FAMLog
FileMaker Pro 13の変更点:デフォルトキャッシュサイズの拡大
March 31, 2015
FileMaker Pro 13ではデフォルトキャッシュサイズが128MBに変更・拡大されています。
FileMaker Proは、データベースの一部を内部キャッシュに保持します。使用しているコンピューターのメモリー設定によっては、キャッシュサイズを変更してコンピューターのパフォーマンスを向上させることが可能です。
FileMaker Proで使用するキャッシュサイズを変更するには、[環境設定]ダイアログボックスの[メモリ]タブにある[ファイルキャッシュの変更]ボックスの数値を変更して[OK]ボタンをクリックした後にFileMaker Proを再起動します。
FileMaker Developer Conference 2015の詳細スケジュールが公開
March 24, 2015
ファイルメーカー社が、米国時間の2015年7月20日から23日まで米国ネバダ州ラスベガスのホテル、ザ・コスモポリタン・オブ・ラスベガスにて開催される「FileMaker Developer Conference 2015」の詳細スケジュールを公開しています。
このカンファレンスに2015年3月31日までに参加登録を完了すると、特別早期割引が適用され参加登録料が72,000円割引されます。また、有償でカンファレンスに出席する参加者は特典として、FileMaker Pro Advancedを受け取ることができます。
年に1度開催されるFileMaker Developer Conferenceは今夏で開催20回目を迎えます。今年は「Experience the Possibilities」というテーマが掲げられています。
FileMaker Pro 13の新機能:充実したインスペクタのデザイン属性
March 09, 2015
FileMaker Pro 13では、インスペクタでコントロールできるレイアウトオブジェクトのデザイン属性が増えています。
バージョン13では、インスペクタの[外観]タブで下記をはじめとした多くの要素を新たに調整できるようになっています。
・外側/内側の影
・パディング
・テキストの基線
・全画面の背景、色、グラデーションのサポートを含むレイアウト背景
なお、インスペクタは、レイアウトモードにおいて[表示]メニューの[インスペクタ]を選択することで表示・非表示を切り替えることができます。
FileMaker Pro 13の改善点:レイアウトモードのマルチアンドゥ・リドゥ機能
March 05, 2015
FileMaker Pro 13では、レイアウトを保存してブラウズモードで表示した後でも、レイアウトモードの変更を元に戻せるようになっています。
FileMaker Pro 12でもレイアウトの編集を複数回元に戻したりやり直せることは可能でしたが、一度レイアウトを保存すると、保存前の状態にさかのぼることはできませんでした。
バージョン13では、ファイルを閉じるまでに行ったレイアウトへの変更であれば、一度レイアウトを保存した後でも元に戻したりやり直しできるようになっています。
[関連]FileMaker Pro 13 および FileMaker Pro 13 Advanced の新機能(FileMaker ナレッジベース)
第19回カスタムWeb勉強会開催のお知らせ
March 02, 2015
2015年4月18日(土)午前10時より「第19回カスタムWeb勉強会」を開催します。
カスタムWeb勉強会は、参加者によるライトニングトークや質問、そして発表・質問内容に関するディスカッションの構成で進めている出席者全員参加型の勉強会です。
FileMaker ServerのカスタムWeb公開、FileMaker API for PHP、FX.php、FMCakeMix、INTER-Mediator、FMAngular、Rfm、JavaScriptやCSS等に興味・関心のある方のご参加をお待ちしています。詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。
http://www.famlog.jp/cwpstudy/19
FileMaker Pro 13ではオブジェクトフィールドへのサウンドの挿入は非サポート
February 27, 2015
FileMaker Pro 13では、オブジェクトフィールドへのサウンド録音をサポートするメニューコマンドが取り除かれています。
オーディオ/ビデオの挿入とQuickTimeファイルのサポートは継続されていますが、「QuickTime を挿入」コマンドを使用したQuickTimeメディアファイルタイプのオブジェクトフィールドへの挿入のサポートは将来廃止される見込みとなっています。今後は「オーディオ/ビデオを挿入」を利用することが推奨されます。
また、OS Xにおける「サウンドを挿入」コマンドを使用して録音されたサウンド再生のサポートも今後廃止される予定となっています。
[関連]FileMaker Proで今後廃止されるAPI、技術または機能(FAMLog)
INTER-Mediator 5.0が公開
February 23, 2015
「INTER-Mediator 5.0」を2015年2月20日に公開しました。
INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。HTMLへの属性追加と設定ファイルを作成するだけで、データベースと連動するWebアプリケーションを開発できます。
バージョン5.0では、Safariをプライベートブラウズモードで使用しているときにローカルコンテキストを正常に処理できない不具合が修正されています。バージョン4.7からは上記以外に大きな変更はありませんが、本バージョンからInternet Explorer 8がサポート対象外という扱いになっています。
2015年2月「INTER-Mediator勉強会2015-#1」発表資料
February 17, 2015
2015年2月17日に行われた「INTER-Mediator勉強会2015-#1」で発表した資料を公開しました。
・ダウンロード:INTER-Mediatorの試用や学習用に使えるVirtual Machine(PDF形式/ファイルサイズ:約75KB)
「INTER-Mediator-Server-VM.pdf」のSHA-1ダイジェスト:
e01be61610ca192aa28179575a066d6560ff8164
■関連リンク
・INTER-Mediator
http://inter-mediator.com/
・INTER-Mediator-Server
http://inter-mediator.info/ja/vm.html
(2022年5月12日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)
FileMaker WebDirectとGet(システムバージョン)関数
February 13, 2015
FileMaker ProのGet(システムバージョン)関数は、通常現在のオペレーティングシステムのバージョンを返しますが、FileMaker WebDirectの場合は「<オペレーティングシステムまたはデバイス> <Web ブラウザー名> <ブラウザーバージョン>」という形式の文字列を返します(例:「iPad Safari 8.0」)。
FileMaker Server 13.0v5のFileMaker WebDirectでは、オペレーティングシステムまたはデバイスについては、FileMaker WebDirectにアクセスしているWebクライアントのOSまたはデバイスの情報を返します。
・「Win」:Windowsの場合
・「Mac」:OS Xの場合
・「Linux」:Linuxの場合
・「iPad」:iPadの場合
・「iPhone」:iPhoneの場合
・「iPod」:iPodの場合
・「Other」:上記以外の場合(Android等)
ブラウザーバージョンについては、FileMaker WebDirectにアクセスしているWebブラウザーのバージョンを返します。また、Webブラウザーについては下記の値を返します。
・「Safari」:Safariの場合
・「IE」:Internet Explorerの場合
・「Chrome」:Google ChromeもしくはOpera(Chromiumベース)の場合
・「Firefox」:Firefoxの場合
・「Other」:上記以外の場合
[関連]Get(システムバージョン)関数とOS X Yosemite(FAMLog)
FileMaker Proで今後廃止されるAPI、技術または機能
February 09, 2015
ファイルメーカー社が、2013年12月にFileMaker Pro 13で非推奨になった機能についてFileMaker ナレッジベースで案内していましたが、FileMaker Pro 13v4 アップデータ公開時(2014年11月)にその内容を一部更新しています。
FileMaker Pro 13において非推奨となり今後廃止される予定の機能一覧は下記の通りです(2015年2月現在)。
・「QuickTime を挿入」コマンドを使用したQuickTimeメディアファイルタイプのオブジェクトフィールドへの挿入のサポート
・レコードをPDFとして保存する場合([ファイル]メニュー > [レコードの保存/送信] > [PDF...]を選択、または[レコードを PDF として保存]スクリプトステップ使用した場合)のAcrobat 5とAcrobat 6の互換性のサポート
・ビットマップフォントのサポート
・WindowsにおけるQuickTimeのサポート
・OS Xにおける「サウンドを挿入」コマンドを使用して録音されたサウンド再生のサポート
・OS XにおけるBentoデータのサポート
・一部レイアウトテーマのサポート(詳細はFileMaker ナレッジベースを参照)
上記の内容はFileMaker Pro 13の次バージョンから削除される可能性があるため、別のAPI、技術または製品の代替機能を使用するようにソリューションを移行することが推奨されています。
[関連]FileMaker Pro 13で非推奨になった機能(FAMLog)