FAMLog
Phusion Passenger 2.2.4
June 22, 2009
「Phusion Passenger 2.2.4」が公開されています。
Phusion Passengerは、Railsアプリケーションを運用するためのApacheモジュールとして利用することもできますが、バージョン2.2.3および2.2.4では多数の不具合が修正されています。
Passenger 2.2.3では、Rails 2.2以降でRailsBaseURIが機能しない不具合が修正されています。
Passengerのバージョン確認方法
April 30, 2009
Phusion Passengerのバージョンを確認する方法の1つにpassenger-configコマンドを使用する方法があります。
passenger-configコマンドで--versionオプションを使用することで、Passengerのバージョンを確認できます。実行例は下記の通りです。
[実行例]
$ passenger-config --version
2.2.1
[関連]Phusion Passenger 2.2(FAMLog)
Phusion Passenger 2.2
April 20, 2009
「Phusion Passenger 2.2.1」が公開されています。
Phusion Passengerは、Railsアプリケーションを運用するためのApacheモジュールとして利用することもできますが、バージョン2.2では新たにnginx(エンジンエックス)にも対応しています。
Passengerは1年前に登場しましたが、今回1周年を記念してバージョン2.2が登場したことになります。なお、現在の最新バージョンはバージョン2.2.1です。
JK 1.2.28
April 09, 2009
WebサーバーとTomcatの接続に使用されるコネクター「JK 1.2.28」が2009年3月下旬に公開されています。
JK 1.2.28はJK 1.2系統の最新版のTomcatコネクターです。FileMaker Server 10ではJK 1.2.23をベースとしたものがWebサーバーモジュールで使用されています。
今週になって、JK 1.2.27でセキュリティ上の問題(CVE-2008-5519)が修正されていたことが分かり、その内容についての情報が公開されています。この問題は、JK 1.2.0からJK 1.2.26まで影響するとのことです。
PHPのバージョン確認方法
April 07, 2009
PHPのバージョンを確認する方法の1つにphpコマンドを使用する方法があります。phpコマンドで-vオプションを使用することで、PHPのバージョンを確認できます。
Mac OS X v10.5.6では、PHPのバージョン情報は次のように表示されます。
$ php -v
PHP 5.2.6 (cli) (built: Oct 9 2008 22:44:00)
Copyright (c) 1997-2008 The PHP Group
Zend Engine v2.2.0, Copyright (c) 1998-2008 Zend Technologies
なお、Mac版のFileMaker Server(バージョン9および10)に同梱されているPHPのバージョン情報をコマンドラインインターフェースで確認するには、ターミナルで次のように入力します。
"/Library/FileMaker Server/Web Publishing/publishing-engine/php/bin/php" -v
(実際には1行で入力します)
Apache HTTP Server 2.2.11
December 16, 2008
「Apache HTTP Server 2.2.11」が公開されています。
不具合の修正や機能追加が行われたApache 2.2.11には、セキュリティに関わる修正は特に含まれていません。
2008年12月現在、Apache HTTP Serverは3種類の安定バージョンが提供されています。バージョン2.2.11は、最新安定版のApache 2.2系列の最新バージョンとなっています。
PHP 5.2.8
December 09, 2008
「PHP 5.2.8」が公開されています。
PHP 5.2.7では複数のセキュリティ脆弱性と170件を超える不具合が修正されていましたが、magic_quotes_gpcの設定が有効にならないというセキュリティ上の問題が発生していました。これにより、PHP 5.2.7の配布が中止され、今回その問題を修正したPHP 5.2.8が新たに登場しています。
なお、PHPのmagic_quotes機能は現在非推奨であり、PHP 6.0.0で削除される予定になっています。
Apache Tomcat 4.1.39
December 04, 2008
「Apache Tomcat 4.1.39」が公開されています。
Tomcat 4.1.39では、ディレクトリトラバーサルやクロスサイトスクリプティングなど4点の脆弱性が修正されています。context.xmlまたはserver.xmlにおいてallowLinkingがtrueかつURIEncodingがUTF-8に設定されている場合に発生するディレクトリトラバーサルの脆弱性については、バージョン6.0系列ではApache Tomcat 6.0.18で、バージョン5.5系列ではApache Tomcat 5.5.27ですでに修正されていました。
なお、FileMaker Server 7 AdvancedおよびFileMaker Server 8 AdvancedではTomcat 4.1系列が利用されていて、バージョン8.0v4ではTomcat 4.1.31が使用されています。
[関連]Apache Tomcat 5.5.27(FAMLog)
Apache HTTP Server 2.2.10
October 22, 2008
「Apache HTTP Server 2.2.10」が公開されています。
Apache 2.2.10にはセキュリティ脆弱性の修正が1点含まれていて、mod_proxy_ftpのXSS脆弱性が修正されています。機能強化や不具合の修正も行われており、新たにUNIX系のプラットフォームでchrootがサポートされています。
Apache 2.2.10はApacheの最新安定バージョンと位置づけられており、本バージョンへのアップグレードが推奨されています。