FAMLog
2018年6月「INTER-Mediator勉強会2018-#4」発表資料
June 18, 2018
2018年6月14日に行われた「INTER-Mediator勉強会2018-#4」で発表した資料を公開しました。
・ダウンロード:FileMaker Server 17の新機能と改善点(PDF形式/ファイルサイズ:約1.5MB)
「FMS17_NewFeatures.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
271fc5be6fa7a424fe997e37fbd03fb538a71127203b213a42dfa3081bc8e8de
■関連リンク
・FileMaker Server 17 ヘルプ(FileMaker)
・FileMaker Server 17 リリースノート(FileMaker ナレッジベース)
・FileMaker 17 プラットフォームのその他の変更(FileMaker ナレッジベース)
(2022年4月24日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)
FileMaker Pro 17 AdvancedとFileMaker Server 17の無料評価期間
June 15, 2018
FileMaker Pro AdvancedとFileMaker Serverには無料評価期間が設けられていますが、バージョン17の登場以降は無料評価版の試用期間日数が45日に変更されています。
無料評価期間中にFileMakerプラットフォームのソフトウェアをダウンロード、評価および試用できます。2016年9月27日以前は30日間、2016年9月27日以降は15日間試用できましたが、現在では試用期間日数は45日となっています。FileMaker 17 プラットフォームでFileMaker ProがFileMaker Pro Advancedに一本化されたことで、バージョン17ではFileMaker Pro Advancedの機能を評価版で利用できるようになりましたが、ランタイムソリューションの作成に関しては評価版では利用できません。
なお、以前はFileMaker Cloudに無料評価期間が設けられていましたが、バージョン1.17のFileMaker Cloudには無料評価期間は設けられていません。
[関連]FileMaker ProはFileMaker Pro Advancedに一本化(FAMLog)、FileMaker ProとFileMaker Serverの無料評価期間(FAMLog)
FileMaker Pro 14とFileMaker Go 14はFileMaker Server 17に接続不可
June 14, 2018
FileMaker Pro 14、FileMaker Pro 14 AdvancedおよびFileMaker Go 14は、FileMaker ServerでホストされているFileMakerデータベースに接続する際、バージョン17のFileMaker Serverには接続できません。
FileMaker Server 17に接続するクライアントアプリケーションとしてサポートされているFileMaker Pro、FileMaker Pro AdvancedおよびFileMaker Goのバージョンはバージョン15以降となっています。FileMaker Pro 17 Advancedのデータファイル形式は、バージョン12のファイル形式を踏襲していますが、バージョン14のFileMakerソフトウェアからFileMaker Server 17に接続することはできないので要注意です。
なお、FileMaker 14 製品ラインのテクニカルサポートは2018年9月21日をもって終了する予定となっています。
[関連]FileMaker Server 17でサポートされるクライアントアプリケーション(FAMLog)、FileMaker 14 製品ラインのサポート終了のお知らせ(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker Pro 17 Advancedの新機能:バージョン17で追加された関数一覧
June 13, 2018
FileMaker Pro 17 Advancedでは新しい関数が追加され、iOSデバイスの指定されたセンサーの値を返す関数や、現在の対象レコード内でフォーカスがあるレコードを表す番号を返す関数、大きなUUID(Universally Unique Identifier)値を表す番号を返す関数が新設されています。
バージョン17で追加された関数一覧は次の通りです。
・Get(アクティブレコード番号)
・Get(UUID 番号)
・GetSensor
GetSensor関数を使用すれば、FileMaker Goを実行しているiOSデバイスのセンサーからバッテリーや傾き、速度、加速度、磁気、歩数、気圧などに関する情報を取得できます。
[関連]FileMaker Pro 16の新機能:バージョン16で追加された関数一覧(FAMLog)
FileMaker Server 17のFileMaker WebDirectで利用できるWebブラウザー
June 12, 2018
FileMaker Server 17では、FileMaker WebDirectでサポートされているWebブラウザーが一部変更されています。
バージョン17では、Safari 10およびiOS 10のMobile Safariがサポート対象外となり、Google Chromeはバージョン65以上、Microsoft Edgeはバージョン41に対応しています。FileMaker Server 17のFileMaker WebDirectでサポートされているWebブラウザーは次の通りです。
・macOSの場合:Safari 11.x以上、Google Chrome 65以上
・Windowsの場合:Google Chrome 65以上、Internet Explorer 11.x、Microsoft Edge 41
・iOSの場合:iOS 11.2以上のMobile Safari
・Androidの場合:Android 7.x上のGoogle Chrome 65以上
サポートされるモバイルデバイスは、iOSの場合はiPad Pro(12.9インチおよび10.5インチ)、iPad(9.7インチ)、iPad mini 4、iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone 7およびiPhone 7 Plusとなっています。Androidについては、3GB以上のRAM、2.1GHzおよびクアッドコアプロセッサー以上、そして5インチ以上の画面サイズが必要条件となっています。
[関連]FileMaker Server 16のFileMaker WebDirectで利用できるWebブラウザー(FAMLog)、FileMaker Server 17 技術仕様(FileMaker)
FileMaker Pro 17 AdvancedとFileMaker Go 17はFileMaker Server 14に接続不可
June 11, 2018
FileMaker Pro 17 AdvancedおよびFileMaker Go 17は、FileMaker ServerでホストされているFileMakerデータベースに接続する際、FileMaker Server 14およびバージョン13以前のFileMaker Serverには接続できません。
ホストされているFileMakerデータベースにFileMaker 17の各ソフトウェアが接続する際、ホスト側のFileMaker ServerやFileMaker Pro、FileMaker Pro Advancedのバージョンは15以降である必要があります。
なお、FileMaker 14 製品ラインのテクニカルサポートは2018年9月21日をもって終了する予定となっています。
[関連]FileMaker Pro 17 Advancedの動作環境(FAMLog)、FileMaker 14 製品ラインのサポート終了のお知らせ(FileMaker ナレッジベース)
RESTfm 5.1.0が公開
June 08, 2018
FileMaker API for PHPを用いてFileMaker ServerにRESTfulなWebサービス機能を追加するRESTfm 5.1.0が公開されています。
RESTfmは現在MITライセンスで提供されるオープンソースソフトウェアであり、Goya Pty Ltdが開発しています。RESTfm 5.1.0ではFileMaker Server 17に対応しています。
FileMaker Server 17ではFileMaker Serverのインストール手順が変更されて展開アシスタントが廃止されており、PHPおよびカスタムWeb公開を有効にする際にはfmsadminコマンドを使用する必要があります。
FileMaker Cloud 1.17.0が登場
June 01, 2018
ファイルメーカー社がFileMaker Cloudの新バージョンであるFileMaker Cloud 1.17.0を発表しています。
FileMaker 17 プラットフォームに対応したFileMaker Cloud 1.17.0では、FileMaker Data APIがトライアルバージョンではなくなり、90日間利用できる試用版のComodo SSL 証明書を有効期限が切れる60日前から更新できるようになっています。FileMaker Cloud 1.17.0に接続できるFileMaker Pro AdvancedおよびFileMaker Goはバージョン17のみとなっています。
なお、FileMaker Cloud 1.17.0では、以前から案内されていた通り、t2.smallのAWS EC2インスタンスタイプを使用することはサポートされなくなっています。
[関連]FileMaker Cloudの技術仕様(FileMaker)
macOS版FileMaker Server 17の動作環境
May 31, 2018
macOS版のFileMaker Server 17はmacOS High Sierra 10.13とmacOS Sierra 10.12をサポートしています。
OS X El Capitan v10.11はサポートされておらず、RAMの最低要件はバージョン16と同様に8GBであり、要求されるハードウェアの必要条件はFileMaker Server 16と同じです。
バージョン15以前ではFileMaker WebDirectのクライアント数が7以上の場合にはサーバーを2台構成にすることが推奨されていましたが、バージョン17ではバージョン16と同様にFileMaker WebDirectのクライアント数が101以上の場合にサーバーを複数台構成にすることが推奨されています。ただし、接続数の上限は、ハードウェアの構成やアプリケーションの設計、オペレーティングシステム、ライセンス契約によって制限される可能性があります。
[関連]macOS版FileMaker Server 16の動作環境(FAMLog)、FileMaker Serverの運用環境としてOS X El Capitan v10.11がサポート対象外に(FAMLog)
FileMaker Pro 17 Advancedの動作環境
May 30, 2018
macOS版FileMaker Pro 17 Advancedの動作環境は、macOS Sierra 10.12もしくはmacOS High Sierra 10.13となっており、OS X El Capitan v10.11が動作環境の対象から外されています。
Windows版FileMaker Pro 17 Advancedの動作環境は、更新プログラムKB2999226を適用したWindows 7 SP1(Professional EditionおよびUltimate Edition)、更新プログラムKB2919355およびKB2999226を適用したWindows 8.1(Standard EditionおよびPro Edition)もしくはAnniversary Updateを適用したWindows 10(Pro EditionおよびEnterprise Edition)となっています。バージョン16と同様、Windows版では32ビットバージョンと64ビットバージョンの2つのバージョンが用意されています。
なお、Windowsでは、FileMaker Proおよびランタイムソリューションに、Microsoft .NET Frameworkのバージョン4.6以上が必要です。
[関連]FileMaker Pro 17 Advanced リリースノート(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker ProはFileMaker Pro Advancedに一本化(FAMLog)、FileMaker Pro 16の動作環境(FAMLog)