FAMLog
FMPress Forms 1.2.0を公開
July 25, 2022
FMPress Forms 1.2.0を公開しました。
FMPress Formsは、サーバー上で共有されているFileMakerデータベースにフォームデータを登録できるWordPressプラグインです。Contact Form 7 5.6との互換性が改善されているFMPress Forms 1.2.0では、新たにFileMakerスクリプトの実行に対応しました。例えば、Webフォームの入力があった後に、サーバー上でPDFファイルを生成して担当者に送信したり、クラウドストレージにファイルをアップロードするといったような処理を実行することも可能になります。
また、バージョン1.2.0では、Contact Form 7の特別なメールタグのうち[_remote_ip]と[_user_agent]をサポートしました。フィールドを割り当てることで、フォームにデータを入力した送信者のIPアドレスおよびユーザーエージェント(Webブラウザー)情報をデータベースに保存できるようになっています。
[関連]エミックオンラインセミナーを2022年7月28日に開催(FAMLog)
Claris FileMaker Cloud 2.19.5.1の提供が開始
July 20, 2022
Claris FileMaker Cloud 2.19.5.1の提供が開始されています。
FileMaker Cloudは、Claris FileMakerで個別のビジネス課題を解決するツールセットを構築・運用できる、Claris純正クラウドサービスです。FileMaker Cloud 2.19.5.1では、共有カスタム Appの集計フィールドをFileMakerクライアントではなくFileMaker Cloudで処理できるようになっています。他にも変更点や修正された問題もあるので、詳細についてはClaris FileMaker Cloud 2.19.5.1 リリースノートを参照するようにしてください。
なお、FileMaker Cloud 2.19.5.1は、Claris FileMaker 19および18のクライアントと互換性があります。
[関連]Claris FileMaker Cloud 2.19 リリースノート(Claris)
Claris FileMaker Server 19.5.2の提供が開始
July 19, 2022
Claris FileMaker Server 19.5.2の提供が開始されています。
バージョン19.5.2では、特定の状況で計算式を使用してオブジェクトデータにアクセスするとFileMaker Serverのスクリプトエンジンが応答しなくなる問題や、Ubuntu 20.04においてFileMaker ServerがSMTPによるメール送信時に応答を停止する問題などが修正されています。
なお、バージョン19.5.1のFileMaker Server for LinuxではUbuntu 20.04 LTSとUbuntu 18.04 LTSがサポートされていますが、将来のバージョンではUbuntu 18.04 LTSはサポート対象外になる予定であるとのことです。
[関連]Claris FileMaker Pro 19.5.2の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker Go 19.5.2の提供が開始(FAMLog)
Claris FileMaker Go 19.5.2の提供が開始
July 15, 2022
Claris FileMaker Go 19.5.2の提供が開始されています。
FileMaker GoはiPadおよびiPhone向けに設計された単一のユニバーサルなアプリケーションで、App Storeからダウンロードできます。
バージョン19.5.2では、バージョン19.5.1で[フィールド内容の全置換]スクリプトステップが非常に遅くなっていた問題や、空の繰り返しフィールドまたは変更されていないフィールドに入力値制限の警告メッセージが誤って表示される場合がある問題、非表示のバックグラウンドファイルで生成されるPDFファイルがオブジェクトの表示を正しく計算しない問題などが修正されています。
[関連]Claris FileMaker Pro 19.5.2の提供が開始(FAMLog)
Claris FileMaker Pro 19.5.2の提供が開始
July 14, 2022
Claris FileMaker Pro 19.5.2の提供が開始されています。
バージョン19.5.2では、FileMaker Pro 19.5.1で[フィールド内容の全置換]スクリプトステップが非常に遅くなっていた問題や、空の繰り返しフィールドまたは変更されていないフィールドに入力値制限の警告メッセージが誤って表示される場合がある問題、別のファイルからインポートしたカスタム関数がコメントアウトされてしまう問題などが修正されています。
Claris FileMaker 19.5.2のリリースに伴い、Claris FileMaker Data Migration ToolおよびiOS App SDKも同時に更新されています。なお、FileMaker Pro 19.5.1以降ではWindows 8.1がサポートされなくなっています。
Claris FileMaker Server 19.5.1の改善点:Claris FileMaker Admin API
July 06, 2022
2022年6月に提供が開始されたClaris FileMaker Server 19.5.1では、Claris FileMaker Admin APIの機能が拡充されています。
バージョン19.5.1のFileMaker Admin APIでは、パラレルバックアップの状態を調べるAPI呼び出しと、パラレルバックアップを有効または無効にするAPI呼び出しが新しく追加されています。さらに、server/cancelbackupエンドポイントを使用して現在実行中のバックアップを中止できるようになっています。
なお、2022年6月に公開したfmcsadmin 2.0.0では、パラレルバックアップ設定の確認および変更に新たに対応し、実行中のバックアップ処理を中止するためのCANCELコマンドを新たに追加しました。さらに、環境変数でユーザー名とパスワードを指定できるようになっています。
[関連]Claris FileMaker Server 19.5.1の提供が開始(FAMLog)、fmcsadmin 2.0.0を公開(FAMLog)
Claris FileMaker Server 19.5.1の新機能:パラレルバックアップ
July 05, 2022
Claris FileMaker Server 19.5.1では、完全バックアップのパフォーマンスを向上させることができるパラレルバックアップが新たにサポートされるようになっています。
パラレルバックアップを有効にするには、Claris FileMaker Server Admin Consoleの[バックアップ]ページにある[バックアップの設定]タブにおいて[パラレルバックアップ]を有効にします。
パラレルバックアップを有効にすると、FileMaker Serverは関連ファイルのグループ化を行い、バックアップが開始されるとグループ化されたファイルをまとめてバックアップします。パラレルバックアップでは複数のグループバックアップを同時に実行するため、完全バックアップのパフォーマンスが向上するようになっているとのことです。
[関連]Claris FileMaker Server 19.5.1の提供が開始(FAMLog)、FileMaker Server 19.5.1 でパラレルバックアップを使用する(Claris ナレッジベース)
fmcsadmin 2.0.0の動作環境
July 01, 2022
リモート管理機能を備えたClaris FileMaker Server管理者向けコマンドラインツールであるfmcsadminは、Linux、macOSおよびWindowsプラットフォームで利用できます。
FileMaker Server 19.5に対応したfmcsadmin 2.0.0の動作環境は、Ubuntu Server 18.04 LTS、Ubuntu 18.04 Desktop、Ubuntu Server 20.04 LTS、Ubuntu 20.04 Desktop、CentOS Linux 7、macOS Catalina 10.15.7以降(macOS Monterey 12で動作確認済み)およびWindows 10 Version 21H1以降(Windows 11で動作確認済み)であり、Claris FIleMaker Server 19.1以降に対応しています。
なお、fmcsadmin 2.0.0では、32bitのWindows版の提供をせず、メーカーサポート対象外となっているCentOS Linux 8やmacOS Mojave 10.14等を動作保証対象外としました。同時に、FileMaker Server 18とFileMaker Server 19.0もサポート対象外にしました。
[関連]fmcsadmin 2.0.0を公開(FAMLog)
Claris FileMaker Server 19.5.1の新機能:WindowsおよびmacOSにおけるODataのサポート
June 29, 2022
Claris FileMaker Server 19.5.1では、Windows ServerおよびmacOS上でODataを使用できるようになっています。
これまではLinux版のFileMaker ServerおよびClaris FileMaker CloudでのみODataがサポートされていましたが、バージョン19.5.1ではWindows Server版およびmacOS版でもODataを使用できるようになっています。
ODataを使用して共有データベースからクライアントにどの程度のデータを送信できるかは、OData API 制限により決まります。OData APIはClaris FileMaker Data APIと制限を共有し、データ転送量の上限についての扱いはFileMaker Data APIと同様となっています。
[関連]Linux版Claris FileMaker Server 19.1.2の新機能:OData(Open Data Protocol)(FAMLog)、FileMaker Cloud 2.18の新機能:OData(Open Data Protocol)(FAMLog)
fmcsadmin 2.0.0を公開
June 27, 2022
Claris FileMaker Server 19.5およびUbuntu 20.04 LTSに対応したfmcsadmin 2.0.0を公開しました。
fmcsadminは、Claris FileMaker Admin APIを用いて実装されたサーバー管理者向けコマンドラインツールであり、FileMaker Serverに付属する純正のfmsadminコマンドにはないリモート管理機能を備えています。fmcsadmin 2.0.0では、パラレルバックアップ設定の確認および変更に新たに対応し、バックアップ処理をキャンセルするためのCANCELコマンドを新たに追加しました。さらに、環境変数でユーザー名とパスワードを指定できるようになっています。
fmcsadminは、オープンソースソフトウェアとしてGitHubで公開しており、無料でご利用いただくことが可能です。ライセンスは、バージョン1.0.0以降ではMITライセンスでしたが、バージョン2.0.0ではApache License, Version 2.0に変更しました。
[関連]Claris FileMaker Server 19.5.1の提供が開始(FAMLog)