FAMLog
FMウェブもくもく会 vol.9開催のお知らせ
October 19, 2021
2021年10月24日(日)午前10時より「FMウェブもくもく会 vol.9」を開催します。
カスタムWeb勉強会は2020年6月からFMウェブもくもく会としてリニューアルしました。FMウェブもくもく会は、Claris FileMakerとWebに関してもくもくがやがや一緒に勉強していく会です。隔月でFileMakerもくもく会が開催される日の午前中に開催し、当面はオンラインで開催します。
詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。
https://fmweb-mokumokukai.connpass.com/event/228453/
Linux版Claris FileMaker Server 19の動作環境
October 11, 2021
Linux版のClaris FileMaker Server 19は、バージョン19.1.2および19.2.1ではCentOS Linux 7を、バージョン19.3.1以降ではUbuntu Server 18.04 LTSもしくはUbuntu 18.04 LTS Desktopをサポートしています。
2021年10月11日現在、FileMaker Server 19の最新バージョンはバージョン19.3.2ですが、当該バージョンではUbuntu 20.04 LTSをサポートしていません。なお、Ubuntu 18.04 LTS DesktopはFileMaker Server 19.3と互換性がありますが、完全には検証はされていないとのことです。
RAMの最低要件はmacOS版やWindows版と同様に8GBです。ストレージについては、ソリッドステートドライブ(SSD)の使用が推奨されており、ファイルサイズに依存しますが500GB以上必要、そしてストレージの空き容量は20%以上必要という条件となっています。
[関連]macOS版Claris FileMaker Server 19の動作環境(FAMLog)、Windows版Claris FileMaker Server 19の動作環境(FAMLog)
Claris FileMaker Cloud 2.19.3とGet(システムプラットフォーム)関数
October 07, 2021
Claris FileMaker Proの「Get(システムプラットフォーム)関数」は、現在のプラットフォームを示す数値を返します。
Claris FileMaker 19.3では、Get(システムプラットフォーム)関数の戻り値は下記のようになります。
・「1」:プラットフォームがmacOSである場合
・「-2」:プラットフォームがWindowsの場合
・「3」:プラットフォームがiOSまたはiPadOSの場合
・「4」:プラットフォームがClaris FileMaker WebDirectの場合
・「5」:プラットフォームがCentOS Linuxの場合
・「8」:プラットフォームがUbuntuの場合
2021年10月7日現在、バージョン2.19.3.201のClaris FileMaker CloudにおいてサーバーサイドスクリプトでGet(システムプラットフォーム)関数を実行すると、この関数の戻り値は「8」となります。この戻り値は、CentOS Linuxの代わりにUbuntuに対応するようになった、バージョン19.3のClaris FileMaker Server for Linuxの場合と同様です。
[関連]Claris FileMaker 19.3とGet(システムプラットフォーム)関数(FAMLog)、Claris FileMaker Cloud 2.19.3のオペレーティングシステムはUbuntu(FAMLog)
「Claris Engage Japan 2021」のご案内
October 05, 2021
2021年11月10日から11月12日までオンラインで開催される「Claris Engage Japan 2021」において1つセッションを担当します。
今回はスキルアップカテゴリのセッションでClaris FileMaker Server for Linuxについて紹介します。FileMaker CloudとFileMaker Serverの違いを解説しつつ、FileMaker Server for Linuxの概要や、Linuxサーバーを運用する上で知っておきたい基本について紹介します。参加無料および事前登録制ですので、是非ご登録の上ご視聴ください。
Claris Engage Japan 2021では、複数のチャンネルでスケジュールに沿って動画がオンラインで配信されます。開催期間は次の通りです。
Claris Engage Japan 2021
開催日:2021年11月10日(水)〜11月12日(金)
参加費:無料(事前登録制)
詳細:https://www.claris.com/ja/engage/
[関連]Claris Engage Japan 2021の事前登録受付が開始(FAMLog)
FMDataAPI Ver.23が公開
September 13, 2021
新居雅行氏がClaris FileMaker Data APIをPHPで利用するためのクラスであるFMDataAPIのバージョン23を公開しています。
FMDataAPIは、MITライセンスで提供されているオープンソースソフトウェアです。FMDataAPI Ver.23ではPSR-4に準拠するようにクラスファイルが分割されています。
FileMaker Server 17以降で正式版として利用できるようになったFileMaker Data APIは、FileMaker Server 18以降では各種メタデータやレコード数に関する詳細情報を取得できるようになっています。なお、FMDataAPIは現在のところClaris FileMaker Cloud 2には対応していません。
Claris FileMaker Pro 19.3.1の新機能:Windows版でMicrosoft Edge WebView2を搭載
September 10, 2021
Windows版のClaris FileMaker Pro 19.3.1では、WebコンテンツのレンダリングにInternet Explorerベースのエンジンの代わりに、Microsoft Edge WebView2を利用するようになっています。
Microsoft Edge WebView2の搭載により、Web標準に対するより良いサポートが提供されるようになり、Web ビューアで使用しているJavaScriptおよびCSSを簡略化できる可能性があります。
ただし、Web ビューアで使用している各種コードを変更・更新しなければならない場合があります。WindowsにおいてFileMaker Pro 19.2以前からバージョン19.3.1以降にバージョンアップする際にはその点に留意する必要があります。
[関連]Windows 版 Claris FileMaker Pro 19.3.1 における Microsoft Edge のサポートについて(Claris ナレッジベース)、Claris FileMaker Pro 19.3.1 アップデータが公開(FAMLog)
Claris Engage Japan 2021の事前登録受付が開始
September 07, 2021
Claris Engage Japan 2021の事前登録受付が開始されています。
Claris Enagage Japan(旧称:FileMaker カンファレンス)は、Clarisが主催する日本最大の年次カンファレンスです。今年もオンラインで40以上のセッションが配信される予定です。2021年11月10日(水)から12日(金)までの3日間、複数のチャンネルでスケジュールに沿って動画がオンラインで配信されます。どなたでも無料で参加可能です。
なお、Claris Engage Japan 2021では、1つセッションを担当し、Claris FileMaker Server for Linuxについて紹介します。参加無料および事前登録制ですので、是非ご登録の上ご視聴ください。
Claris FileMaker Cloud 2.19.3.2の改善点:Claris FileMaker Admin API
September 03, 2021
2021年8月に提供が開始されたClaris FileMaker Cloud 2.19.3.2では、Claris FileMaker Admin APIの機能が拡充されています。
FileMaker Cloud 2.19.3.1でClaris FileMaker Data APIで用いるストリーミングURLへのアクセスが制限されるようになっていましたが、バージョン2.19.3.2ではストリーミングURLのセキュリティ設定をFileMaker Admin APIで変更・確認できるようになっています。
なお、2021年8月に公開したfmcsadmin 1.3.0ではClaris FileMaker Server 19.3.2以降を利用している場合にストリーミングURLのセキュリティ設定を確認および変更できるようになっていますが、現時点ではfmcsadminはClaris FileMaker Cloud 2には対応していません。
[関連]Claris FileMaker Cloud 2.19 リリースノート(Claris)、Claris FileMaker Cloud 2.19.3.2の提供が開始(FAMLog)
Claris FileMaker Server 19.3.2の改善点:Claris FileMaker Admin API
September 02, 2021
2021年7月に提供が開始されたClaris FileMaker Server 19.3.2では、Claris FileMaker Admin APIの機能が拡充されています。
FileMaker Server 19.3.1でClaris FileMaker Data APIで用いるストリーミングURLへのアクセスが制限されるようになっていましたが、バージョン19.3.2ではストリーミングURLのセキュリティ設定をFileMaker Admin APIもしくはfmsadminコマンドで変更・確認できるようになっています。
なお、2021年8月に公開したfmcsadmin 1.3.0では、FileMaker Server 19.3.2以降を利用している場合にgetコマンドおよびsetコマンドでストリーミングURLのセキュリティ設定を確認および変更できるようになっています。
[関連]Claris FileMaker Server 19.3.2の提供が開始(FAMLog)、2021年8月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料(FAMLog)、fmcsadmin 1.3.0を公開(FAMLog)
FileMaker data migration tool 19.3.1の新機能:Ubuntuのサポート
August 31, 2021
バージョン19.3.1のFileMaker data migration toolではUbuntuがサポートされるようになっています。
FileMaker Developer Subscription(FDS)を購入することで利用できるFileMaker data migration toolは、ファイル拡張子が「fmp12」であるFileMaker Proデータベースファイルからデータのインポート処理を実行し、運用しているカスタム Appの更新にかかる時間を大幅に短縮できるコマンドラインツールです。
2021年8月時点におけるFileMaker data migration toolの最新版はバージョン19.3.1です。FileMaker data migration toolは、Linux版(Ubuntu版)だけでなく、Windows版とmacOS版が用意されています。
[関連]Claris FileMaker Data Migration Tool Guide(Claris)、Claris FileMaker Server 19.3.1の新機能:Ubuntuのサポート(FAMLog)