FAMLog


APPLE-SA-2004-05-28 Mac OS X Update 10.3.4

June 01, 2004

Mac OS X v10.3.4にはセキュリティ脆弱性を修正するアップデートが含まれています。

v10.3.4でNFS、LoginWindow、Packaging、TCP/IP、AppleFileServerおよびTerminalにおける実装上の問題が修正されます。

10.3.4アップデートは、システム環境設定のソフトウェア・アップデートもしくはAppleのWebサイトから入手することができます。

Tag: Security

Apacheモジュール プログラミングガイド

June 02, 2004

WebエンジニアのためのApacheモジュール プログラミングガイド」は、Apache HTTP Serverの機能を拡張したり動作をカスタマイズできるソフトウェア部品である「Apacheモジュール」の開発方法を解説した書籍です。

オフィシャルサポートサイトではサンプルソースコードが配布されており、Apache 1.3と2.0のAPI対応表も掲載されています。

この本は昨年発売されたもので、Apache 2.0系の詳細については解説されていませんが、Apacheモジュールの開発だけでなくApache HTTP Serverの構造や動作を理解するのに役立つ一冊です。

Tag: Apache

FileMaker Pro 7v2 & FileMaker Developer 7v2

June 03, 2004

ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 7v2 アップデータ」と「FileMaker Developer 7v2 アップデータ」を配布しています。

このアップデータは、FileMaker Pro 7.0v1もしくは7.0v1aのプログラムをFileMaker Pro 7.0v2に、FileMaker Developer 7.0v1もしくは7.0v1aのプログラムをFileMaker Developer 7.0v2にアップデートするものです。

Mac版のアップデータは「FileMaker Pro 7v2およびFileMaker Developer 7v2 Mac版アップデータ」として提供されていて、1つのアップデータでFileMaker Pro 7もしくはFileMaker Developer 7をバージョン7.0v2にアップデートするようになっています。

(2007/01/03追記:リンク先のURLを変更しました。)

Tag: FileMaker

7.0v2におけるインスタントWeb公開の改善点

June 04, 2004

FileMaker Pro 7v2およびFileMaker Developer 7v2では、インスタントWeb公開機能にいくつか改善点が見られます。アップデータに含まれる「FM アップデートお読みください.pdf」という名称のPDF書類によると、下記5点が修正されているようです。

・別個のファイルに存在する関連テーブルのフィールドが[レコードのソート]ダイアログボックスに表示されるようになりました。

・閉じたファイルの関連フィールドが含まれるレイアウトが完全に表示されるようになりました。

・オブジェクトフィールドの複数の繰り返しに保存されたピクチャが正しく表示されるようになりました。

・ポータル内のデータの表示と編集に関連して改善が行われています。

・Mac OS XにおいてCPUの使用効率が向上しました。

(2006/01/03追記:「インスタント Web 公開」を「インスタントWeb公開」に記述を変更しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 7 インスタントWeb公開の同時接続数

June 07, 2004

FileMaker Pro 7のインスタントWeb公開は、小規模のワークグループでデータを共有することを目的としてデザインされており、大規模利用は想定されていません。

FileMaker Pro 7を使用してデータベースをホストした場合、インスタントWeb公開では、最大5Webユーザーが同時にファイルを共有できます。

FileMaker Pro 7では、FileMaker Proクライアントは同時に5クライアントまで、FileMaker Pro以外のクライアント(Webブラウザーやその他のプログラム)は同時に5クライアントまでアクセスが許可されていますが、それぞれ6クライアント以上同時にアクセスすることは許可されていません。

(2006/01/03追記:「インスタント Web 公開」を「インスタントWeb公開」に記述を変更しました。)

Tag: FileMaker

大規模なWeb公開にはFileMaker Server 7 Advanced

June 08, 2004

FileMaker 7のデータベースをより多くのWebユーザーと同時に情報を共有するには、FileMaker Server 7 Advancedを使用してデータベースをホストすることになります。

FileMaker Server 7 Advancedでは、カスタムWeb公開およびXMLを利用したデータベース接続もサポートされています。

Web上で公開するファイルをFileMaker Server 7 Advancedでホストすると、バックアップなどのスケジュール処理やリモート管理もサポートされ、より多くのファイルを同時にホストすることが可能になります。また、WebサイトをSSLに対応させることもできます。

(2006/01/03追記:「カスタム Web 公開」を「カスタムWeb公開」に、「データベース接続技術」を「データベース接続」に記述を変更しました。)

Tag: FileMaker

Security Update 2004-06-07

June 09, 2004

AppleからSecurity Update 2004-06-07がリリースされました。Mac OS X (Server) v10.3.4Mac OS X (Server) v10.2.8用のセキュリティアップデートが用意されています。

このアップデートは一連のURIハンドラの問題に対処したものであり、LaunchServices、DiskImageMounter、Terminalが更新され、v10.3.4用のアップデートでは上記に加えてSafariも更新されます。

書類を開いたり、URLをクリックしたりすることによって、ある特定のアプリケーションが初めて起動する場合に、起動してよいかどうかの意思確認を求めるダイアログが表示されるようになるそうです。また、Safariの「Finder に表示」ボタンは常にFinderウインドウでファイルを表示するようになり、ファイルを開かないようになっています。

Tag: Security

デュアル2.5GHz Power Mac G5

June 10, 2004

アップルが新しいPower Mac G5を発表しています。

全モデルに64ビットPowerPC G5デュアルプロセッサ(1.8GHz、2GHz、2.5GHz)および8倍速SuperDriveを搭載し、デュアル2.5GHzモデルでは水冷システムが採用されています。

デュアル1.8GHzモデルは2004年6月10日より251,790円で、デュアル2GHzモデルは2004年6月12日より314,790円で、そしてデュアル2.5GHzモデルは2004年7月より367,290円で出荷開始予定となっています。

Tag: Mac

FileMaker Pro 7で同時Web接続数が最大数に達した場合

June 11, 2004

FileMaker Pro 7のインスタントWeb公開では、最大5Webユーザーが同時に接続することができます。

同時接続のWebユーザーが最大数に達した場合には、それ以上のWebユーザーがデータベースにアクセスしようとすると、Webブラウザーにエラーメッセージが表示されます。

このような場合には、データベースに接続中のWebユーザーがログアウトするか、セッションがタイムアウトするまで待つか、またはデータベースからWebユーザーを接続解除する必要があります。

(2007/01/03追記:「インスタント Web 公開」を「インスタントWeb公開」に記述を変更しました。)

Tag: FileMaker

非アクティブなWebアカウントの接続解除

June 14, 2004

FileMaker Pro 7のインスタントWeb公開において、Webユーザーのセッションがタイムアウトするまでデータベースとの接続を維持できる時間を任意に指定することができます。

具体的には、インスタントWeb公開の詳細オプションの「非アクティブなアカウントの接続を解除するまでの時間」という設定項目において、アイドル状態のWebユーザーを接続解除するまでの時間(1〜60分)を指定します。デフォルトでは15分です。

WebユーザーがWebブラウザーからリクエストの送信を行わない場合、セッションはアイドル状態と見なされます。また、WebユーザーがWebブラウザーのウインドウを閉じた場合、別のWebサイトに移動した場合、またはログアウトボタンをクリックせずにWebブラウザーを終了した場合も、セッションはアイドル状態になります。

Webユーザーがデータベースから適切にログアウトしていない可能性がある場合は、セッションがタイムアウトまでの時間を短く指定します。または、Webユーザーを自動的にログオフさせるスクリプトボタンを作成することもできます。

(2007/01/03追記:「インスタント Web 公開」を「インスタントWeb公開」に記述を変更しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker 7 インスタントWeb公開で利用できるWebブラウザー

June 15, 2004

FileMaker 7のインスタントWeb公開機能で公開されているFileMaker ProのデータベースにアクセスできるWebブラウザーとして、以下のWebブラウザーがサポートされています。

・Microsoft Internet Explorer:Windows 98、Windows NT 4.0(Service Pack 6a以降)、Windows 2000またはWindows XPの場合はバージョン6.0、Mac OS X v10.2.8の場合はバージョン5.1および5.2。

・Mac OS X v10.3.2の場合はSafari 1.1。

また、JavaScriptがWebブラウザーで使用可能になっている必要があります。

(2006/01/03追記:「インスタント Web 公開」を「インスタントWeb公開」に記述を変更しました。)

Tag: FileMaker

mod_security 1.8

June 16, 2004

mod_security 1.8がリリースされています。

mod_securityはWebサーバーへの侵入の検知および防御を目的としたApacheのモジュールです。オープンソースのソフトウェアで、ライセンスは基本的にGPLですが、商用ライセンスも別途用意されているようです。

リクエストデータのフィルタリングやログ処理が可能で、設定次第で細かい処理ができるようになります。Apache 1.3および2.0に対応したモジュールがそれぞれ用意されています。

Tag: Apache

mod_encoding for Apache2 20040616版

June 17, 2004

mod_encoding for Apache2が改版され、WebDAV Resources JPのWebサイトからダウンロードできるようになっています。

更新内容はCOPYINGの内容が配布ファイルに含まれるようになり、ライセンスが明確になるようにした、とのことです。

mod_encoding for Apache2は、WebDAVで日本語ファイル名のファイルを扱うときに発生する文字化けを解消することを目的とした、Apache 2.0用のモジュールです。

Tag: Apache

Mac OS X専用mod_encoding

June 18, 2004

Mac OS XおよびMac OS X Serverにオリジナルのmod_encodingをインストールしても、ファイル名の一部(かなの濁点半濁点等)で文字化けが発生する問題が残ります。

この問題に対処する場合には、現状Mac OS X専用mod_encodingを利用する必要があります。

Mac OS X専用mod_encodingは「WebDAVシステム構築ガイド」の付属CDに収録されていますが、Apache 1.3用のモジュールのみでApache 2.0用のものはありません。

[関連]Mac OS X Server v10.4とmod_encoding(FAMLog)

(2006/06/01追記:関連リンクを追加しました。)

Tag: Apache

xmCHARTのFileMaker Pro 7用サンプルファイル公開

June 21, 2004

フォーサイト社が、FileMaker Pro上で多彩で高度なグラフを表示できる高機能プラグイン「xmCHART 2J」のFileMaker Pro 7用サンプルファイルを公開しています。

xmCHARTはファイルメーカーPro 4.0、5.0、5.5、6.0およびFileMaker Pro 7に対応しています。Mac版はMac OS 8.6以降もしくはMac OS X、Windows版はWindows 95/98/Me/NT/2000/XPで動作します。

1ライセンスの価格はWindows版、Mac版ともに税込25,725円です。

Tag: FileMaker

Apple Remote Desktop 2

June 22, 2004

アップルがApple Remote Desktop 2を発表しています。

Apple Remote Desktop 2を利用すると、ネットワーク上のMac OS Xシステムに対してソフトウェアのインストールやリモート管理を行うことができます。ハードウェアやソフトウェアに関するレポート機能を備え、複数台のMac OS Xシステムを一元管理するための50以上の新機能が含まれています。

Apple Remote Desktop 2は2004年7月下旬より販売され、価格は管理台数10システムまでのものが税込31,290円、管理台数無制限のものが税込52,290円です。

システム条件はMac OS X v10.2.8以降、PowerPC G3、G4、G5プロセッサを搭載するMacintosh、Xserve、Xserve G5の各コンピュータとなっています。

Tag: Mac

FileMaker Mobile 7

June 23, 2004

ファイルメーカー社がFileMaker Mobile 7を2004年7月中旬に日本国内で発売すると発表しています。価格は税込9,345円です。

FileMaker Mobile 7は、Palm OSやPocket PCハンドヘルド用に特別に設計された、FileMaker Pro 7の簡易バージョンです。

FileMaker Mobile 7では、FileMaker Developer 7で作成されたランタイムアプリケーションと同期をとれるようになり、FileMaker Pro 7で作成したスクリプトを同期の前後に実行できる機能などが追加されています。

Tag: FileMaker

FileMaker Pro7 スーパーリファレンス for Windows

June 24, 2004

ソーテック社からFileMaker Pro 7の解説書である「FileMaker Pro7 スーパーリファレンス for Windows」が発売されました。

基本操作から関数、リレーション、スクリプトまで豊富な図版で操作の手順を解説した書籍で、Windows版のFileMaker Pro 7を対象としています。店頭販売は2004年6月22日からで、定価は税込2,604円となっています。

(2006/10/16追記:リンク先のURLを修正しました)

Tag: FileMaker

mod_security 1.8.2

June 25, 2004

mod_security 1.8.2がリリースされています。mod_security 1.8で発見された問題点5点が修正された、バージョン1.8系列のメンテナンスリリースです。

現在のところmod_security 1.8.2には既知の不具合が1点判明しており、不正な形式のURLエンコーディングを正しくエラーとして扱わない場合があるため、回避策として「SecFilterCheckURLEncoding Off」という設定にすることが案内されています。

(2006/01/03追記:リンク先のページがなくなっていた箇所があったので、その部分についてはリンクを削除しました。)

Tag: Apache

WWDC 2004

June 28, 2004

Appleが同社製品の開発者に対して技術情報などを提供する場である「Worldwide Developers Conference 2004(WWDC 2004)」が、現地時間2004年6月28日からサンフランシスコでいよいよ開幕します。

今年の基調講演ではMac OS Xの次期メジャーバージョンアップとなる「Mac OS X v10.4 "Tiger"」に関する情報が紹介されるとすでに発表されています

基調講演は2004年6月28日午前10時(日本時間29日午前2時)から2時間程度行われる予定です。

Tag: Mac

WWDC 2004基調講演発表内容

June 29, 2004

WWDC 2004の基調講演で下記のソフトウェア、ハードウェアが発表されました。

Mac OS X v10.4 "Tiger"
Mac OS X Server v10.4 "Tiger"
Xcode 2
30インチApple Cinema HD Display

Mac OS X v10.4 "Tiger"は2005年上半期に出荷予定で、129ドル(米国)で販売される予定です。また、Xcode 2はMac OS X v10.4 "Tiger"に含まれると案内されています。

Mac OS X Server v10.4 "Tiger"は2005年上半期に出荷予定で、10クライアント対応版は499ドル(米国)、クライアント数無制限版は999ドル(米国)で販売される予定となっています。

(2006/01/03追記:リンク先のページがなくなっていた箇所があったので、その部分についてはリンクを削除しました。)

Tag: Mac

Troi File Plug-in 3.0b1

June 30, 2004

FileMaker Pro 7用のプラグイン「Troi File Plug-in 3.0b1」がパブリックベータ版としてリリースされています。使用期限は2004年8月18日までで、現在はMac版のみダウンロードできます。

Troi File Plug-inはFileMaker Proにファイル操作機能を追加するプラグインです。バージョン3.0b1ではUnicodeをサポートし、テキスト処理は64KBまでというこれまでのバージョンにあった制限がなくなっています。

ベータ版と同時に「Troi File Plug-in 2.8」もリリースされています。バージョン2.8はFileMaker 7のプラグインAPIを利用していないので、FileMaker Pro 7の新機能を活用することはできませんが、FileMaker Pro 5、5.5、6、7で利用することができます。

Tag: FileMaker

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