FAMLog


FileMaker Server 17の新機能:刷新されたAdmin Console

July 25, 2018

FileMaker Server 17では、FileMaker Server Admin Consoleが刷新され、よりシンプルなユーザーインターフェースになっています。

新しいAdmin Consoleには[ダッシュボード]ページがあり、共有しているデータベースファイルや接続しているクライアント、システムの使用状況等を容易に把握することができます。[データベース]ページでは、共有データベースと接続クライアントを1つのページ上で管理できるようになっています。

なお、スケジュールアシスタントのユーザーインターフェースも変更されている他、一部の設定がAdmin Consoleから取り除かれています。以下の設定項目や機能についてはfmsadminコマンドを使用する必要があるので注意が必要です。

・カスタムWeb公開機能の有効化・無効化
・パスワードで保護されたデータベースのみホスト
・FileMaker Proクライアント接続の最大数
・ホストする最大のファイル数
・スクリプト同時セッション最大数
・データベースキャッシュに予約されているRAM
・使用状況の収集間隔
・プログレッシブバックアップの保存間隔
・ログファイルのサイズ制限
・サーバーの使用状況ログファイル(Stats.log)の保存
・CSRの作成

Tag: FileMaker

FileMaker カンファレンス 2018の事前登録受付が開始

July 10, 2018

2018年11月7日(水)から11月9日(金)までの3日間、虎ノ門ヒルズフォーラム(東京都港区)で開催される「FileMaker カンファレンス 2018」のセッション内容やタイムスケジュールが公開され、同時に事前登録の受付が開始されています。

「学ぶことは、創造のはじまり - イノベーションは、あなたから」をメインテーマに掲げたFileMaker カンファレンス 2018では、昨年日本でも利用可能になったFileMaker Cloud関連のセッションも多数用意されています。

入場料は無料です。事前登録制で、事前登録の申し込み受付はファイルメーカー社公式サイト内のカンファレンス特設ページから行うことができます。

Tag: FileMaker

Windows版FileMaker Server 17の動作環境

July 09, 2018

Windows版のFileMaker Server 17はWindows Server 2016 Standard EditionとWindows Server 2012 R2 Standard Editionをサポートしています。

Windows Server上にFileMaker Server 17をインストールするには、インターネット接続が必要です。また、Windows Server 2016 Standard Editionを利用する場合、デスクトップエクスペリエンスを搭載している環境が必要です。

RAMの最低要件は8GBであり、FileMaker Server 16でサポートされていたWindows Server 2008 R2 SP1 Standard EditionおよびEnterprise EditionはFileMaker Server 17ではサポートされなくなっています。

[関連]macOS版FileMaker Server 17の動作環境(FAMLog)

Tag: FileMaker

fmcsadmin 0.9.2を公開

July 06, 2018

fmcsadmin 0.9.2を公開しました。

fmcsadminは、FileMaker Admin API (Trial)をコマンドラインインターフェース(CLI)で手軽に操作できるようにするツールであり、FileMaker Serverに付属するfmsadminコマンドと同様の使い勝手を実現します。FileMaker Cloud上で利用できるLinux版を用意している他、macOSやWindows上でFileMaker Cloudをリモートで管理することもできます。

バージョン0.9.2では、FileMaker Server 17のFileMaker Admin API (Trial)を新たにサポートし、FileMaker Server 17向けにSTART、RESTART、STOP、GETおよびSETコマンドを実装しました。fmcsadminは、オープンソースソフトウェアとしてGitHubで公開しており、無料でご利用いただくことが可能です。Go言語で実装されており、ライセンスはApache License, Version 2.0です。

[関連]fmcsadmin 0.9.2を公開(株式会社エミック)、FileMaker Server 17の新機能:FileMaker Admin API (Trial)(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Master Book 初級編(バージョン17対応)

July 04, 2018

FileMaker 17に対応した「FileMaker Master Book 初級編」の販売が開始されています。

本書は、実際のビジネス現場を想定した解説と演習を通して、実際のビジネスシーンでの活用方法にそったカスタム Appの構築を初歩から順を追って学習していくことができるよう構成されたテキストブックです。日本のビジネス現場を熟知したプロフェッショナルのFileMaker開発パートナーがテキストの執筆を担当しています。

FileMaker Master Book 初級編の冊子版はFileMaker Storeでは1,800円(税別)で販売されていますが、PDF版であれば無料でPDFファイルをダウンロードできます。

Tag: FileMaker

FMDataAPI Ver.10が公開

July 03, 2018

新居雅行氏がFileMaker Data APIをPHPで利用するためのクラスであるFMDataAPIのバージョン10を2018年6月下旬に公開しています。

FMDataAPI Ver.10ではgetContainerDataメソッドが追加されています。FMDataAPIは、Ver.8以降でFileMaker 17のみに対応しており、Ver.9以降でComposerに対応しています。

FileMaker Data APIは、FileMaker Server 16では試用版として利用できる機能でしたが、バージョン17では正式版として利用できるようになっています。なお、FileMaker Server 16のFileMaker Data API (Trial)は2018年9月27日が試用期限となっています。

[関連]FileMaker Server 17の新機能:FileMaker Data API(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 17の新機能:fmsadmin SETコマンド

June 29, 2018

FileMaker Server 17では、CLI(コマンドラインインターフェース)でFileMaker Serverを管理するためのfmsadminコマンドにおいて新たにSETコマンドを利用できるようになっています。

SETコマンドを使うことで、データベースサーバーおよびカスタムWeb公開の設定を変更することができます。

[使用例]
$ fmsadmin set serverconfig scriptsessions=50
$ fmsadmin set serverconfig backupinterval=15 cachesize=1024
$ fmsadmin set cwpconfig locale=ja
$ fmsadmin set cwpconfig enablephp=true enablexml=true

なお、バージョン17では、Admin ConsoleでカスタムWeb公開の設定を変更することができなくなっており、fmsadminコマンドを使用して設定を変更する必要があります。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 17の新機能:fmsadmin GETコマンド

June 28, 2018

FileMaker Server 17では、CLI(コマンドラインインターフェース)でFileMaker Serverを管理するためのfmsadminコマンドにおいて新たにGETコマンドを利用できるようになっています。

GETコマンドを使うことで、データベースサーバーおよびカスタムWeb公開の設定情報を取得することができます。

[使用例]
$ fmsadmin get serverconfig
$ fmsadmin get serverconfig backupinterval cachesize scriptsessions
$ fmsadmin get cwpconfig
$ fmsadmin get cwpconfig enablephp enablexml usefmphp

なお、バージョン17では、GETコマンドだけでなくSETコマンドも新たに追加されています。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 17の新機能:FileMaker Admin API (Trial)

June 27, 2018

FileMaker Server 17では試用版としてFileMaker Admin APIを利用できるようになっています。

RESTベースのFileMaker Admin API (Trial)を使用すると、メッセージやスクリプトスケジュールを作成したり、データベースファイルや接続クライアントの一覧情報を確認したり、データベースファイルを開いたり閉じたりする処理などを実行することができます。さらに、FileMaker Server 17に付属するFileMaker Admin API (Trial)では、データベースサーバーを起動もしくは終了したり、サーバーの設定内容を部分的に取得もしくは変更することもできます。

FileMaker Server 17に付属するFileMaker Admin APIのトライアル期間は2019年9月27日に終了します。トライアル期間終了後は使用できなくなるので注意が必要です。

[関連]FileMaker Cloud 1.16.0の新機能:FileMaker Admin API (Trial)(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 17の新機能:FileMaker Data API

June 26, 2018

FileMaker Server 17では、他のアプリケーションやサービスでFileMakerデータベースのデータを利用できる、RESTベースの「FileMaker Data API」が正式版として利用できるようになっています。

FileMaker Data APIは、FileMaker Server 16では試用版として利用できる機能でした。バージョン17では、オブジェクトフィールドへのファイルのアップロードと、FileMakerスクリプトの実行がサポートされている他、layout.response引数を使用して結果レイアウトを指定できるようになっています。

1ライセンスあたり年間24GBがバンドルされていて、5ユーザライセンスの場合にはデータ転送量の年間上限は120GBです。FileMaker Data API経由でFileMaker Serverから外部へデータを送信する通信処理が行われたときにデータ転送量としてカウントされ、追加購入する場合の年間Data APIライセンス価格は24GB分で6,480円(税別)、永続Data APIライセンス価格は24GB分で19,440円(税別)となっています。

[関連]FileMaker Server 16の新機能:FileMaker Data API (Trial)(FAMLog)

Tag: FileMaker

このページの上へ