FAMLog
Claris FileMaker Cloud 2.19.4.1の提供が開始
December 02, 2021
Claris FileMaker Cloud 2.19.4.1の提供が開始されています。
Claris FileMaker 18および19のクライアントと互換性があるFileMaker Cloud 2.19.4.1では、Claris FileMaker 19.4.1で設定および取得できるようになったセッション識別子に対応するようになっています。
バージョン2.19.4.1では、「Documents」フォルダの一部のファイルの削除または置換ができない問題や、2GBを超えるログファイルをログビューアに表示できずAdmin Consoleが応答を停止する場合がある問題なども修正されています。
[関連]Claris FileMaker Cloud 2.19 リリースノート(Claris)、Claris FileMaker Pro 19.4.1 アップデータが公開(FAMLog)
FileMaker選手権 2021の結果が発表
December 01, 2021
FileMaker選手権 2021の結果が発表されています。
マイナビニュース主催のFileMaker選手権 2021は、ローコード開発プラットフォームであるClaris FileMakerを使用して作成したオリジナルのカスタム Appを募集するコンテストです。豪華賞品が贈呈される受賞作品が昨日になってFileMaker選手権 2021のサイトで発表されていました。
今回はオリジナル部門とテンプレート部門の2部門に分かれて審査されていました。受賞作品のダウンロードに関しては作品の最終確認が完了次第、可能になるとのことです。
Claris FileMaker Server 19.4.1の提供が開始
November 19, 2021
Claris FileMaker Server 19.4.1の提供が開始されています。
OpenSSL 1.1.1lに更新されたFileMaker Server 19.4.1では、カスタム OAuth アイデンティティプロバイダを外部認証用に追加できるようになっています。また、FileMaker Server Admin Consoleが外部からの接続用に使用するポート番号が16000番から443番に変更されています。他にも変更点や修正された問題もあるので、詳細についてはClaris FileMaker Server 19.4.1 リリースノートを参照するようにしてください。
macOS版のFileMaker Serverでは、macOS Montereyでのインストールをサポートするようになっていますが、クリーンインストール時にPHPがインストールされなくなっているので注意が必要です。
[関連]Claris FileMaker Pro 19.4.1 アップデータが公開(FAMLog)、Claris FileMaker Go 19.4.1が公開(FAMLog)
Claris FileMaker Go 19.4.1が公開
November 18, 2021
Claris FileMaker Go 19.4.1の提供が開始されています。
OpenSSL 1.1.1lに更新されたFileMaker Go 19.4.1では、iOS 15上でFileMaker Goがバックグラウンドで実行されている場合に予期せず終了することがある問題や、共有されているカスタム Appにアクセスして閉じた後にデバイスを再起動するまでそのカスタム Appを再度開けない場合がある問題などが修正されています。
なお、FileMaker Go 18の提供終了予定日が2022年5月31日に変更されていますが、FileMaker 18 プラットフォームは2021年6月にメーカーサポートが終了しました。セキュリティアップデートは最新版のみにしか提供されないことや、予告なく早期にFileMaker Go 18の配布が終了する可能性もあるため、Claris FileMaker製品をバージョン19以降にバージョンアップすることが強く推奨されます。
[関連]Claris FileMaker Pro 19.4.1 アップデータが公開(FAMLog)、FileMaker Go 18の提供終了予定日が2022年5月31日に変更(FAMLog)
Claris FileMaker Pro 19.4.1 アップデータが公開
November 17, 2021
Claris FileMaker Pro 19.4.1の提供が開始されています。
OpenSSL 1.1.1lに更新されたバージョン19.4.1では、新たにセッション識別子を設定するスクリプトステップおよびセッション識別子を取得する関数が追加され、カスタム OAuth アイデンティティプロバイダがサポートされるようになっています。また、バージョン19以降のClaris FileMaker Goと同様に、macOS Montereyにおいてショートカットを使ってFileMaker ProのFileMakerスクリプトを実行できるようになっています。
Claris FileMaker 19.4のリリースに伴い、FileMaker Developer SubscriptionおよびClaris パートナーの特典であるFileMaker data migration tool、FileMaker Custom App Upgrade toolおよびiOS App SDKも同時に更新されています。
[関連]Claris FileMaker 19.4 を提供開始(Claris ナレッジベース)
Claris FileMaker Pro 19.3.1の改善点:Get(インストールされた FM プラグインの JSON)関数
November 16, 2021
Claris FileMaker Pro 19.3.1では、Get(インストールされた FM プラグインの JSON)関数が、プラグインの動作するシステムに関する情報も返すようになっています。
バージョン19.3.1では、JSONオブジェクトの構造を示すバージョン番号を表す数値が更新され、プラグインが動作するシステムに関する情報を記述したオブジェクトを追加で返すようになっています。ハードウェアアーキテクチャを表す文字列、ソフトウェアプラットフォームを判別するための番号およびオペレーティングシステムのバージョンを表す文字列に関する情報が含まれており、これらの情報はプラグインがインストールされていない場合でも返されます。
プラグインが動作するシステムに関する情報を返すようになったため、スクリプト内でオペレーティングシステムとハードウェアアーキテクチャに適切なプラグインを判別してインストールすることが可能です。
[関連]Get (インストールされた FM プラグインの JSON)(Claris FileMaker Pro 19 ヘルプ)、Claris FileMaker Pro 19.2.2の新機能:バージョン19.2.2で追加された関数一覧(FAMLog)
Claris FileMaker Pro 19.3.1の改善点:JSON関数
November 15, 2021
Claris FileMaker Pro 19.3.1では、JSON関数内のキーまたは索引またはパス引数でパスがカッコ表記で表現されていればキー名にピリオドを含めることができるようになっています。
バージョン19.3.1以降では、JSON関数を使用する際のキーまたは索引またはパス引数では、ドット表記とカッコ表記の構文がサポートされます。ドット表記とカッコ表記の違いとして、カッコ表記ではピリオド(.)を使用してキー名を区切るのではなく、シングルクォーテーション(')と角括弧([])でキー名を囲みます。
[使用例]
JSONSetElement ( "{}" ; "['-script.param']" ; "VALUE" ; JSONString )
[バージョン19.3.2における出力結果]
{"-script.param":"VALUE"}
[関連]JSON 関数の使い方(Claris FileMaker Pro 19 ヘルプ)
Claris アカデミーが公開
November 12, 2021
Claris アカデミーが公開されています。Claris アカデミーは、Clarisが日本で提供する無料のEラーニングサービスです。
Claris FileMakerを体系的に学習できるコンテンツを無料で利用できるClaris アカデミーでは、YouTubeで人気の「FileMaker オンライン学習」が各章の確認テストと日本語字幕付きで提供されます。2022年上半期には「FileMaker オンライン学習 上級編」も追加される予定になっています。
画面上での学習進捗確認機能や、受講完了目標日を知らせるリマインドメールだけでなく、カスタム Appの開発者を組織的に育成している企業向けの機能も用意されているとのことです。
Get(アカウントグループ名)関数
October 22, 2021
Claris FileMaker ProのGet(アカウントグループ名)関数は、現在使用しているアカウントのグループ名を返す、バージョン16以降で使用できる関数です。
Get(アカウントグループ名)関数は、アカウントタイプがClaris IDまたは外部アイデンティティプロバイダ(IdP)アカウントの場合には、Claris IDのグループ名または外部IdPのグループ名を返します。外部サーバーアカウントまたはAD FS(Active Directory Federation Services)の場合にはグループ名を、OAuthアイデンティティプロバイダであるMicrosoft Azure Active Directoryの場合にはグループのオブジェクト IDを、それ以外の場合は空の文字列を返します。
なお、Claris FileMaker Server for Linuxでは、FileMaker Serverがインストールされているサーバー上で定義されているユーザーとグループは外部サーバーアカウントとしては使用できませんが、AD FSとOAuthを利用した外部認証に対応しています。
[関連]Get (アカウントグループ名)(Claris FileMaker Pro 19 ヘルプ)、External Authentication for Linux(Claris Knowledge Base)、Linux版Claris FileMaker Server 19.1.2の新機能:AD FSを利用した外部認証(FAMLog)
Claris Engage Japan 2021ではQ&Aブースにてスピーカーに直接質問可能
October 20, 2021
2021年11月10日から11月12日までオンラインで開催される「Claris Engage Japan 2021」では視聴したセッションについて質疑応答が可能となる時間と場所が用意されています。
セッション配信直後、Claris パートナーの有志が企画・運営するバーチャルイベントスペースである「Claris Engage Japan - Annex」に移動することにより、セッション Q&A ラウンジにてスピーカーに直接質問することができます。
なお、一部のセッションではスピーカーの都合によりQ&Aセッションがない場合もあるとのことです。
[関連]「Claris Engage Japan 2021」のご案内(FAMLog)