMaker Pro 19.1.2特有の問題であり、FileMaker Cloud for AWS 1.18にホストされているファイルを開くには回避策としてFileMaker Pro 19.0.1を使用する方法が案内されています。
[関連]FileMaker Pro 19.1.2 は FileMaker Cloud for AWS 1.18 ホストに接続できない(Claris ナレッジベース)
(2020/10/28追記:FileMaker Pro 19.1.2でFileMaker Cloud for AWS 1.18に接続できない問題はFileMaker Pro 19.1.3で修正されました。)
FMウェブもくもく会 Vol.3開催のお知らせ
October 06, 2020
2020年10月25日(日)午前10時より「FMウェブもくもく会 Vol.3」を開催します。
カスタムWeb勉強会は今年6月からFMウェブもくもく会としてリニューアルしました。FMウェブもくもく会は、Claris FileMakerとWebに関してもくもくがやがや一緒に勉強していく会です。隔月でFileMakerもくもく会が開催される日の午前中に開催し、当面はオンラインで開催予定です。
詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。
https://fmweb-mokumokukai.connpass.com/event/191456/
Ruby 2.7.2が公開
October 05, 2020
Ruby 2.7.2が公開されています。
Rubyに標準添付されているWebrickの脆弱性(CVE-2020-25613)が修正されているRuby 2.7.2には、deprecetedカテゴリの警告についての意図的な非互換が含まれています。バージョン2.7.2以降ではdeprecatedカテゴリの警告はデフォルトの状態で出力が抑制されるようになっています。
なお、2020年3月31日をもってRuby 2.4系列の公式サポートが終了しています。バージョン2.4のサポート終了に伴い、今後Ruby 2.4系列に対するセキュリティパッチは提供されなくなるため、より新しいバージョンのRubyに移行することが強く推奨されます。
PHP 7.2.34、PHP 7.3.23およびPHP 7.4.11が公開
October 02, 2020
PHP 7.2.34、PHP 7.3.23およびPHP 7.4.11が公開されています。
PHP 7.2.34、PHP 7.3.23およびPHP 7.4.11ではそれぞれセキュリティ脆弱性の修正が行われています。PHP 7.1系統の保守は2019年12月1日に終了しており、今後はバージョン7.2系列以降にアップグレードする必要がある状況です。
PHPはバージョン8.0系統の開発も進められており、現在バージョン8.0.0 Release Candidate 1が公開されている状況です。
(2022/01/11追記:「バージョンPHP 8.0.0 Release Candidate 1」を「バージョン8.0.0 Release Candidate 1」に変更・修正しました。)