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FileMaker DeveloperからFileMaker Pro Advancedに名称変更
September 20, 2005
FileMaker 8 製品ラインでは「FileMaker Pro 8 Advanced」が新しく登場しましたが、この製品は従来の「FileMaker Developer」に相当するものです。
FileMaker DeveloperからFileMaker Pro Advancedに名称が変更されましたが、ニュースリリースの抄訳では次のようにその理由が語られています。
「レベルの高いソリューションを作成されている FileMaker ユーザの数が増大しているにも拘らず、彼らはご自分達を従来型のデベロッパであるとは思っていないということが分かったので、FileMaker Developer から FileMaker Pro Advanced へと名称を変更したわけです。」(FileMaker, Inc.のニュースリリース(2005年8月29日米国時間)の抄訳より)
FileMaker Pro 8の英語版製品ドキュメント (2)
September 09, 2005
米国でFileMaker 8 製品ラインが発表および発売されたことで、FileMaker Pro 8とFileMaker Pro 8 Advancedの製品ドキュメントが公開されていましたが、新たに4つの製品ドキュメントのPDFファイルがFileMaker, Inc.のWebサイトで公開されています。
新たに公開された製品ドキュメントは次の通りです。
・FileMaker Pro 8 Advanced Database Design Report XML Output Grammar(PDF)
・Converting FileMaker databases from previous versions(PDF)
・Running FileMaker Pro 8 on Citrix Presentation Server(PDF)
・Network Install for FileMaker Pro 8 and FileMaker Pro 8 Advanced(PDF)
(関連)FileMaker Pro 8の英語版製品ドキュメント (1)、FileMaker Pro 8の英語版製品ドキュメント (3)
(2005/10/25追記:FileMaker, Inc.のWebサイトで製品ドキュメントが追加されていたため、関連資料について追記しました。)
(2006/01/03追記:リンク先のURLを変更しました。)
FileMaker Pro 8の英語版製品ドキュメント (1)
September 07, 2005
米国でFileMaker 8 製品ラインが発表および発売されたことで、FileMaker Pro 8とFileMaker Pro 8 Advancedの製品ドキュメントのPDFファイル(英語版)が、FileMaker Pro 8の発売と同時にFileMaker, Inc.のWebサイトで公開されています。
新たに公開された、FileMaker 8関連の製品ドキュメントは下記の通りです。
・Installation Guide for FileMaker Pro 8 and FileMaker Pro 8 Advanced(PDF)
・FileMaker Pro 8 User's Guide(PDF)
・FileMaker Pro 8 Advanced Development Guide(PDF)
・FileMaker 8 Instant Web Publishing Guide(PDF)
・FileMaker 8 Security Guide(PDF)
・Running FileMaker Pro 8 on Windows Server 2003 Terminal Services(PDF)
・FileMaker 8 ODBC and JDBC Developer's Guide(PDF)
・Installing FileMaker 8 ODBC and JDBC Client Drivers(PDF)
(関連)FileMaker Pro 8の英語版製品ドキュメント (2)、FileMaker Pro 8の英語版製品ドキュメント (3)
(2005/10/25追記:FileMaker, Inc.のWebサイトで製品ドキュメントが追加されていたため、関連資料について追記しました。)
(2006/01/03追記:リンク先のURLを変更しました。)
FileMaker 8 製品ライン発表
August 30, 2005
FileMaker, Inc.が「FileMaker Pro 8」を始めとするFileMaker 8 製品ラインを発表しています(日本語訳)。
米国では「FileMaker Pro 8」および「FileMaker Pro 8 Advanced」(旧称FileMaker Developer)の販売がすでに開始されており、FileMaker 8 製品ラインの残りの製品である「FileMaker Server 8」、「FileMaker Server 8 Advanced」および「FileMaker Mobile 8」は本年秋に出荷される予定となっています。
ただし、FileMaker 8 製品ラインの各製品について、日本市場での発売、仕様、価格等については現在のところ未定であり、後日報道発表およびファイルメーカー社のWebサイトで詳細が案内されるとのことです。
FX.php 4.0
August 15, 2005
PHPからFileMakerのデータベース処理を可能にするクラス「FX.php」のバージョン4.0がリリースされています。
FX.php 4.0では新居雅行氏が作成した日本語対応部分(FX_charset)が統合され、FX.phpだけで入出力部分のエンコードを指定できるようになっています。これによりFX_charsetを別途使用する必要がなくなりました。
その他にも、FX.phpのデータセットの理解に役立つ「FX Parser」というユーティリティが付属するようになり、新たにODBCのサポートが追加されるなど、数多くの機能が追加されています。
アクセス制御リスト(ACL)
July 25, 2005
Mac OS X Server v10.4の新機能の1つに「アクセス制御リスト(ACL)」があります。
アクセス制御リスト(ACL)を利用すると、ファイルやフォルダのアクセス権をきめ細かく制御することが可能になり、ファイルやフォルダに対して複数のユーザーおよびグループのアクセス権を設定できます。また、Windows Server 2003やWindows XPとも完全互換なアクセス権を設定できます。
Mac版FileMaker Server 7でホストされるすべてのデータベースファイルは、通常はfmsadminグループが読み書きできるようにアクセス権を変更する必要がありますが、ACLを利用することにより、ファイルごとにアクセス権を変更する必要がないようにすることが可能です。
[関連資料]Tiger Serverで使うFileMaker Server(http://msyk.net/fmp/)
サーバーサイドで処理されるJavaScriptの有効化 (4)
July 21, 2005
FileMaker Server 7 AdvancedのXSLTを使用したカスタムWeb公開において、サーバーサイドで処理されるJavaScriptを利用して独自の拡張関数を定義するには、xalan:componentエレメントおよびxalan:scriptエレメントを使用します。
(記述例)
<xalan:component prefix="fmp-ex" functions="functionName">
<xalan:script lang="javascript">
function functionName()
{
return ("#009900");
}
</xalan:script>
</xalan:component>
xalan:componentエレメントはxsl:stylesheetエレメントの子エレメントとして記述し、定義した拡張関数は宣言したネームスペースの接頭辞を使って記述することで、その関数を利用できます。
(使用例)
<font color="{fmp-ex:functionName()}">The value is 50</font>
サーバーサイドで処理されるJavaScriptの有効化 (3)
July 19, 2005
FileMaker Server 7 AdvancedのXSLTを使用したカスタムWeb公開において、サーバーサイドで処理されるJavaScriptを利用して独自の拡張関数を定義する場合には、その拡張関数用のネームスペースも宣言する必要があります。
独自拡張関数用ネームスペースの接頭辞については、ネームスペースを一意に識別できるように記述されていれば、任意の文字列(例:fmp-ex)を指定できます。
(ネームスペースの宣言例)
xmlns:fmp-ex="ext1"
FileMaker xDBC アップデート 7.0.5.317
July 13, 2005
ファイルメーカー社が「FileMaker xDBC アップデート 7.0.5.317」を配布しています。
このFileMaker xDBC アップデートには、最新のxDBCプラグイン、ODBCクライアントドライバ、およびJDBCクライアントドライバが含まれています。これらのプラグインやドライバは、FileMaker Server 7v3 Advanced、FileMaker Pro 7v3、FileMaker Developer 7v3向けのもので、FileMakerデータベースをMac OS X上でODBC/JDBCのデータソースとしても利用できるようになります。また、ダブルバイト文字(特に日本語)やオブジェクトフィールドもサポートされるようになっています。
あわせてODBC/JDBCのマニュアルが更新され、最新マニュアルの PDFファイルもダウンロードできるようになっています。
(2007/01/04追記:リンク先のURLを変更しました。)
「Key Concepts in FileMaker 7」日本語翻訳版
June 30, 2005
FMPro.jpで、マイケル・ハリス(Michael Harris)氏著のホワイトペーパー「Key Concepts in FileMaker 7」(バージョン1.6)の日本語翻訳版PDFファイルが配布されています。
この文書では、FileMaker 7で新しくなったリレーションシップの構造や概念を中心に、従来バージョンとの比較を交えながら、 データベース構築におけるアプローチ方法や用語の定義などがまとめられています。
FileMaker Pro 7におけるファイルとテーブル、レイアウト、リレーションシップなどに関する考察が記述されたこの文書を読みつつ、実際にFileMaker Pro 7を使用することにより、FileMaker 7へのより深い理解が得られることでしょう。
(2006/06/19追記:「Key Concepts in FileMaker 7」の日本語翻訳版はKnockin' on Seven's Doorが翻訳・監修したバージョンもあります。)