FAMLog
日本語版のFileMaker Training Series: 応用編が提供開始
July 16, 2014
ファイルメーカー社がFileMaker 13 プラットフォームに対応した公式教材である「FileMaker Training Series: 応用編」(日本語版)の販売を開始したと発表しています。
「FileMaker Training Series: 応用編」は、iPad、iPhone、Windows、Mac、およびWeb上で動作するFileMakerソリューションを作成する開発者を支援する自習型トレーニング教材として、主に中級から上級のFileMaker開発者を対象に、開発の手順と技術について詳細に解説するものです。
FileMaker Storeでの販売価格は、ダウンロード版(PDF形式)が税別2,000円、書籍版(日本語冊子にDVDが付属)が税別4,000円です。「FileMaker Training Series: 応用編」の発売に合わせて、FileMakerソフトウェア製品とFileMaker Training Seriesをバンドルした製品の販売も開始されています。
FileMaker 13 資格認定試験の日本語版が開始
July 15, 2014
ファイルメーカー社が、日本語版のFileMaker 13 資格認定試験の受験予約受付を開始したと発表しています。
FileMaker 13 資格認定試験は、FileMaker, Inc.が認定する唯一の資格試験です。FileMaker 13 資格認定試験(Developer Essentials for FileMaker 13)に合格すると、FileMaker 13 認定デベロッパ(FileMaker 13 Certified Developer)の認定証を、ロゴの使用許可とともに受領することができます。
FileMaker 13 資格認定試験の費用は、2014年7月現在で17,000円(税別)です。
第14回カスタムWeb勉強会開催のお知らせ
July 14, 2014
2014年8月16日(土)午前10時より「第14回カスタムWeb勉強会」を開催します。
カスタムWeb勉強会は、参加者によるライトニングトークや質問、そして発表・質問内容に関するディスカッションの構成で進めている勉強会です。
FileMaker ServerのカスタムWeb公開、FileMaker API for PHP、FX.php、FMCakeMix、INTER-Mediator、Rfm、JavaScriptやCSS等に興味・関心のある方のご参加をお待ちしています。詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。
http://www.famlog.jp/cwpstudy/14
Ginjo-rfm 3.0が公開
July 11, 2014
William Richardson氏が、オブジェクト指向スクリプト言語RubyからFileMaker ServerでホストされているFileMakerデータベースへのアクセスを可能にするオープンソースソフトウェア「Ginjo-rfm 3.0」を公開しています。
バージョン3.0では、XMLパースエンジンが刷新され、ActiveSupportをインストールする必要がなくなっています。
Ginjo-rfm 3.0は、Rfmをベースとした、MITライセンスで提供されるオープンソースソフトウェアであり、Ruby 1.9.xもしくはRuby 2.xに対応しています。なお、バージョン3.0公開後に不具合の修正が行われており、現在の最新バージョンは3.0.4となっています。
FileMaker カンファレンス 2014が2014年11月下旬に開催
July 10, 2014
ファイルメーカー社が、2014年11月26日(水)から11月28日(金)までの3日間、JPタワーホール&カンファレンスで「FileMaker カンファレンス 2014」を開催すると発表しています。
FileMaker カンファレンスでは、FileMakerプラットフォームを用いたiPad・iPhone向けのカスタム・ビジネスソリューションの設計・構築・展開について最新のベストプラクティスを数多く学ぶことができます。参加費無料の事前登録制で、一部有料のセッションもあります。昨年同様、3日間の会期で50以上のセッションが予定されているとのことです。
事前登録の申し込み受付は、ファイルメーカー社公式サイト内のカンファレンス情報ページにて2014年9月中旬より開始される予定です。
FileMaker Server 13.0v3 アップデータが公開
July 09, 2014
ファイルメーカー社が「FileMaker Server 13.0v3 アップデータ」を公開しています。
FileMaker Server 13.0v2にはOpenSSL 1.0.1gが組み込まれていますが、バージョン13.0v3に更新することでFileMaker Server 13に組み込まれているOpenSSLがバージョン1.0.1hに更新されます。
OpenSSL 1.0.1hでは複数のセキュリティ脆弱性が修正されており、FileMaker Server 13を利用している場合には上記のアップデータを適用することが強く推奨されます。なお、アップデータ実行手順の詳細については、アップデータに同梱されている文書を必ず参照するようにしてください。
[関連]OpenSSL 1.0.1h、OpenSSL 1.0.0mおよびOpenSSL 0.9.8zaが公開(FAMLog)
FileMaker Pro 13の新機能:[このファイルを開くことのできる最低バージョン]オプション
June 30, 2014
FileMaker Pro 13では、ファイルオプションの設定に[このファイルを開くことのできる最低バージョン]オプションが追加されています。
[このファイルを開くことのできる最低バージョン]オプション設定を利用することで、指定したバージョンよりも前のバージョンのFileMaker Pro、FileMaker Go、またはFileMaker Serverでファイルが開かれることを防止できます。
このオプション設定を確認するには、[ファイル]メニューの[ファイルオプション...]を選び、[開く]タブを選択します。なお、このオプション設定を変更する際、データベースファイルはローカルにて共有されていない状態である必要があります。
FileMaker Pro 13の新機能:OFFSET句およびFETCH FIRST句のサポート
June 26, 2014
FileMaker Pro 13では、SQLステートメントにおいてOFFSET句およびFETCH FIRST句が新たにサポートされています。
SQLは、リレーショナルデータベースからデータを照会・操作するために設計された問い合わせ言語です。FileMakerデータベースをODBCまたはJDBCデータソースとして使用する場合、およびSELECTステートメントのみがサポートされているExecuteSQL関数において使用します。
(使用例)
ExecuteSQL("SELECT id, title FROM blog OFFSET 10 ROWS FETCH FIRST 2 ROWS ONLY"; ","; "¶")
なお、OFFSET句およびFETCH FIRST句の詳細については「FileMaker 13 SQL リファレンスガイド」に記載されています。
FileMaker Pro 13の改善点:画面ステンシル
June 25, 2014
FileMaker Pro 13では、画面ステンシルにiPhone 5の4インチスクリーン用のサイズが新たに追加されています。
画面ステンシルはFileMaker Pro 12で追加された機能です。レイアウトモードにおいて、ツールバー上にある、インスペクタを表示もしくは非表示にするボタンの左にあるボタンを押すと、画面とデバイスの範囲を表示できる画面ステンシルを使用できます。
画面ステンシルのリストはバージョン13では下記の通りです。ドロップダウンリストから選択すると、色付きの長方形で画面ステンシルが表示されます。
・デスクトップ:640 x 480
・デスクトップ:1024 x 768
・デスクトップ:1280 x 960
・デスクトップ:1600 x 1200
・iPhone 3.5インチ:320 x 385(縦)
・iPhone 3.5インチ:480 x 255(横)
・iPhone 4インチ:320 x 473(縦)
・iPhone 4インチ:568 x 255(横)
・iPad:768 x 929(縦)
・iPad:1024 x 673(横)
・カスタムサイズ
[関連]FileMaker Pro 12の新機能:画面ステンシル(FAMLog)
FileMaker Pro 13の新機能:ポップオーバー
June 24, 2014
FileMaker Pro 13では「ポップオーバー」と呼ばれる機能が新機能として追加されています。
ポップオーバーは、レイアウト上のフィールド、テキスト、およびその他のオブジェクトを操作できるレイアウトオブジェクトです。ポップオーバーを使用すると、別のレイアウトやウインドウに移動せずに作業状況を維持できるので、データ入力や表示の効率化に役立ちます。
ポップオーバーをレイアウトに追加するには、レイアウトモードでポップオーバーボタンを作成します。メニューを利用してポップオーバーボタンを作成する場合には、レイアウトモードにおいて[挿入]メニューの[ポップオーバーボタン]を選択します。