FAMLog
FileMaker Pro 11 Advancedの改善点:カスタムメニュー
December 16, 2010
FileMaker Pro 11 Advancedでは、カスタムメニューおよびカスタムメニューセットの作成と管理をより分かりやすくするためにユーザーインターフェースが新しくなっています。
カスタムメニューにより、メニューおよびメニュー項目の追加、編集、複製および削除が可能であり、メニュー項目から任意のスクリプトまたはスクリプトステップを実行させることができます。さらに、任意のキーボードショートカットを各メニュー項目に割り当てることもできます。
カスタムメニューを作成および修正するにはFileMaker Pro Advancedが必要ですが、カスタムメニューは通常版のFileMaker Proでも使用することができます。
FileMaker Pro 11 Advancedの改善点:スクリプトデバッガ
December 15, 2010
FileMaker Pro 11 Advancedでは、スクリプトの内容を1ステップずつ確認できるデバッグツールであるスクリプトデバッガの機能が強化されています。
バージョン11では、ボタンやカスタムメニュー項目から呼び出されるスクリプトをデバッグできるようになっています。
スクリプトデバッガのウインドウ内にある[コールスタック]一覧において、ボタンのあるレイアウト名やファイル名、メニュー項目名を容易に識別できるようになり、より利便性が向上しています。
なお、スクリプトデバッガはFileMaker Pro Advancedのみで利用できる機能であり、通常版のFileMaker Proでは使用できません。
FileMaker Pro 11の新機能:インスタントWeb公開のステータスツールバー
December 14, 2010
FileMaker Pro 11では、バージョン10から導入されたステータスツールバーがインスタントWeb公開機能においても利用できるようになっています。
バージョン10のインスタントWeb公開ではステータスツールバーが実装されていませんでしたが、バージョン11においてFileMaker Proでデータベースを扱うときと同じようなユーザーインターフェースに統一されています。
なお、バージョン11のインスタントWeb公開機能ではFileMaker グラフもサポートされており、インスタントWeb公開を利用してグラフをWeb上に公開することも可能です。
[関連]FileMaker 11 インスタントWeb公開で利用できるWebブラウザー(FAMLog)
FileMaker Pro 11の新機能:スクリプトの選択と編集の改善
December 10, 2010
FileMaker Pro 11では、スクリプトの選択と編集においてインターフェースの改善が行われています。
バージョン11では新たに、一部の[スクリプト指定]ダイアログボックスに、スクリプトの追加、編集、複製および削除を行うボタンが追加されています。
また、Windows版ではスクリプトウインドウをFileMaker Proのアプリケーションウインドウの外に移動できるようになっており、スクリプトウインドウ内のメニューからスクリプトの管理や編集が可能となっています。
FileMaker Server 11で管理サーバーを停止する方法
December 06, 2010
FileMaker Server 11では、fmsadminコマンドを使用してAdmin Console用の管理サーバーを停止することができます。
Mac OS Xにおいて管理サーバーを停止させるには、fmsadminグループに属するユーザーでfmsadminコマンドを使用し、Terminalで次のように入力します。
[実行例]
$ fmsadmin stop adminserver -y
なお、管理サーバーを起動するには、Terminalで次のように入力します。
[実行例]
$ fmsadmin start adminserver
[関連]FileMaker Server 11の新機能:fmsadmin RESTARTコマンド(FAMLog)
FileMaker Server 11.0v2でカスタムWeb公開エンジンを停止する方法
December 03, 2010
FileMaker Server 11.0v2では、fmsadminコマンドを使用してカスタムWeb公開エンジンを停止することができます。
Mac OS XにおいてカスタムWeb公開エンジンを停止させるには、fmsadminグループに属するユーザーでfmsadminコマンドを使用し、Terminalで次のように入力します。
[実行例]
$ fmsadmin stop cwp -y
なお、カスタムWeb公開エンジンを起動するには、Terminalで次のように入力します。
[実行例]
$ fmsadmin start cwp
[関連]FMS Control(banks.id.au)
FileMaker Server 11.0v2でWeb公開コアを停止する方法
December 02, 2010
FileMaker Server 11.0v2では、CLI(コマンドラインインターフェース)でWeb公開コアを停止することができます。
Mac OS XにおいてWeb公開コアを停止させるには、fmsadminグループに属するユーザーでfmsadminコマンドを使用し、Terminalで次のように入力します。
[実行例]
$ fmsadmin stop wpc -y
なお、Web公開コアを起動するには、Terminalで次のように入力します。
[実行例]
$ fmsadmin start wpc
[関連]FMS Control(banks.id.au)
FileMaker Pro 11の新機能:定期的なインポート
December 01, 2010
FileMaker Pro 11では、Microsoft Excelのファイルやテキストファイルなど、他のファイルからインポートしたデータを自動的に更新できる機能が追加されています。
[ファイル]メニューの[レコードのインポート]サブメニューから[ファイル...]を選択した後に表示されるファイル選択ダイアログボックスにおいて、バージョン11では[定期的なインポートとして設定]を新たに選択できるようになっています。
定期的なインポートとして設定をすると、インポートしたデータ用に新規のテーブル、レイアウトおよびスクリプトが作成されます。該当のレイアウトを表示したときに、自動的にインポートのスクリプトを実行するようにスクリプトトリガの設定が割り当てられる仕組みとなっています。
なお、定期的なインポートはインポート専用の処理です。 データを更新するには、インポート元ファイルのデータを変更する必要があります。
第65回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
November 30, 2010
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2010年11月17日に行われた第65回のイベントレポートが追加されており、FileMaker Proでログを残すさまざまな方法や各種Tipsが紹介されています。
次回は、「FileMakerでログを残そう大全(後編)」というテーマで2010年12月25日(土)19:00-20:30に同イベントが開催される予定になっています。
FileMaker Pro 11の新機能:レイアウト/レポートアシスタントの強化
November 29, 2010
FileMaker Pro 11では、新規レイアウト/レポートアシスタントにおけるデータのグループ化、および集計レポートを作成する機能が強化および効率化されています。
新規レイアウト/レポートアシスタントを使用すると、さまざまなリスト形式やレポートレイアウトを定義できます。このアシスタントは、[レイアウト]メニューの[新規レイアウト/レポート...]を選択すると表示されます。
例えば、レイアウトタイプを選択する際、バージョン10では「リスト/レポート」を選択してから集計処理を組み合わせたレイアウトにするかどうかを指定していました。バージョン11では「リスト/レポート」の代わりに「リスト形式」と「レポート」がレイアウトタイプの一覧に最初から表示されるようになっています。